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    家庭 3/4 命の継承の川上から流れてくる陰徳を捨てると云う事は負けです。   

    Category : 家族関係
                         秋すすき








    秋が深まってまいりました。


    ご訪問ありがとうございます。---+"*☆★



     
      

    自律神経にやさしい音楽・・・風
     (7分55) をどうぞ!
     





    今日は、

    いつものご相談鑑定の中で感じることの多い、ご夫婦の問題を

    綴って見たいと思います。


    内容的には前回の道徳性にかぶってきます。

    実は、子育てにおける中心軸で、一番重要なことかもしれません。

    長くなると思いますので、

    そのときは次回に分けて書きましょう。


    子供に及ぶ祖父母から親までの『 道徳性 』の流れでしたね。

    当~然!その出発は、若い親になる男女の結婚ですね。

    じつは、ここからもう、どういう子供に恵まれるか分るのです~


    結婚というのは、

    本来道徳的には、深い意味のあるものですが、

    それは又の機会にするとして、

    ここでは、簡単に、一組の男女が夫婦になれば、

    当然「運命共同体」をつくりながら、「一体化」と言うか、

    「夫婦」という同一化を形成するものであるという

    観点だけに絞りましょう。



    理想も現実も、本来、

    結婚は陰陽の合体ですから一枚岩でなければならない、

    そう努力するのが普通なのですが、

    現在、この前提が崩れてきている現象が多いと感じています。


    これに失敗する女性の悩みが増えていますね。

    例えば「夫婦」という同一化に失敗するタイプの女性をWとします。

    Wの特徴は、自分で結婚しておきながら、

    結婚した自分の配偶者、夫を、

    我が子の父親を、

    受け入れることができません。



    受け入れるのが苦しくて、その苦をなんとしても避けようとするのです。


    ある種、楽だけを求める ” 女のユートピア病 ” と

    私は呼んでいます。




    その理由は?

    「私の夫は、もっと知的で高貴で、財力のある人でなくてはならない」

    ( あはは! ごめんなさい~ あ、少し、笑ってしまうわね~ 失礼!)


    このおとぎ話をひたすら信じ、心の奥に抱きしめて、

    目の前の苦を忘れる為にますます肥大化させ、

    その為の努力努力を惜しみません。

    ある意味、健気というか、それを守るためには頑張り通します。


    その努力のひとつが仕事だったり、不倫だったり、

    もう、目も当てられない惨状まで行きつくパワーもあります。


    そのように彼女は家庭にいながら、

    結婚の形を利用して、心は夫から家族から遊離をしています。

    生活は夫である男に依存しながら、

    「この夫とは違う」と思ってしまう。

    ある意味、

    彼女はそう空想しなければ耐えられない位、

    現実的に訓練されていない、幼いのかもしれません。


    物質文明やバブルの中で育てられて幼い頃から、

    お抱え運転手(父親)に仕えられ、

    実家はいつでも出戻りウエルカム!ですからね~ (笑い) 


    常に桧舞台に立たせられ、甘えれば許される女の子、

    男女平等の御旗の下、男の子と対等に競って勝って誉められ、

    負けて可愛がられ、縁の下の立場、人の陰の苦労、忍耐、

    人生の苦を受け入れた経験がないのです。


    その結果として、心から夫を尊敬できなくなるどころか、

    子どもの前で、父親(夫)を平気でけなしたり、

    わざと無視をして夫が居ないという前提の行動を取るようになります。



    当然、この孤独のストレスは苦しいですから、

    耐えられなくて悩みを打ち明けに、

    夫のグチを聞いてほしい気持ちから来られるのでしょう、、、、、


    「自分の夫や妻のことがどこか恥ずかしい」と思うようであれば、すでに

    夫婦の同一化は崩壊しているとみていいでしょう。



    反対に、自慢をする場合も、同様です。


    陰陽の立場でうまくいっている夫婦なら、

    そんなことは他人には言いません。

    言う必要がないのです。

    自分の心を偽って、そう言わずにいられない現実だから、

    そういう言葉を口にするのです。

    彼女、彼の他人を利用した息抜きですね。

    そうして、この遊離するWたちが、

    今度は、そのはけ口として自力で社会生活の中へ出て行こうと、

    夫に頼らずに自分の力でユートピアを自己実現をしようと

    働きに出るというパターンも増えてきています。

    実際に、社会全体がそれを後押しして、Wに順風が吹いています。


    社会に出て働くと云う事が、社会の善になっています。  


    これは、危険ですね!


    これでは陰の大過(命の衰微)を社会が推し進めているようなものです。

    自分の命が誰のおかげで生まれ育ち、

    誰のおかげで成り立っているかと云う事が実感で分っていない。

    根をおろしていない。

    命が生きている現実感がないのです。


    究極、自分の命が、

    尊敬できずに分け隔てた扱いをしている夫に養われている事を

    当たり前と思い込み、まるで夫が親に代わったかのように受け入れ、

    それを 「夫に申し訳ない」とも思っていないのですね。


    感謝という礼儀さえもない・・・。

    幼少時から、自分が周りの人の犠牲の上に可愛がられてきた事に

    気が付いていないからですよ。

    この帰結として、Wは夫を避けます。




    なら、どうして一緒に暮すのか? 

    相手の夫が、実に可哀相と言うか、今の男は大変です。

    あわれ、女の欺瞞性に巻き込まれて生きています。



    これでは、形の家庭があったとしても、『 陰 』 の創造力の喪失です。

    これでは、家庭教育そのものは崩壊して、跡形もありません。



    家庭という廃墟に孤人孤人が住んでいるだけという恐ろしい世界です。

      
    これは、心理学でいう「三角関係」と呼ぶ家族関係です。

    両親と子供という関係ではなく、

    父と子、母と子、夫と妻の三つです。


    一度夫婦の間に亀裂が入ると、

    幼い内はともかく、それ以降、

    子供は親の云う事を聞かなくなります。

    学力なんてとんでもない、、、

    子供は、素直に前方を向けなくなり、上方へ進まなくなります。





    両親の心がバラバラで、母親が夫を尊敬せず、

    父親の労働に感謝もしない母親の思いのままに

    子供が育つと思っているの?

    子供が両親の元に生まれてきた事に、満足できると思うの? 





    自らの命の継承の川上から流れてくる信念を捨てる事は負けです。


    負けは死を意味します。

    会社なら経営理念の中味を失えば、

    社会に存在する意義がなくなると云う事です。 

    社会に貢献することができず、 

    社会が必要としなければ、その会社は倒産、整理されて行きます。


    人も同じ、家系も同じ、民族も同じでしょう。



    絶家が増えています。

    これからもっと増えていくと思っています。 



    日本が西洋文明の上澄みを取り入れて、荒波に洗われて141年です。

    日本人は、何を失い、何を手に入れたと言うのでしょう。


    キリスト教文明という物質文明の有頂天で、

    道徳を捨てましたね。




    アメリカのペリーは日本国民を救いに来たのではないですよ。

    彼らは家族や自分の子孫を守るために日本へ来たのです。


    その後、どうでもいいことですが、

    ペリーの子孫はアメリカのあらゆる財閥の閨閥へ入っています。

    ほら、あの有名な銀行にも、、、、


    これは、兵器を使わない戦いです。

    これは、思想戦なのですよ。

    結果が出るのに100~200年です。




    どうか、最終決戦の前に、日本人たち、目覚めてください!

    目覚めた日本人は、絶家にならずに生き残れると思っています。

        
                            (次回へつづきます。)



    インフルエンザの流行の折、

    お体を大切にされますように、、、、、、、                                                     
     

    精魂傾け過ぎて、お疲れなきよう、、、、、、                                    
    そして、

    それぞれの分野での

    活躍をお祈り申し上げます。                            
     

    よき夜をお過ごしください。

































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    テーマ : 夫婦再構築
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    女系化 レベル①~④ 理想の夫婦について  

    Category : 家族関係
    万葉の月


     (太陽の光でかがやく)満月・星







    太陽は、『陽』で男性です。月は、『陰』で女性のシンボルです。


    月は、太陽の光を受けて静かに光り、闇(無意識界)を照らします。


    男性は、『陽』の光のエネルギーで、あらゆる生産活動をし、


    女性は、(生命の摂理)の智恵でその活動を守るのです。


    その『陰陽』のバランスが取れた状況を中庸と言い、


    初めて生命は、永遠の姿(生命の継承)を得ます。










    前回までの『天武天皇・・・』の記事の記憶が、まだ、残っていますか?


    残っている内に、、、おさらいを!   あはは。




    あ、その前に、

    地球の『陽』が、『陰』に追い上げられて活発に活動しています!



    宮崎、鹿児島県境にある霧島山の新燃岳が、噴火を続けています。

    また、鹿児島・桜島でも爆発的噴火が相次ぎ、

    それぞれ降灰の影響で大変な被害が出ています。

    地中に、『陰』のエネルギーが溜まっていたのでしょう。



    『陽』の現象のかげには『陰』のエネルギーの蓄えがあります。

    爆発する時には、もはや遅し、

    現象面からの観察だけで、何者も、『陰』を抑える事はできません。


    意識のエネルギーはコントロールできるのでしょうが、

    無意識からのエネルギーは、人為(意識)的には、

    コントロールする事は、無理だと教えてくれているようです。


    くれぐれも、現地の人々の被害が少なくなりますように、祈っております。




    同じく、これも『陰徳』!と思わせられる事柄がありました。



    アジアカップの決勝戦で李忠成選手の決勝ゴールをアシストするなど、

    印象に残る活躍をした日本代表DF長友佑都(24・チェゼーナ)選手が、

    電撃的に、残ったシーズンをインテルで送ることになったそうです。

    夏の移籍市場での完全移籍が決まるらしいです。



    この成果は、長友選手の努力、実力は当然なのですが、

    その土台に、

    彼のお母様は、彼をサッカーを続けさせる学校の費用の為に、

    お化粧をする事を、ずっと止めて来られたそうです。 

    一人の男の華々しい『陽』の現象の陰には、

    苦を引き受ける女性が、母、妻、いずれか必ずいるものです。



    そういう感想を持ちました。



    次は、コメントからです。 拍手コメントから、



    松田聖子さんを例えにしても、私の周りを見ても、

    やはり女性が仕事面等で成功をされてる方は、離婚していたり、

    子供が女の子しかいなかったりと言う人が多い事に気付きました。

    また、どの学年も男の子より女の子の方が多いです。

    記事を読んでると、考えさせられることばかりです。 

    男女の生まれて来る比率も、今の自然界そのものの表れなんでしょうね。





    そうですね。

    よく気が付かれましたね!







    今日は、理想の夫婦というテーマです。


    先へ進みましょう。


    先ほどの、”おさらい”のつづきですが、  



    女系の程度を、レベル①~④と分けてみましょうか?  あはは。


    不思議な位、年代を追って次のようになっているのです!



    レベル①が、 天武天皇と持統天皇、



    この間に、天武系図的には、直系の草壁皇子、文武天皇が存在しますが、

    天武血統の男系の内実は、ここまでで、すでに力を失っていますね。

    これ以降は、実質的に、女系血統である藤原氏の力に負っています。



    レベル②が、 藤原不比等と橘美千代、

    レベル③が、 聖武天皇と光明皇后

    レベル④が、 孝謙天皇と道鏡、 



    という、組み合わせのご夫婦やお二人ですが、


    ①~②は、非常に”強いタッグ”を組んだカップルです。  (笑い)

    ”同じ目的に向かって助け合った二人”であり、

    強い夫と、負けず劣らず烈女の妻との組み合わせでした。


    そして、お二人の目的は、あきらかに『陽』の世界の制覇でした。

    自己の権勢を張らんとする夫の舞台に出て活躍する妻達です。



    決して、陰の存在で助ける妻たちではありませんでしたね! あは!


    レベル①からは、もう女系化が始まっていますから、

    陰の存在の妻なんて美しい存在は、影も形もないのですよ!(爆笑)





    彼ら、ご夫婦、カップルの両方が、欲で結ばれている、と言うのか、(笑い)

    一族、子孫、血統を守ろうとするだけでなく、

    すさまじいまでの権力欲『陽』が、強い絆の元になっていました。

    言い方を変えれば、女性の側が、男性側へ傾斜をしている。




    つまりは、『陰』であるべき女性が、『陽』たる男性の生き方に合一している。

    そういう意味で、夫婦合一が為された御夫婦のように見えますが、、、

    この形は、幸福なのか?不幸なのか?

    さまざま、ご意見があるだろうと思いますが、

    彼らの欲と願いの頂点、結果として孝謙・称徳天皇の末路から見ると、 


    子孫が繁栄する、『天・地』の道理に合致していたのだろうか?


    『人の紀』に則った生き方だったのだろうかと?

     

    難しい問題ですが、やはりそういう疑問を持ってしまいます。。  。





    それでも、レベル①が、一番夫婦らしいかな。 あはは。 


    その特徴は、

    なんだかんだと言っても、そこはまだ夫の方が、力があり、夫婦の主軸です。

    『陽』たる世界で力も意志もある男が、夫です。

    ですから、『陰』である妻が、『陽』である夫を助けると言う形は保たれています。

    助けるのに、夫の現場まで出て行くたくましい妻と言う事です。


     


    レベル②は、簡単に夫婦と言うには、特殊な利害の上の結びつきかな?


    結婚自体も策略的?(あは!)でしたが、、、


    その結果が、夫婦の子孫がお互いに、

    権力闘争で陰謀を企て殺し合う間柄になり、

    彼ら二人の共通の孫である孝謙・称徳天皇は、

    藤原不比等と美千代の因果応報の結果としての姿になりました。

    権謀に負けて、子孫も残さず、たった一人、孤独な最後でした。 


    これは、現在の孤独死とは違います。

    平城京の中、

    環境のすべては整ってあるのに、見捨てられたのですから。

    死ぬように、仕向けられた。

    そういう周りの意志が、関わった最後でした。




    レベル③~④は、それぞれ? ご夫婦、二人の目的が違っていましたね。
     


    次の流れを注意して見ていってくださいね。




    レベル③ 聖武天皇と光明皇后のお二人ですが、


    このお二人は、また違った味がありますね。


    聖武天皇が実質、天皇位でした。

    夫の方が、『陽』=現実の世界で主という形は保持している。

    しかし、ご本人も政務を厭われたように、実体は形骸化していた。 


    『陽』たる聖武天皇に、闘う男性の闘志、支配欲、政治力は感じられません。

    それ以上に、

    光明皇后の実家・藤原氏の力の影響力の方が、実力的であったでしょう。




    妻の実家に支えられ、妻の実家の力が及んでいるのも、女系の形です。

    『陽』の存在が形骸化し、『陰』の『陽』化によって支えられているものを、


    女系のレベルが一段と進んでいると言えます。




    女系化が、進化? あはは。 良い事では、ありませんね。




    このレベルの女系の家では、


    自我が強く、独立心旺盛な娘が生まれて来ます。アクティブです。

    反対に、息子はやさしく、強い女性の受け身ができるタイプでしょう。

    つまり、女房役ができる男の子?ですね。  あはは。




    具体的には、女性が、無意識の領域における知恵よりも、

    意識世界における知識に強くなっていくわけです。

    偏差値的に、頭はいいのですが、調和的な智恵がないのです。

    (今の民主党の議員のようです!)  あはは。

    つまり、俗に言うお勉強が好きな女の子。得意。頭がいい娘ですね。


    そういう運を持っていますから、試験に合格するとか、向学心旺盛です。


    当然ですが、それを生かして学問や知識で生きて行こうとします。


    そして、当然の如く、積極性を発揮して、

    それを武器にした職業に就くようになって行きます。


    女なのに『陽』の世界の方が合ってくるのです。


    だから、余計にこういう女性は、『陽』化が進むわけです。

    =ゆくゆくは、『陰徳』の消去の姿が出て来ます。



    その姿は、独身のよう!女として成熟しません。

    受け身な男性と結婚します。生活を担って働きます。

    子供を作らない。子供ができても育児に苦労をします。

    母親の『陽』に接して、息子は『陰』的になりますし、

    娘は、母親の『陽』に補強されて、もっと『陽』化します。

    家系の女系化が、進む訳です。


    『陽』に傾いた母親は、子育てで失敗します。




    子供も、『陽』の社会化されている母親は、苦手なのです。

    母親が、『陽』の理屈で、子どもと接するからです。


    『陽』化した母親は、子供を意識の世界で扱います。

    何でも数字で比較するし、競争原理を主体にした考え方だからです。

    子供が、いびつになります。

    将来、親を平気で馬鹿にし、顧みないような人間になります。


    自分が『陽』の価値観の中で、そう扱われて来たからです。





    その反対に、女系の息子は、おとなしい~。  あはは。

    社会的に、欲を持って生きていく事に積極的ではありません。


    いわゆる草食系の男子、でしょうか?  (笑い)


    スィーツが好きで、女の子みたい!  あはは。


    強い姉やシッカリ者の母親と、付き合って慣れているのもあるわね! 

    母親、彼女、妻の言いなりになりやすい男性たちです。






    レベル④、孝謙天皇と道鏡は、それが、なお一層強められたステージです。


    この段階に女系化が進むと、社会的な地位、位も

    女性の方が、高い。強い。

    現実社会での実力を備えて来ます。

    もちろん、経済力です。


    女性の地位が高く、社会の中で生きる事に逞しいのです。

    男女の立場が形骸化を通り越して、実際の姿が、真逆になります。


    このレベルの女系の家では、

    一人娘とか、息子が生まれても結婚をしないとか、

    結婚をしても孫が生まれないとか、何らかの次世代への障害が出て来ます。





    孝謙天皇のお相手は、なにしろ此方が天皇ですから、

    釣り合ったお相手がいるわけでもなく、すべて臣下でした。

    必然的に、女性としてのしあわせを望むべくもなく、

    結婚も子供もダメ! と言う運命的なステージが、用意されています。



    このステージの女性は、若い頃から、ふしぎに子宮や卵巣の病気に罹り、

    身体面においても出産が不可能な体になるという状況が起こります。



    西洋学問的には、

    その原因は、医学的に~遺伝的に~等と、説明されるのでしょうが。




    それは、病気という原因の奥に、『陰徳』の消去があるからです。 






    また、不思議と、結婚という形態をとらないまま、、、

    愛人関係、不倫関係、なども平気です。


    『人の紀』を失う形が出てくるのです。

    ここが、問題なのです。

    頭がいいのに、夫を立てるとか、先祖の墓参ができない。

    知識を、情報を最高価値とする勝手なロジックを構築して、

    ”私は、解っている! 知ってる!”

    その傲慢さの上に、

    『陽』の価値観ばかりを追いかけているからです。


    それは、敷衍すれば、無道徳に陥った姿です。



    これも、今の民主党の閣僚と言わず若い議員に多いですね。

    こう言う学歴だけ高くて、頭がいいと自惚れている人間に、


    まず国民から、尊いと思い、敬う心が、生じませんから、

    総理が、くるくる替わるしかないのですね!  あはは。





    人一人の生き方を見るだけよりも、

    家、家系、家族という舞台を広げて見ますと、実態が明らかになります。



    なぜなら、運命と言うものは、家系を伝って行くものです。

    家族が、家庭が、その顕現する場になるからです。 







    自分の家庭が、家族が、女系のステージのどの段階なのか?

    ひそかに、チェックをしてみてください。  (笑い)




    このように、女系に傾かないように、中庸をいくということは、

    少しづつ何十年もかけて変化をする場合、

    人は、目先の事ばかりに囚われてしまうのが常ですから、


    たとえば、”夫はやさしい”から幸せ! とか、、、(笑い)


    気がつく事は、難しいのですが、


    ご夫婦で、同じ目的を持ちながらでも、

    男、女という、その立場は、まったく違うわけですから、

    各々の立場のそれぞれの特性を生かさなければいけません。


    その生き方における価値観は、

    『陰』と『陽』では、根本的に違います。


    ある時は、違いをはっきりさせながらお互いを確認をして、

    異なる立場の相手を尊敬をし、信頼をして行く。



    夫婦の双方が、『陽』へ揃って傾いたり、あるいは、

    『陰』へ揃って傾くというのは、良くないことですね。


    常に、同じ考えで同じところに立つというのは、

    かえって不自然なのかもしれません。





    女系については、もっと詳しく記事にする機会があると思います。



    『陽』は?  あはは。


    『陽』について書き出しますと、それはすさまじいのです! 


    記事を想像するだけで、恐くなります~





     あはは。




    でも、またいつか記事に、したいと思っています。


    冬の本番は、まだこれから、


    お体をお大事に、暖かくなさって、良き週末をお過ごしくださいね。
































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    コメントへのお返事 11.   (母性を喪失した家族の癖)     離婚の本質

    Category : 家族関係
    一ノ倉沢 新潟県南魚沼郡湯沢町土樽 (10月20日)

     
    一ノ倉沢


    写真をクリックしてください! 色づく秋の気配の岸壁が見えます。

    岸壁の中央下部の白いのは、夏を越えた雪渓です。
     


    一ノ倉沢でR291は終わり、

    幽ノ沢へ行くにはおだやかな小春日和の山道へ入ります。 





    写真をクリックしてみてください! 写真が大きくなります。




    山道の奥には、誰も訪れない場所にこんな紅葉がありました。






    写真をクリックしてみてください! 











    今日も過去の記事へいただいたコメントへのお返事の記事です。 
      

    今日は、前回と同じ 

    運命鑑定日記 5.(母性を喪失した家族の癖) 西洋父権社会の本質



    の記事へいただいた鍵コメントなのですが、

    一部編集し、抜粋したものを公開させていただきます。 ご了解くださいね。

    記事が長くなるようであれば、途中から次回の記事に廻しますね。


    なお、しばらく更新が不定期になると思います。

    よろしくおねがいします。






    では、今日のコメントの紹介です。


    前回は、『陽』を政治の面から覗いてみました。

    今回は、『陰』の役割を忘れて『陽』との調和を失った『陰』を

    見つめてみましょう。


    ①~⑤ は、編集で付けました。

    まず、今日は、① の部分についてだけで十分長くなりそうです。。




    カエル君のカメラ目線が、かわいいですね。

    うちの庭で、雨が降るとケロケロ鳴いていたカエル君達も、

    冬眠に入ったようです。


    今回の記事を読み、まだ心が揺さぶられる感じが続いていますが、

    感じた事を書いてみます。


    >娘たちに、”そこまで頑張ってほしいと言った覚えはない。

    >もっと、家族と家庭がほしかった。”と、言われたとか、、、。


    ① これは、私が母に対して持っている気持ちと同じです!

    母は、私の父と離婚後、しっかりと社会で働いて、私達を育て、

    家まで建ててくれました。

    母が負けず嫌いだからそうなのだと思っていましたが、

    近代合理主義に染まった社会の影響でもあるのですね。

    社会(国)の問題と自分の問題・家系の問題は、つながっているのですね。

    母と一緒にいるのが苦しいので、

    学校を卒業後に実家を離れましたが、現在は戻っています。


    ② 私は母のようになりたくない、幸せな結婚をしたい!

    と思っていましたが、いまだに未婚です。

    結婚に憧れながらも、心の奥に、

    結婚と男性に対する恐怖心のような苦しい気持ちがあり、

    心理学の本を読んだり、カウンセリングやセミナーを受けましたが、

    いまいち解決しませんでした。

    心理学などの「意識」では、解決できないのですね。


    ③ わが家の陰徳は、かなり失なわれているようです。

    今まで、見るのが辛かったけれど、今回の記事でわかりました。

    家系の陰陽のバランスが崩れて、母性が失なわれ、命が育たない…

    自然淘汰へ向かっている。


    ④ でも、現実を見ないでこれ以上、無自覚に陰を失ってしまう事こそが、

    この先にもっと辛く、もっと苦しい事として還ってきてしまう。

    cosmosさんのブログと出会い、

    今、気付く事ができて、本当に良かったです。


    >目に見えない徳性を重んじる心です。


    この心を、取り戻さないといけないのですね。

    命をモノとして扱う近代合理主義の嘘を、見抜く目を持って、

    周囲に流されず、 社会や他人が悪いと責めずに、


    ⑤ 女性である自分が苦しみを引き受けていく…

    現実生活で、どこまで実行できるかわかりませんが、

    そのように生きたいです。

    本当に大切なことを、

    ブログを通じて教えてくださり、感謝申し上げます。

    ありがとうございます。 





    まず、個人的な事を、ありのままに書かれている事に敬意を持ちます。

    わたしの方こそ、

    拙いブログを真剣に読んでくださって、ありがとうございます!

    いつもいつもの長い記事を書いて来た甲斐がありましたわ。  ほほっ。





    もっと、家族と家庭がほしかった。” 



    と、言って家を出て、母親と義絶をしてしまう御相談のRRさんの娘さんと

    同じ気持ちだったのですね。


    これは、RRさんの娘さんや貴女だけに起こったものではありません。

    母親が働いて忙しい現代の家庭で進行している事です。

    この部分を覚えておいてくださいね。

    次の記事のテーマになりそうです。


    世間を見ても、

    団塊の世代の親と、現在もうすでに大人になってしまったその子供、

    その親子関係がおかしい? と云うのは、一般的によく聞く事です。

    また、その子供へと、続いて行くのではないかと注目しています。





    世の中で、耳目に伝わる社会問題化している現象としては、

    成人後も親の年金で養われる引きこもりや、非婚化、少子化です。


    でも、これらは、

    おかしい親子関係全体の現象の一部分で、氷山の一角です。。 。

    見える氷山の一角の下、には、

    見えないけれど、おかしい親子関係の現象が隠れています。



    社会的に問題化はしていないけれど、男性側においては、

    親子の義絶、その反対の母と息子に起きるマザコンの問題、

    高学歴・高収入であるにもかかわらず実家べったりで結婚しない長男、

    バツ1、バツ2の子連れの年上女性と結婚をする初婚の男性。

    もしくは、母子家庭に転がり込んで同棲をする年下男性。

    いずれの男性も、男兄弟が多いと云う訳ではなく、

    二人兄弟のうちの一人か、一人息子か、姉か妹がいる一人長男です。

    ま、いいか?  って?    あはは。

    相手がいるだけでも良い方だと、、、 あはは。

    親御さんは、あきらめているのでしょうね。

    こう云う男女の年齢の逆転現象や、過去には不釣り合いだとされて来た

    結婚が、目立つようになって来ました。

    これはこれで問題点大ありなのですが、今回、詳細は省きます。




    女性の側だって、親子の義絶や、

    経済力を持って自分のマンションや家を持つ事を目標にする女性、

    結婚より、資格を取る為に海外留学へ行く女性の晩婚化、

    母と娘に起きる「友だち親子」や「一卵性母娘」の問題があります。

    あ、これらは、男性側についてもそうなのですが、

    個人の問題としたら、お好きになさればいいのです。

    世の中には、いろんな人がいてよろしいのです。

    それが、世間(差別相の現象世界)と云うものです。

    それぞれの因果応報の姿なのですから、、、

    個々をこれがダメ、あれがダメと申し上げたいのではなくて、

    しかし、どんな事も、本質を見極める必要がありますね。

    自分の人生の為にはそれなりの判断力を持つ事は大事なのです。






    男女を比べますと、幾分女性の方が勇ましくて、   あはは、

    男性の方が、母親代わりに年上の女性を求めているのかしら? あらっ、

    え、でも「友達親子」や「一卵性母娘」って仲のいい事じゃないの?

    そう、いい感じでマスコミは伝えていますよね!    ほっ。


    いいえ、


    これらは、

    家族、家庭に起きている『陰』の欠如の問題であり、

    又は多大なる母、『『陰』の過剰の問題なのです。

    つまり、夫婦の、陰陽の調和の問題から起きています。

    親子の義絶や、「友だち親子」や「一卵性母娘」もです。

    これらについては、次回にくわしく、、、






    多大なる母は、どう云う時に派生してくるのでしょうか?


    運命学的には、家系的に『陽』の生産性が失われている家系です。

    家庭内では、女性が決定権を持ち、男性が軽視されている家庭です。

    男が頼りないのですね。 結果、女系になっている家系です。

    社会的に見える現象は、夫婦の離婚などから出て来ます。




    離婚と云うのは、陰陽の決裂ですから、

    『陽』の存在がなくなった = 父権のない家庭なります。

    運命学的には、

    夫婦の離婚だけでなく、親子関係の問題が起こって来るのは、

    もはや、家庭が『陰』の場ではなくなっている証拠です。

    『陰』の場ではないのだから、継承運に障害が出ます。


    子を産む産まないと云う個人的な事象が、

    国の未来を左右する少子化として問題化するのは、

    国を挙げて、

    『陽』ばかりの成果、現象ばかりを追いかけて来た因果応報です。

    『陰』の徳性の価値を、利益にもならないと無視して来た罰です。


    これは、『陰』が、”こらっ!”と怒って、

    私たちにバチを与えたもうた。  じゃないのよ!  あはは。

    『陰』の価値を認めない私たちの命には、

    『陰』の徳性の智恵が出て来ないから、

    『陰』のバックアップする力強い『陽』の現象が現れなくなった、、、

    失くなった、、、と云う事なのです。

    これが、罰・バチなの。   ほほっ。






    母が負けず嫌いだからそうなのだと思っていましたが、

    近代合理主義に染まった社会の影響でもあるのですね。

    社会(国)の問題と自分の問題・家系の問題は、つながっているのですね。  




    そう、そうなのよ。

    よく理解をなさったわね、、、

    私たちは、自分がしっかりしただけではダメなのです。

    時代の思想に染められますから、

    時代の思想を見極める目を持つ事。

    時代の思想の上を行く思潮を掴む事です。



    『陰』の存在が、つかめたようですね!




    『陰』の存在を認めないと、

    意識で、日本が閉塞状態だとか、少子化とか、経済が成長しないとか、

    それぞれの現象を、言葉で書いたり言ったりして解ったつもりでいても、

    あくまでも、政治や経済、学問的な『陽』の立場からの取り上げ方なので、

    みんな、バラバラの問題のようにしか思えないのです。

    地下茎『陰』があるって云う事に気が付かないのです。


    親子関係、家族の崩壊、少子化、経済、すべて関連をする問題です。

    そう、福島の原発の問題もそうです。


    すべて、『陰』の欠如、あるいは過剰から出た現象なのです。




    本当は、もっと前々から、家族や家庭の問題は、

    本来は道徳や教育や文化的な面から、

    これではいけないのではないか?

    って、、、

    各自が問題意識(まさに意識!)を持たなければいけなかったのに、

    まず、その物差しである社会的な規範が、無くなっているのです。

    おなじく、私たちの中、心の中でも、規範はゆるくなっています。

    やはり、それらの因果応報なのですね!

    私たちは、社会的な規範に守ってもらえないのです。

    転がり出したら、どこまでもゴロゴロと転がって行く球のように、

    この現象は、どこかにぶつからないと止まらないのかもしれません。







    『陰』については、2012年 2月 20日の記事、

    ( 命の継承と運命 7.) 功利と近代的自我の残骸 2./ 人口減少 ・ 多母


    に命式中の母なるもの(命式NO) ⑨ ⑩  について次のように書きました。



    運命学の命式中においては、多大なる母は、害があって一利なし。 

    子供の運を吸い尽くすのです。





    害、と云っても、

    私たちは、西洋文明の洗礼を受けていますから、

    精神的に溺愛して甘やかす事ね、と云う程度にしか考えない傾向が

    あります。

    心と体を分けて考える癖です。


    東洋的は、心の影響は体に、そのまま現れると云う思想です。

    今は、心理学においても、

    母親の恐さは、体の奥深く入り込むと云う事が解って来ています。




    恐いですね ―――!






    「友達親子」や「一卵性母娘」と云われる母娘関係では、

    娘の体の中へ、母親の影響があると云う事が解って来ています。



    だから、息子の母殺しと云う事件はあるのですが、

    娘の母殺しは、母娘一体感があって有り得ないのだそうです。

    それだけ母娘の一体感は、マザコンより深刻なのです。


    この母なる害について、中山千夏さんと云う子役から芸能界で頑張って

    来られた議員もした事のある人ですが、

    自分と母親の分離について『幸子さんと私―ある母娘の症例』

    (創出版)と云う本を書かれています。

    その本の帯に書かれているタイトルは、

    「率直に言う。生まれてこのかた「母に会いたい」と思ったことがない。」

    中には、母親の刺激的な悪口が書かれてあるそうです。   ほほっ。


    同じく、母親の悪口を書いた佐野洋子さんの『シズコさん』(新潮社)

    と云う本もあります。

    母親の悪口を書いたら、すっきりして幸せになれたと、、、 あはは。

    よろしければ、お読みなってみたらどうですか?




    子供の運を吸い尽くす多大なる母の害

    は、単なる精神的な害ではないのです。

    息子の場合は、誰とも親密さを持てない性格になったりします。

    結婚相手さえにも無関心になり、寿命まで生きないで夭折をするとか、

    母性に男として去勢され、生命力を吸い取られた結果です。




    娘の場合は、もっと深刻です。

    母親が真に女として自立できていない未熟さ = 母親の自己愛が、

    頼れる夫を持てなかった自分の淋しさとなって、無意識のうちに、

    娘に、母親である自分と同じ不幸になって自分の気持ちを解ってほしい

    と云う願いを持ってしまうようです。

    娘だけが幸せになるのが、さみしいのですね。

    信じられない母性とでも言いましょうか、、、

    夫に愛されない妻は、子供を道連れにする...

    あー !

    男性の読者の方達も、お気を付けになってくださいませ!


    結論、

    母親の自己中心性の自己愛が、自分を愛するがゆえに、

    自分の不幸へ娘を引き入れてしまうのですね。




    多大となった母性と云いましょうか、

    母性のエゴイズムは、巨大なエネルギーで娘や息子を飲み込みます。


    娘の方も、

    やさしい心の持ち主ならなおさら、自分の母親の為に、

    母親の全てを肯定してあげたいと云う心から、

    母親が無意識層に持っていた、例えば、男性に対する不信感などをそっくり

    母親に同調をして母親の無意識層から無意識に受け入れてしまうのです。


    その結果が、

    子供の方も、結婚をしなかったり、結婚をしてもすぐに離婚をしたり、

    最後は、独身を通して生きる。そう云う象(かたち)になります。

    そして、母を恨む心が出るのが自然です。

    中山千夏さんもそうですね。








    母と一緒にいるのが苦しいので、 




    よく耐えられましたね。

    女性の普通の幸せを夢見る貴女の前途を塞ぐような重石として、

    感じられたのかも知れません。



    すべては、母親から、真の母性が喪失している問題です。



    母と娘、母と息子の間に入ってこの癒着を解消できるのは、

    母の夫、息子や娘の父親である信頼に足る男性だけができるのですが、

    女系の場合、夫、父親がいないのですから、、、

    母子家庭の場合は、この解消が不可能になっています。



    離婚をする時は、これで幸せになれると思ってするのでしょうが、

    離婚自体は、もう取り返しのつかない女系へ、

    自分が、母親として孤絶の立場に追いやられる事になるのですね。

    その中で、経済的自立だけでなく、精神的に自立をして行く事は、

    至難のわざです。 そのしわ寄せが、子供に向いて行く事を、

    よくよく、その事をお考えになってくださいね。





    また、父がいる場合であっても、

    夫婦が、親子が信頼し合っていなければ父親の介入は無理なのです。

    子孫繁栄の為には、夫婦の信頼 = 『陰陽の調和』が、

    まず大前提なのですよ!






    まず、お母様と自分を分離なさる為に、

    貴女が求める真の母親の母性とは?

    貴女が母親から本当に欲しかったモノは?

    これを自問自答しながら、貴女の御母上と比較してみると、

    客観的に冷静にお母様の事が解るようになるやもしれません。



    全てを過去のモノとして捉えられるようになるかも知れませんね。


    ここには、絶対的な無意識層の『陰』に触れる

    ものすごく現代にとって重要なエレメントがあって、、、

    これは、根源的なエレメントです。    ほほ。





    根源的なエレメント?

    我ながら、矛盾をした言い方だと思いながら書いております。

    根源的って、全てが纏まっているモノです。

    それを、エレメント=要素や成分に付けておかしくない?


    ですが、『陰』は、言葉にできないし、

    普通、『陰』は木の根っこに例えますよね。

    例えるしかないのが、『陰』。




    次回は、真の『陰』は?


    ここを、次回は突破しないといけませんから、

    ちょっとどころか、相当ムズカシクなりそうな予感がします。


    あ、エレベーターに乗って!

    地上階から131階へ行くように、難しいかも知れません!  




    時代の濁った間違った思想にゆがめられる事なく、

    此れからは、一人の女性として自立を目指してくださいね。


    お返事は、次回へつづきます。




    次回が今年最後の更新の予定となります。

    更新は、当分の間、不定期に行います。

    よろしくお願いします。



    よき、一週間をお過ごしください。
























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    テーマ : 家系・家族の癖
    ジャンル : 学問・文化・芸術

            

    コメントへのお返事 12.   (母性を喪失した家族の癖)      『陰』の守護人

    Category : 家族関係
                   一ノ倉沢から幽ノ沢へつづく山道 (新潟県)10月20日

             

              幽ノ沢に向かう道


    10月20日とは思えないさわやかな青空が、、、のぞいています。

    不思議な事に、、、

    気が付けば、山道の曲がり角へ女の子が歩いているの、、、

    たのしそうなポーズでしょう?

    確か、前には誰も歩いていなかったはず、、、

    人がいない事を確かめて携帯のカメラをかざしたのですが、、、

    こんな山奥、女の子が軽装で来る処じゃないのよ、、、

    まさか、、、






    今日の記事も、

    過去のいただいたコメントへのお返事の記事になります。

    今回が、今年最後の記事、更新になります。




    今日は、前回、前々回と同じ 

    運命鑑定日記 5.(母性を喪失した家族の癖) 西洋父権社会の本質



    の記事へいただいた鍵コメントへの、お返事のつづきになります。








    今日のテーマは、


    コメントへのお返事 12. (母性を喪失した家族の癖) 『陰』の守護人



    『陰』の守護人は、当然ですが、女・母親ですね!

    これは、男性もお認めになるでしょう。

    認めるどころか、そうなってほしいとお望みでしょうね!   あはは。




    ポイントは、次の3点です。


    ポイント1.

    これは、RRさんの娘さんや貴女だけに起こったものではありません。

    母親が働いて忙しい現代の家庭で進行している事です。 



    ポイント2.

    これらは、

    家族、家庭に起きている『陰』の欠如の又は過剰の問題なのです。

    男女の、陰陽の調和の問題から起きています。

    親子の義絶や、「友だち親子」や「一卵性母娘」もです。



    ポイント3.

    真の『陰』は?


    に、要約できると思います。

    では、コメントの②~⑤についてのお返事です。



    あ、そう云えば、

    前回のお返事へ新たな鍵コメントをいただきました。

    どうもありがとうございます!

    レスポンスが早いと、記事が書きやすいので助かります。  ほほっ。


    おそらくこのケース(多大なる母)は、

    当事者も気が付かない内に、世間に増えているはずです。

    というのは、母子が密着する家庭が増えているからです。

    特に、日本中が核家族化しており、その上、開かれた家庭と云うよりも、

    閉じた空間としての家庭が増えているからです。

    他者からの無関心で孤立する家庭群です。

    それはそうです。意識を中心にするとそうなります。

    シングルマザー、離婚後の親権者争いから子供の取り合い、

    仕事を優先せざるを得ない母親の下で育つ子供たち、等々です。

    その中の誰かが、いつか同じ悩みでこのブログへ立ち寄ってくださって

    これをお読みになり、少しでもお役に立てたらと云う願いを込めて、

    この鍵コメントも、要点のみになりますが公開をさせていただきます。

    御了解をしてください。


    今、我が国において、多勢は、

    国の上から下まで、絶家に向った因を積み上げていますから、

    このままの日本は、少子化どころか、国が危ういと思っています。

    経済、経済! とさわぐ割には、働き手の問題でも、

    女に働け! と女を頼る事くらいしか手を打てていない状態です。


    畏れ多くも、皇室の宮家のお悩みもそうです。

    天皇家自体もまず、皇太子家が女系となるようです。

    これを、誰も、おかしいとは思わないのか?

    こう云う時代なのだと、言い訳をして済ますお考えなのですね。

    では、これからどう運営するかと云う現象面の思案ばかりをして、

    そう、全くの『陽』の現象ばかりを追いかけるだけです。  


    ほっ-------


    こう云うエライ人になる為に、子供たちは勉強をさせられる訳ですか?

    まぁ、こう言っては、おしまいね、、、  ほほっ。

    なぜ、こうなるのかに思いを巡らす事はないのですね。

    そう、現代の理性を標榜する学者たちに期待をしても無理でした!

    地下茎『陰』を、探る手立てを持っていないからです。

    意識、意識! バラバラの意識で、自分の五感に引っかかるモノだけ、

    自分の意識が、間違いないと信じて疑わないのですね------

    ---------なんと云うゴウマン。 

    呆れるよりここまで狂えるのかと、人間の恐さを見るようです。

    悩みを悩みとも思わないで、問題点が大きく広がってから気づく、、、

    もしくは最悪の場合は、自然の中の人間の生と云う存在を忘れて、

    近代合理主義の不自然ささえ、気づかないままに、

    子孫が絶え、家が絶家に向う事すら関心がなく人生を終わってしまう。

    その時は、国家がIPS細胞で子供を作っちゃえばいいんだ、とか?

    それを、商売にする人間が、かならず表われて来ます!

    もう、その狂気の行き着く先は見えるようです。

    年の瀬に、こう云う不安を抱えながら過ごす、、、

    とても平穏な時代とは思えません。


    では、本論へ参ります。

    先日いただいたばかりの鍵コメントです。



    こちらのブログの過去記事を読み、

    「多大なる母」が気になっていたのですが、

    やはり私の母はそうだったのですね。

    >東洋的は、心の影響は体に、そのまま現れると云う思想です。
    >今は、心理学においても、母親の恐さは、体の奥深く入り込むと云う事

    が解って来ています。


    今回の記事に取り上げていただいたコメントを書いた後に、

    母に対する思いや、子供の頃を思い出し、

    苦しくなって混乱してきたので、

    親子関係の問題について書いてある本などを読んでいました。

    その本によると、心理学やカウンセリングよりも、

    自分の体と対話するほうが、問題解決の効果があるそうです。

    確かに、私の体は緊張しているし、どちらかというと体が弱いほうです。

    過剰なダイエットや、拒食症と過食症、自傷行為なども、

    母親の恐さが、体の奥深くに入り込んだ結果のような気がします。

    私自身は、20代まで過食症の傾向がありました。

    紹介してくださった二冊の本も、読んでみますね。


    >子供の運を吸い尽くす多大なる母の害 は、単なる精神的な害ではないのです。
    >息子の場合は、誰とも親密さを持てない性格になったりします。
    >結婚相手さえにも無関心になり、寿命まで生きないで夭折をするとか、
    >母性に男として去勢され、生命力を吸い取られた結果です。


    私の弟は、20代後半で亡くなってしまいました。

    多大なる母の害…と思うと、本当に悲しいです。

    弟が亡くなり、母の老後の面倒や、将来は家のお墓を私が守っていくこと

    になったので、実家に戻ってきたのですが、

    母と一緒に住んでいると自立ができない気がするので、

    いずれまた実家を出なくてはいけないかも…と考えています。


    >娘だけが幸せになるのが、さみしいのですね。

    >信じられない母性とでも言いましょうか、、、

    >夫に愛されない妻は、子供を道連れにする...


    そのとおりだと思います、とても納得できます。

    母は、口では私に、

    早く結婚して幸せになって欲しいと言っていますが、

    本心では、私が幸せな結婚をするのを嫌がっているのだろう、

    と感じていました。 







    今日は、以上を含めてのお返事になります。

    まず、前回の ② からです。 後は、順番に、、、



    ② 私は母のようになりたくない、幸せな結婚をしたい!

    と思っていましたが、いまだに未婚です。

    結婚に憧れながらも、心の奥に、

    結婚と男性に対する恐怖心のような苦しい気持ちがあり、

    心理学の本を読んだり、カウンセリングやセミナーを受けましたが、

    いまいち解決しませんでした。

    心理学などの「意識」では、解決できないのですね。。 






    その通りです。

    カウンセリングについてですが、よく、そこまで理解しましたね!

    私に、カウンセリングの仕事をしている友人がおりまして、

    お互いが、まだそれぞれの分野で駆け出しの頃、

    ちょうど、私が東洋運命学に自信を持ち始めた頃の事ですが、

    友人が私へ打ち明けた話しが、あります。


    ------ カウンセリングの先輩や先生方は、なぜか、

    最後に、易、陰陽学へ辿り付いてしまうのよね。 ------


    これが、ずっと心に残っております。

    当時、二人でどうしてだろう ? と不思議がるだけで、

    うまく説明ができずにいたのですが、

    その時に、私の心の中を、フットとよぎったのは、

    やはり、東洋学の方が本質を掴んでいるに違いないと云う事でした。

    それ以来、東洋の叡智には絶対の確信を持っています。




    心の奥に、結婚と男性に対する恐怖心のような苦しい気持ちがあり、  







    これは、そっくりそのまま貴女のお母上が立ち止まっている意識です。

    ご自分の結婚生活の失敗から得た"夫である男性への不信の意識"から

    いまだに抜け出せないでいられるのでしょう。

    これは不幸ですし、とってもお気の毒な事です。

    ご自分が不幸だけならまだしも、

    父、母、を両親として慕うべき子供の貴女に、

    父の面影を通して男性不信を子供の心に投影する、、、、、


    頑なに娘の貴女を、そこへ引き留めている、、、、、


    本来なら、我が子には、

    男性不信の汚れた意識を抱えたままの状態で、

    立ち往生しているご自分の中途半端な迷いを見せるべきではなく、

    我が子が傷付かないように、自分の中で正すべきものです。

    ----------- しかし、人は過ちを犯します。

    これが、≪ 離婚をするのは勝手でしょう!≫ の

    一番こわい、最悪の避けなければいけない影響であり結果です。

    現時点で、この影響を受けている子供たちの将来の事を考えると、、、

    あぁ、泣き叫びたい気持ちに駆られます。。 。





    今、ここで、貴女が気が付き、自覚をしなければならない事は、


    ① こう云う母上の意識は、間違っている、と云う認識。


    ② 貴女の心の表層は、母上の意識にそっくり染められている。

    本当の貴女の心は、その母親の意識に染まった下にあると云う自覚。

    あるからこそ、きちんと当たり前の自分の結婚願望を意識できるのです。

    だから、母親からの分離をしなければいけないと、

    そこまでは悩む事ができるようになられたのよ。


    ③ その事を、はっきり自覚をして、自分を回復をするまでは、

    一切、母上の云う事を、自分の「母」が言っている事だと

    受け止めない方が良いのです。

    そう云う事から、前回紹介した本を書いた女性たちは、

    自分の母親の事を母とは呼ばずに、名前で~さんと呼んでいますね。

    哀しい事ですが、心情的なものはこの際、断ち切った方がいいでしょう。


    ④ 母上の意識は、間違っている = 欺瞞を帯びた心であると云う認識。

    欺瞞を帯びた心 = 自分の言い訳だけを正しいと自己正当化する心。

    それ以外は、認めようとしない狭い心です。

    それゆえ、貴女の心を認めたり理解する事をしない。

    だから、貴女が苦しくなるのだと、自覚し、認識する事です。


    ⑤ 母親のやさしいお世辞の言葉に乗ってはいけません。

    心情は汲み取れても、貴女をしあわせに導く方向性ではないからです。

    お世辞とは、本音で会話ができなくなっているからです。


    ⑥ 母親の云う事をそのまま訊いてはいけません。

    貴女の自己責任の上で、自分で判断をした行動だけをする事です。



    母の老後の面倒や、将来は家のお墓を私が守っていくこと 


    についてもそうです。

    貴女が、母に染められた意識を完全に払いのけ、自分を回復できて、

    母親と本音で会話ができるようになってから、

    自分の考えで、そう言った事に心から取り組める思いと力が揃って

    いるのなら、その時に、決めればいい事です。



    できるかどうかわからない、、、と放置して置けばよろしい。

    これは、親不孝にはなりません。

    現実問題として、養子を取るなりするのなら別ですが、

    嫁に行った女性が、実家のお墓を守るのは無理な話です。

    婚家の理解と、経済的な負担も担えなければ不可能です。

    心の問題としても、婚家の先祖の許しもいる事です。

    こう勝手に決める母上もおかしい所がありますね。

    親不孝をさんざんして、母親の死後、心を入れ替えて墓参をする。

    それだって、ありですよ―――。     あはは。

    大事な事は、御体裁で見込みのない事を取り繕って言わない事、

    できないかも知れない事を約束をしない事です。

    大事な事は、心からでもない事を簡単にYESと云ってはいけないのです。

    自分ができる事を自分で決める。それが、貴女の尊厳です。

    自分の尊厳は、自分で命懸けで守るように。


    ⑥ たとえそれが、母親と対立するような事であっても、

    ひとつひとつ対立を恐れないで、きちんと反抗をして、

    時には本音で母娘の大喧嘩をして、言い合いをして、

    そのあげくに、貴女は勇気を持って自分の行動をとる事です。

    母親を振り切る勇気、最低、自分の尊厳は守るのです。

    自分に正直に! 悪い子と評価を受けても気にしない!!! 

    それ位の自分の根太さを鍛えあげる事です。 

    目標は、母の顔色、母親の満足ではありませんよ。

    自分が満足できる自分、それを掴まえて行く事です。

       


    貴女には、反抗期がなかった?

    母親と徹底抗戦で、戦った事がないのですね?

    反抗する子供は、良い子じゃない、と思い込んでいませんか?

    もしくは、そう教えられて、母親の枠の中で大きくなった?

    少しは、反抗をしたけれど、強い母親に押さえつけられてしまった?

    それで、負けを意識して、おそらく、いい子過ぎるのですね。


    ⑦ 母親に逆らう自分を知る事で自分が大きくなっていくのです。

    その為に自分の本当の気持ちでぶつかって行く、

    反抗期は絶対になければいけないのです。 

    親子喧嘩は必要なのです。

    これを通過しないと、貴女のように自立の問題で苦労をします。

      
    親が、正しければ、、、とか、関係ないのです。

    意識に正悪はないのですよ。

    どうロジックを張るかです。

    それこそ、意識は、人それぞれ、親子だって、夫婦だって違います。

    その違いを知る為にも、どこまで対立をし、どう和解するか?

    そのテクニックを知る為にも、まず子供は反抗をさせる事が大事なの。

    その自分に丁度の処を知る為にも、母の胸を借りて練習するべきでした。

    母を傷つけてもいいのですよ!

    真の母性は、子供に傷つけられるなんてありません。

    子供からすると、あらゆる大人と対立したっていい訳です。

    本人も周りも大変だろうけれど、勉強になると思います。

    諺の、" 可愛い子には、旅をさせろ。"

    これは、いろんな意識と出会って経験を積ませる為なのです。

    それが、可愛い我が子のお守りになるよ。 そう云う意味です。

    最初にぶつかるのが、母親の意識です。

    母親は、一番にノックアウトしなければいけない相手なのです。

    母と娘は、口げんかがもの凄い! と云うのが相場です、、、あはは。


    私の周りには、自分の娘について、生意気だ、素直じゃない、

    まったく云う事を訊かないと、嘆いている母親がたくさんおります。


    俗に、母親と云うモノは、貴女の母上のように、

    娘が、素直で、なんだって母親の味方をしてくれるのを願ってはいます。

    しかし、貴女のように自分の自立を犠牲にしてまで母親に付き合ってくれ

    る健気な娘は少ないようですよ。    あはは。


    私が、世の母親から耳にした娘から言われたヒドイ言葉の中には、

    " お母さんのような専業主婦なんかに、なりたくないー!"

    " キャリアウーマンだったらよかったのに、なれなかったの? "

    " こうなったのはあなたの育て方。あなたが産んだ娘でしょう。"

    " あなたがそう云う結婚をしたからよーー!" などなど、、、


    こう云う言葉を育て上げた娘に言われながら、、、  あはは。

    女としての繊細な心は傷つきながら、、、泣きながら、、、ほほっ。

    母親と云う強者は、黙って娘のお弁当を作っているのですね。


    ある時は、鏡の前でいつまでもお化粧をしている娘に向って、

     " あなただって、いつかは

    お母さんみたいなおばさんになるのよ。今の内、しっかりね! "

    あはは。

    時々は、小槍で突っつき合っているそうです。   ほほっ。



    息子たちは、異性である母親には、やさしいのですが、

    同性である娘たちは、母親には手厳しいですから、、、

    そう、お陰様で、弱かった母達は、娘の " 針のむしろ " で鍛えられて、

    ますます、自立をして強くなって行く、、、

    良い事ですね。 ほほっ。

    娘は母親に負けてはいけないのですよ。

    母親は、娘に負けて初めて未来に希望が持てるのです。




    これが、健全なる母娘の関係でしょう。




    しかし、

    多大なる母の意識の特徴は、

    自分は正しいと云う自己執着が強い事と、自我の自立性の脆弱さ故に、

    自分の存在の自信のなさを補強する必要性から、

    我が子との一体感で、いたいけな我が子を騙して、

    子供を認めようとしないで、自己補強に利用をする処です。





    それは、つまり

    多大なる母の意識の世界は、完全なる自己中心性の世界です。



    これにはこれの理由があるのですが、今は省きます。


    だから、我が子が、自分の云う事を訊かない位なら、

    そんな大人にならない方がいいとさえ思っています。

    永遠の少年、永遠の少女のままにいて欲しいのです。

    それは、母親のお気に入り娘、息子のままで、母親に反抗をしない、

    母の望みのまま、自分を支持し、正しいと認めてくれる相手として、

    息子や娘を利用します。

    特に性的に男や女の特徴が出て来る事を抑えようとします。

    母親のエゴイズムによる我が子への支配です。



    まるでストーカーのような、この多大なる母と子の関係は、

    子供の側が、彼女や彼氏を作る事なく、

    恋愛や結婚をしないまま、大人への脱皮をしないまま、

    永遠の少年、永遠の少女を振る舞っている限りにおいては、

    何事もなく時間は過ぎて行きます、、、

    そして、いつのまにか母も年を取り、娘や息子が白髪頭になっても、

    この関係は続くものです。

    ある意味、周りの目には、仲のいい親子、お母様が体が弱いから、

    結婚もしないで、お母様の世話をする孝行息子さん!

    ご近所さんや世間からは、そう見られます。



    これが、今の非婚化の現象を生みだしている一つの原因だと思います。


    そして、親子が共に年を取ってからは、

    生き生きとした精気の途絶した年老いた親子だけが暮らす家、、、

    目立たない親子が、、、と云う風景に収まってしまいます。


    そして、こう云う場合の子供の方は、いくつになっても、

    どこか少年らしい、少女らしい雰囲気を持っているものです。

    それはそうです。

    子供の側も、強過ぎる多大な母性の倒錯した世界の中に閉じ込められ

    直接の現実に向き合っていないからです。

    多大な母性が支配する二人だけの仮想空間に生きているからです。

    直接の人生、ある意味の自然そのものへ立ち向かっていないからです。

    これこそが、『陽』だけの疑似世界を作り上げた近代合理主義そのもの、

    『陰』を失って『陰』の創造性が立ち消えた『陽』の成れの果てです。

    つまり、人生へ立ち向かう気力、生産性が乏しくなった親子です。




    なぜなら、家庭内で『陰』の崩壊が進むと、

    『陽』の生産性が、跡形もなくなるからです。 



    当然ですが、このような家には子孫は生まれません。

    子供が結婚をすれど、孫が生れないのです。

    たくさんこう云う家庭をお見受けします。


    ----- これ自体が、少子化、不妊症の増加の根本原因です。


    家族が朽ち果てる。と云う表現がぴったりです。

    こう云う風景が、ご近所にも目につきませんか?

    今、全国的に増えているようです。





    この風景が、当たってしまいましたね。



    私の弟は、20代後半で亡くなってしまいました。

    多大なる母の害…と思うと、本当に悲しいです。  



    貴女の家だけではなく、長男を失くす、長男が結婚をしない、

    長男がおかしい家が増えています。

    これについては、また、、、




    ⑥ 貴女が、結婚を叶えるには、

    まず、親離れが、結婚の前提です。

    母上に支配されている現状では幸せな結婚はできません。



    例として、宮沢りえ、とその母(りえママ)の関係もそうですね。

    彼女の家系も絶家運です。父権が見当たりません。

    やはり娘を産んでいますが、りえママが原因で離婚をしました。

    りえさんも、風貌が永遠の少女タイプです。

    ここが、多大なる母の意識の特徴です。

    多大なる母は、娘が結婚をした後も支配を止めません。

    口出し、手出し、時にはお金も出して、

    娘の支配権を ------- 娘の夫と、争うのです。

    社会的に弱い夫の場合は、母親に敗けてしまいますね。

    母親が、手出し口出しができない相手でないと結婚も続かないのです。


    その点で、親と同世代の重厚な男性と結婚をして、

    両親の支配から抜け出たのが吉永小百合さんです。

    結婚をうまく自分の両親からの自立に利用をし成功をしました。

    結果は、両親の支配が及ばず、小百合さんの結婚は続いています。

    宮沢りえさんより、少し賢い選択だったのですが、

    絶家運、残念ですが子孫運に恵まれていらっしゃいません。

    ほら、やっぱり、永遠の少女、乙女のままです。



    貴女の件へ戻りましょう。

    気になるのは、弟さんの件です。

    相当強い多大なる母権のようですね。

    そう云う先の事も考えると、RRさんの娘さんの様に、

    貴女も母上とは義絶をするしかない、かも知れませんね。

    まず、母上から自分の体を完全分離をする事です。

    影響を受けない処まで、親から逃げる事ですね。


    逃げる?   そうです、 

    これは、もう逃げるしかありません。

    --------- この意味をよく考えてくださいね。


    親子で話し合って解決できる問題ではありません。

    でしょう?

    最終的な解決は、無意識へ任せるしかないのです。


    貴女ができる事は、

    母親と、自分の心身を分離させるには、どうするか?

    母上の意識が届かない、 ほら! 携帯の圏外!

    母上の意識が届かない位、アンテナが立たない処まで、

    母上の意識が届かない圏外へ、物理的に逃げ切る事です。



    それなら、今までの云いたい事を、胸に溜まったものを全部出して。

    連絡も取らない覚悟で、実家へも帰らない覚悟で、

    そうであっても親子ですから、、、

    RRさんの娘さんのように、母親に拒絶の態度をどう取るかです。

    実家は、本来、出たい時に出て、

    本当に母親に会いたくなった時に帰ればいいのです。

    帰りたくなければ帰らなくてもいい。-----------

    実家の近所で信頼できる身内とか、話ができる人に、

    何か、あったら貴女に知らせてくれるように、

    貴女の連絡先を言って置ける処があれば、好都合ですね。


    貴女は、もっと、自由に、自分のペースで生き直す事です。

    これは、親不孝ではありません。

    貴女の母親が、貴女が反抗する必要がある時期に、

    反抗をさせなかった、、、その埋め合わせをする為ですよ。



    子供が思いっきり反抗をしても潰れない母性とは、

    どういったものなのだろう?

    もう、数年も前になる新聞記事でしたが、

    オウム事件で、死刑判決を受けた息子を持つ母親が、

    被害者の弁護士一家のお墓参りに来て、帰り際、

    当の弁護士の母親が墓参に来たのとすれ違うのですね。

    お互いに、相手が誰かは知らないで、、、

    その一部始終を目撃していたのは、

    死刑囚の母親の取材をしていた記者です。

    そして、彼が書いた記事だったのですが、

    母と云う言葉の中には、いろいろな母がいて、その立場こそ違え、

    こんな両極端な立場の母が、片方の息子の墓地ですれ違うのです。

    すれ違う二人の母の心の中は、お互いに、我が子の事を、

    どんな我が子であっても我が子と認めるいとおしさで、

    それは同じであろうと、、、書かれてありました。


    『陽』の社会現象の世界では、片や死刑囚の母、

    片や、その被害者、殺された弁護士の母なのですが、

    『陰』においては同じ心なのだと。

    死刑囚の息子だから、、、いとおしくないとか、

    殺害をされた息子が哀れで、、、いとおしいのだとか、

    評価によって左右されるものではないと、

    両方とも、尚更、子を思う母親の心は、悲しいと、、、

    それが、『陰』の発露なのだと痛切に思った事がありました。


    どの子も受け入れて認める事ができるのが、母性なのだと

    その時に、その記事を読んで感動をした事があります。


    しかし、今の世は、

    娘や息子を過剰な期待で束縛する母はいるけれど、、、

    彼氏の事や大学の進路の選択にまで介入する母はいるけれど、、、

    この母は、『陽』の価値観にすっかり染まっている女ですわ。


    これらは、本当の母性ではないのです。



    真の『陰』とは、

    いつも全てを受け入れるものですよ。

    まるで無意識の領域の際限のない広さと深さのようにです。




    本来の母性は、

    貴女が、どんな反抗をしようと、母親を無視をしようと、

    母親にとったら貴女はいとおしい存在のはずです。

    こうしたら母親に嫌われるのではないか?

    言い返えす事は良くない事ではないか?

    そう云う恐れを捨てて、

    まず、自分の主張を強く母親へ出せるように訓練をして、

    もう、貴女もいい大人なのだから、、、

    年齢的に母親に負けてはいけないのです!     あはは。


    そして、もっと重要な事は、

    貴女の行動の裏は、お母様の自立を計る為でもあります。


    母上が、貴女の自立の邪魔をして来たのは、

    シッカリはしていても、ご自分が自立をしていないからです。

    貴女の方から、この関係を動かさないと変わりません。

    貴女の今までのような対応では、

    母上の心の問題の真の解決にもなっていない。と、云う事です。


    心の問題の真の解決は、最後は誰の助けも借りてはいけないのです。

    その為には、

    母上が、一人で、自分の問題に向き合う事が必要なのです。

    そして、母上が、ご自分で自分の意識の下にある無意識に気づき、

    そこからのメッセージに耳を貸さないと、、、

    此の謎は解けないでしょう。

    母上も一人になって、ご自分を見つめ反省をし

    謙虚にならなければいけないのです。

    当然、貴女が助ける事もできません。

    ある意味、母上を一人にする事ですね。

    一人で修行をしてもらいましょう。   あはは。


    貴女が、貴女の心の問題を解決するのに、

    母上が、傍に居たら逆効果なのと同じで、

    最後は各自が自分一人でやらなければいけない問題です。


    と云う事は、

    貴女が、もし、母上に寄り添えば寄り添うほど、

    母上の云う事を訊いてあげればあげるほど、

    貴女の母上が、自分の間違いに気付くどころか、

    貴女との嘘の共犯に甘えてしまい、

    母上が、ご自分の間違いに気づかないようにしているようなもの。

    つまりは、母娘二人がダメになってしまう、、、

    その事に気が付いて、後は行動をする事ですね!



    無意識の真実が、浮かび上がって来るまで

    『時』をかけて待つ事です。






    ③ わが家の陰徳は、かなり失なわれているようです。

    今まで、見るのが辛かったけれど、今回の記事でわかりました。

    家系の陰陽のバランスが崩れて、母性が失なわれ、命が育たない…

    自然淘汰へ向かっている。 




    その通りです。

    ここが、出発点です。

    これからが、どうなるかは、すべて今からですよ。

    そして、これは貴女ばかりではありません。

    国を挙げて、母子が病気のような状態ですから、、、






    ④ でも、現実を見ないでこれ以上、無自覚に陰を失ってしまう事こそが、この先にもっと辛く、もっと苦しい事として還ってきてしまう。

    cosmosさんのブログと出会い、

    今、気付く事ができて、本当に良かったです。


    >目に見えない徳性を重んじる心です。


    この心を、取り戻さないといけないのですね。

    命をモノとして扱う近代合理主義の嘘を、見抜く目を持って、

    周囲に流されず、 社会や他人が悪いと責めずに、 



    そう、その通りです。

    徳性、まず信の徳性で、貴女の本当の心を、母上へ伝える事です。

    母親の真の母性を引き出すように、貴女が変わる事ですね。




    ⑤ 女性である自分が苦しみを引き受けていく…

    現実生活で、どこまで実行できるかわかりませんが、

    そのように生きたいです。

    本当に大切なことを、

    ブログを通じて教えてくださり、感謝申し上げます。

    ありがとうございます。 



    一番大事な事は、

    自分の心に嘘をつかない事です。

    母親に合わせて生きる事を止めましょう。

    最低、自分の尊厳を守る事です。

    そうでなければ、母上を騙している事に通じますよ。

    瞬く間に『信』の陰徳が消えて行きます。

    これを機会に、東洋学をお勉強してくださいね。



    まあ、長くなってしまいました!

    お正月休み、お暇を見つけて、

    何度かに分けてお読みになってくださいね。   ほほっ。




    やれやれ、年も押し迫って、26日も暮れて来ております。

    本年は、拙ブログをご訪問下さり、熱心に読んでいただき、

    その上に、拍手やコメントをいただきました。

    本当にありがとうございます。

    深く感謝申し上げます。

    また、来年!   ふふっ。


     




    みなさま、よいお年を、、、お過ごしになってください。
































    -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 
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    どうぞ宜しくお願いします。

    テーマ : 家系・家族の癖
    ジャンル : 学問・文化・芸術

            
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    Author:寂光ーcosmos
    家系・個人の運命鑑定
    東洋運命学教室を主宰

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