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    悩みの原因2 苦楽を作っているのは主観の世界です

    Category : 不幸の原因
    森のこども

    森で遊ぶ子供たち








    ゴールデン・ウィークも過ぎ去り、

    さぁ、『 悩みの原因 』のつづきです。

    これで一応締めくくります、、、


    少しでも、あなたのなやみを見つめる手助けができれば・・・・・








    苦楽をつくり出しているのは自分の「心」に外なりません。

    苦も、楽も、自分の”心の中”の問題です。

    いわゆる自分の”主観”の問題です。


    同じ事物でも、

    人によって、苦にもなり、楽と映るときがあります。


    同じ人物でも、

    対する人によって、ひどい人にもなり、やさしい人に映ることがあります。


    苦なのか、楽なのか、

    ひどい人なのか、やさしい人なのか、認識するのは我です。





    苦も楽も、我のなかで作り上げたものです。










    あるものを”ひどい”と認識して苦を作り出すのは我です。

    あるものを”やさしい”と認識して楽を作り出すのも我です。




    苦の原因も、楽の原因も、両方が我のなかにあります。




    我が感じて、認識する事が、つねに正しいと人は思い込みやすいですが、

    誤謬の場合が多くあります。


    ほとんどかもしれませんね~ (笑い)




    たとえば、5歳のあなたと、17歳のあなたの認識は違ったでしょう?

    たった、12年という時を経るだけで違います。

    たとえば、隣町に住んでいたら、という場所を変えるだけで違います。



    そのように、あなたが見て、認識した物は、

    あなたが『我』というフィルターをかけて見たものではありますが、

    そのもののありのままを、認識したものではないのですよ。



    これに気が付くと人は、大人になるのかなぁ~

    または、賢い人と言う。 

    幸せになれる人です。


    どこまでも自分の五感の認識が、世界の真実のように思い込んでいる人は、

    いつまで経っても子供、幸せにはなれません。

    まったく、普天間問題の鳩山さんが、いい例です。



    自分の主観は、狭い範囲のものだと、気がつかなければいけません。


    ここのところを、ちょっと教えてあげて、

    その人固有の運を指し示すのが、私の仕事です。



    我=自分だって癖があり、歪みがあり、移ろって定まらないという事です。

    だから、百歩下がって、自分の主観が物事の有りの儘の実態を

    知ったわけではないのかも知れない?という謙虚さと

    他人の助言を素直に聞くことができるように心がければ、

    『我』のレンズの汚れを拭い、磨くことになります。



    悩みの本質というものは、

    苦を感じた現実をどうするかということよりも、

    「我の苦を!この感じた心を!どうして楽にできるのか?」ということで、

    自分の感情をどうするかで、いっぱい!いっぱい! 自分の感情の事へ、

    それが、いつのまにか悩みとして大問題にすり変わっているのです。


    1、それから、苦から逃げたい、どう逃げようと、逃げる方策を捜します。

    2、それから、逃げることを正当化する理屈を作り上げます。

    3、そのためには、正しい自分が苦にあっている。逃げて当然である。



    だから相手が悪いと、三段論法でウソを固めて行くわけです。


    これを、自己欺瞞といいます。



    あなたの現実はあなたの心の反映にしかすぎません。

    自分=我の歪みを反映した苦の現実に染まって、それに反応していく。

    あなたの苦に同じように反応する環境に、また反応していく。

    まるで自分の反応した影を怯えているようですね。


    虚は、追いかければ追いかけるだけ疲れます。


    お気づきになられましたか? (笑い)



    これが、最大の不幸の原因です。

    こうなると打つ手打つ手が間違い、苦が苦を呼び込みます。

    自分が我のなかに苦を育てて、

    我が自分を苦の中に縛り付けているのですよ。



    こうして、


    あなたの心に描いた苦の映像は心のフィルムに焼きつけられて行きます。

    その心に描いた苦の映像をもとに、起点にして、

    あなたは知らない間に自分の現実を作り上げてしまうのです。

    数日後か、数カ月後か、数年後か、もしくは30年後に、

    完璧な現実が、あなたの周りに出来てしまいます。

    あなたの認識を原稿にして設計し作り上げた現実です。



    それが、今の現実の姿です。

    よ~く、お分かりになられましたか?



    国家や時代は、2~300年のスパンで、

    個人の取り返しのきかない現実は、

    10~30年のスパンで固まっていきます。




    そこから、這い出したいなら、

    主観のなかにいる限り、無理ですよ。

    主観のなかに閉じこもっている限り、しあわせにはなれませんよ。


    植物は、自分が、どうあれ、どうありたいと思うより、

    あたりまえのように自然と環境と調和して伸びていきます。

    我の心が、彼の心と一体なのです。

    我と彼の差異が見当らない世界が、自然の自然な?姿です。

    なぜなら、

    自然と環境に調和できなかった種は、淘汰されていきます。

    それが自然の掟です。前回、書きましたね。


    人間が、淘汰された姿? それは、又、書きたいと思っています。



    人間も、主観の世界から、客観性の世界に羽ばたかなければいけません。

    そう! 成長をしないと、宇宙と調和できないようになっています。



    これがこの現世のしくみです。




    主観は人の数だけあります。

    100人いれば、100の主観があります。

    100,000,000人いれば、100,000,000の主観があります。


    だからこそ、いいのですよ! 

    それぞれ違う結婚相手が見つかるわけですから、、、あはは!



    しかし、客観的事実は一つですよ。



    環境の表層を、感覚的に捉えて反応していってはダメです。



    しあわせになりたければ、苦を感じた現実に両足で立って、



    自分を知ることが、出発点です。


    よく、『自分を見つめて!』と言いますね。

    あれです。


    自分の実像を知ること。


    自分の調和点、不調和点を知ること。

    それが、客観世界に像を結び、あなたの客観的現実を作ります。

    それと主観的現実との落差が悩みの原因です。



    自分の調和点、不調和点は、

    全て、運命学の自分の出生命式に表れてきます。

    手っ取り早くそれを知りたくなったら、

    いつか、運命学の門を叩いてくださいね~


    人が淘汰されたらどうなるのか、

    すこしづつ、記事にしたいと思います。















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    テーマ : 心と体にいいことはじめよう!
    ジャンル : 心と身体

            

    悩みの原因3 主観の世界から客観性の世界に羽ばたく翼のちからは?

    Category : 不幸の原因
    尾瀬沼

    尾瀬の群馬側の入り口、大清水 標高1180m 

    国立公園のほとんどの土地を東電が所有している。








    今日は、もう新しいジャンルで記事を、と思っていましたが、

    前回の記事に、さまざまなコメントをいただきました。

    それぞれが各々の立場でくださったありがたいコメントですが、

    今回ほど、その違いが興味深かった事はありません。

    下へご紹介しましょう。


    実は、私自身、書きたりなかったかな?と反省する点がありましたので、

    今回も、「 悩みの原因 」を続けます。パート3です。



    ☆ 今日、cosmosさんのブログを読んでて、益々感じました。

    やっぱり、全ては自分なんですよね。





    ☆「苦」に直面したときの対処法・・・「自分を見つめて!」ですね。

    人生は、心一つの置きどころ!ともいいますが、

    現実を直視できる強い心を持ちたいと思います。





    ☆ 主観の世界から客観性の世界に羽ばたく=

    羽ばたくには、なにか大きな力がいるような気がして=

    どこから、その力を得るのか、考えてしまいました。=

    宇宙と一体になった時に羽ばたける? そう一瞬ひらめいたのですが=





    ☆ 主観と客観との相違点を見つけられるには、相当冷静に自分を見つめられ

    ないと、、、





    拍手コメントから。

    ☆ 言われてみれば、まさに自己欺瞞の世界に生きてますね。




    あははっ~!

    本当にいつも温かい個性あふれるコメントを、ありがとうございます!


    この際、少し深掘りをしてみたいと思います~ (笑い)



    さぁ、うまく水脈に突き当たるか、どうでしょう~~  (笑い)




    コメントいただいたのを、要約すると、


    まさに自己欺瞞の世界に生きているので、

    その主観から決別して、反省をする。

    自分の責任で冷静な客観性を持って自分を見つめる。

    見つめると言っても、単に見つめるだけでは、

    あくまでも、観念の遊戯に陥る世界です。

    自分流の自我に汚れた見つめ方しかできません。



    それを、おそらく、

    ☆ 主観の世界から客観性の世界に羽ばたくには、

    大きな力を何処から得るのか 
    と、気が付かれたのでしょうね!

    すばらしい!!!

    なんと言っていいのか?!

    そして、主観=客観の合一した世界を目指す。 これですね~




    実にすばらしいと思うのは、いつの間にか、

    見つめるだけで、なんとかなるという自己満足的なあきらめを、

    脱しようとする皆さんのエネルギーです!

    それを伝えたくて記事にしたつもりですから、

    ここまで理解をしていただいてうれしい限りです!





    念の為にパート3の記事を書こうと思ったのは次の点です!


    心の思い方だけで、なんとかなると思うのは、

    それでは、あまりに唯心的すぎます。

    唯心的な低空飛行を超えなければ、

    反省や改心が偽善に堕ちてしまうことだってありますからね。 



    そういう甘えでもって、苦や悩みから解脱をしようと思えば、

    今の世間に流布している西洋文明の唯物的思考へ流されるか、

    どちらにしろ、低レベルの停滞感しか残らないですから・・・

    これらはどちらも、唯心も、唯物も自己欺瞞の一種です。




    自己欺瞞は、徳を失くし尽くすスパイラルです。




    苦を避けるノウハウや、悩みを避ける対処法は

    ネットのなかでは、商売になっていますから。

    そういった要領を売るセールストークに溢れた今の世の中は、

    中身がいかにもあるような欺瞞的な言説が広まっていますから。

    キラキラした言葉や、フレーズが先行しています。



    自分を見つめる。と言いながら、言葉だけ、

    結果的には、忍耐だけを強いる対処法に堕ちてしまいます。

    最後は、諦めしかないのですね。


    これは、人をだます、古典的な手法です。


    むかしは、プロがヤッテいた事を、今は素人がヤッテいます。

    その餌食にならないように、、、、、

    それだけは、避けなければ、、、、、



    自分を見つめると、言っても、簡単ではありませんね!

    それは揺るぎない、不動の対境があってのことです。

    こちらの甘えを許さない確固たる存在があってのことです。

    言葉や、本に書いてあるフレーズにだまされないでください。

    それらは、あなたの甘えを利用して、あなたを利用したいのです。







    揺るぎない、不動の対境とは?



    具体的な一つの例を書いてみましょう。


    先日、運命学の生徒さん初心者ばかりの皆で、山登りに行った時、

    こういう事がありました。


    頂上からの下山道で、私のすぐ後ろを歩いていたMさんが、2度も滑って仰向

    けに倒れました。

    一番、活発で元気、背もすらっと痩せたMさんが、転ぶなんて、、、


    それまで楽しく話をしながら歩き進んでいた皆は、びっくり!

    その時、後ろの別のグループの下山の人の中から、

    「 よそ見して、話をして歩いたらだめだ! 」と声が飛んで来ました。



    怪我がなくて、よかったけれど、左側は柵のない崖よ!

    やれやれ、と胸をなでおろしながら、私は、原因を探っていました。

    靴? 靴底? 荷物のバランス? 不注意?などなど、、、



    帰りの車のなかで、Mさんが私に、質問をして来られました。

    Mさん、「 歩くとき、何処を見て歩いていらっしゃるの?」

    私、  「足場のない山道だから、次の一歩をどこへ踏もうかと

          足元と道ばかり見て、必死になって歩いていたわよ。」

    Mさん、「そうなんですね! 私、皆さんがおしゃべりしながら気楽そうに歩い

        ていると思って、景色がきれいだとか、周りを楽しみながら

         きょろきょろ見て、歩いていました。」

    私、  「えっ~そうだったの? 余裕を感じていたのね 」

    Mさん、「 というか、馬鹿なんですね! 楽しみに来てるって勝手に先入観が

         あって、御気楽に思っていたから。だから、転んじゃったんだって、

          よそ見するなと知らない人に言われて、、、。 」

    私、   「 そうね、今日の道は、よそ見する余裕はなかったわね。」

    Mさん、「 それがいつも私は、そうなんだな、と気が付きました。今まで何か

          ずっと、御気楽に生きてきたのが判りましたよ~」

    私、   「 そこまで考えたの? すごいね。自分の生き方まで反省したんだ!」

    Mさん、「そう、いつも注意されて反発してきたけれど、自分が普通の人とそこ

       が違うんだって、さっき転んで判ったというか、 自分の行動に対する不

          注意さに、そう、今日気が付いたわ!」

    私、  「 まぁ!すばらしい~ 不動の山が相手だから気が付いたのよ。

       自然に対しては人間が変わらなくちゃいけないものね。

       自分と同様に移り変わる相手なら、相手が悪いって片付けられるけど。」

    Mさん、「 山のぼりや自然が相手って、なにかしら気がつけるのですね。

        自分が馬鹿だなって素直に気が付かせてもらえるし、同じことをしても

        いろんな取り組み方があるし、いい経験、山登りを続けて行こうと思いま

          した。」





    私は、内心、はた目も気にせず素直に心を吐露するMさんを見て、

    自然を相手にしたら、どんな人も素直になれるんだなぁ~と感嘆しきり!



    Mさんは、心なしか、まあるい感じに変わっていました。


    ということで、Mさんは自分を見つめるいい結果が出たということです!

    この気づきは、人生万般へ行き渡ることでしょう。 めでたし!



    このように、人は、自分の主観の狭さや偏狭さを、

    打ち砕いてくれる対境に出遭って、自分の姿に気が付くのですね~

    それは何かに打たれたり、失意や感動の中から、

    自己の主観を捨てられるのです。





    自分を見つめる対境として、自然は、おおいなる師匠なのです。





    あなたも、自分の主観を捨ててでも飛び込める客観を見い出して、

    自分が対境と調和する桃源郷を、

    あなたの周りに、すばらしい時空を実現してくださいね。


    それは、

    まあるい輪の中へ包まれて、宇宙に浮かんだ浮遊感、

    ひとつのリズムで揺れている、そういう幸福境ですよ~~。















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    『時が主役1』     おそらく2020年。『オイル・クランチ』が来るかもしれない

    Category : 不滅なもの
    水芭蕉の群生

    尾瀬のミズバショウ 真ん中の穂芯のような処が花

    葉は、夏には背丈ほども伸びます。









    今日も、いただいたコメントから始めます。


    尾瀬が、東電さんのとは知らなかったよ。

    電力や車のエネルギー関連は、今は昔、大変な時代です。

    人間は、おっしゃる通り、変わらないと生きていけませんから、

    変わりましたね!夜は早く寝るようになりました、時差の恩恵でしょうか。






    あははっ~!


    人間は、変わらないと生きていけませんから、というフレーズ!

    気に入りました~~


    今日は、易の本質、『時』がテーマです。

    時と共に全てが移ろう、その変化に私たちは、

    積極的にどう係わっていけばいいのか? 

    今までの常識が覆る、おもしろい時がくるのでしょうか?




    尾瀬に行った時に、もともとこの地が、

    日本の工業化の為の電力供給の水力発電の水資源地帯として、

    今の東電に引き継がれた土地であることを知って驚きました。

    これは想像ですが、

    もしか、そういう目的で

    この広大な土地を買い占めていなかったら

    中小の観光会社のホテルや旅館が立ち、別荘地帯とて

    土地は細切れになって売られたかもしれないと思いました。

    工業化という、電力開発のための大規模計画のおかげで、

    尾瀬の自然も結果的には守られた? 

    そうなるのではないかと思います。

    東電も今更、

    尾瀬を水力発電の場所として使おうなどとは思わないでしょう。

    現在の尾瀬を守る為に、湿原の木道などを整備したりしているようです。




    このように、


    物事の目的や、価値観は、時間と共に、移ろって変化をしていきます。



    これこそが東洋の易学で一番重んじる縦軸、『時』です。

    万物は移り変わる。この事象にどう係わっていくのか?

    係わり方の自在の智恵を、自分自身でどう身に付けていくのか?



    自在の智恵という中には、

    前回までの”主観から客観へ”という自在感も含まれますよ。




    今、どういう時代に生きているのか?



    コメントの中の電力、エネルギーの転換点、そこから記事を書きますね。


    こういう時の変遷に関していろいろ考えてみると、

    『時』は、無作為の無意識の答えを出してくれる一つの智恵、

    であると思います。

    私たちの頭脳の及びもつかない答えを出してきます。


    すべて主役は、”時”です。




    たとえば恋愛、

    いくらある人が、主観で、”これ以上の恋愛はない”って

    愛していると思っても、周りから客観的に見れば、

    ”どうしてあんな人がいいのかしら? 病気だわ!” あはは。


    そのくらいに見られて、ちょうどいいのかも? あはは~


    『時』は、名医であり、癒しであり、

    『時』は、あらゆるバランスを取ります。

    『時』は、あなたの命がバランスを取って保全できる方向へ、

    物事を運びます。



    時は、あるとき、無残にも全てを打ち切ります。

    その理由は、当事者の中に、始まった原因のなかにあるはずです。


    大失恋で壊れた恋愛だって、そうなのです! 

    長い時を経る事ができない恋愛だった。だけです。

    ある意味、天の計らいでしょう。

    凡愚の身である私たちに、それが悟れないで、

    いつまでも悲しむのですね!    あはは。



    なにであれ、

    命が守られる方向へ行っているのは間違いないのだから、、

    命の糧を守って行きましょう! 

    命の糧に感謝しましょう!




    ”命がバランスを取って保全できる”って? 


    わからない?   あは!

    このブログをお読みいただいていたら、

    いつか必ず、お分りになるはずです。






    今、生きている、

    今、流れている時だって、

    人間は、目先の欲で現在を生きるのに精一杯の有様ですが、、、

    私達が意図しない、意識もしていない結果に

    至るという事は十分にあります。



    常々思う事は、

    目の前で正しいとマスコミの情報や、軽いノウハウ本などが言う事を、

    そのまま正しいと受け留める癖は、もう止めたほうがいいと思って、、、

    十数年が経っています。



    実際、あまりにもウソが多いのです!


    ”時”の審判に掛けないとどんなものだか? そう思っています。

    あまり時代的な動きには、一番で乗らないように、、、。

    エコノミックなコマーシャリズムが仕掛けたものは、

    そのうちゴミを残して去っていくような空騒ぎのものばかりです。

    生き生きさは無く、時代が疲れていくばかりです。




    先日、訪問鑑定でお邪魔したご家庭で、

    私がその場で”先生”と呼ばれているので、

    その家の4、5歳くらいの御孫さんが、

    私の事を、幼稚園の先生とでも思ったからでしょうか?

    たまたま私と二人だけになった時、

    目の前にあるテレビを指差して、

    「テレビのなかは、全部本当の事?」と、

    つぶやくように訊いてきました。   

    テレビのなか?

    一瞬、意味が判らずに考えましたが、   

    あ!賢い子なんだ~ !


    「 そうね!そうかも知れないって気がついたのね? えらいわねぇ~

    ほんとじゃないって思ったの? 確かめたいのね!」


    そう言って、彼の反応を見ますと、

    納得したように頷きながら私の顔を見ています。

    もっと何か言ってほしいんだなぁ~ 知りたそうです。



    「アニメとかは、作り物って分るでしょう?」    

    肯いています。

    「本当に生きていないのね。

    ニュースだって、本当にどうなのかは、

    自分で行って自分の目で見ないと分らないと思わない?

    でもいちいち行ってる暇がないから、

    こんなのかなぁ~ってほんとうに? と思って見てるのね。

    でも、行って見たら全部ウソかもしれないね。」


    黙って深く頷いて、

    やっぱり、テレビってその程度? という彼なりに得心した様子でした。

    全部ウソかもしれないね、という言葉にたじろぐかと思いきや、

    彼は、その言葉で、落ち着いておとなしくなりました。



    ウソという言葉を私が口にしたのは、

    4,5歳の彼が、「全部ウソよ!」と、言ってほしがっていた、、、。

    きっと、この子は心の底ではテレビのウソウソしさを、見抜いていて、

    私なら、きっとそう言ってくれるとどこかで思って、

    訊いて来たのだって、ピーンと来たからなのです。

    家族に訊いても、きっと子供だからと、

    いい加減に誤魔化した答えしか言ってもらえない ?

    彼は、それを知っているかのように、

    ずっと、心に抱えていたことを口にしたのです。



    この子とのこの会話、この光景が忘れられない~です。

    子供は、未来から来る、と言います。

    たしかに本当ですね。

    今の訳の分からない、グジャグジャな社会を

    幼児の時から、眺めて育っているのですものね。

    大人より鋭敏な感受性で、ウソと本当を見抜いている。


    きっと、この子は、

    何が本当か、自分で考えて確かめる賢い大人になるんじゃないかって、、!

    未来のそういう大人と会話をした。そう云う感覚が残りました。

    幼児と話して、よくある感覚なのですが、

    1歳くらいから、

    表は幼児、内面に長老、お爺さんを感じることがよくあります。

    今日は、心配性なお爺さんと出会った、そういう残象感です。

    過去と未来の『時』が幼児の中で出遭っている不思議さでしょうか。







    ところで、ピークオイルという言葉をご存知ですか? 

    「安く豊富な石油文明の終焉(しゅうえん)」の事です。

    (石井吉徳・東大名誉教授) 


    これも、一つの過去になろうとしている”時”の名前です。


        
    1956年、米国の地質学者のハバートは、

    米国内の石油生産は66年~71年に生産量がピークと予測し、

    現在、それは結果的に当たったとされています。

    安くて潤沢な原油生産はすでに峠を越したとの認識です。

    油田はまだまだ地球上に存在します。

    石油資源が全くなくなるのではなく、

    低コストで生産できる油井が減り、

    生産が峠を越すピークという意味です。 

    オイルサンドと呼ばれる質の悪い石油資源も大量にあるらしいのですが、

    しかし、それらは生産が難しい深い海底や極地にあるので、

    ガソリンなどに精製するには大変なコストがかかる。

    低コストでの供給は難しい。

    結局、石油資源は希少化し価格は上昇する。

    高級品になるのですね。

    1リットルが1000円!!以上にもなる?と言われています。

    オイルピーク論者の間では世界のピークについては、

    2010年とする見方が一般的です。

    また国際エネルギー機関(IEA)のエコノミストは昨年、

    「おそらく2020年。需要の増加次第で2010年以降に

    『オイル・クランチ(原油の需給逼迫)』が来るかもしれない」

    と注目的な発言をしています




    ご存知でしたか?



    もう身近な問題です。

    10年以内に、1リットルが1000円以上になるかもしれない。

    そうかも知れないと思ったら、いろいろ考えられますね。


    私的には、現代文明の中で、一番迷惑だと思っているものが、

    化学的な、便利だというフレーズで押し付けられている化学製品群です。

    それらが安価で製造できなくなればいいのに~~!   あはは。


    防◯剤、 ◯◯剤、ばっかり!  もう、うんざり~!

    一切使う必要のないものを、押して付けて売る、この資本主義の俗化!

    こんなあきれる文明はもう、終わってほしいと思っています。




    不滅な文明は、ないのです。 

    不滅なものは 『時』そのものです。




    安っぽい物質文明も、安い石油もピークアウトしてほしい! あはは。

    貴重品として、どうしても要るものに、限定的に使えばいいのです。




    今日は、これで、

    また次へつづきます。

























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    テーマ : 文明・文化&思想
    ジャンル : 学問・文化・芸術

            

    『時が主役2』     時は、私たちを生から死までいざなう主役ですから、、、

    Category : 身近な物質文明
    林

    5月の尾瀬・林








    自然の音(森の湧き水)をどうぞ!




    前回のつづき、石油の話でしたか? (笑い)


    あ、  時が、主役だというテーマでしたね。



    しかし、人間は、 ”人間が主役だ!”と、勘違いしていませんか?


    そして、

    自分の命を守り抜く為に持たされた自己愛(ナルシシズム)を、

    愚かにも自分の客観世界にまで無理やり押し広げようとしたり、、、

    調子に乗ったり~! (笑い)




    でも、調子がいいのは長くは続かないでしょう。

    臥せるべき自己愛を、世間さまへ広げて悪臭が出てきた頃には、

    時が片付けてしまうのですよ。 あはは!

    時は、劇的に打ち切ったり、目くらましをします。

    失脚するか、忘れられるか、捨てられるのです。


    時は、偏りを嫌いますから。

    バランスのために突然すべてを打ち切るのです。




    そうすると、『自分には力がなくなったぁ~』と人は思うようです。


    人間は、すべてに於いて自分中心の解釈をしますね~


    主役は、あなたではありません。

    あなたの力ではありません。

    主役は、『時』です。

    天が中心です。天の運行であり、

    それが『時』です。すべては、そこから始まっています。

    時を無視すると、自己の思いを遂げられません。

    時を無視すると最後、後悔だけが残ります。

    時は、私たちを生から死までいざなう主役ですから、、、



    空は、大きな空間に水蒸気が集まって雲がある所だというのは、

    物質的な天の概念しか知らぬ、物質論者の言い草です。

    科学が解明した知識が真実を掴んでいるとは思わないでくださいね。




    それと、もうひとつ。

    すべての論拠を、自分に力がある、ない、で言い訳をする。

    悲しいですね。 自分を点数や、力で計る。

    すべて自己に中心を置くからです。





    むかしから、『時』を手に入れたくて人は必死でした。

    それは、勝つ為でした。 『時』を手に入れた人は、強いのです。

    『時』を手に入れるとは、『時』を知るという事でしょうか?

    『時』を中心にすれば『時』を待てます。

    単純に比較できる例として、

    織田信長と徳川家康の違いとでも言えば良いでしょうか?



    今は違いますね。

    天の時を単なる数字の序列、集合に落として無視し、

    物質文明の現代は『時というモノ』も、作為的に作り出します。

    『偽装の時』です。

    都合のいい情報を繰り出して、時を作り出して、なんとか人を乗せて、

    商売をしようと、虎視眈々でしょう? (笑い)


    今は、本当の喜びも、悲しみも、憎しみさえも忘れた麻痺した心で、

    『偽装された時』のために浪費するお金が、社会で一番の大事なものに、

    なっているようです。


    結果は、何のためになっているんだろう? その曖昧さがますます、

    お金自体を私たちの目的にしてしまっているようです。

    それが、物質文明の中に生きるという事なのですね。




    ついに、『お金』を手に入れる事の完成は、利権です。

    利権とは、自然や生命までもが、お金の下になるという事です。

    物欲の渦が巻く中心が、利権です。


    他への分配を拒絶し、物の中央集権構造です。

    それの欲を支配することによって、それを欲しがる人間を支配することです。

    自分以外の人間を、自分の儲けの手段にする。

    今のように、哲学や思想が不在の時代は、このエネルギーが充満します。




    たとえば、

    花粉症の原因も、癌の原因も、実はもう解かっているはずです。

    以前のエイズ薬害事件も、全くそうです。

    解かっていて放置した、、、。

    その数百倍の規模のことが癌や花粉症で起きているはずです。

    画期的な治療法が開発されても、世界中でことごとく潰されています。

    三大療法(手術、放射線、抗ガン剤)以外は、利益にならないからです。

    癌医療には、年間15、6兆円という巨額の利権構造があり、

    だれが、その利権を手放しますか?

    黙っていたらずっと、巨額の利益が転がり込むのですから・・・


    なぜ対症療法から、根本的な治療法へ転換できないのか?

    医療費の増大という問題も根本的に解決できるのに、

    対症療法に頼るという安易な生活習慣を国民に甘んじさせて

    最善の方法があるのに、なぜその方法が取れないのか?


    天を忘れた人間の我欲そのものと、

    それを守る既得権益を握った組織化したエゴが原因です。


    病気で儲けるという意味では、インフルエンザワクチンも同様です。

    ワクチンもまた巨大な利権です。 


    私企業の利権を優遇するために、悪と知って誤った行政判断をする国、

    その被害者へ、裁判で命じられて、またまた賠償金を税金で払う国。

    国が原因を作っておきながら、その償いを国民の税金で済ます。

    政治家と官僚が、国民の税金を餌食にしている構図です。


    口で財政再建と言いながら、実際は国の財政破綻なんて、

    彼らには関係ないのでしょうね。

    哲学と倫理観のなくなった営みは、すべてこういう体たらくです。

    この繰り返しが、これからも続くでしょう。



    病気になったとき化学精製された薬を飲むというのは石油文明の表れです。

    病院で使っている専門の医薬品は別ですが、いわゆる売薬、

    一般の市販薬のほとんどは、本来は必要ないものです。

    本来必要もない『物』が、どうしてこんなに溢れているのだろう?



    ピークオイル以降、今まで、石油に群がっていた利権は、

    次、どこへいくのでしょうか?



    これまで何度も言いましたが、

    これからの変革は、上からは起こりません。

    上は、既得権益、利権に少なからず組み込まれている、

    いや、それそのものの組織が出来上がっているからです。

    一人一人が賢くなる、自立する以外にありません。



     
    最後に、前回の記事にいただいたコメントを紹介させていただきます。


    > いや、このまま自然に逆らって、科学とか経済とかに頼っていたら、

    人間が滅びる時間は急速に縮まる様に思えてなりません。

    人間が増え続けないと立たない経済、

    人間が増え続けるると壊れる地球の自然、

    これを科学の力では解決出来るとは思えませんから・・・

    それよりも、人間が滅びる前に、

    人間の精神が滅びるのではないでしょうか、

    それは、思っているより意外に早く訪れるのかも知れません。

    最近の人間社会は、

    その兆候が見えてるのではないかと思う事が有りますが、

    そんな事は無いのなら良いのですが・・・。





    おっしゃるとおりです。

    石油の代わりの物が、何が出てこようと、

    人間が増え続けないと成立しない経済と、

    人間が増え続けると壊れる地球と枯れる資源。

    この矛盾を、

    今の科学の力では解決出来るとは思えませんね~





    そうなのです。

    皆さんが、気が付いているのか、どうか?

    少子化で経済が成長しないと言いながら、人口を増やさなきゃと言い、

    しかし、その反対で、

    人口増を喜べない地球の現実。

    物質文明を地球上で皆が謳歌しようとすると、

    絶対的に足りない資源。奪い合いの競争が経済の力だなんて、、、!



    石油に代わる『物』では救えないのです。

    『物』で解決を図ろうとする今までの癖に頼る前に、

    ”人間中心の『物』の考え方”を止める事ですね。

    ”自然に存在する『法』に気づいて学ぶ自然中心の考え方”へ、

    自然中心の都合に合わせて人間が変わる『時』なのです。

    『時』は、変わる事を教えてくれています。

    『時』に従い変わらなければ生物は死滅するでしょう。


    自然は、毎時、『時』として、メッセージを与えてくれています。



    その転換がない限り、人間はこの大宇宙に淘汰されて行きます。





    これらが、なぜ運命学に関係するのか? と思われるでしょうが、



    自分が、何を大事と思い、何を中心に生きているのか?

    その人の所に、その心身に見合った

    因縁を持つ子孫が、生まれてくるからです。


    それで子孫の興亡が決まって来る。 

    民族の興亡だって、国だって。

    としか思えない個々の運命命式を毎日、鑑定させていただいているからです。

    今、生れてきた赤ちゃんの運命命式は、未来からの警告書です。



    同じ人間が、生まれて来ているのではないの?

    いいえ、明らかに違って来ています。


    詳しくは、またいつか、記事にしましょう。


























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    テーマ : それでいいのか日本国民
    ジャンル : 政治・経済

            
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    Author:寂光ーcosmos
    家系・個人の運命鑑定
    東洋運命学教室を主宰

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