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    自然が自然たる、自然そのものの姿が消えていきます。

    Category : 自然の力
    100321 富士山

    3/21 の 富士山







     今日は、【ロンドン時事】の伝える次の記事からです。

    お読みになられた方もいるかも知れませんね。





    英研究チームが「決闘」に関して実施した実験で、

    次のような結果が判明した。タイムズなど英有力各紙が報じた。


    おそらく、拳銃を相手よりも先に抜こうとする意識的な行動速度よりも、相手の行動をみて本能的に反応する速度のほうが速い-。
     


    実験したのは、

    英バーミンガム大学のアンドルー・ウェルチマン博士のチーム。

    54人が参加し、拳銃の代わりに押しボタンを使い、行動速度を計測した。

    その結果、自らの意思で最初にボタンを押す場合よりも、

    相手の手の動きに反応して押す場合のほうが、

    行動速度が平均0.02秒速かったという。
     
    同博士は「意識的に行動する場合と本能的に外部の動きに反応する場合の二つの速度を計測したのは初めて」としている。




    決闘の時に、先に拳銃を抜けるのは、どちらか?という実験で、

    意識的にするよりも、本能的に任せた方が早かったというわけです。




    これは、非常におもしろい記事だと思って読みました。


    なぜなら、


    ”決闘”というイザ! 負ければ命を落とす事になる場面で

    実験をしたというのも、わかりやすい!



    その上、普通でしたら、

    常日頃の意識的な練習の積み重ねで本番に臨めば、うまくいく!

    現代人は意識の方が本能より優れて? いる、と

    漠然と思っているはずですから、 ほほっ。


    原初からある能力、脳で言えば旧皮質の方で、

    それよりも、人間が創意工夫する能力、脳で言えば前頭葉の方が、

    人生には有益なのだ、というそういう方向性が作られていますから。


    それって本当? これでいいのかしら??と、

    疑問を投げかけていましたので、この記事に目が止まったのでしょう。




    この現代の思潮の流れを、このまま行き着くと、どうなるの? 

    と、不安で、考えざるを得ない状況を見つめていたからです。




    前回のブログ記事、

    実際、産みたいのに、産めない体の人が増えているのです。

    そういう悩みの方がたくさん目の前に来られています。


    に対して、次のようなコメントがありました。


    現在は、生命力が衰弱している時代なのでしょうか?

    環境ホルモンが問題になりましたが、

    それもこの影響なのか心配になってきました。

    自然の摂理に添うように生活しなければいけないのですね。







    仰るとおりですね! 

    自然の摂理に反した現代の思潮は、

    人間の夢を実現するのは、意識次第! 前頭葉だよ!

    意識で全てがコントロールできるかのように、本能も抑圧しよう?

    という点に重点を置いているようです。




    すべてはバランスの問題なのですが、



    私自身に於いては、ずっと以前から、

    理性・意識的であるよりも本能・無意識なあり方を

    経験的に大切にしています。



    どこかで、意識より本能的な力に、心の中では軍配を挙げていますね!




    イザという時、意識の助けは限りがあります。

    意識できる範囲!です。

    それよりもっと奥の力が、助けてくれるのは完璧性があります。

    窮すれば通ず。ですか? 

    たしかにそうなのです。

    じつは、そう信じて疑わないでおります (笑い)





    この記事を読むきっかけになったのも、目に留まったからです。

    自分の必要な事柄には、捜さなくても出会える。

    どんなに雑に新聞を読んでいても、読むべき記事には出会える。

    その確信は、ありますね! (笑い)






    今日は、こういった体験をご紹介しましょう。




    進学塾をやっていた頃、私の塾の独特のやり方だったのですが、

    生徒たちが講師の授業が終って帰り際に、私のところへ

    帰りの挨拶をしに来るのですが、ずっと長い行列ができました。


    ひとりひとり並んで会話をしながら”さよなら”を言うのですが、

    質問がある生徒には、その対応をしなければなりません。


    それが毎回新鮮な楽しみで私はいつもその場に、

    すべての学年のテキストと、参考書をおいて、対応しました。


    簡単なものはいいのですが、

    算数の応用問題や、受験の図形など、補助線を引くとか、

    生徒がピンとくる説明をしなければなりません。


    生徒がずっと並んでいるわけですから、ちょっと待って!と言っても、

    ものの十秒くらい、長くて1,2分で処理しなければなりません。


    その時のテクニックは、とにかく質問の内容を理解する。

    次ぎの瞬間に、普通はどう答えようかと考えるのでしょうが、

    これをしない、考えない。考えたら時間が掛かり過ぎです!!

    (ここが大事なのですが、)直ぐパッと全部を忘れます。

    問題が意識から隠れた間に、空っぽになった私の頭の中で何かが働き、

    (たぶん無意識)次の瞬間は答を口にしている私が居るのです。

    これは、問題の中味を考えて答えるより早かったと思っています。



    これは初め、必要に迫られてコツを身に付け?ました。  ほほ。

    高校受験が終わって、生徒が高校生になってもやめないで私の塾へ来ているというケースがありました。
    大学受験の理系の数学の問題をわからないと言って持ってきた時、

    生徒が挨拶に並んでいる間に処理をしなければならないので、

    仕方なく取った方法です。


    本当に、ふしぎなのです! 考え込んだら分からなかったでしょう。

    質問に来る彼らをがっかりさせた事はなかったと思っています。






    又、自分が欲しいと思っている物や、読みたいと思っている本があれば、

    無意識が叶えてくれるまで待ちます。(笑い)

    ある時、気が付くと、そのモノの前に立っています。

    仕事で出かけた初めての町で、立ち寄る気になったお店、

    何気なく、奥へ行くと、前から欲しいと思っていたものが!

    そこにあるのです。

    探す手間が省けて楽!なのですよ~



    この力はなになのでしょう?


    いつも、不思議な感覚に包まれます。



    たぶん、これは、意識上の私には見えないけれど、

    無意識の私が、分かっているのですね。


    中途半端な知識を動員して欲で策を弄するよりも、ずっと楽です!






    人間は自然の存在ですから、

    大なり小なり個人差はあっても、こういう風に感じる場面はあるかもです。



    なぜなら、

    私達の生の衝動は、意識(陽)から芽生えるものではありません。

    私達の生の衝動とは、意識の奥、何層もの奥、

    『陰』そのものからなのです。

    意識のもっと奥の無意識から、

    私達のすべての生の衝動は起こっています。



    私達は、自分の生の衝動によって生命を守られています。

    車に乗っていて、横断歩道を渡っていて、ひやっとした時、

    ありませんか? 助かった! 守られたと思う時あるでしょう?



    もちろん、運が悪く逆に、事故に巻き込まれた人々もいます・・・

    その差は、なにでしょうか?



    欲を出して意識することで、逆に、その生の衝動は途絶えます。




    意識(陽)だけを積み重ねても、生のエネルギーは湧いて来ません。

    本能を虐めて、さげすみ、意識的生活に傾きすぎて、

    生の衝動が途絶えると、どうなるか?

    それは、生そのものの生命力が失われ・・・命の発現が途絶えます。

    自然が自然たる、自然そのものの姿が消えていきます。



    陽である男性から男らしさの本質が消え、

    陰そのものである女性から創造性が、消えて行きます。




    男らしさの本質と、女性の創造性の本体のエネルギーで、

    子孫繁栄が成立しているのですよ。




    物質文明の中の意識偏重の思潮が、肉体と精神を分断しているので、

    私達は、物質の世界で起こっていることが、そのまま同時に、

    精神の世界にも起こっているのだという認識を持ちにくい時代です!

    私達の中に、そういう感覚意識が惰性になっています。



    その感覚が今のままで維持されるかぎり、

    今の科学で物質としてしか捉える事のできない地球の危機を、

    温暖化や環境の汚染として捉えることはできても、

    自分たちの精神の危機とは捉えられないのです。



    温暖化や環境の汚染は、あくまでも物質世界のことです。

    それから精神的にも影響が出るかもしれないと、

    精神的影響を、物質世界からの副次的影響に捉えるやり方は、

    あまりにも、間違っています。



    温暖化や汚染と同時に、

    私達の精神には、目には見えないけれど、変化が起こっています。

    まず、男性と女性の性徴の交代、生殖能力の後退、

    に現れて来ているのではないかと思っています。

    地球の様相が移り変わっていると同時に、

    私達の心身も移り変わっています。

    30年も経てば、取り返しの付かない変化にたどり着くでしょう。





    この移り変わりに、どこかでストップを掛けなければ・・・・・



























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    春眠不覺曉 / 「浄暗」という言葉を知っていますか?

    Category : 自然の力
    100321_湖

       富士山を背にして夕暮れの本栖湖を望む










      春曉    孟浩然

      (春の夜明けの気分)

     

      春眠不覺曉  春眠 暁を覚えず

      處處聞啼鳥  処処 啼鳥を聞く

      夜來風雨聲  夜来 風雨の声、

      花落知多少  花落つること知りぬ多少ぞ。




    春の眠りの心地よさに、夜の明けるのにも気がつかなかった。

    方々から 鳥の鳴き声が聞こえ。

    昨夜から風や雨の音がしていたが、

    花は、さぞたくさん散ったことだろう






    ところで、

    あなたはどのくらいの睡眠をとるよう心がけていますか?


    不規則でバラバラ?

    規則正しい生活を心がけるようにしている?




    人それぞれ、さまざまでしょうね~~




    「睡眠時間」と「死亡率」との関係を調べたデータがありました。


    死亡率が最も低いのは、睡眠時間が約7時間の人。

    睡眠時間が4時間以下の場合は、男性で62%・女性で60%

    睡眠時間が10時間以上の人でも男性で73%・女性で92%

    この割合で、死亡率が高まるといった報告です。



    理想の睡眠時間は、7時間らしい。

    それより長くても、短くても死亡率は高くなるそうです。


    睡眠時間が減るにつれ、老化は促進され、肥満状態になりやすく、

    脳血管障害、ガン、心筋梗塞、糖尿病などといったリスクが増すそうです。



    みなさま、いかがですか?



    健康に、どれだけお金を投資していても、

    十分な睡眠が取れないようなら、無駄のようです。

    また、前回の記事で書きました無意識ですが、

    寝ている間に、昼間使いっぱなしだった意識を閉じて、

    私達の無意識のなかに入っていける大事な時間なのですよ。





    朝の4時 ~ お昼の12時までは、『排泄の時間』なのだそうです。

    寝ている間に汗をかき、起きて尿意をもよおし、排便をする。

    体の中の毒素を出すための時間です。

    水分が出て行きますので、十分な水分を補います。

    だから、この間は、腎臓や肝臓の消化に負担のかかる脂っこい食事、

    おなか一杯のたっぷりの重い食事をしない方がいいのです。 

    特に午前6時から9時の間は、

    できれば、この間の食事は、自然の生きた酵素を体内に摂り入れる為に、

    植物の生食(生野菜、くだもの)を心がけましょう。

    酵素は50度cで壊れますから。生野菜ジュース等やくだものを。

    めんどうなら、バナナ2本とかトマトを丸かじりするとか? (笑い)




    お昼の12時~夜の8時までは、『消化と摂取の時間』

    この間に、食べて、飲んで、

    おなかいっぱい食べたいならこの時間帯に!(笑い)

    活動しながら食べる事を盛んにしたらいいのです。




    夜の8時 ~ 翌朝の4時までは、『吸収と代謝』の時間なのだそうです。

    命に大切な新陳代謝です。

    また、人の代謝が活発化するのは、

    午後10:00~午前2:00の間とする説があります。

    また、成長ホルモンは午後10:00~2:00の間だけ、活発に分泌される。

    ここが大事なのですよ!

    この間、深い睡眠をとっていないと新陳代謝がスムーズに行われません。

    やる事があっても夜更かしは止めて、朝、4時に起きてするようにしたら?

    遅くても夜中の12時までには熟睡するように・・・・・ 



    これらは、すべて、

    本人の意思に関係なく、自律的に命の衝動をはかどらせてくれる

    血圧や、体温や、内分泌を守る自律神経の範疇です。

    このような体のシステムは、主として無意識の範疇ですよ。




    意識の覚醒は、昼

    無意識は、夜

    生あるものは、夜、無意識の世界で再生するのです。





    ところで、

    「浄暗」という言葉を知っていますか?

    浄化する暗さ。闇のことです。



    穢れを清めるための、神々しい闇、というのかしら。

    夜のことです。

    夜は神が動く時刻であって、人間が動く時刻ではない。



    司馬遼太郎の『義経』に、

    壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼし、

    平家から「三種の神器」の二つを奪った源義経が、

    都に凱旋することになったわけですが、

    「三種の神器」=神にあたる器を持っていたので

    都に上る移動を夜に行ったそうです。

    夜中の凱旋ですね。

    神の移動は浄暗=夜でなければならなかったとあります。




    夜=闇=意識が無力=無意識界=神の力の領域=陰=再生なのです。





    ほんとうに、私達の意識は偉そうにしているけれど、なんぼのもの?

    本来、無意識の方が、本体、親分なの!! (笑い)



    無意識に沿った意識は、善、健康をもたらしますが、

    無意識に逆らう意識は、悪、なんぼのもの? なのですよ!





    無意識を、自然の摂理と置き換えてもいいでしょう。


    私達は、無意識に感謝をするどころか、その法則である自然の摂理に

    逆らう意識を、科学の恩恵の賜物?か、沢山産み、育て、増やしてきました。

    それらの意識に振り回されている、使いこなせていない、

    そういう時代に突入しています。







    たとえば、

    睡眠不足が続くと体力温存のため、血液が皮膚に行くのが後回しになり、

    皮膚の栄養分が足りなくなる。

    皮膚の機能が低下し、皮膚の水分も保たれず、皮膚トラブルを起こしやすい。

    かゆみや、じんましんが出てきたり、、、

    皮膚にアレルギーの炎症として、かゆい湿疹ができたりします。



    心配事などで、浅い眠りが続いて熟睡できていない場合、

    心が緊張状態が続いたら、体のなかに男性ホルモンが増加します。(女性も)

    それで皮脂腺が刺激され皮脂量が急激に増え、雑菌が活動してきて、

    ニキビや湿疹の原因となります。

    また、大きな出来事でなくても、心に深いストレスを受けたとき、

    頭部に円形ハゲができたり、直っていた水虫が活発化したり、

    虫歯でもない歯肉が、プァーとマメ状態に腫れたりします。


    出てくる症状はさまざまですが、

    私たち人生の”生きよう!”とする意識生活の上で、

    自然の摂理に反する=生物としての原理を外した生き方に陥った場合、

    それが、単に心性的な原因(ストレス)であったとしてもです。



    こういう時、私達の意識は、

    自分が知っていると自惚れている限られた狭い範囲の知識のカケラで、

    大抵の場合、自分のエゴに染められて勝手な判断をするわけです。




    自分の意識は自己の欲望の代弁者になります。

    自分の欲望を正当化する事を考えます。

    そして、無意識=生の衝動=命、の虐待者に成り果てるのです。



    目先の欲や、策略で、《 もう、ちょっと頑張ろう!》

    止めるなんてとても恥ずかしい、《 だいじょうぶさ~ 》

    虚勢を張って、《 まだ、いける?よ~ 》   




    (笑い)





    しかし、私達の無意識は、

    生の衝動で「 もう、勝手な意識をこれ以上、支えきれないわ~」と、

    判断をして、上記のような症状を出して来るのですよ。

    ”体どころか、【命】のSOSなんだよ! おい! 意識の馬鹿もの!

    いい加減にしろ~”と。

    生の衝動を途絶えさせるわけです。

    陰からのエネルギーの補給路を断たれた陽は、挫折するしかないのです。


    こうして、私達は自分の欲に絡んだ生命活動を断念する羽目になる。


    即、入院しろ! 手術だ!

    ウツだって? 仕事ができない!

    癌で余命いくばくか?、、、、になってしまうのです。


    私達の体に症状が出る前に、心的ダメージは先行しています。


    これも、私の仕事柄の経験ですが、

    配偶者の死、離婚、等の悲しみがあった後、約3年前後に、

    癌等になられている方が多いです。


    心は、ある意味、意識的にウソがつけます。

    ”いいえ、それほどじゃないですゥ~ ”

    ”悲しくなんか無いわョ~”

    ”反ってさっぱりしたンダ~ "など、言い方もさまざまですが、

    私達は、心を偽って見せる事に長けています。



    が、体は、ウソをつきません。つけないのですよ~

    日々の悲しみ、苦しみ、ストレスを毎日の細胞が記憶しているのか?

    と思うほど、日や、月や、年の後に、

    症状として、病気として、表現してきます。


    苦しみや悲しみを、意識で忘れたように振舞ってもダメなのです。

    無意識の下の層へ蓄積され、必ず無意識は押し返します。

    意識が気が付くような症状に、現象に、して返してきます。





    あれほどダメだって言っただろう!

    無意識さまを無視し続けた因果応報だ! わかったかァ~? とね!



    これも仕事のアドバイスの経験ですが、

    悲しみや苦しみは、意識上で大いに表現した方がいい!

    たとえば、声や体で表現をするのです。 直接的にです!



    踊ってもいい、おお泣きをしてもいい、泣き叫んでもいい、

    さわいでもいい、くやしい!と安いお皿を割ってもいい、

    山に向かって怒鳴ってもいい、(山へ行ってくださいね)

    海で慟哭の声を高らかに~遠慮なく! (海へどうぞ!)

    好きなだけわめいてください~ (笑い)


    古いカレンダー等の紙を引き千切るとか! 絵を書き殴るとか! 


    もっとありますか? (笑い)


    悲しさや、苦しさを、抑えてはいけませんよ!

    意識できる限り、体から追い出すことです。

    すっきりするまで、、、ね。



    病気になってしまいますから、、、




    命の浄暗のために、早く眠ることに越したことはなさそうですね。


    そして夜ふかしを回避して、よく眠ること。



    無意識のゆりかごの中で、いい夢を~~~


    若々しい命を再生してくださいね。


















    『病気にならない「酵素食」レシピ』 鶴見 隆史 (医学監修)

    『人体常在菌のはなし―美人は菌でつくられる』 青木 皐 集英社新書

    『夜ふかしの脳科学―子どもの心と体を壊すもの』 神山 潤 中公新書 

    を参考にしました。



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    『呂氏春秋』 3  人寿160歳、81歳で死ぬのを”夭”と言う。

    Category : 呂氏春秋の世界
    中国の楼

    中国の楼








    前回の記事には、みなさん、耳が痛い~という

    反響が多かったです! あはは!

    現代は、夜の10時に寝るには、非常な困難があるようです!




    現代は、天の摂理に逆らう時代なのですね~





    前のブログ記事で、自律神経は無意識の領域であると書きました。

    無意識の領域(まだ人間の意識では開明できていない領域という意味)は

    たとえば解りやすいのが宇宙で、人間の意識で、(宇宙科学として)

    ほとんどが解明できていない領域=無意識の領域です。






    無意識の領域という言葉事体が、西洋的思考方法そのものですから、

    大問題なのですが、、、、、

    西洋式思考で生まれた言葉やその概念というものは、

    自然のあるがままを捉えるには、

    余すところなく事実を掴むには、足りない、無理がある、ものです。



    実際に、仏教哲学から見ると、


    今の西洋的学問の認識は、仏法の説く三身のうちの一身でしかなく、

    しかも、その一端という、偏狭さを具えています。

    意識、無意識という言葉の概念においても、

    天台仏法における、『九識論』という理論の方が、格段に優れています!


    またこれらは、次の機会に。





    素人は、科学が進歩すると何でもできる! と思い込みがちです。

    すすんだ科学者なら、人間の意識が解明したその奥に、

    もっと膨大な未知の世界が、広がっている事に気が付きます。 




    膨大な未知の無意識の領域である自然に対して、

    人間が、ささやかにできる事は、無意識の領域に存在する力を利用して、

    何かできる事はないか?と工夫する事だけです。




    何処まで行っても広がる無意識の世界=宇宙そのものが命の源です。

    そのおかげで、私達の創造活動は可能になるのです。





    「自律神経」という今の学問の知識は、

    自然のなかの人体における体の機能、働きを系列的に研究し、

    人間の意識で引っ張り出した無意識の領域の中のほんの一部の理に、

    名付けた名前です。

    自律神経の交感神経と副交感神経が、夜、時間でチェンジするなんて、

    前ブログでみなさんが ”耳が痛い! ” とおっしゃった、

    10時~2時までなどという機能の時間的な制約は、

    誰が時間を定めたのだ? 

    と追求したところで、、、 ほほっ。

    これは、権力者であっても自由にできない、勝手は許されない。


    それを東洋的には、宇宙のリズム、秩序、自然の摂理などと言います。

    仏法では、『法界』(仏の法の世界)とも、云います。



    不思議な宇宙生命ルール、これが、『呂氏春秋』でいうところの、

    【天の道】と言うものでしょう。

    これらが、東洋のすばらしい卓見ですよ!


    この【天の道】の下では、
    生命あるものすべてが、平等な扱いであります。





    それは、そもそも宇宙的生命と私たちの命が、同根である。

    そのまま、どこかで宇宙の時間的なシステムに統御されている。

    その事実であるという事に他ならないのです。



     


    西洋的学問と、東洋的学問の違いは、

    西洋的学問は、人間が意識できる世界だけを存在するものとし、

    意識で捉えられるモノだけを対象として、微細に見ます。

    あ、多少の霊的なものも、学問には入っていますが。


    しかし、東洋的学問は、意識できる世界の変化を知った上で、

    それにこだわる愚かさと、偏りを避ける為に、ナンセンス!

    常に、天=膨大な無意識の世界全体、へ 目を向けようとします。



    エヘン! やっぱり東洋の方が親分だって!  あはは。





    季春紀 (盡数)  町田版 春の節33から


    天生陰陽寒暑燥溼,四時之化,萬物之變,莫不為利,莫不為害。

    聖人察陰陽之宜,辨萬物之利以便生,故精神安乎形,而年壽得長焉。

    長也者,非短而續之也,畢其數也。畢數之務,在乎去害。何謂去害

    ---故凡養生,莫若知本,知本則疾無由至矣。



    天・陰陽を生じ、

    寒暑・燥湿・四時の化(か)・万物の変・利を為さざる莫(な)く、

    害を為さざる莫(な)し。

    聖人・陰陽の宜(よろしき)を察し、万物の利を弁じ、以て生に便ず。

    故に精神・形に安んじて、年寿、長ずることを得(う)。

    長ずるとは短にして之を続(つ)ぐに非ず。

    その数(すう)を畢(つく)すなり。

    数を畢すの務(つとめ)は害を去るに在り。ーーー

    凡(おおよ)そ生を養ふは本を知るに若(し)くは莫(な)し。




    天・自然に陰陽というものがあり、

    そこには、寒い・暑い、乾燥・湿る、

    四時の推移、すべてが変化し、それが利にもなれば、害にもなっていく。

    天の道を究めた聖人なら、陰陽を考察し、

    どうすれば万物が健やかに生きるかという事をわきまえて、

    生命が生きるのに都合の良いように取り計らっていくのである。

    故に、精神が肉体とともに安らかになって、寿命が長くなるのだ。

    長寿とは、短いものに接ぐような事ではなく、

    生命の持っている天から与えられた生命の理法を尽くして

    十分に発揮する事である。

    生命の理法を尽くして十分に発揮する事とは、その害を去ることである。

    (害とは、事故、怪我、中毒、いわゆる命の夭折)

    生命を養うとは、生命は何であるかという基本を知って、

    害を除いていけば常に真実であり、永遠である。

    (大抵の人間は、枝葉抹消にこだわって、基本を忘れるのである、)



    中国の道教では、

    年齢81歳を半寿といい、その倍の160歳を全寿と言い、

    81歳以下で死ぬのを夭折の ”夭 ”と言います。

    ”夭 ”とは、生命が若くみずみずしい内に死ぬことです。



    【天の道】に沿って生きれば、160の人寿をまっとう出来る?!!




    生理的とは、天から与えられた生命の理法である一端を、

    医学が意識で捕らえた知識と言う事もできますね。


    最重要な生理的な現象・機能は、生命の創造、

    受胎、妊娠、出産、という事になりますか?



    人間が人間を産む。全てが意識で解明されていません。




    命を産むのは女です。

    妊娠出産にそなえて大事な機能をする子宮、卵巣。

    毎月、28日周期で生理的におこる月経。

    それは、本人自身の意思や意識に関係なく定期的に起こるもの。

    いわゆる自律神経の働きです。


    しかし、自律神経失調症という病気があるように、

    自律神経も、(宇宙との統合的調和が)乱れて機能が低下し、

    働きが崩れる。


    子供が産めなくなっている、現実。

    一人の孫も抱くことができない年老いた両親のご相談も多いのです。

    人々が良かれと思って、自分の欲望を最第一に位置づけて、

    営々と努力してきた結果が、これですか?




    私は、医者ではありませんから、

    診察や、診療はできません。しません。


    これも私の仕事の経験、ご相談の内容から思うのは、



    男性的に活発に活動する女性は、圧倒的に生理不順が多いようです。

    体が育つ思春期に、過度な運動に偏って、栄養がそちらに取られ、

    20代を過ぎても子宮が成熟せず、

    ダイエットや体の冷えが原因で卵巣が排卵しない。




    また、不妊に関して運命鑑定のご相談に来られるお話を伺うと、


    どうも、

    『女に産まれたことが、疎ましい。』

    『どうして、女だけ生理があるの? めんどう~ 』

    『生理のない男になりたい! 』


    そういう意識を強く思ったり、軽いつもりで願ったりしたら、

    ついには、生理の28日周期が乱れたり、止ってしまうらしいのです。

    無月経が長く続くと楽ちんでも、子供はできにくくなりますよ!



    女性が、女に生まれた事を、すなおに受け入れられない時代。

    女性が、女に生まれた事を、喜んで生きようと思えない時代。

    女性が、ある意味、

    女性である事に反抗をしている結果ではないですか?


    これは、女性の過去の歴史をどう見るかという評価の仕方や、

    そして、

    情報社会が女性をあおるその質の低さ、低俗さにも原因があります。

    要は、社会における道徳観の欠如ですね・・・



    決して、女性だけに責任があるという事ではないけれど、

    主体者は、女性でしょう?

    女たちが逃げようとしている。 

    どこから? 

    目の前の現実からです。


    子育てに難しい時代だと、、、?


    馬鹿言ってんじゃないわよ!     あはは。 
    (山口百恵ばりに? play back!)

    ちょっと知識の端くれを学んだからと言って、

    人生解ったように言わないのよ。

    自分を飾るだけの知識?を幾ら拾い集めても、最後は塵になるだけです!





    我々の先輩はどんな戦火の中だって、

    愛があれば、その人の子供を、、、

    命を継ぐことだけは、止めなかったでしょう?

    それが、どうして?




    一つの理由は、

    根無し草の国家で、未来の子供に希望はないと決めた。

    誰が決めたのですか?女じゃない。


     女の意識でしょう?




    女が意識で物事を決めるようになったら、世の中、おしまいなのよ!

    今まで、女は意識で大事な物事を決めはしなかった、、、。

    ほら、女は子宮でものを考えるっていうでしょう?

    男は理性ですが、女は本能(直感)で物事を判断してきたの。

    女は、意識を超える力で決めていたの。 

    事、いのちに関しては、ね!


    ついに、それを放棄して、

    女が意識にしがみ付くようになったのですよ。



    それは、女性が物質文明のひもじさに負けて、

    根無し草を襲いつづける資本主義の飢餓感に負けて、

    自らの内なる不思議なる力を捨てたのです。



    弱きもの、汝の名は、女なり。  (あはは!)



    この背後には、被害者である男性がいます。


    また、女性たちを逃がそうとしている勢力が、潜んでいる。

    彼女たちの意識を変えて、生理に及ぶ変化を強いたのです。




    もう!

    女でいられない、、、女を捨てて男へ変身せざるをえない女たち。

    男の本番、陽の現場へ、物質を求めて漁りに出かける女たち。


    それが、かっこいいなんて! おやめなさい~!

    時代に乗るという事は、少しもかっこよくない。 



    みっともないだけ・・・



    だって、この時代そのものが大変な倒錯なんだから。

    無意識の領域であれなんであれ、

    なにでも意識で捉えられるという倒錯です。


    自然を捨てて、うぬぼれや傲慢さの方が楽ですか?



    意識で全てを凌駕できるという邪教を信じる天に対する反逆が、

    こうして、人間が天罰を受けているのに気が付かなければ・・・・・



    科学の真理というものは、次、新しい事実が判れば偽になります。

    これは、何度も言って来ました! 

    いわゆる『陽』だからです。

    知ってはいいけれど、頼れるものではない・・・



    あらゆる知識が宇宙や自然に対して、どこまで事実に迫っているのか?

    真剣に疑って、考えなきゃ、真の安寧は手に入らないですよ。



    次、その最たるもの病気の癌について取り上げますね。

    おたのしみに!






















    参考文献 : 「呂氏春秋」 町田三郎 講談社学術文庫

             百家諸子 中國哲学書

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    『健体康心』 1.癌をやっつけるために、まず、癌の概念からやっつけましょう。

    Category : 大自然と科学
    100321_上九一色

    上九一色の林





    今日は、前、お約束をしたように”癌”についてです。



    癌をやっつけるために、まず、その概念からやっつけましょう。

    長くなるようなら、何回かに分けて書かせていただきます。



    癌、という病気は、人間のつくった概念のお化けということもできます。

    あるいは、人間の信奉する意識が、科学的に、生み出した亡霊とも言えます。

    お化けも、亡霊も、意識が一番嫌う存在なのにね!




    意識で確認できない、科学が存在を証明できない、お化けと亡霊を、

    科学の先端である医学が作り出しているみょうちくりんな現象についてです。






    じつは、前のブログの記事で、次のようなコメントをいただきました。


    情報社会・・・情報の取捨選択が大切な時代とわかりながら、

    本当に必要な情報をつかめていないのではないかと思えます。

    つかんでいる気になっているだけ・・・。




    そう! よくぞ、ここまで私たちの置かれている現実を掴まれたと思います。

    実は、情報化社会のなかで大量に流される、私達に届く情報は、

    誰かが作ったある概念です。概念の渦を受け取っているのです。

    信じると、その概念に染まります。

    たとえば、「ライオンは恐いよ!」ひとつの概念です。

    これを知って、ライオンを見たらどうでしょう?

    こわいんだ! こわいよ~ と檻のなかのライオンにも近づけないかも?

    その反対に、なにも知らない幼児は?

    先入観のないまま、ライオンの檻の前に行った幼児は?

    恐がらないで、じっと、見つめているかも?ですね。

    そのように、ひとつの概念からの影響は、

    その意志がなくても、その概念の巾や、狭さに囚われます。

    ほぼ、その概念のたどりつく結論は決まっていますから、恐いのです。



    物事を、どう捉えているかという違いで、言い方は違ってくるでしょう?

    それは、真実どころか、事実でもなかったり、

    ある情報、概念は、ある事の為に事実を隠したものだったりします。



    例えば、「医者が不足している」という情報が、テレビや新聞で流れると、

    ”必要な医療を受けられない~”

    ”それでは文明国とは到底いい難い~”

    ”なんとかしてほしい~” と、不安になってしまいます。

    ”政治が悪いのよ~ ”  (笑い)

    国民を襲う、恐い不安のマグマのような怪獣に感じてしまいます! 

    そういう意味で、現代において、癌は、

    世界中で毎年850万人が亡くなっている。癌の真の原因は解っていない。

    癌=恐い恐竜、死神、亡霊に襲われたようなもの? あははっ~!



    この概念を打ち破りましょう!


    「医師不足」って、日本全国で医師は約28万人いるといわれます。

    そして毎年約8000人の医師たちが誕生しています。

    日本の医師は1日あたり約60人の患者を診ているという報告があって、

    医師一人で、年間8500人の患者を相手にしている勘定になります。

    OECD加盟国の平均が2412人ですから、加盟国平均の3.5倍、

    最も多い数字だそうです。

    一人の医師が、これだけの数の患者を診ているのだから

    ”3分診療”もやむを得ない?

    電子カルテの時代ですから、患者の顔よりもパソコンばかり見たりして!

    そりゃ、患者の顔も知らないと、薬や患者の取り違いが起こりますよ?

    これらは構造的な問題と言えるのかもしれません。



    こういう結果になるのは、診療費が安いという背景があります。

    もちろん、国民皆保険という制度に恵まれているからですが、

    外来患者一人当たりの受診料は、日本の平均で7000円、

    アメリカでは62000円、

    スウェ―デンならば89000円です。

    日本人は医者や薬への依存度が極めて高い国なのです。

    世界の人口を約65億人とするならば、わずか2%弱でしかない日本人が、

    世界中のクスリの2割もの薬を消費しているのですよ~。

    これは明らかに“異常事態”!!! ですよね~

    又、CTスキャンやMRIなどは、世界中の1/3 が日本にあるのですって!

    日本って、どこか、おかしくないですか?




    「医師不足」の問題は、「過剰な患者」の問題として捕らえ直されていきます。

    そして「異常な医者や薬への依存」の問題が、浮かび上がってきます。

    普通なら、追求するのはそこらあたりまでなのでしょうが、、、。





    しかし、そこまででは、不十分なのです。悪しき概念の撲滅なのですから・・・

    すべての現象の根は、私達の心の中です。

    そこまで撲滅しなければ、真の解決はないのです。

    だから、真の改革は、制度や法律じゃない、あ、それも要るわよ!

    人の心の中の変革。一人一人が大事なのよ!




    過剰な患者を作り出す、困った概念は、

    『肉体は、壊れていくもの、もろいもの 』という概念です。

    これは、特に、東洋の無常観が下地になるように利用されています。

    たしかにそうだ! この体は常にあるものではない。やがてほろびるのだ。

    と、 素直なのですね。 これを「肉体故障説」と言うそうです。

    その上に、私たちは、恐ろしいばい菌や、けがの感染があるからと、

    自分では病気や症状を克服できないのだ!と、

    知らず知らずに教え込まれた想念というのか、

    その上、自分のような素人ではとても対処できないと思い込まされて来ている

    面が強いのです。そのように大きな概念の雲が垂れ込めていて、

    教え込まれています。

    故障したら自分では治すことができないから、外部の力が必要になる。

    だから、助けて~と、自分の外へ、自分以外の力を求めて、

    まるで神の力を求めるように、”お医者さまぁ~””おクスリさまぁ~”

    と、頼ってすぐ走って行く。そのことが正しい、そういう思い込みも育てて、

    もう信念のようになっている我々の精神の構造があるわけです。

    そのように何かあったら専門家に修理してもらわなければならない。

    あたかも車を修理してもらうように!です。

    この外に力を求めると言うのは、西洋文明の二元論の世界の解決方法です。

    これが、西洋医学的、現代の医学の一般的な方法です。


    体を修理というのも、物凄い概念ですね。

    車は、壊れたところを車自身で直せないから、修理でいいとしても、体は?

    体は、体自身で治せるのですよ。

    だって、体は自然そのものの仕組みを持って生きているものです。

    自然は、命がある限り生きようとする存在です。

    右手がだめなら左手というように、右脳がだめなら左脳という風に、

    機能を変えながら生き残るすべを捜していくのが自然そのものです。



    私たちの体には本来、必要な治癒機能が備わっています。

    この考え方が、東洋文明の自然という命、

    命自身が自然治癒する力を発揮する。その手助けをするのが医者である。

    病気の原因を他に求めずに、自分の体の中へ求めます。

    くわしくは、次回へ。

    これが東洋医学の考え方なのです。

    ここまで、知ると、「医者=不足」という概念は壊されてしまうでしょう?


    なにが、悪いのでしょう? 我々の想念が、なにがなにやら分からないまま、

    右往左往して解決を外に求め過ぎるからです。




    子供の時から、自然を見てきた人は、これが分かるのです。

    特に、10代の多感な時までの自然との交流、自然を見て、触って、不思議に

    思った謎が、解けた事で知らずに学んで教えられた自然のいろいろなこと。

    人生においては、

    後になって学んだ理屈よりも自然がそうであったということが、優先します。



    これが、非常に重要です。

    また、これらの事は、西洋と、東洋の自然観、人間の捕らえ方、

    そこから当然の結果として生まれる

    西洋医学と、東洋医学の違いになって現れてきます。




    「医師不足」の問題は、

    「過剰な患者」の問題として、そしてそれは、

    「肉体は壊れるもの、修理が要る」という概念が原因だった

    という事が分かります。


    それは、どこから生まれたのか?

    東洋の無常観の通俗化と、

    西洋二元論の自分より他へ解決を求める方法論へ結びつき、

    蛇がとぐろを巻いている状態なのです。


    これを打開するには、

    無常観を風土にもつわが国が、真の意味での『天の道』を、

    自然の摂理に根ざした生命観、健康観に立ち戻らなければ

    いけないと思います。


    膨大な医療費のうなぎ上りの増加、財政の赤字、増税、

    いい事ないのです!


    根底には、「肉体故障説」という概念があるからです。

    これは、西洋二元論の害悪的解釈かしら?

    制度的に後期医療だ、なんだと、作ったって、

    この誤った概念を打ち壊さなければ解決はないでしょう。


    今までの癌の概念をぶち壊したkoukisinboyさんのブログをご紹介します。

    次回の記事をお読みいただくまでに、ご覧くださったらいいなぁと思い、

    お薦めします!


    次回へつづきます。














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    『健体康心』 2.癌をコワイと思う恐怖心が一番つけこまれる弱みになります。

    Category : 大自然と科学


    庭の花の蕾


    よろしければ、音楽をどうぞ





    koukisinboyさんのブログをご覧になられましたか?

    やはり、驚かれた方が多かったですね!

    実際に癌患者を臨床で見ている一医師が、一番現実を知る、と言うのか、

    不思議なのですが、こうなのですよ~


    本当の事は、現実の生の姿を知った一個人から発されるのです。

    何の引っ張りもない、義理も、利害関係もない自由な立場といったら、

    そうなるのかもしれません。

    私の場合もそうです!

    東洋学の権威者は多くいらっしゃると思うのですが、、、

    私などが書かなくても、、、? と思う事もあります。 (笑い)




    さまざまな概念の守り手になってしまっていたら、抜けられないのです。

    権威を持ってしまったら、もうだめなのですね~

    運命学の教え、『 旺ずる極み(=帝王の次)は衰(すい)』

    王様の次は、もうなるものがないのです。

    自分が倒される危険との闘いです。負けは失脚か、亡命か、、、

    大抵の人は、守りに入るでしょうね~

    栄えている姿のなかに衰(おとろえ)の象(かたち)がある。

    東洋的思考の深い洞察です。肉眼では見えない象(かたち)です。

    肉眼の感覚を時間という座標軸に乗せる、実相から未来をうかがうのです。

    現象の底から、現象でない物を掬(すく)い取るのです。


    ある意味、東洋的学問は、外形(陽)を無視します。

    囚われません。捨てるのです。外形に騙されません。

    外形を、単なる現象として捕らえる肝っ玉があるのです。






    今の世は、自由そうで、新しそうで、実は、大変大きな力で、

    現状を変えない方向へ力が働いています。

    それは、あたりまえなのです。

    そのなかを変えていくからこそ本物なのです。


    いつの時代でもそうですから、、、

    このイタリア人の医師も、癌の原因はカビである。という事を発表してから、

    違法な治療をしたという罪で2年間刑務所に入れられたそうです。



    それは、まるで近代科学の先駆者といわれるロジャー・ベーコンのようです。

    彼は、13世紀の哲学者ですが、初めイギリスのカトリック司祭になってから、

    当時、世界の最先端にあったアラビア科学と哲学に親しみ、スコラ学の概念

    に集中する神学研究の改革を提唱したキリスト教神学者でした。彼はアラブ

    思想を教会へ持ち込んだとして、フランシスコ会の中で無許可な著述活動を

    禁止されます。その禁令を無視して秘密裏に著述をした為に会の中で、断罪

    され、アラブ思想を広めた疑いで投獄され10年間幽閉されています。



    近代科学が生れるまで、科学者は、同時にキリスト教神学者だったのです。

    キリスト教社会の中で、神学を勉強をして司祭になり、神学者となり、そのキ

    リスト教哲学の宇宙観を教える。その宇宙観のなかで自然を観察する。

    それで充足していた頃はよかったのですが、天文学や暦、自然観察を通して

    発見し得られた事実が、キリスト教的宇宙観から逸脱した科学的知識だとす

    ると、神学に反する知識として認められずに、異端者扱いを受け、断罪され、

    牢獄へ入れられたりしています。


    それで、キリスト教という宗教は、近代科学の発展を阻害する存在と言われ、

    キリスト教会と、科学者たちとの間には争いが起こり続けました。

    有名なのが天動説から地動説、地球の自動説を認めるかどうか等の論争が、

    キリスト教神学と観察と経験を重んじた科学者の間で続いて、ある意味さまざ

    まな歴史を経て来ているわけです。

    ニュートンも、司祭や神学者ではありませんでしたが、生涯を通じてキリスト教

    研究に打ち込み、カトリックを激しく攻撃していました。



    そして、今もなお、科学史におけるプロテスタント、ひいてはキリスト教の役割

    を巡る論争に発展し、この論争は終熄していません。






    1885年にドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェが発表した著作

    『ツァラトゥストラはこう語った』の中に「神は死んだ」 と宣言した有名な

    言葉があります。彼は、これで、ソクラテス以降の哲学・道徳・科学を背後で

    支えてきたキリスト教思想=西洋哲学の死を告げたわけです。

    彼は、西洋思想である絶対正義を語るキリスト教の絶対的な善悪だけでなく、

    相対的な善悪も否定しましたから、ヨーロッパにおいて

    しがらみも伝統も秩序もまったくの無であるということになります。



    ある意味、近代において、死んだ神の後を継いだのが「科学」です。


    今度は科学が新たな神になったわけです。





    そこから、新たなあらゆる価値、新しい秩序が可能だと言うのでしょうが、

    本当に? そういう事になるの? なったの? うっそ~?


    だって、今、125年経って、世界はこのありさまなのですよ~!

    何の秩序も、新たな価値も、なにもなってない! ぐずぐずではないですか!

    私はいつも、ニーチェのこれを読むたびに、残念になります。

    神は死んだ、かもしれないけれど、

    仏まで死んだわけではないでしょう? って! (笑い)

    彼は、仏教は諦めを進めているからダメだって、言っていますが、

    彼が言う仏教とは、小乗教ではなかったか?



    しかし、西洋思想の柱である「神は死んだ」おかげで、

    キリスト教の宇宙観、自然観から解き放たれ、自由を得た?科学は、

    ある意味キリスト教神学の束縛を断ち切って近代科学は発展をしました。

    が、しかし暴走をして20Cを原爆の世紀にした、と言えるでしょう。

    今の科学は、もう怖い者がいない! 実にこれが、恐いことよ!。

    今、世界に、科学の暴走を止める道徳や、均衡の力は見当たりません。



    先端を行く科学の暴走を諌め、統御できる、高度な思想をもつ宗教、

    もしくは哲学が出て来ないと、今の科学は神の座から降りないでしょうね。

    イヤ! もうすでに、科学をあやつる金融が、現在の神なのかも?

    経済が、神になる? そうなのですよ。 3月12日付けのブログの記事の中の

    あの逆さまのヒエラルキーの三角形を思い出してください。

    宗教や哲学の影が薄くなった時、

    品格を失くした賎しい経済が大手を振って王座に就くのです。





    むかし、王権は、自らの正統性の為にキリストの神を利用しました。

    キリスト神学は、自らの権威を守る為に科学者を迫害しました。

    今、世界の金融は、世界の富の支配の為に、

    神になった科学の成果を利用しようとしている、もうしている。


    ある部分、もうすでに科学は金融商品になっているのでしょう。



    バイオのベンチャー企業を立ち上げた研究者たちの、

    人間関係や資金のご相談に来られる内容を伺っていると、

    その思惑や様子を垣間見るような気がして、命に関わる事柄であるだけに、

    不安と恐怖を感じずにはいられません。



    癌だって、同じなのですよ!

    世界で一番恐れられている病は、それが治れば値、千金です。

    命に値するお金が動くわけですから、、、

    癌をコワイと思う恐怖心が一番つけこまれる弱みになります。

    この恐怖を乗り越えなければなりません!

    そうしなければ、癌と金融の悪魔につけこまれるのですよ~


    患者と、その臨床に携わる医師たちは、必死なのです。

    が、日本においては、あらゆることが患者に不利になっています。

    それをよ~くわきまえて、ただしい癌の観点を見出しましょう!

    まず、ただしい健康観、病気観、を知ってくださいね。

    それは、東洋にあります。

    それを証明してくれたのは、ニーダムです。


    20世紀、イギリスの生化学者であり、科学の歴史研究家である

    ジョゼフ・テレンス・モンゴメリー・ニーダムです。

    中国科学史の権威者であるジョゼフ・ニーダムは中国の科学史研究で、

    自著『中国の科学と文明』で次のように言っています。

    ・2世紀~17世紀頃までは、中国の科学的技術の方が、西洋全般におけ

    る科学よりもレベルが高かった。

    ・中国科学の天文学や物理学などの無機物的な分野に限れば、

    18世紀頃に西洋科学に追い抜かれているが、

    そのスタートは西洋科学よりも早く発展し、追い抜かれるまでは、

    西洋科学よりも上位にあって、それを長く保っていた。

    ・自然に関する分野のなかで特に生命の領域、特に有機体論的な特徴が強い

    分野においては、未だに西洋科学の追従を許さない。

    ・その特徴は、有機体論的な分野であればあるほど、顕著で、

    現在でも中国の生命科学知識は西洋科学のよりもレベルが高いと言える。

    ・それは、病気を治すのが目的の医学の領域に、おいて端的である。

    ・中医学は西洋医学よりもレベルが高い。

    ・西洋医学のほうがはっきりと劣る領域があるのである。

    例えば、中医学の鍼療法は、中国や日本で実践され当たり前のように用いら

    れ確かに効果があることが知られているにもかかわらず、

    西洋医学の理論体系では、その原理をうまく把握することすらできていない

    のである。

    ・一般に、健康を増進させる事や、自然治癒力を発揮させる事については、

    東洋医学のほうが優れている。それに対して西洋医学のほうは健康を害して

    しまったり化学薬の副作用で人々を苦しめたり医原病を作り出してしまう

    傾向があることを自著のなかで、しばしば指摘をしている。


    ニーダムのライフワークであった大著『中国の科学と文明』は、

    中国文明だけではなく他の非ヨーロッパ文明に対する見方を一変させるほど

    の衝撃を西洋世界の知識人に与えたのです。


    ベーコンが著述を禁止されて、秘密裏に著述をした『大著作』という中には、

    将来における数学、光学、化学に関する記述があって、

    宇宙の規模、顕微鏡、望遠鏡、飛行機や蒸気船が将来発明されると見通し、


    また、宇宙の運行が人間の運命と心身に影響する。と書かれています。



    つづきます。
















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    『健体康心』 3.癌、わが国の癌医療の立ち遅れが目だってきています。

    Category : 自然の力
    咲きました

    庭の花






    今日は、”癌”の最後になります。


    前回は、むずかしかったでしょうか? あはは!

    今回は、ぐっと現実的に身近な話題で行きたいものです~






    前回のつづき、決定的に違う西洋医学と、東洋医学でしたね!


    西洋医学の病理観は、細菌病理学を中心としたもので、病気の原因を人体

    の外に求めます。



    むかしは、ペストの大流行などがあったわけですから、、、

    そうならざるを得なかったのかもしれません。


    病気は、外からの細菌で起こる。細菌を殺すのが薬だ。

    細菌を殺すのだから毒を使う。

    狭い範囲の病理観。一義的な薬理観です。



    そういう概念です。これも、やはり一部壊さないといけない概念です!

    一度流布した概念は、当たり前となってしまいます・・・


    たしかに、結核、赤痢などの感染症で急性病の死亡率が激減したのは、

    その時の細菌学の学者の功績、勝利でしょう。しかし、ですよ!


    体質的な成人病までも同じように扱い薬漬けにする処に問題があります。

    そのままの流れで行くところに、薬学研究者の単純さ?というのか、

    製薬会社の化合薬の売り上げを維持したかったからか?

    と、疑ってしまいますね~!




    未だに細菌病理学的薬学から脱皮ができていない現実があります。


    そして、西洋医学の薬学は、その基礎が戦争の化学兵器の研究にあります。

    敵を殺すための毒薬がばい菌を殺す毒薬=薬に変わっただけです。

    戦後、日本においても、現在の名だたる大製薬会社を興した人材は、

    軍部の毒薬兵器の権威者や、その研究機関の関係者だったことを知れば、

    今は目的が違うと言っても、なにか身震いをしてしまいそう! (笑い)




    それに比べて、東洋医学は、病因を常に自分の内に求め、重視します。

    漢方薬自体が、草木の薬理成分を煎じて服用するという発想です。

    医食同源という思想が根底にあります。



    これは、人間は自然の一部であるという東洋の自然観からでしょう。



    たとえば、吉益東洞などは、”万病一毒説”血液の汚れ(血毒)のよって万病

    は発すると説いています。





    どの患者の体も同質が前提の、対症療法だけの西洋医学と比べれば、

    個人を体質的に見極めて、分けて、全身的に処置をする中医学は、

    ジョゼフ・ニーダムが、著書で言うように、

    健康を増進させる事や、自然治癒力を発揮させる事については、

    優れているという事は言うまでもありません!



    それは、なぜなのか?


    自然と人間を捉える思想哲学の決定的な違いであり、

    知識として技術を学ぶという事だけでは真似が出来ないものなのです。

    日本は、長い歴史的な関係から、中国の医療を自分のものにできる圏内に

    位置しています。西洋医学を主流にするのではなく中医学を、

    もっと取り入れて治療をするべきでしょうね。





    これは、もう、思想的な選択というよりも、

    今現在は、経済がすべてを牛耳っているまっ逆さまの時代ですから、

    利権や経済の存在を無視して、経済や、政治という意識の作ったロジックに

    がんじがらめの状況下では、学問からの変革は望めません。


    それぞれが、自己の既得権益を守っているのですから、、、



    もう、ひとりひとりが縛りのない個人が動くしかない世の中です。

    だれを責めても、無理です。

    頼れるのは、自分です。



    そう思って、お読みくださいね。 究極の自立です。あははっ~





    だいたい、症状の部分だけを捕らえて全身を診ない西洋医学においては、

    いまだに癌が何なのか解っていないのに、がん細胞=悪玉だから、それを

    取り除こうとするのが、癌治療における唯一の方法です。



    悪玉や原因を他者に求める西洋二元論の真骨頂です!
     

    相手を攻める、相手と闘うのです。

    西洋二元論の相手を潰す論理性が、ここにも!!


    生きている人間の体の中の癌細胞を、敵にみなして、、、やっつける。

    この方法が、命にとって、野蛮とは、思わないのでしょうか?





    その癌細胞を、

    取り除くために行うのが手術ですが、

    この外科手術をしないで、

    体内にあるがん細胞を毒薬で殺そうとするのが、抗ガン剤


    抗ガン剤は体の中のガン細胞を攻撃・破壊して死滅させるためのものです。

    がん細胞を毒薬で死滅させる代わりに放射能で死滅させるのが放射線治療



    その中でも、特に抗ガン剤は、ほとんどのガン治療で使われます。

    ただ抗ガン剤の欠点として、ガン細胞だけでなく、

    ガンを失くしてくれる細胞まで殺してしまいます。


    これで体の免疫力が低下し、癌細胞を抑える事ができなくなり、

    更に転移や再発を招くという悪循環です。




    抗ガン剤の効果は、何パーセントかご存知でしょうか?


         
    たった、20%ですって!


    抗ガン剤を使用すれば、2割りの人に効果がありますよ。という・・・

    これが、今の抗ガン剤治療の現状です。

    この状況を癌の専門医は知ってますから

    「自分が癌になっても、抗ガン剤治療は絶対にしたくない!」とか。




    しかし、わが国では、いまだにこの癌の三大療法が主流です。

    そして、わが国の癌医療の立ち遅れが目だってきています。



    それについては詳しい記事がたくさん載っている

    koukisinboyさんのブログを再度ご紹介したいと思います。



    そして、次は、癌発見の検査自体が、危険なこともあるのです。

    このページを!



    化学療法の危険性です。

    koukisinboyさんのブログ




    わが国の癌治療が変わらないのには、

    いろいろな現状があります。

    製薬会社や、輸入薬の利権、経済の都合などなど、です。


    それと、今までの癌の治療を正しいと主張して来た権威者たちです。


    あとは、どうぞ、koukisinboyさんのブログを、(一覧〉から、

    他のページもご覧になってください。

    癌に関する情報は、一番巾広いのでお薦めです!




    では、最後に私の個人的な癌に対する態度を書きましょう。

    自分に、癌は関係ない。と確信をしております。




    え? どうして? (笑い) 


    簡単です。どうして癌になるのかというカラクリを知っていますので、

    癌の原因になることをしていないからです。


    それは、20代の頃から、幸運にも 『森下自然医学』 (クリックを!)

    の御茶ノ水クリニック院長の森下啓一医師の本と出合った事です。


    血液学のドクターで、本の題名は、『肉食亡国論』です。

    森下先生の考えを実践してどうすればいいか自信を持って来ましたので、

    癌を恐いと思ってはいません。



    今でこそ、西洋医学の化学合成薬を処方しない先生方が増えていますが、

    その頃、森下先生の本は、珍しい? びっくりする本の題名と内容でした。


    現在は、私が知っているだけで、臨床環境医 三好基晴氏

    鶴見クリニック院長の鶴見隆史氏

    などなど、、、(氏名をクリックするとそれぞれのH.Pへ飛びます)




    少し紹介をしますと、


    森下先生は、血液を研究している時に、赤血球が体細胞へ変化し、

    または、体細胞が赤血球に戻っていく過程を撮影に成功されています。 


    また、消化された食べ物が小腸の柔毛突起から吸収される時に

    血液になるという腸管造血論者です。



    また、私たちは血液を調べると言うと、

    中性脂肪は?GOTは?という数値だけを気にしますが、

    御茶ノ水クリニックで血液生態写真というのを撮りますと、

    血液中に流れて浮いている?巨大老廃物の結晶や菌などが見れます。



    すべて私たちの鼻で吸い込み、手で食べた食品からの不純物なのです。


    化学合成物はそのまま血液の中を浮いて、

    血液成分の流れを邪魔しているようです。

    これらを見せられると、どんな生活をしているか解かっちゃう?

    こわいなぁ~と身が引き締まるほどですよ。


    治療の基本は無農薬玄米菜食で、お薬や注射はありません。


    患者の方は、300回咀嚼するように指示された食事で、

    血液のなかに汚れた不純物がなくなると、『癌の自然退縮』で癌が消えます。



    また、興味深いのが、

    動脈・静脈の毛細血管は全部開放端になっているそうで、

    その末梢血液空間で血流が停止して新陳代謝が行われている、らしい。

    非常に、難しい血液学が具体的に説明されて解かりやすい。



    ずっと、先生の主張は一貫して変わっていません。

    しかし、脊髄造血論が主流の学会は、これらを学問としては認めていない

    らしい、、、まったく学問の世界は、、、わからないです。


    このように、人間の本質は、むかしから何も変わっていません。が、

    西洋医学の云う所の、癌の情報は、くるくる時代と共に変化しています。


    まさに、陰陽の陽です。今の知識が何時変わるか? 偽になるか?





    この先生方の血が滲むような治癒体験や結果を、

    本から中身だけ盗んで、経験者談というネット情報として

    金銭に換えようというビジネスをしている輩が増えています。 


    決して、こういう嘘つき情報へは乗らないように~


    直接この先生方やクリニックへお問い合わせをなさるとか、御確認を!

    道徳も思想もない商行為が横行していますので気をつけてくださいね。





    私たちの命は、体は、いつも必死に生きようとしています。

    本人に関係なくです!よ!~ これが、幸いですね~

    その邪魔をしているのが本人の欲望です。

    口では、長生きがしたいと言い、癌も恐いと言う。

    しかし、やっている事は、癌になる準備でしょう? あはっ~


    癌になりたければ、化学合成物質、添加物を気にしないで体に取り入れ、

    不規則な生活をし、心を低い概念や雑な情報で汚しつづければ、

    数年後には、免疫力が命を守るのをギブアップして、癌になれます!


    まさに、『呂氏春秋』の世界ですね!


    長生久視(ちょうせいきゅうし)を欲せざるなし。

    而(しか)るに日に其の生に逆らう。






    今栄えている西洋文明の特質は、知識を集めるだけ集めるという欲望です。

    目的もなく、支配欲や到達欲のために知識を集積します。

    多くは、所有欲の為であり、勝他(他に勝ちたい)の欲の為でもあります。



    知識は、陽です。陽炎、カゲロウです。何時かは、消えます。

    陽を幾ら集積しても、陽は陽です。偽の集積になります。 



    知識だけでは、それが幾らあったって、命や人間の幸せに貢献しなければ、

    それは、どんなに分厚い本を書いたとしても雑学でしかありません。

    『神』を失った科学は、哲学を失った知識は、、、、、

    人間のしあわせに役立たない知識は、悪魔の奴隷でしかありませんでしょ?



    ここなのです! 高学歴と人格が比例しないのは・・・





    東洋学は、地球上における最高の実学です。

    西洋的学問の膨大な知識を役立てるには、この後ろ盾が絶対に必要です。



    癌を、異物として、攻撃するという発想しかない現在の西洋医学の限界は、

    やはり、中国4000年の歴史の医学を、取り入れて発達してほしいと

    願っています。

    また、機会があれば病気のことは書くつもりです。



    命にとって大事な事は、

    じっくりと構え、あきらめないということです。

    本質を知るまであきらめない。

    本質をじっくりと追いかけてください。


    そうすれば必ず天は、教えてくれます。


    陽だけを追いかける事は、

    わが身が、

    空しさから 仕返しされるだけです。



    よき週末をおすごしくださいね。 


















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    悩みの原因1 自然界は、われわれの師です。分析する対象ではありません。  人間は、自然淘汰される存在であります。  これを、忘れている・・・。

    Category : 不幸の原因
    2010.313.菅谷館から

    森で遊ぶ子供











    この記事から今後、数回に分けて、

    カテゴリ『悩みの原因』で書くつもりでいます。

    ご自分の悩み、その対処方法にご参考になさってください。



    そして、今日の記事のテーマは

    『自然界は、われわれの師です。分析する対象ではありません』です。



    えっ! 悩みの原因と、自然界と、どう関係してくるの?・??  

    そう思う方もきっと多いことでしょう~ (笑い)





    そこで、近視眼的にならずに、気が付いてほしいのが、

    宇宙、地球から、人間の命の存在を見れば、

    足元の野辺の花と同じでっすよ!



    どちらも自然に従わなければ滅びる存在です。


    天に逆らえば、生きて行けない、

    自然淘汰される存在であります。



    これを忘れている・・・






    科学が万能で、アンチエイジングのお化粧品で皺を伸ばし、

    健康食品で私達の健康も守るれるし、

    ヨガやジョギングで寿命も延ばしてくれるじゃない!


    野菜は水耕栽培で作れるし、畑はいらないわよ!

    子供は、お勉強させればいい仕事につけるわ!

    自然はいいけれど、住むには虫や汚いのがイヤなの!   あはは。





    ほっ~、

    これらは全部マスメディアから流された情報を、

    そのまま受け入れて、あまりにも素直に信じ込んでいませんか?


    マスメディアからの情報の後ろには、何があるのか?

    お金儲けをしたい企業の論理があり、

    私達にとって、本当は不必要なものを、

    私達が欲しいと思って消費行動へ駆り立てられるように、

    仕掛けた罠があるのですよ~






    これは、宣伝~と思っている間に、いつのまにか、馴らされて、


    私達は、企業の作ったニセ自然の中に追い囲まれて、

    本当の自然を命で感じる時も、空間も、失っていませんか?






    昔の人たちは、今の私達のような高学歴ではないけれど、

    今よりもっと、自然の胎動を肌で感じ、観じ、真理を悟っていました。

    今は、身近な自然が破壊されて、

    直接、私たちの体で接する機会すら少ないでしょう。



    せっかくの高原の木々も、

    道路を車で走りながら、窓越しに眺めて、

    それが自然の中だと思ってしまっている?






    それより、なにより、私達と自然を遠ざけたのは、

    近代科学の、自然を対する方法として、分析研究する姿勢です。

    いわゆる、知識で自然を知ろうとする姿勢に偏っている事です。



    自然を知る前に図鑑で読んで、テレビで見て、解った気になる。

    不思議な習慣を身に付けてしまっている、わたしたち・・・





    しかし、私達を取り巻く自然は、

    分析しよう!研究しよう!とする態度では、本質の姿を現しませんよ!

    勉強や、読書や、ではその存在に迫れませんよ!



    理解したと思っているかもしれないけれど、、、

    それは、偽(いつわり)なのですよ!

    いつのまにか現代科学の常識で見ようとする我々は、

    自然に対して、傲慢そのものになってしまうのです。





    だって、もともと我々が自然を産んだのではなく、

    我々が、自然界から生み出されたのでしょう?   




    我々が自然を生んだわけじゃない! 我々は子なのですよ。




    自然界は、我々の父母とも言えるし、

    どう人間として育っていけばいいのかを教えてくれる師なのです。

    木々は、山々は、海は、水は、空気は、皆自然のリズムを守って、

    地球を守ってくれているではありませんか?


    私たちの命を守ってくれています。人間のためじゃないのよ!



    それぞれの存在を守る為に、自分のリズムを狂わさないのです。

    共同体の連帯の守りあうリズムが、あるわけです。



    人間は、自然や地球を利用はしましたが、どれだけ守りましたか?

    山を削り、海を汚し、木々を倒し、汚れた空気を撒き散らしています。



    そもそも、それを許し、自然を相手にそうしろという思想が、

    西洋文明そのものなのですから・・・・・





    何度も言いますよ! 

    今の際が、西洋文明の限界なのです。




    もともと自然界は人間如きが、分析をする対象ではありません。

    分析する態度や、方法、結果が間違っていたら、

    その誤謬を受け取るのは我々です。




    我々の命です。




    我々の理性がそれに気が付くのは、命に結果が出てからですよ!

    現象を見て、(見えるようにならなければ動かないのです!)

    苦しみが、嘆きが、出てこなければ事実と認定されないでしょう?

    それも、一人くらいの犠牲者なら無視されるだけです!



    理性というものは、そういうものです。




    私達が理性!理性と頼るほど、理性は人間的ではありませんわ!





    理性が作った知識を後生大事にすると、どうなるか?


    自然界には、理性という存在はありませんよ。

    自然界には、知識という存在はありませんよ。

    理性も知識も、人間が作った概念ですから、

    理性と知識は、例えれば、

    骨折の手術で、骨の変わりに入れる金属に似ています。



    絶対に必要な物ではないという事です。あれば、便利という物です。



    それでも知識に偏るということは、

    自然界にある無限の法理のなかから人間の発見した、たったひとつ、

    頭の中にあるそのたったひとつの理屈に囚われているということですよ。




    この偏見を詰め込む為に、小学校から大学まで、16年間もかけて

    親は苦労をして、財力を傾けて子供を教育する。

    その結果が、就職先もない、結婚もしない、当然子供も生れない。

    (この事は、又、詳しく取り上げようと思います。)



    なんたることか! ふざけるな! と言いたくなります。 


    ほーー。


    これが、明治維新以来わが国が魂を捨てて、

    ありがたく受け入れた

    西洋文明を真似た知識教育、学問体系、なやみ製造装置です。




    鳩山さんがお悩みになっている普天間の問題も、

    綾小路きみまろ式に言うと、

    ”あれから、140年~ 日本の状態は、

    少しも深化もせず、ニセ西洋式を改良もせず、そこから脱皮もできず、

    西欧るつぼを真似した蛸壺に嵌まっている状態だけじゃな~い。”


    こうなることは、

    140年前にやった事を因と見るなら、今現在が、その果です。

    因果応報、判っていたことなのです。




    因は時を経て、それにふさわしい果を結びます。

    思想的な因果応報は100年~200年に亘って結果がでて来ます。





    人間の作った概念、知識は、自然からみると、人間の勝手な偏見!

    そのものです!

    それで、その偏見に固まって自然を見るとどうなると思いますか?

    自然の事実のありのまま全体が五感に入ってこないのです。






    すなわち、


    ご存知のように、脳は自己に都合よく事実を補正、修正しますから、

    全体を捉えるどころか、意識に引っ掛かった細部にばかり目がいき、

    それをまたまた、自然の真実と誤解します。



    (あ、科学の学問の全てをダメだと言っているわけではないのよ!

    科学の分を弁えた扱いと、用い方が必要です。

    なぜなら、人間にとって、不幸にならないようにする為に。)




    自分の五感で感じた世界の枝葉末節にとらわれると云う事は、

    結果は、あくまでも

    自分の主観の世界に閉じこもるということです。




    明らかな明確な客観世界を失う事です。

    自分の主観世界と相手である環境の客観世界とのずれが生じる事です。





    このズレが、あなたの主観世界における悩みという現象なのです。


    地球規模では、温暖化現象。あくまでも人間側の主観内の問題ですが。







    もう、ここでお解かりになりましたね。

    主観と、客観のずれです。


    自分の悩みの作られるプロセスは。





    宇宙世界だって同じなのです。

    宇宙や自然や地球は、ある法則に則って運行している。

    それを、人間は、ほし★を物質と捉える世界だけに限っても、(物理学)

    未だすべてを明らかにできないのです。

    解っているのはほんの一部です。

    人間にとっての自然という大客観世界と、、

    人類という大主観世界のずれが、今の地球を取り巻く問題の原因です。






    さぁ、


    話を、個人のレベルに戻しましょう。

    悩みというものは、自分と相手とのズレが生じて、、、

    それを感じているのはあなたの主観世界です。

    そういう場合、大抵の人は、

    自己の五感で感じる不都合さを主体に、軸にして考えますね。

    それは、いわずもなが、自己本位です。

    そうなると、人は、

    自分の五感が感じる苦こそ真実と、

    それらの苦から自分を守る手だてばかりをさがします。




    その苦に対して、自分の力不足が解っていればいる程、

    だれでも自分が可愛くて大事ですから、(笑い)

    他者の事などどうでもいいエゴの世界に入っていくのです。



    これが、悩みの世界。地獄です。

    間断なく苦が続くのを無限地獄と言います。



    今の地球、人間が自然に対して、この状態ではないかと思っています。



    要は、明らかに、もともとあったように、未来にもあるように

    大らかに相手も包み込んだ全体智が失われています。

    この全体智は、大げさに聞こえるかもしれませんが、

    地球は、どこに属しているのかという自然界を眺める視点が

    我の中から失われてしまう、そういったわけなのです。



    なぜ、自分の五感で感じたものが頼りになるようでならないの?

    自分の五感を頼りにできるのは、芸術までではないですか?

    これは、前のブログ記事のヒエラルキーです。




    自然と云うものは、そもそもが、

    私たちの5つの感覚器官で捉える事ができると誤解をしている領域と、

    まったく捉える事ができない深い存在を秘めているからです。

    この領域をも扱うのが、宗教、哲学、そういったものです。



    だから哲学が大事なのです。



    どういう哲学を持ち、どういう概念に染まっているかという事が、

    自分に現れる幸不幸という現象だからです。

    自分の根ざしている哲学や概念が、より高次へ進んだ時、

    真実は、私たちの心身を発見とか感動とかで襲ってきます。




    私たちの中の無意識の直観が、

    私たちの中の現代科学や雑多な常識=宇宙からみたら狭い偏見にすぎない

    ものを、ダイナミックに打ち砕いた時、瞬間が、

    宇宙そのものが我々を包んでくれる素晴らしい瞬間に変わるのです。



    人間の造作(理性、知識、学問)は宇宙にとったら雑多なゴミなのです。




    確かに知ろうとする時、又は、万人に知らせる方法論は大切です。

    そのための策やハウツーも否定する気はありません。



    しかし自然や命へ対しては、この態度では失礼です。間違いです。



    現代の問題は、みんなそうです。

    いつも、人間は自然を誤解し、自分勝手に利用しようとしています。

    その誤解の上に、自然に無理強いをしても、自然はおう揚ですから、

    今までは、それでも不都合は生じませんでした。

    しかし、もう、だめですよ~~


    間違った人間知の主観世界を捨てない限り、

    その主観世界の持ち主=あなたが、

    しあわせにならないのですから・・・・・



    大事なことは、自然の本質を見抜くための視点を獲得することです。

    そのためには、東洋的思考を取り戻す事が大事と思います。

    西洋の膨大な知識を用いるのには、東洋の知恵が要ります。




    営々と努力をしてきた先人たちの知恵、

    昔からの歴史・文化・風土、をも踏まえる勉強をする事、

    それを目的に分析、研究をする、


    その時に同時に、

    決して分析、研究では、無理なのだという

    そういう謙虚さを身に付けること、

    自然に向かう時に、そういう姿勢が絶対に要るのです。



    そのためにも、自然の中で、時間を忘れて遊ぶ事です。




    自然は自分と他を分けていません。


    主客が一致している世界です。


    花は、自分が根を下ろした所、その空間を受け入れ、

    一年365日の何時が自分が咲ける時かを知って咲きます。

    なぜなら、花の生の主観世界と自然の客観世界のズレが生じたら

    自らが咲けない事も、実を結べない事も知っての上なのです。


    自然の摂理に従う事が生きることなのです。


    人間は、この事を忘れています。




    あなたの主観世界と、あなたの客観世界である相手の主観世界が

    合一した時、

    二人の間の、瞬間が、

    宇宙そのものがを包んでくれる素晴らしい瞬間に変わるのです。





    その時、悩みというものは、


    太陽の照らす一滴の露のように、消えていきます。














    今日からGWの最後まで、自然の中に埋もれに行って来ま~す。

    たぶん更新はその後になると思うので、しばらくお休み! 

    よろしくお願いします。
     

    良き休日の一日一日をお過ごし下さいね~





















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    家系・個人の運命鑑定
    東洋運命学教室を主宰

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