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    『因果応報の源 時間を生きる』 4.運命学では、東洋の叡智、陰徳の提起をしなければなりません

    Category : 家系の興亡
    尾瀬沼燧ケ岳

    大江湿原から尾瀬沼と、燧(ひうち)ケ岳







    今日は、”因果応報”について、

    陰徳の視点からすこし記事にしたいと思っています。


    まずは、

    前回の記事へいただいた拍手コメントの中の

    次のフレーズへ、

    公開でお返事を致します。

    とっても貴重な事象をご紹介いただきました。



    私の近所では

    家を建て替えると必ずその家の誰かが亡くなります。

    そういう運気だったのでしょうね。




    折角のコメントですから、

    そういう運気だったのでしょうね

    にこだわって、運命学の一端をご紹介します。


    これは、実は、カテゴリー(家系の興亡)の初めての記事です。



     深くは、まだ、、、、、、。

    いくらか、その端緒だけでも記事にしたいと思います。







    おそらく、

    このコメントをくださった方のご近所は、

    若い核家族家庭ばかりのご近所ではなく、

    昔ながらの伝統的な大家族で2~3世代の家族が同居、というよりも、

    いわゆる屋敷内という同じ敷地内に母屋、離れが建ち、

    それぞれが別棟にお住まいになっている旧家タイプの家の

    集落の中ではないかと思います。

    私が、遠くまで訪問鑑定に出かけるご家庭の多くがそうです。




    都会で、核家族で住んでいる場合は、

    田舎で誰かが亡くなっても自分と関連付けて考えないし、

    また、いちいち情報が入って来ないのでなかなか気がつかない事象です。



    ご家族の中で、誰かが家を新築すると、誰かが亡くなる。



    禍福(かふく)は糾(あざな)える縄(なわ)の如(ごと)し   「 史記 」

    人間万事塞翁が馬   「 淮南子 」(えなんじ)



    不幸なでき事が他人事であるなら、

    人生の禍福は、予測できないという喩えを出して、


    ”そうなんだよ~”

    ”人生はそんなものだって!”とシタリ顔で片付ける事も

    傍観者としては、できるかもしれません。

    でも、当事者だったら、そんな単純なものじゃないのね~


    なぜ? どうしてこんな目に?

    そう思うのが、ごく自然な気持ちです。





    昔の人は、

    どことなく直感で、分かっていたはずです。

    今の私達は、西洋文明的な合理性の癖で、

    科学的じゃない、目で見える理屈で説明できないものを嫌って、

    心にzawa~ザワっとしたものを感じながらも、

    事に関連付けて考えるのをためらい、無視をし、

    邪魔な事、めんどうだと、避けて通っているのが普通です。







    さて、



    家の新築のように、何か慶事が実現する時、

    ”魔が入る”とか、注意を喚起する言い方をします。


    その喜びが大きすぎて、気持ちがゆるみ、それが油断を生む、

    たとえば、宝くじに当たったら慢心に陥って、不幸になるとか、、、




    これらは、表面的には油断や慢心を諌めるためが目的であろう

    と思います。


    慶事の後の、凶事が起こる事については、

    運命学で説明するには、


    東洋の叡智、陰徳の提起をしなければなりません。


    陰徳とは、陰の徳です。


    表だって見る事のできない徳です。

    徳とは、表だって福を帯びる現象が現れる時の(それを起こす本体)です。

    陰のエネルギーが陽の祝福された現象を起こす本体です。


    陰徳は、しあわせの種なのです。



    大事な事は、

    福を起こす種がなければ、福の状態にはなれません。


    しあわせになる、しあわせを引き寄せるには(本体)が、

    なければ、、、ダメです。それが、陰徳です。



    種が、幾らあるか? が非常に重要です!



    陰徳をいくら、あなたは持っていますか? (笑い)




    しあわせを引き寄せる(本体)をいくら貯めていますか?

    陰徳の定期預金はありますか?   あはは。



    どこに貯めていますか・・・・・





    しあわせ・福のなかの一番は、


    望まなくても、向こうから飛び込んで来る福です。

    ほしい、ほしいと欲深く欲しがらなくても、飛び込んでくる福の現象です。

    網を張らなくても、魚が陸地に飛び揚がってくる!

    そういう状態ですね。


    このしあわせの中にいる人は、

    ”頂いた”とか ”恵まれた”とか ”さずかった”などと、

    心境を話すかも知れませんね。





    しかし、

    今の世の中は、

    資本主義の経済性の効率化から、

    お金を廻して、動かそうとするエネルギーが強いですから、

    煽られて、扇動されて、欲望を引き出されるような仕組みですから、

    向こうから飛び込んでくる福を待つなんて、

    こんな安閑としていては幸せにはなれない、と思う人が多くいて、

    どんな場合も、自分から強く望んで”ほしい!”と欲望を膨らまさないと

    しあわせになれないと、思い込んでいる人ばかりでしょうね~  あはは。


    だから網を張る、努力をする、悪いことではない、いい事だ、

    そういう肯定で今の世の中の価値観は成り立っています。


    なせば、なる!


    ほんとうでしょうか?


    だれでも網を張れば儲かる? あはは~

    努力をすれば同じ結果が出る?  ほんとう~?


    因果応報によって報われるとしても、かならず差が出ます。

    それは、ひとつは持って生まれた運・命式の違いがあります。


    自分の命式にあった努力は結果が出やすいのです。

    努力がなくても、恵まれるというような事です。



    反対に、自分の命式にない事は、大変です。

    いわゆる、努力をしても な・か・な・か、渋滞いたします。

    掘っても掘っても水脈に突き当たらない井戸掘りの様です。



    この差はなになのか?



    しあわせを引き寄せる(本体)陰徳が、あるか、ないか?

    つまり積善があるかないか? それが、どのくらい?




    たとえば、



    私達は、しあわせな現象である陽の現象に恵まれるのは、

    その元の、しあわせを引き寄せる陰徳の力を消費します。

    つまり、陰徳の力がなければ、しあわせな現象は現れて来ない。

    つまりしあわせな現象に恵まれるという事は、

    積んだ陰徳の貯金を崩すのです!




    福の大きい陽の現象を出すのには、

    大きな陰の本体の力を使うのですね。

    陰徳がげっそり、痩せる。    あはは。

    陰徳が、なくなってくれば、

    陽の福である現象は出て来なくなる。。。


    つまり、福でない陽の現象が出てくるようになります。


    つまり、禍(わざわい)が起こるのです。





    おおきな幸せを望んで、それを達成した時は、

    おおきな陰徳を使ってしまった時なのです。




    そのように、

    積まれた陰徳は、限りがあるものですが、

    陰から陽へと転化されたエネルギーは、運命そのものから見ると、


    運命の質量保存の法則、

    運命のエネルギー不変の法則が成り立ちます。

    積んだ陰徳の分だけ、福がやって来るのです。




    これらが、陰徳の観点から見た

    慶事のあとは、凶事が起こりやすい理由のひとつです。

    他の視点から見るのは、今回は省きます。



    最後に、

    気がついて欲しいのは、

    今、私たちが意識する範囲内

    (見たり、聞いたりできる範囲内という事ですが)

    その範囲内で、物事というものは、成り立っている訳ではないという事。

    その狭い範囲内で、早急に結論を出してはいけないという事です。



    カール・マルクスの古典的著書

    『ルイ・ボナパルトのブリューメル18日』から

    有名な言葉を引用します。


    人間は自分自身の歴史を作る。

    だが、それを、自分の好きなように作るわけではない。

    自分の選択した状況の下で作るのではなく、

    過去から与えられ、伝播された、すでに存在する状況の下で作るのだ。





    私たちはうぬぼれる程、自由ではありません。

    自分の意識が好きなようにしていると思うのは、勘違いです。

    たかが意識は、そこまでの力はありません。

    過去から与えられ、伝播され、すでに存在する状況の下こそが、

    自分の過去からの因果応報、運そのものなのです。




    今、まさに日本の政治自体、

    ”時の権力者カ~ンさん”が口で言うほど楽じゃないのです。

    すでに存在する状況の下で、どこまで、なにが、できるのか?

    カ~ンさんご自身も解かってないかも?

    陽の象徴、だから政治は偽というのです・・・・・


    今日は、このくらいで。



    どうか、幾多の幸がみなさまへ、

    降り注ぎますように。







           


















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    文化、道徳の崩壊が、家に誰もいなくなる、、、。 東アジア共同体

    Category : 家系の興亡


     
    夏の空

    雲をたっぷり




    行く夏を惜しんで、、、今日の写真を決めました^^。





    今日も、インターバル! (笑い)


    前回の記事、”女性が漂流、、、、”にいただいたコメントからです。


    いつも、大変内容のあるコメントをいただきながら、それに対して、

    内容のあるお返事を書いているだろうかという、反省があって、

    きょうは、特にお返事に重点をおいてみようと思います。



    まず、一つ目、


    女性の生き方の多様化と見るのか、

    それなら、多様化が幸せをもたらさないと、それは漂う事に過ぎなくなる。



    そのとおりです。

    女性の生き方の多様化という表現は、

    女性の立場に共感するようで、傍観者の立場で眺めている視線を感じます。

    そう、結果までの責任を共有していないからです。


    多様化というのは、本質的な軸のレベルアップに従って、自然な成り行き

    で現れる多様なバリエイションが創造される際に使うのであって、

    はたして、現在は、そのクリエイティブな状況と言えるのか?

    疑問が、消えません。



    ある意味、

    141年間、西欧の狩猟民族の闘争を真似てみて競争社会を築いたが、

    自前の哲学や、みずみずしい思想を失って、

    枯れかけた植物のように、その枝の先や、土の上に、

    力なくぶら下がり、うずくまり、縮んで行く、そういう姿態を

    さらけ出しているような、無秩序、放縦性のなかで、

    自分の身の回りの足元からの崩壊を食い止められなくて、

    多様化?だって! おかしくなぁ~い?   

    言い過ぎかなぁ~  (笑い)




    そもそも、 羅針盤がない、、、。  地図もない、、、。   

    おぉ~! 船が、ないんだぁ~   (笑い)


    それは漂う事に過ぎなくなる。

        
                    そのとおりですね~



    二つ目、拍手コメントからです。


    毎回、cosmosさんの記事は、1度読んだだけでは理解出来ず、何度も読んで

    います。でも、今回は初めに読んでる最中から、涙が溢れてきました。

    女性についての記事と言う事もあるのかもしれませんが、

    ふと・・・娘達の事が頭をよぎりました。 まだまだ、子育て真っ最中ですが、

    私はキチンと子育てが出来ているのだろうか・・・・。

    はたして親として一緒に成長できているのだろうか?、、、、、、、、、 



    何度も読んでいただいて、申しわけありません!!

    むずかしいと言いながら、、、いつもどうもありがとう!


    一緒に成長できているのだろうか? 


    この疑問は、いい母親をやっている証拠ですね! 安心なさってください。

    でも、子供といっしょに成長できる母親が良い母親?

    そうじゃない母親は、良くない母親? 

    そこまで考える事はないでしょうね! あはは。



    親の持っている運命と、子の持って生まれた運命は違うし。。

    ある意味、親は親、子は子です、、、その違いを知る事も大事です。

    親が駄目でも、関係なく育つ子もいれば、

    親が立派でも、親の価値観に沿わない子もいますよ。

    そのどちらも、子です。  受け入れるしかないのです。

    子供の方は、生まれた時から、どんな親だって受け入れている!

    すばらしい適応力ですね。

    適応しなければ、生きていけないのを本能で知っているから、

    命をつなぐ為に、幼子は、命の糧(おっぱい)を持っている人に、

    母親に甘えて懐きます。

    たとえ、それがどんな母親であろうと・・・・・です!



    工場の製品の検品ならいざ知らず、自然である人の存在に、

    100%良い、悪いの識別、判断をしない方がいいでしょう。 

    世の情報、常識は、基準ではありますが、全てではありませんもの。

    過去の遺産、他人の遺産である、それらをあまりに大事にし過ぎると、

    自分や我が子が、支配される結果になりかねません。

    善悪を、全てにおいて敷延するという事は、特に、母子の関係には

    両方が、苦しくてうまくいかないでしょう。


    つまり、母親が、西洋の近代合理主義の理性的なやり方が、

    下手な方が、子供は、自然でいい子になります。

    でも、これらは父子関係においては、必要なのですよ!

    この両者のバランスが、必要なの!




    実に危険なのは、今の文明です。

    この文明に乗っかって行けば、家族が、お互いを物のように扱い、

    役に立つかどうかで評価するようになります。

    そうすれば、心がバラバラになって、

    命を尊ぶ『孝』の徳が欠けて来ます。



    そういう場に、人は居たくなくなりますから、


    家族が、いなくなる。 だれも居なくなります。

    100歳以上の高齢者が、どこに行ったかわからない?!



    ミステリーじゃないですが、

    ”そして、だれも居なくなる。” (笑い)

    どうも、そうなる。 これが、運命学の不思議です。



    そうならない為には、繰り返しますが、

    家庭の中に、社会と同じ損得や効率やデーターを入れない事です。

    これらは、西洋の近代合理主義のゆがみです。


    それらとは違う機軸を持つようにする事。それが道徳の芽、

    『孝』の原型です。 特に母親が、そうしたいです。

    女性が、本来守らなければいけない空間とは、そういった場です。

    それこそが生きる創造力の源、女性の本分です。

    なぜなら、

    父親は、狩猟民族の価値観が渦巻く社会で戦わなければならないし、

    その戦場を離れる事はできないからです。



    あぁ~、それなのに、それなのに~

    その徳と、女性が働く事と、同価値に並べて議論をするなんて!

    国の経済の為には、女性も労働力として活用するなどと!

    目先の利益のためには、何でも言うし、するのね~

    このやり方は、65年前に、戦争へ大きく舵を切った国策と、

    まったく同じやり方ではないですか?

    それしかない! そうする事が、正しいのだ! 

    国の為には、そうしてもらわなくては困る。のですって!

    ガッ、ガッ、ガッ、

    65年前の軍隊の靴音ような、なにか近づいて来る足音が聞こえます。



    もう、この時点では、泥で縄をなうような感じもしていますが、

    幸いにも、今の時代は個々の人間の生き方は、自由なのです。

    自分が、なにを、どう思うかは、自分で決められるでしょう?

    又、決めなければダメになってしまう、、、、、




    知識と言うのは、いくら新しいと言っても過去の切り口でしかない。

    新しい物は、その隙間から生えてくるものです。

    良い、悪いという2つの基準で物事を眺めれば、とかく、

    人の浅知恵に終始してしまって終わる事が多いです。

    その範囲で、得をした。成功をした。と言っても、タカが知れています。

    軽い情報の多くは、新しい機能や効能の為の知識であって、

    それ故に、メリットばかりの為に作られた説明文にしか過ぎません。

    説明文は、いくら読んでも説明だけです。

    その裏に必ずあるデメリットを無視し、気づき難くする為に

    利用された知識である場合が多いです。



    常に、別の選択肢はないのか?

    今の常識になっている選択肢しかないのか?

    生き延びる方途を、探らなければ手遅れになるような、

    『時』を感じております。

    この事を、生活の中から子供たちへ伝えなければ、、、、、。

    母が、防波堤になってくださいね。



    絶家の鍵は、『道徳』。

    この鍵は、目先の損得で、右往左往してはいけませんという事。

    命の継承の川上からの『陰徳』。

    それを伝える文化が失われた人、家族、から滅びていく。



    そこが大事、そこに掛かっているのよ。

    その結果が、

    自分の長寿と幸せと、よき子孫の命の継承がつづくという事です。


    織田信長の子孫は、スケートをしていますが、 (笑い)

    孔子の子孫は、中国の国軍の軍人をしているそうです。

    おどろきますね~、2600年もつづいている・・・・・


    これが、陰徳の蓄え・ストック、その因果応報です。






    先日、NHKの番組で、京都大学、大学院の小倉紀蔵準教授の

    ”ヨーロッパのEUは、単に石炭や石油などのエネルギー管理の為に作られた

    ものではなく、その基盤には、ヨーロッパの哲学的な共通性、デカルトや近代

    の理性のようなものがあったからできたのだ。同じ思想の基盤の上に、

    作り上げられているのだ。日本が、韓国や中国といった国々とEUのような共

    同体を、東アジアに作ろうとする場合、今の状態では無理だ。その前に、

    自分たちの哲学、思想を構築しないといけない。まず、それを作ることだ。”



    という発言の趣旨にも明らかなように、

    東洋は、東洋の哲学を持つべきなのです。 

    サル真似は、所詮は、サルの芸当にしか過ぎません。

    もっと出来のいいサルが隣に現れたら、

    ほら!もうお隣に、芸が盗まれてしまった。。。。。

    サル真似のサル真似をしますか?



    日本がこのまま似非西洋文明をぶら下げて、

    ごまかし、ごまかし突っ走るという事は先々、原理的に無理です。

    西洋にオモネルだけでなく、自分の井戸から水を汲むしかないのです。


    古井戸を掘りましょう。

    新しい水が、湧き出してくるように。。。



    最後、三つ目のコメントから、

    その中の貝原益軒のお話から記事を書きたいと思っていたのですが、

    十分もう、今までの記事で長くなった気がします。

    今日は、これ位で、次回へ廻す方が良いようです。


    ”美人”の運命学的考察を、テーマに、次回書く予定です。

    お楽しみになさってください!







    そう、もうログアウトしなければ。。。

    暑さが当分つづくようです。

    今日もぐっすり眠りましょう。^^感謝です。















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      コメントへのお返事     - お墓の改葬と子孫繁栄 ー 

    Category : 家系の興亡
    夜明け前、山中湖畔の白鳥たち 


    山中湖白鳥


    山中湖の白鳥


    早朝の山中湖


    まだ明けやらぬ早朝の山中湖






    山中湖は、富士五湖のひとつですが、

    距離的にも富士山に一番近くて、標高が1000mです。 


    高さも距離的にも、他の湖よりも富士山頂に一番近い湖です。

    一番すずしい処になりますか、




    私は、エアコンの設定温度を28℃にしますと、普通に汗をかきますが、

    ここでは、汗をかかないで過ごせました。

    きっと、日中は、それ以下だったのでしょう。 





    山中湖の方が、那須高原よりも標高は高い位置にあるようです。


    那須は、一軒茶屋交差点、右に上れば那須御用邸がある所ですが、

    その交差点を境に、上へ行けばぐ~んとすずしくなりますね。

    そこまでは、那須高原と云っても、暑い!     

    だから、別荘地も一軒茶屋あたりから高くなります。  あはは。







    那須の御用邸は、明治天皇が、身体の弱かった大正天皇の為に、

    気温や湿度、いろんなものを学者に調査をさせて

    健康に良い場所をお決めになられたと云う事ですから、

    そう云う点から言うと、山中湖は、少し寒いのでしょうね。 



    日中は、窓を開け放しておけば、

    気化熱で下がった湖からの風で十分でしたが、

    明け方は、窓から入ってくる風で目が覚めてしまう...。

    肌寒くて長袖と毛布が必要でした。


    毎朝4時頃、寒くて目覚めてしまい、

    だれもいない静かな湖に散歩に行きました。

    そこには、もう、白鳥たちが起きていて

    岸辺の餌をついばんだり、毛つくろいをしていたり、

    人には慣れているようで、近づいても逃げませんでした。








    今日は、7月2日にメールでいただいたご質問へのお返事です。


     

    『 お墓の件では、たくさん?お聞きした事があります。 

    今までの記事を読ませて頂いて、今現実に起こってる事の原因?みたいな

    ものが何となくわかってきました。

    この先、どうすればいいのか? が、課題なんだと思います。


    今、絶家するのではないか?と思える家が身内にいまして・・・。

    私の母の実家なのですが、

    cosmosさんの色々なお話しを読んでると当てはまる事が多々あります。

    女系化してて、今まさにピンチの状態なんです。 


    余談ですが・・・

    先祖代々あるお墓を移動する事に、問題はありますよね?

    その事と子孫繁栄に、関係はあるんでしょうか?

    親戚の事とは言え、実家の母方の事なので私にはどうする事も出来ません。
     
    私の嫁ぎ先(旦那)の跡継ぎ問題もありますし、、、

    課題は山積みです(^ ^;
     

    実は、私の実家で、父も随分前にお墓を移しました。

    実家は、私の上に兄がいて、もちろん跡継ぎとして自覚していますし

    兄には息子も生まれています。

    父は長男ではないのですが(末っ子)、父の家系も複雑で

    兄たち(伯父)が早死にしたので、父がお墓をみる事になりました。

     
    今のところは、大きな問題もなくみんな幸せに暮らせていると思ってます。

    これはひとえに、父と母からの恩恵だと思っています。

    父も母も、バカがつくくらい人がいいと思います。

    良く父が・・・

    「人様に良くすれば、自分に返ってこなくても、子や孫に返って来る」

    と言っていた言葉を思い出しました。

     
    ありがたい事だと思います。

    私もそんな親にならなければいけないな・・・と(- -;
     
    毎日が修行ですね・・・・。

    もっともっと、たくさんの事を学ばなければいけません。 

    次回の記事も楽しみにしています。』  





    お返事が遅くなりました事を、申し訳なく思います。


    『今までの記事を読ませて頂いて、

    今現実に起こってる事の原因?みたいなものが何となくわかってきました。

    この先、どうすればいいのか?』 



    私のブログを読んでくださって、自分なりの課題を心に持ってくださった、

    この事は、ほんとうにありがたいですね。

    何かが伝わって、人、一人一人が、自分の生き方に何らかの疑問を見つけて、

    今までとは違う変化を自分から起こしていく事が、今、大事な時なのです。




    それが、そのまま、日本が犯して来た罪を償うことになるのだと思います。


    国の過ちは、国をどういう思想で成り立たせていくか?

    そこの進路の決定です。

    そこのちょっとした指導者の過ちが、社会全体を巻き込む罪です。



    時代の大きな間違いもあります。
      

    外国の圧力もあります。

    それを、昔のように「賊」と云って戦って滅ぼせばいい、

    で、済むような単純な世界ではないのですよ。今は、、、  ほほっ。



    なにも明治維新や、敗戦の時だけではない。




    常にです。




    皮肉な事に、命を殺戮するこの魔力に無常はないのですね。

    常に滅びません。

    常在戦場です。

    生命のレベルでは闘争、それが真実です。 



    それを、『自然淘汰』とも云い、『弱肉強食』とも云う。



    この自然摂理は、津波のような有無を言わさぬ濁流です。


    その濁流に飲み込まれて、さ迷って行く**衆生(しゅじょう)のありさまを、

    釈迦は、『娑婆世界』=「堪忍の世」=(ガマンする世)

    と喝破したのです。

    まるで熱した鉄板の上にいるような、、、と





    ま、これは、まだまだ低いレベルの初期仏法の教えですが、、、、、、


    仏法と云えど、


    この辺の教えは、意識世界、スポット的な教えの欠点を持っています。

    しかし、西洋の思想と比べると、一つのロジック(一理ある)どころか、

    千理(1000のロジック)の値打ちよ。もっとあるかな?   あはは。




    国が、思想の間違いに巻き込まれて、国民を押しつぶして行く。

    そのつけは、国民、民に押し付けられていく。

    歴史というのは、その記録みたいなものです。





    3.11の津波は、東北の沿岸部を流しただけですが、

    国の舵きりの間違いは、日本中を流します!

    土の徳を国土が失えば、国土も流れます。

    自分の好き嫌いを云った所で、少しの利益を得た所で、

    すべて流されれば終わりです。

    何が大事か、ほんとうに考えるべき時なのです。


    **衆生は、仏教的な言葉。仏に対する我々の事です。

    又は、凡夫(ぼんぷ)と云う言葉もあります。

    ついでに、国民、市民は、政治的な言葉です。






    『 cosmosさんの色々なお話しを読んでると当てはまる事が多々あります。

    女系化してて、今まさにピンチの状態なんです。』 






    そうですか、、、 現実は、あなただけではないでしょうね!

    あなたは正直ですが、日本中多くなって来ているはずです。
       

    あなたは、家族を何とかしようと思っているから、

    そう、

    意識に引っかかるけれど、悩みになるのですが、





    功利主義のヤドカリに棲みつかれて、

    ヤドカリを可愛がって育ててしまって、

    個人主義に染まった人には、

    それが、当たり前、自分は、それでいいと思っている人には、

    問題ではないのです。

    悩むパワーがないと云うのか、、、


    ここの差が、最近は激しいですね。




    現状を苦と受け止めて、悩み、どうにかしたいと思えるのは、

    まだまだ気力があり、恵まれている、能力のある証拠です。

    同じ現状を、苦しみや、悲しみで受け止められるのは、

    それ以上の幸福のレベルを知っているからですよ。



    悲しむ能力があるのね。   ほほほ。

    ヤドカリを可愛がって育てて、個人主義に染まり、

    自分の自由や自分の中の狭い平等感の為に、

    家族や家庭や人との関係性を煩わしいと捨ててしまうのです。


    功利主義は、人としての生き様(さま)を失くしてしまうのです。 





    これは、適当な学歴と、程よい財産と、必要な知識を操れる

    人間に増えて来ていると思います。 



    いわゆる功利的生き方で成功をした人に多いのです。

    また、詳しくは、いつか、シリーズで書くつもりです。










    さぁ。今日のメインテーマです。


    『 先祖代々あるお墓を移動する事に、問題はありますよね?

    その事と子孫繁栄に、関係はあるんでしょうか?』 




    あまり、関係ありません。ご安心ください。


    あまり、と云うのは、

    どう改葬したのかと云う、かかわり方の心の問題はあると思いますが、

    お墓を移動=改葬、と云うきちんとした言葉がある位ですから、

    正しく認められた行為です。


    だから、子孫の方々が、話し合われて、良かれと大事に思って、

    お骨を改葬をなさる事は、あっていい事だと思います。

    子孫繁栄に良くない。それはないと思います。




    それよりも心配なのは、そう云う不安に付け込まれて、

    無駄なお金を使う商法に乗せられないようにしてくださいね。 


    ほっ。



    お墓を作り直せ、とか。

    先祖の供養にお払いをしなければいけない、とか。


    俗に、占い、運命鑑定と云いましても、さまざまな生業があります。

    悩みのある人の運の弱さに付け込んで、

    1000万円もするお墓を買わせてしまう商法もあるようです。

    そう云う場合は、墓石の業者とタッグを組んでいます。


    また、印鑑なども3万円位のものを数十万円で売るとか、

    お守りの石などもそうですね。


    何の為の言葉か、目的が商売であると見抜く事です。

    皆が生きるのに必死なのだから、

    その餌食にだけはならないようにしてください !!






    私の処へも、他所の占いを回って来て、

    ある神社の百日参りをすすめられた、神札を買うように言われたと

    それをしたけれど、どうにもならなかった、、、

    と、愚痴を言われる方も来られる事があります。


    運命についてたとえ純粋に学んだとしても、

    生業として商売として俗化して落とせば、ああもあるか? こうもあるか? 

    所詮、学問ではなくなる。

    俗っぽくなる=通俗化する訳です。

    他人の生業(なりわい)に口出しはしたくありませんが、

    私の考え方は、それは、おやめなさい。と云う考え方です。



    そう云った物だけで、運はどうなると云った簡単なものではありません。






    以前も記事にした体外受精の不妊治療で生まれた子供は、

    その家系の子孫運を解決して生まれてくる訳ではありませんから、

    逆に、親の子供運の不幸よりも、もっと酷な不運を背負っています。






    これが、自然です。

    それが、『天』のお裁き。   あはは。




    道理であり、あ・た・り・ま・え・です。





    人の不幸を、数限りなく見ておりますが、

    人間としての尊さも、美しさも見ています。




    そう云った尊さが、家庭の中に受け継がれている家系には、

    学歴や財力や知識が、多少どうであっても、人の幸せは存在します。


    かならず命を受け継ぐ人間が、生まれています。 





    大地に、誰の力を借りることなく、芽生える植物のように、

    自然から与えられた生を素直に顕現しながら生まれて来ます。 

    その姿を見て知っているから、自然の怖さも分かります。






    人間の意識が作り上げた単なる一理が、たかがロジックが、

    自然を変え、超えられるとは思いません。






    人は、自然の為す事には、逆らえません。

    ならば、すなおに従って生きるしかないのです。




    人間とは、そう云うものです。


    自然と戦って勝つのだ、とか、

    技術で自然を乗り越える、とか、 とんでもない話です。





    自然には、作らない方がいいのです。



    近代化以降、

    人は、『偽』が好きで得意になりましたね。

    わざとらしく、人より恵まれていると見せるとか、




    あざとい。


    幸せから遠くなってしまった感じがします。



    幸せから、遠くなっているのに、幸せのフリをする。

    年をとっても、若さがギンギラギンみたいな、   あはは。 


    何かを犠牲にしているのです。

    自然ではありませんね。

    利だけをむさぼって、さみしいみたいな、

    そう云うのは止めたいものですね。






    自然の摂理に合わせて生きる法は、東洋の方が数段優れています。




    ぜひ、参考になさってください。







    夏疲れが出るころです。



    どうぞ、ご自愛の程。



    よき一週間をおすごしください。


































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    Author:寂光ーcosmos
    家系・個人の運命鑑定
    東洋運命学教室を主宰

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