![]() 2011
05/07 16:45 |
(意識の正体 1 コメントへのお返事 1 ) 学問の知識で人生を考えてはいけない 10Category : 運命学と科学
GWの間に黄砂で曇った富士山麓の旅へ行って来ました。
下の写真は、女優の工藤夕貴さんです。 ![]() 背景は彼女の富士宮にあるご自宅の玄関です。 この右側に駐車場があり、農園が広がり、富士山が見えます。 下の写真が、彼女のレストラン・カフェ ナチュレです。 奥に可愛いお庭があって、 右端に、上の写真のバックにある自宅前の噴水が欠けて見えます。 ![]() 大震災のせいで春のお彼岸は、出かけられなかった為に、 このGW、墓参がてら、いつものように富士山麓を旅行して来ました。 いつも通る沿道にあるので、いつも気軽に立ち寄っています。 こんな山奥に! と思うほど、、、異質な空間のお食事処です。 彼女が農業で収穫した有機無農薬の野菜、料理、特に薬膳カレーが気に入っています。 この日は、駐車場で車を降りて、レストランの方へ歩いて行くと、 めずらしく中庭に彼女の姿がありました! 厨房用の黒いエプロンの彼女が、自宅からお店へ歩いて行くところ! ブログに載せるわ! と言うと、快くポーズを取ってくれました。 笑顔で「いい事を書いてくださいね!」 私、 えぇ! だいじょうぶよ~! ということで、詳しくは、 ココヘ [住所.地図] 静岡県富士宮市人穴346 (河口湖ICから富士ミルクランドの手前) [電話]0544-52-1788 実は、工藤夕貴さんとは縁があって、 昨年の12月19日に、富士急ハイランドへ行った折に、 彼女と誰かさん・男性がペアで、 乗り物に乗っているのを隣で、見ちゃったのです。 ほほ! ぐっと年上の落ち着いた方でした! ほほっ。 後から知ったのですが、 10月10日に公務員の武道家の人と再婚をなさっていたとか、 しあわせそうに並んで座っていましたっけ。。 。 女優や歌手の面は、あまりよく存知あげなかったのですが、、 (ごめんなさい!) 農業を始めて田舎に住み始めた以降の 工藤夕貴さんの生き方には共感を覚えています。 さぁ、今日の記事は、前記事にいただいたコメントのお返事です。 意識の正体 1.で、一番重要な事を、書き忘れていました。 『 意識は、環境に染まる、染められる 』と言う事です。 つまりは、同じ景色をみても、意識が捉えたものは、同じではない。 一人一人が、違った感覚を持ち、感じる内容が違うのです。 この感受性の違いが、その人の『 運命 』の為せる技です。 または、言い換えると、 感受性の差は、その人固有の『 運命 』の違いから出て来ます。 たとえばですが、熱く煮えたぎっているヤカンを見てどう思うか? (恐怖)熱そう! 火傷する~! (心配)蒸気が出て湿気がすごいな? (安心)暖っかい~、あたたまろう! (批判)誰が忘れているんだ! 水がなくなったらどうする? (焦燥)お水は? 火を止めれば? 大きなヤカンないの!? (喜び)あら、よかった。 熱いコーヒーを飲もう! と、いろいろ...です。 ほほほ。 常に、まわりの状況と、内なる『 運命 』に染められているのが、 意識と言うものです。 アイデンティティ? 意識には、ないはずです。 そう感じた自分の意識すら、 環境に合わせてくるくる変わって行きますから、 当て所ない、行方知れない、彷徨っているのが意識です。 意識の本質は、思うよりも、もっと卑しく下品です。 あはは。 なぜって ? それは、自分をツクルからです。 自分を(作る)ための所作。それがロジックです。 自己防御の産物が、ロジックです。 ない方がいいに決まっています。 うそつきなのね! 正直じゃない。 品がないのね。 あはは。 人の意識が作ったロジックを、買いかぶらないようにしてください! タカが、その程度のものだと、その認識が大事です。 このように意識を暴き、叩いたわけですが、 その道具には、その意識自体が作り上げた学問的知識を用いました。 まっさか! 意識だって、自分の作り上げた学問の知識が、 自分の正体を暴くのに使われるとは思いもしなかったでしょう。 あはは。 本来の東洋的な叡智である『陰陽学』の『陰』と『陽』と比べれば、 今の学問の心理学で言う、意識・無意識は薄っぺらいので、 そのまま、『陰』=意識、『陽』=無意識と するには問題があるのですが、 取りあえずは、うわべの意識を批判するには役立ったと思います。 しかし、 意識的概念の詰まった西洋学問的言葉で、 東洋的叡智を説明しようとすると、 その行為は、西洋的概念にまだまだ束縛されている範疇ですから、 東洋的な智慧との差異が中途半端な矛盾点として、たくさん出て来ます。 これは、致し方ないのですが、 見過ごしていいものと、よくないものがあります。 見過ごせないものは、今の内に再確認をしなければいけません。 では、いただいたコメントを紹介しましょう。 《 なんだかモヤモヤしていたものがパーッと 晴れてきたような気がしました。 「陽」=意識、「陰」=東洋の叡智。 官僚組織は意識の権化・・・そうだったのですね・・・。 ロジックは大切ですが、見極めが重要・・・ 本であればマーカーを引きたいところがいっぱいです。》 モヤモヤしていたものがパーッと晴れたのは、よかったですね! しかし、コメント欄のお返事にも書かせていただいたのですが、勘違い? 結論を自己流に、まとめ過ぎていて、 いろいろ問題が多いわ~! あはは~。 まず、 ロジックは大切ですが、見極めが重要・・・ 前のブログ記事の文脈から、 こう言う結論を導き出していらっしゃるのに、驚きました! どうして勘違いをなさったのかしら? ? 勘違いの原因は、記事の読解力の問題ではなくて、 (それは、先生ですから、、、間違いない。 あはは。) 特別に、なにか、強い思い込みが、あるのでしょうね。 ロジックは大事なのだ。と言う先入観をお持ちなのでは? その拘りのせいで、意識の特性=都合よく取り入れた。のでしょう。 または、まったく違う意見をお持ちなのかもしれませんが、 それなら、初めの感想とは、矛盾して来ますね。 ご自分の中を、統一する必要がアリです、ね。 あはは。 ロジックは、大切ではありません。 ない方がいいのです。 なぜなら、真実を掴むのに邪魔になるからです。 ロジックは、あくまでも頭の中のもの。 脳が作ったものにしか過ぎません。 人間の脳が考える事は、せいぜい自己中心な思考です。 それに気がつかない限り、 時が経てば『偽』になるロジックを、 大切だと認識する足場に立っていたら、 それは、虚構に立っている事になります。 それに気がついた時、騙された、、、と感じる、 あれです。 真実は、意識の外にあるのですよ。 どこに? 自分や宇宙や自然のありのままの姿の中にです。 この辺が、むずかしいですね~! あはは。 自己の思考の中に、真実があるとでも? あはっは。 まあ、これが科学の前提ではありますが、 これは『陽』の世界では一応の建前ではありますが、 それが、あらゆる争いの論拠にはなっていますが、、、 それを、どこかで、《心底》そう思っているのかな? 「陽」=意識、「陰」=東洋の叡智。も、ちょっと違うなぁ~。あは。 『陽』=意識、意識が作ったロジックではありません。 『陽』>ロジック ですから、 ロジックは『陽』の中の一部にしか過ぎません。 『陽』の一部でしかないものを、大切だとは? 言わない。 言いません! ロジックは、近代合理主義でいう意識が作り上げたものです。 その意識は、何に染められ何の影響を一番受けているのか? この物質文明下においては、「欲望」でしょう。「我欲」かな。 自分の欲望を正当化する悪魔のような倫理観のない言い訳のために 作り上げられたロジックである場合がほとんどです。 赤頭巾ちゃんの童話でお馴染みのオオカミのように、 顔に小麦粉を塗って、 見かけは赤頭巾ちゃんのおばあちゃんに扮したオオカミロジックです。 特に日本は、近代化によって、『孝』を捨てた。= 徳を守る為の、あらゆる仕掛けが壊された社会です。 女も、 平等と言う架空のロジックを疑う事もせずに、信じて、 男がする《狩の獲物の取り合いの闘争》の現場に出向いています。 架空の建前のロジックを作って、本気の戦争を始める。 これが、いつもの男たちのやり方です。 これからする戦争は、刀で切ったり、槍で突く戦争ではない。 あは! もう、今度は戦争をしたら終わりです。 ロジックに固執するのは、 近代合理主義が批判をされる一番の欠点ですよ。 なぜ、人は、架空のロジックを信じて頑固に固執するのですか? 死後のゆうれいとおばけが、怖いのでしょうか! あはは。 大切なものは、『陰』、『無意識』、『智恵』。 しつこく言います。 人の意識が作ったロジックは、間違いだらけ。 誰かの脳が作ったロジックを頼りにする限りは、必ず滅びます。 その人の脳の限界が、必ずあるからです。 ほほ! 大事な事は、『自然の摂理』は、どうなのか? を見極めること。 それこそが、大切である。 前の記事は、そう言う趣旨だったのです、、、。 ご理解いただけましたでしょうか? 見極めが重要、と言っても、 自分の意識が、他者の意識が作ったものを見極められるかしら? 見極めたつもりでも、 それは、弱肉強食の論理の横行する下では、 力関係を真っ先に気にする意識であれば、 すぐにそれに染められて、影響を受けてしまって、 正しく見極められるわけはないでしょうね。 結論から言うと、強い者の意識が、世の中を席巻します。 自分が、弱ければ、常に、敗北感が残るはずです。 その拡大版が、最後は殺し合い、 国家間では、戦争です。 何度も言います。 昔から、それで男は、戦争をして来ました。 では、何で見極めるのか? については、次のコメントと一緒に書きましょう。 二つ目のコメントです。 《 意識の欠点を読んでいて、 その通りの事が行われているのに驚きました。= ひとつは警戒区域で、先月の末に、家畜の殺処分が行われました!= 地震、津波にも生き残った動物が、人間の手で処分をされるなんて、 なんて不幸な・・・= 何が所有者の同意で実施なのでしょうか。うそに決まっています。= 牛・4千頭(297戸) 豚・3万頭(9戸) 鶏・63万羽(25戸) 馬・100頭(45戸)= 命を殺戮するのが『陽』なら、それそのものの光景です。= 東電には、勝俣久会長、清水正孝社長、取締役20人がいます。= その内、副社長6人も! 常務など9人も!執行役員29人、監査役7人= そして 5人のフェローと9人の理事が、その多くが官僚の天下りなのです。= ●「原子力」を専門に学んだ人は 武藤副社長だけというお粗末さです。= つまり、 東電は電気を作る会社どころか、”法律とそろばんの専門家”ですね。= 発電の現場は、下請けや関連会社の社員がやっているのが常態です。。= 記事のとおり、『陽』の権化の官僚組織の延長なのです。= おまけに、社外取締役を除く、役員19名に対して 6億9800万円の役員報酬が支払われ、= 単純計算すれば 一人当たり年間 約3700万円だとか。= 『陽』に覆われた東電の様子が これで手に取るように判ります。= 日本中にある原発は、みな自民党政権時代に出来たものですが、= 北日本のが、ドイツ式の50Khzで、南日本のが、アメリカ式の60Khz、= これも民間と政治家の利権争いの結果なのは明白です。= 本当に、『陽』だけでは国民の安全と財産も守れないのですね。= 》 よくここまでお調べになりましたね! あはは。 そうですね! 現に、東電が被害の補償の為に、電気料金の値上げをすると言う、 政府も、それを容認すると言う。この成り行き、不思議と思いませんか? 取締役が、一人も辞めずに、 役員報酬や退職金の返上もせずにです。 世論の反応を見て、50%カットとか言っていますが、 やっぱり、半分は欲しいのですね! あはは。 どうして、きれいさっぱり全部を辞退できないのかしら? まずは、値上げを打ち出して、世論の動向を見て、 その様子を伺っているようです。 その根性が卑しいのです! 彼らが、それを主張できるのは、 これだけの事故を起こしながら、 天下りの役員たちが政府を牛耳って来た、 今までのその体制は壊れていない。まだ維持をしている。と、 自分たちの権益を守る事に自信を失っていないのです。 それだけでなく、 事実、今の民主党政権の政治家に負けない法律家集団である自負から、 カ~ンさんなどを、頭のてっぺんから足の先まで舐めている事でしょう。 役員の大半は、電力の事も判らない官僚の天下りです。 今後も、国を後ろから牛耳れると思っているのです。 彼らは、現場を知らなくても、法律において頭がいいのです。 子供のうちから机上で紙とペンだけで勝って来た人達です。 東電には、原子力を専攻した役員は、たった一人しかいない。 実態は、電力を作る会社どころか、 そんな目的を隠れ蓑に利用して天下りの法律専門家集団が、 自己の利益と権益を守る為の組織でしかない。 それが、本質だと言われても仕方がない組織形態です。 だから、、、 これからも、国を思うように動かす事ができると踏んでいるのです。 実体のない、 ペーパーの上での理屈・ロジックを作って勝って来た。 ロジックにおいては、だれにも負けない集団です。 本当らしく見える理屈を作れる人が、作れない人を支配できる社会。 そう言う社会を形作っているのが、合理主義です。 そう言う社会へ変化をした事が、いわゆる ”近代化 ”です。 振り返ると分かる。 近代化にはそう言う弊害があります。 試験だけに強かった人が、社会の上層に行ける社会の弊害ですね。 現場を大事にし、国民や自然の事を、本当に考える人は、 こう言う出世はしないかも知れない。 自分の心の中の真の内実を求める人は、 技術者のまま留まろうとするか、現場を離れたがらないかも知れない。 もしか、他を支配する事ができる立場になって、 思うようになる利権の欲に目が眩めば、 自分が利権の輪の中で、おのずと、 倫理観、道徳を失う事を、自覚しているのです。 人間のおろかさを知っているからです。 その事をわきまえているから、自分をそう言うきわどい立場に置かない。 なぜなら、人間としてどうあるべきだとか、 しっかりした信念、道徳的責任の取り方のありようがあるからです。 人や現場を見下ろせる立場に座って、 厚顔無恥そのままに、徳性や道徳心を失って平気で居られるのは、 意識で理論で生き延びて来た人に多いのです。 明らかに、五徳(仁・義・礼・智・信)に欠ける『 運命 』です。 五徳は、合理ではありません。 理論で説明できないのです。 また、① 世の中自体に、 『孝』を無視するのが当たり前と言う土壌が醸成されて、あるからです。 ② そして、なにより、中身も知らずに軽薄にも、 そう言う出世を、欲望のターゲットにする世の中だからです。 この①と②において、 我々一人一人にも、責任があるのかも知れませんね。 生きる為には、 尊い事、貴い事を投げ捨てて、 最高の価値は、ロジックを駆使して欲望をかなえることなのだ! と。 頭がいい事を、子供のころより誉めすぎて来た? あはは。 調子に乗せた責任も、大いにあるのでしょうね。 (爆笑) 今回の事故は、放射能が危険だから起こったのではない。 その原因は、 自分の心の中で一番大切な価値観が、 徳性を軽んじ、 自己の利益を重んじるように変わった人間が、 社会の上層へ登って行ける社会システムです。 何のチェック機構もない道徳ダダ漏れの私達の価値観が、 それを、黙って見逃して来たからです。 『孝』を守るシステムが、崩壊している。 道徳も、徳性も、理論では説明ができません。 理に合う事だけを重んじる合理主義を取り入れて、 道徳も徳性も、尊いものも、貴いものも、自然の価値も、 卑しいものと同等に扱い、 全部が同じ「平等」と言う価値観にしてしまったのです。 資本主義と言いながら、恐るべき共産主義です。 隠れ共産主義と、言いましょうか..... 唯一の資本主義的なのは、経済効率で計算をする所でしょうか? あはは! 理屈に成らないものを捨てて、経済効率が劣るものを捨てる。 その中には、「貴」や「尊」の価値観も、ごみ同然に捨てられました。 それらを捨てて、軽んじる事が、日本の近代化でした。 だから、『孝』を捨てたと、何度も言います。 今回の地震、津波、原発事故、 すべては、我々のやって来た事が142年経って、 自然の摂理から跳ね返されてしまったエネルギーそのものだった。。 。 我々の身口意の三業が、 身のこなし、口に出す言葉、心の欲望、 これらが、非常に、卑しくなっている結果でしょうね。 おわかりになりますか? 近代合理主義とは、 自分に都合のいい理屈(ロジック)を作り出せる力がある者が、 最終的には、自己のみを利する権力者の欲望が、得をする論理です。 結果、人の作った法律による闘争の世界です。 ゆえに裁判、裁判所、弁護士が、忙しい世の中になっても、 裁判で勝つ事が命の浄化でもなく、この世のしあわせとはまったく違う。 意識下の裁判で勝ったとしても『 運命 』は、汚れるだけです。 ロジックの薄汚さ、卑しさを見極めるのはどうするのか? 結論から言いますと、 『陰』の徳性、智恵でもって見極めるしかありません。 この社会を作った男性の意識の価値観の反対側にある、 その対極にある価値観を持つ事が重要なのです。 それが、女の役割。 『陰』の本体の役割です。 『陰徳』の徳性です。 知識ではありませんよ! ほほっ。 知識は、知れば知ったかぶりをするものですが、 智恵は、持っても、持っていない振りをするものなのです。 女は、学問をしても幸せにはなりません。 逆に、家族や一族を、根絶やしにするだけです。 『陰徳』を積まないばかりか、浪費、つまり、消去です。 ここの価値観が、近代化で壊された『孝』を守るシステムの一つなのです。 今、我々が、立っているのは、 津波の後の現場よりも何もない大地の上です。 ずいぶん長くなってしまいました。。 。 他にも、すばらしいコメントをいただいており、 全部、お返事を書くつもりが、、、無理のようです。 「意識の正体」の途中でもありますが、 かならず、次回へ続ける予定です。 ご了承くださいね。 なにごともなく、つつがなく、 みなさまが、 よい一週間をお過ごしくださるように。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |
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05/14 08:50 |
(意識の正体 1 コメントへのお返事 2 ) 学問の知識で人生を考えてはいけない 11Category : 運命学と科学
![]() 2011.5.3 の富士山 黄砂がひどく、大気全体が曇っているような感じでした。 音楽をどうぞ~ ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」第2楽章 さぁ、前回からのコメントのお返事のつづき、です。 今日も、長くなりそう! (笑い) 何度かに分けておいでくださいね~ コメント★ (前々回の記事に対する) ( このシリーズも9つ目になるのですね。 こうして分かりやすく文章にして頂いて、心から感謝します。 回が増すごとに、体の内側から熱いものが湧き上がって来る感覚が 強くなります。 それをなんとか毎回文章にしようとするのですが、 今回は言葉より先に涙が出てきます。 この感覚は、今の私が持っている単語をどんなに繋ぎ合わしても 言い表せない気がします。 仮に言葉にできたとしても、 多分、想いの全ては伝え切れないと思います...。 私はずっと以前から・・・中学生頃から思っていました。 「大切なことは、言葉にできるかできないかの問題じゃない」って。 大切なことはちゃんと自然に受け継がれていくからです。 「意識」という邪魔が、無意識を遮らない限りー。 私には学問の知識はありません。 だから 「何故ダメだと思うのか」人を納得させられるだけの理論は言えません。 私以上に私の両親も、 大切なことほど無意識からの判断をして来た人達です。 何故なら、両親から理屈で教えられたことはほとんど無かったからです。 だから逆に「何故そんなに数字が必要なのですか? 理論がないと判断できないのですか?」と思います。 世界中のごく一部の人達を除いて、 人間はもうとっくに末期状態なのだろうと思います。 でなければ、ここまで自然を破壊して、 なおまだ同じ方向に進もうとするのは狂っているとしか思えません。 今回の原発の問題があってから、ますます思うようになりました。 今この時点で「変わらなきゃダメだ」と思えない人は、 これ以上何が起これば気づけるのでしょうね...。 ) ほんとうにそうですね! ものすごく大事な事を、書かれていますね! 両親から理屈で教えられたことはほとんど無かった、、、。 これは、すばらしい育て方と思います。 ご両親の育て方が、とても東洋的です。気付くまで待つ姿勢を感じます。 『時』が、育てるのがお分かりになっていた..... 人間が教える理屈と言うのは、一面的なのです。 子供は自然との係わり合いで脳が発達すると言われるように、 人工のロジックのない自然から無意識が気づく事の方が、実態なのです。 人の意識の作為が、気が付かせると言うのは、範囲が浅い事なのね。 今の教育は、意識教育に偏り過ぎています。 教える側も、何でも理屈の説明で分かると誤解をしています。 教えられる側も、説明文が分かれば、その中身を理解できた ? なんて、 思い違いをしてしまう教育法です。 これは、”薬”の効能書きを、教える教育です。 いつまで経っても”薬”そのもにはたどり着けないのです。。 。 ”薬”は、実態です。 その効能書きは、ロジックでしかありません。 今の知識教育では、”薬”を手にする事は、できません。 私も、このブログの肝心の部分、 どう言う原因で、家系は、女系化するのか? 『孝』とはなになのか? これらについては、言葉で知識として書くつもりはありません。 言葉で覚えたら、本当に分かっていないのに、分かった振りをして不幸になるからです。 記事を読んでいただいて、ご自分の無意識の中から、自分の気づきで、 『自然の摂理』の真の姿を我が心中のものにしてほしい。 一人一人が、そうなってほしいと思っています。 何度も何度も読んでいただければ、かならず分かりますよ。 ( なんとか毎回文章にしようとするのですが、 今回は言葉より先に涙が出てきます。 この感覚は、今の私が持っている単語をどんなに繋ぎ合わしても 言い表せない気がします。 仮に言葉にできたとしても、 多分想いの全ては伝え切れないと思います...。 ) これも、同じですね。 幸せの能書きを、いくら読み書きしても、幸せにはなれない。 幸せは、能書きより、自分の五体で感じる事です。 涙が出るのは、霊的観念が、高いと言う事。 (西洋的な二元論の言葉で好きではないのですが) 嘘を、見破る能力をお持ちですね! (笑い) コメントの色を変えた所、それが、当に言い当てている通りの事があって、 長いのですが、読んでいただきたいものが、あります。 世には、さまざまなロジックがあると言う事、 それぞれの人間の意識が、生き残るのに必死な虚構のロジックを作為している 浅ましい有様を、じっくり観察してほしいからです。 これは、高木孝一敦賀市長の意識の作った理屈です。 これが、生き残る道だと高木孝一敦賀市長の脳が認識したのでしょう。 えぇ! もちろん彼の人格の道徳性の問題ですが、、、、、 頭がカッカとしないように、 音楽を聴きながらをおすすめします。 あはは! 「原発と地域振興」と題された次の文です。 1983年1月26日、石川県羽咋郡志賀町、地元の広域商工会主催の 「原発講演会」での高木孝一敦賀市長の講演内容を前文引用します。 引用はじめ>>>>>> “これが自治体の長の言葉?!”と驚くと同時に、 原発による地域振興なるものの実態がよく理解できるはずです。 原発が札束をばらまきながらやってくる、 そして人を、町を、ボロボロにしてしまうことが、 立地自治体の本音とともに問わず語りに吐露されています。" 高木孝一敦賀市長の講演 全文引用: 只今ご紹介頂きました敦賀市長、高木でございます。 えー、今日は皆さん方、広域商工会主催によります、 原子力といわゆる関係地域の問題等についての勉強会を おやりになろうということで、非常に意義あることではなかろうか、 というふうに存じております。 …ご連絡を頂きまして、正しく原子力発電所というものを理解していただくという ことについては、とにもかくにも私は快くひとつ、馳せ参じさせて頂くこと にいたしましょう、ということで、引き受けた訳でございます。 ……一昨年もちょうど4月でございましたが敦賀1号炉からコバルト60が、 その前の排出口のところのホンダワラに付着したというふうなことで、 世界中が大騒ぎをいたした訳でございます。 私は、その4月18日にそうしたことが報道されましてから、 20日の日にフランスへ行った。 いかにも、そんなことは新聞報道、マスコミは騒ぐけれど、 コバルト60がホンダワラに付いたといって、私は何か(なぜ騒ぐのか)、 さっぱりもうわからない。 そのホンダワラを1年食ったって、 規制量の量(放射線被曝のこと)にはならない。 そういうふうなことでございまして、4月20日にフランスへ参りました。 事故が起きたのを聞きながら、 その確認しながらフランスへ行ったわけです。 ところがフランスまで送られてくる新聞には毎日、毎朝、 今にも世の中ひっくり返りそうな勢いでこの一件が報じられる。 止むなく帰国すると、“悪るびれた様子もなく、敦賀市長帰る” こういうふうに明くる日の新聞でございまして、実はビックリ。 ところが 敦賀の人は何食わぬ顔をしておる。 ここで何が起こったのかなという顔をしておりますけれど、 まあ、しかしながら、魚はやっぱり依然として売れない。 あるいは北海道で採れた昆布までが…。 敦賀は日本全国の食用の昆布の7~8割を作っておるんです。 が、その昆布までですね、敦賀にある昆布なら、 いうようなことで全く売れなくなってしまった。 ちょうど4月でございますので、 ワカメの最中であったのですが、ワカメも全く売れなかった。 まあ、困ったことだ、嬉しいことだちゅう…。 そこで私は、まあ魚屋さんでも、あるいは民宿でも 100円損したと思うものは150円貰いなさいというのが、 いわゆる私の趣旨であったんです。 100円損して200円貰うことはならんぞ、と。 本当にワカメが売れなくて、100円損したんなら、 精神的慰謝料50円を含んで150円貰いなさい、正々堂々と貰いなさいと 言ったんでが、そうしたら出てくるわ出てくるわ、 100円損して500円欲しいという連中がどんどん出てきたわけです。 (会場爆笑、そして大拍手?!) 100円損して500円貰おうなんてのは、これはもう認めるもんじゃない。 原電の方は、少々多くても、もう面倒臭いから出して解決しますわ、 と言いますけれど、それはダメだと。 正直者がバカをみるという世の中を作ってはいけないので、 100円損した者には150円出してやってほしいけど、 もう面倒臭いから500円あげるというんでは、 到底これは慎んでもらいたい。 まあ、こういうことだ、ピシャリとおさまった。 いまだに一昨年の事故で大きな損をしたとか、 事故が起きて困ったとかいう人は、全く一人もおりません。 まあ言うなれば、率直に言うなれば、 一年一回ぐらいは、あんなことがあればいいがなあ、 そういうふうなのが敦賀の町の現状なんです。 笑い話のようですが、もうそんなんでホクホクなんですよ。 …(原発ができると電源三法交付金が貰えるが) その他に貰うお金はお互いに詮索せずにおこう。 キミんとこはいくら貰ったんだ、ボクんとこはこれだけ貰ったよ、 裏金ですね、裏金! まあ原子力発電所が来る、 それなら三法のカネは、三法のカネとして貰うけれども、 その他にやはり地域の振興に対しての裏金をよこせ、協力金をよこせ、 というのが、それぞれの地域である訳でございます。 それをどれだけ貰っているか、を言い出すと、これはもう、 あそこはこれだけ貰った、ここはこれだけだ、ということでエキサイトする。 そうなると原子力発電所にしろ、電力会社にしろ、 対応しきれんだろうから、これはお互いにもう口外せず、 自分は自分なりに、ひとつやっていこうじゃないか、 というふうなことでございまして、 例えば敦賀の場合、敦賀2号機のカネが7年間で42億入ってくる。 三法のカネが7年間でそれだけ入ってくる。 それに「もんじゅ」がございますと、出力は低いですが、 その危険性……、うん、いやまあ、建設費はかかりますので、 建設費と比較検討しますと入ってくるカネが60数億円になろうかと 思っておるわけでございます… (会場感嘆の声と溜息がもれる)。 …で、実は敦賀に金ケ崎宮というお宮さんがございまして(建ってから) 随分と年数が経ちまして、屋根がボトボトと落ちておった。 この冬、雪が降ったら、これはもう社殿はもたんわい、と。 今年ひとつやってやろうか、と。そう思いまして、 まあ、たいしたカネじゃございませんが、6000万円でしたけれど、 もうやっぱり原電、動燃へ、ポッポッと走って行った (会場ドッと笑い)。 あっ、わかりました、ということで、すぐカネが出ましてね。 それに調子づきまして、今度は北陸一の宮、 これもひとつ6億で修復したいと、 市長という立場ではなくて、高木孝一個人が奉賛会長になりまして、 6億の修復をやろうと。 今日はここまで(講演に)来ましたんで、新年会をひとつ、金沢でやって、 明日はまた、富山の北電(北陸電力)へ行きましてね、 火力発電所を作らせたる、1億円寄付してくれ。 (ドッと笑い) これで皆さん、3億円既に出来た。こんなの作るの、わけないなあ、 こういうふうに思っとる(再び笑い)。 まあそんな訳で短大は建つわ、高校は出来るわ、 50億円で運動公園は出来るわね。 火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、 あのカネで計画しておる、といったようなことで、 そりゃあ、もうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、 と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。 これは(私は)信念を持っとる、信念! ……えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、 50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。 わかりませんけど、今の段階では (原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。 こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。 (会場、大拍手) これ以上何の説明も要らないでしょう。 ひとつだけ付け加えるなら、原発に限らず、 こうした事業を誘致した政治家が懐に入れるリベートは、 投資金額の1~3%と言われています。 原発1基3000億円とすれば、リベートは30~90億円と言うことです。 この講演が効を奏してか、会場となった志賀には 北陸電力の志賀原発1号機が建設され、運転を開始しています。 ★引用文献:内橋 克人著 「原発への警鐘」 講談社文庫 <<<<<Letter from Yochomachiからの引用おわり 感想を言うまでもなく.....あきれるより、おそろしい... これが、『孝』を捨てた国の実態です。 私のブログ記事にとって、 『孝』を守る社会システムが崩壊したらどうなるか、 分かりやすい現象そのもののお話なので、 感謝しなければいけませんわ~。あはは。 無恥厚顔、厚顔無恥、アンダーラインの部分は、 『孝』から切り離された意識のあさましく、いやしい根性が、 ありありと出ていますでしょう? ほほほ。 もう、市長と言う、本来は尊敬されるべき人間の中にすら、 『孝』のかけらが一つもない。 完全に崩壊している実態です。 もっと狡猾な人間なら、決して他人には見せない卑しい姿を、 彼の脳、意識が作ったロジックを、さも自慢げに表現をしています! あはは。 アメリカが、大量破壊兵器があると行ってイラクを攻めた。 テロの温床があると言って、アフガニスタンに米軍が駐留する。 テロの親玉と言って、オサマ・ビンラーディンをパキスタンで殺した。 テロ組織が、9.11に、NY貿易センタービルを破壊した。 安全で安いのが原子力発電だ。と国策で原発を全国に作った。 ヒットラーは、優秀なドイツ民族が世界を支配する運を持ち、 その血統を汚すとされたユダヤ人を迫害した。 これらは、すべて、自分に都合のよい欲望に染められた人の意識が 作った理性の産物、ロジックであるという点では同じものです。 世界政治においては、弱肉強食の論理。 強い物の意識が正義だって? 強きもの、我の名は正義なり。 そう言っているロジックが、恥ずかしげもなくまかり通っている訳です。 物質文明の下では、こう言う意識の群れが、蠢(うごめい)ています。 まるで虫のようで、キモチ、ワルイ。 でしょう? あはは。 コメント★★ です。 (拍手コメントから) ( 人は自分も含めて、本当に自分勝手な生き物だと言う事。 よく、普通はね・・・?と言いますが、 その普通とは、自分の中での普通であって 自分以外の誰にでも当てはまる物ではありません。 人って、本当に怖い生き物だなとココ最近、改めて感じています。 特に、”悪は蔓延る”といいますが、まさにその通りだと思いました。 正義を貫くには、今の世の中では難しいです。 でも、 何が正義で何が悪なのかもわからなくなってるとこ、ありますよね(^ ^; そこが一番、問題なのかもしれませんが。 自分を守る為に都合のいい様にやって、間違ったり失敗したりしたら、 また都合のいい方へ進んでいく、キリがありませんね。 本当の善は・・・正義は、いったいどこにあるんでしょうね・・・。 ) そうですよ! すべてを『陽』の世界で、理屈で解決するものだと、 偏っている世の中だから、 強い者の理屈が、正義だと言う顔をして罷り通るのです。 『陽』と『陽』の対立は、きりがないですね。 争いと騙し合いと搾取です。 今は、武器の代わりに経済、主食、エネルギーでいくらでも 相手を潰せます。 この世界が、『陽』の世界の現状です。 珍しい事ではない。 それは、『陰』を知らない、『徳』と言う価値観を排除しているからです。 『徳』は、孤ならず。と言います。 孔子の言葉ですが、『徳』がある人は、孤立しないと言います。 かならず心から応援する者がいて、『天』が、見放さないのです。 だから、女性は、『陽』化してはだめです。 コメント★★★ ( オキザリスは、種類がたくさんありますね。 今回の記事も、なん度も繰り返し読まさせていただきました。 なんと申しあげていいのか、道徳の、そのしばりがない策というものは、 所詮はかないものですね。 同じく人の命も軽く扱われています。 言葉も軽くなっていますね。 世間で声高に叫ぶ人たちはいますが、 裏づけのある言葉は少ないように感じます。 人の生き方が自然から離れているからでしょう。 原子力発電所の作業員の方の言葉はありませんが、 ただ行動だけが心を打ちます。 言葉や理屈ではないのでしょう。 自然と心にありがたいと感謝の気持ちが出てきます。 今の時代に(命懸け)の言葉が、ほんとうにあったのだと感動致します。) おどろきました。 次の言葉が、弾けたような感覚で、飛び込んできました。 道徳の、そのしばりがない策というものは、所詮、はかない。 (命懸け)の言葉が、ほんとうにあったのだと 『陰』の裏打ちのない『陽』は、はかないもの。 (命懸け)の言葉がある所にしか、感動はありませんね。 最後に、コメント★★★★(拍手コメントから) ( 今日も読み応えのある記事をありがとうございました。 3/23に無事に二男を出産しました^^母子ともに元気です。 3/11の大震災のあとに産まれた子です。 私は福島出身なんです、今、福岡に住んでいます。 夫は福岡出身。里帰り出産しませんでした。 嫁いだ身なので、 夫のほうで生むべきだと主人の両親に上の子預かってもらいました。 福島が壊滅的になり両親がこちらに避難してきています。 そこで母の病気判明、福岡で手術しました。 夫の勤務病院で・・・夫の両親もよくしてくれてます。 当たり前のことだけど自分の実家より夫の実家を中心に生活をしていて 本当に良かったと、 今思ってます。 よく、娘のほうがいい、嫁に息子は取られてしまう、といいますが そういう生活をしないでよかったな、と思ってます。 夫の両親に助けてもらったので、老後恩返ししていきたいな、と 自然に思えるようになりました。 ) 第2子、無事にお誕生、おめでとうございます! 男系の繁栄する家系のご様子、安心しました。 何より、貴女が命懸けで子供を産んで来られた事が、 ひとつづつ実を結んだのではないですか? ご実家が福島とは! さぞかし、大変な目に遭われたのでしょうね。 お母上の御病気も、快方に向かってよかった事! あらゆる事が、うまく運ばれていきそうですね。(笑い) 3人のママですね。無理をしないようになさって、ね! 外国では、厳重な言葉を言う時には、 聖書やコーランの上に手をおいて、神に誓うと言う形をとります。 それが、日本は、どうでしょう? 『孝』を捨て、陰徳を忘れた国民は、何に誓って真実を言うのでしょうか? 何もない。 ないでしょう? 「我欲」に従って自己主張をする事を、自分の意見と思っています。 自分が、正しいと思ったら、それが正しいのだと思っています。 今の日本人の多くは、自分の思った事を、裁くものを持っていません。 基準を持っていないのです。 だから、儲かれば正しいとか、自分が思ったから正しいとか、 テンでバラバラの事を意識にしてロジックを作っています。 自分の意識が決めた事が、最上の価値だと、思い込んでいます。 自分の意識が、何に染められているのかを、確認もしないで、 だから、原子力発電が得だと、大きな顔をして大きな声で言えるのです。 しかし、 頭の中=脳=西洋的精神で理解する事は、ただの観念なのです。 西洋哲学でも、観念的と言って、本物からは程遠いとされています。 東洋的な智恵は、頭の中だけのあるものを嫌います。 観念的と言います。 東洋は、体得的な智恵こそ大切にします。 体=命=西洋的肉体+西洋的精神です。 言葉や知識が先ではなく、体や命がわかる事こそ、大切なのです。 体が分かる=血流や涙や鳥肌、うれしくなる、喜びを感じるなどの 気がついた事の反応が、命で感じられるもの。 それが、体得です。 体得のなくなった意識だけでは、創造力は萎えて滅びます。 女性が、『陰』を取り戻さなくては..... そこに、世界の未来が、地球の未来が、あるのだと信じています。 長い記事に、お付き合いくださって、ありがとうございました。 次は、 「意識と無意識の関係」 です。 これは、男と女の関係かな? おたのしみに~ よき一週間を、 なによりご無事で、おすごしください。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |
![]() 2011
05/21 17:48 |
(意識の正体 2.現実主義の意識 ) 学問の知識で人生を考えてはいけない 12Category : 運命学と科学
![]() 南部町を過ぎた辺りの富士川の風景 この風景が、ずっと上流まで続いています。 今日は、「意識と無意識の関係」です。 ここ(意識の正体)の記事に入ってからは、 難しい記事が続いていますが、 記事の内容が、分からないからと、脱落なさらないように、 おねがいをします~。 (笑い) 万が一、分からなくても? あはは。 ここまで付いて来てくださった方々は、運がいいのです! 東洋的素地が消えていない、 無意識の底に感受性がある証拠です。 それは、ひとつの運でもあります。 大事になさってくださいね! 十分、見込みがありますね。 あはは。 多少理解できなくても、 いいえ! まったく分からないままでも 東洋的教育方法は、進んで行くものです。 ほほ。 前回、 東洋的智見(知見)を、西洋の意識的概念を持つ言葉で 表す無理について、 そして、 東洋的特長である ”体得”の大切さについて記事にしました。 現代の私達が使う西洋的学問の言葉で解説する、 そのやり方では、 東洋的知見の言葉のおおよその概略は掴めても、 意識の範囲に限定されている学問言葉では、 東洋の叡智の真実は、掴めません。 私は、~~あると思う。とか、 本当にあるかどうかは分からなくても、 思うだけは、自由ですから、主観でどう言おうとかまいません。 このように感想や意見を言うだけなら、 意識で済ませられる! のですが、 しかし、物事の正しさを客観的に見極めるには、 西洋的知識は当てにできない。 のです。 なぜなら、意識は純粋ではないからです。 生きる為の欲望に染められて、それはそれで役には立つのですが、、、 エゴイズムによって刻々変わって行きます。 そう、現実の自分の状況に応じて、刻々と変化をして行く、 それが、私達の意識でした!!! ★ だから、意識は『時』を支配できません。 支配されています。 意識は、『時』の奴隷です。 と言う事は、すべての奴隷と言う事でしょうか? あはは。 意識 には意識の役割があるわけです。 意識の役割は、当座の、今の時点の本人を守ろうとします。 意識に、本来的な未来はないのです! だから、 今だけの事なら対応できるのでしょうが、 先の事は、信用できません。 その位、意識は、現実的100%です。 これを、覚えておいてくださいね... 『意識』は、前頭葉の働きから生まれるのですが、 動物のなかで一番、人の前頭葉が発達しています。 と言う事は、 過去からの経験から創意工夫して技術を身につける力があるのです。 前頭葉とは、頭部のおでこ側にあります。 学問の知識を借りれば、前頭葉の中でも創造性に関わりがあるのが 「脳幹毛様体(のうかんもうようたい)」です。 あらゆるデータは、毛様体から大脳皮質へと伝わり前頭葉へ繋がります。 データを受け取った前頭葉は、 情報を統合、整理し、直接の行動へ繋げます。 これが、非常に意識の役割を決定づけているのでしょうね。 自らの経験と学習をもとに新しい着想に結びつける事が、 あくまでも過去の経験を集約する意識の仕事でした。 さすがに! 意識の作り上げた学問だけあって、 意識による意識の解明は、完璧ですね! あはは。 でも、もう一方の、「インスピレーション」=「ひらめき」ですが、、 まったく何の予備知識も経験もない状態から 創造性あふれる独創性が、どのようにして出てくるのか? 現在の学問では、その原因も理由もはっきりと断定できていません。 同時に「いつ、どこでひらめくのか?」も、明確に答えが出ていない! 未だ研究段階だそうです。。 。 意識の学問にとって、 無意識の仕業(しわざ)が解らないのは当たり前です。 ちなみに、 脳と意識の関係は、ニューロンのネットワークと密接な関係があります。 ★さぁ、次は、無意識です。 無意識は、どこにあるの? 分かりやすいのは、具体的に、心臓の動き、 これは意識で動かしていないわね。 呼吸も意識してしていませんね。 本人の意志に関係なく勝手に動いています。 生まれる時に、自分の意思で、自分の心臓を動かしましたか? いいえ、ですね! 死ぬ時に、自分で心臓を止めるのでしょうか? あはは。 いいえ、ですね! 心が乱れると、心臓の動きが不規則になったり、呼吸も乱れます。 これらは、無意識が、司(つかさど)っています。 宇宙の『時』と結びついて無意識が、行っている事です。 医学的には、自律神経が司っています。 ★ 事は、命、生存に関する事は、無意識のおかげなのです。 つまりは、 生と死、命の営みは、直接『天』と繋がっていると言う事ですね。 本人の意識とは、繋がっていないのです!! アメリカの神経学者 ベンジャミン・リベットは、 ★ 無意識が決定した後に意識がそれを認めるといっています。 例えば、とっさの行動ですが、逃げようと意識する前に、体は動いている。 脳には、その差、約0.5秒のタイムラグがあるそうです。 つまり、意識と無意識の関係は、 ★ 視覚と言う意識で見ている物よりも、 もっと多くの物を、無意識は見ています。 心が気づいて分かっている物よりも、 もっと多くの情報を無意識は捉えています。 そう言うことになります。 ★ だから、無意識は、 本人の気がつかない間に(=無意識的に)、 実は本人の為の指令を意識に「こうせよ!」と命令指示ができます。 無意識は、大した者なのです。 あはは。 しかし、逆もあるのね! ★ 意識が、目の前の得や楽を選んだり、意識特有の、あの狭い了見で、 無意識に対して「無理な事を言って来ないで!」と、 無意識をシャットアウトしてしまう事も、あ・る・の・で・す ! はぁーーどっちが強いの? どっちがオーナー ? これって、大事ですね~! あは! そー、もちろん! 無意識です。 このブログで、よく意識 と書きますが、 現代文明の欠陥について言う時は、良くないイメージが多い? (笑い) それは、意識 そのものが良くないと言うのではなくて、 だって、意識には、未来は目で見えません。 目で見て、鼻で臭って、耳で聞いて、口に入れて、手で触れるものしか 意識は、解っていないのに、すべて解っている振りをするからです。 意識にとって一番解りやすいのは、お金かもしれませんね~ あはは。 目で見えて、手で触って、何より物が買えるのが一番解りやすい。 ★ 本人の意識が処理できないと、脳自体が避けようとします。 どうして脳は、そう言う事をするのかと言いますと、 狭い了見で、今現在の本人の命の保全を優先してしまうのです。 はぁーー? まったくもって勝手なのねー! 脳は、理解しがたい事、自分にとって辻褄の合わない事、 都合の悪い事を、意識の下にある無意識のゾーンに隠してしまうのです。 無意識、おまえに任せるよ! と、丸投げをする... あはは。 あるいは、 0点のテストを机の奥へ隠す子供にも似ているでしょう? (笑い) イヤな事は、なかった事にしたい、忘れたいのです~! あはは。 これが意識の身勝手さ、ずるさ、いい加減さ、の出発点です。 意識は、もともと自己中心的なのです!! 意識が、理解できなくて避けたものや、 意識にとって都合が悪いものは、全部、無意識のなかにあります。 無意識は、まるで何でも受け入れる大きな海のように、 すべてを受け入れて、静かにたゆたっていられるのです。 無意識は、おどおどしていません! あはは。 キトキト瞳を泳がせて、自己保身だけに狂っていません! 地位なぞにしがみ付いて意地を張る? 名誉のために命を賭ける? あはは。 そう言う事をやっちゃうのは、意識です。 そんなもの(ロジックにしがみつく、こだわる)は無意識にはないのです。 だって、無意識は、元々が宇宙そのものだから、、、、、 ロジックは、意識の作った作品ですから..... 意識は、無意識から生まれたと、言えるのです。 現実的な意識は、膨大な学問体系を作り上げましたが、 意識であるゆえに、見極められないもの、、、、、 この宇宙の中に、、、 自然の営みの中に、、、そのままあるもの。 存在するもの。 季節が巡るように、『時』のような間違いない摂理のようなもの。 勝手な都合や、自分の欲や、逃避する心を外して、 見極めなければいけない事柄があります。 それらに対して、意識は、まったく無能なのです。 (分かっちゃいないのに、知ったかぶりをする。それが意識の嘘です) ★ 普通には、欲に汚れた意識が邪魔をして、真実は見えなくなっている。 こう言う事から、昔から、 道を志して、真実を見きわめようとする時、 仏教で言う修行、○○道では、 自分の欲を捨てる=欲に汚れた意識を捨てると言う事になるのでしょう。 損得を超えた所にしか、真実はない。 見つけられないのです。 自己の評価を気にしていたら、智恵なんて、気が付きようもない訳です。 先の5月8日付けの新聞のコラムに、 山内昌之東大教授が、復興を導く「公欲」の理念 と題したコラムで、 大震災や原発事故などの災害を処理する力としては、、、、、、 理性にかなう公共心が、公欲であり、かなわない利己心が私欲であり、 と言う記事がありました。 ”理性にかなう公共心 ”と言う言い方は、 まだ、この先生は、理性に問題がないと思っていらっしゃる? のね~ なにか、読んで、子供っぽいロジックに見えて、、、 (失礼!) 理性は良い点もあり、理性すべてを否定するわけではありませんが、 理性にかなう公共心? ありえない。 と思いました。 理性は意識。 自己中心です。 理性の怖さは、他者の為と言いながら、利己的な自分を隠せる事です。 作為に、自分を作る事に、力があります。 言葉の上の、観念の中にはあるのでしょうが、 しかし、実際はない。 あると受けて行動すれば、誰かが騙される訳です。 純粋な公共心は、理性には、ありえない。 ★ 理性は、まだ、自己のエゴを、乗り越えてはいないレベルです。 私などが、東大教授の論説にケチをつけるなど僭越過ぎますが...。 やはり、頭脳の優秀な大学教授であろうと、 信奉するものが西洋思想であり、そのバックグラウンドが、 近代合理主義の枠内のロジックであるからには、 東洋的な捉え方とは違ってくるのだな、とその違いを認識したものです。 私は、東洋の方が、一枚上手、大人であろうと思います。 これでなぜ、このシリーズの記事を書いているのか? つまり、自然をどう捉えるか?命をどう捉えるか? これについては、人間の意識が、学問が、理性が、 自分に都合のいいロジックを作っている事に、気がつかないで、 そのまま信じて貰ったら困るからです。 意識、理性が作るのは、無駄とは言いませんが、 作っては使い物にならなくなったり、何時までも古いロジックへこだわる。 それが、さも、自分が賢そうに見えるとでも、思ってるのかしら? 元々、自然にあるもの、その価値を守ればいいものを、 それらの価値を、近代化と共にかっこよく捨てたものだから、 下手なロジックを作らなければならなくなった訳でしょう? 特に、”原子力発電は安全である。”とか、 ”健康に悪影響はない。”とか、、、いい加減にしてほしい。 間違ったロジック(理屈)を信じていけば、被害が甚大です。 一生を誤ったり、取り返しのつかない事になる。 それを避けなければいけませんから、 この領域は、意識だけには、任せられない! まして、『孝』を捨てた前頭葉は、 あらゆる意識の嘘を隠して、最後は、エゴイスティックに他者を殺します。 意識の仕事は、その通りです。 男『陽』の理性が、 戦争を正当化するロジックを作って殺戮をして来たのですから。 今、進行している一番いい例が、 いろんな政治的な思惑で、賠償額を少なくする為なのか? 政府が公表している放射能の数値は、 地上1mで計れば、 その倍の放射能の数値が出ると言う現実を覆い隠して、 ビルの屋上など地上20mで計測をして少なく見せている。 誰の為に計測しているのか? 地上20mなんて、空を飛ぶ鳥の為に計っているのかしら? あはは。 これは、無意味な事をしているのではなくて、 このような放射能の計測の目的は、 今の政府の頭の程度、前頭葉の性(さが)、政府の自己中心の意識が、 国民を守るのではなくて、政府自身を守る事に力を向けているせいです。 未来に国を背負う子供達の命をないがしろにしても、 そうです! 今の自分を守る為に、 汲々とする意識中心の政治家たちの愚考は止まりません。 これこそが、意識や理性を信奉する害毒です。 『陰』を捨てた政治家の撒き散らすものです。 『孝』を捨てたわが国の近代化に、 何の疑問も持たない政治家達が政治をするとこうなる。 と言う現象が、 まるで樹のように目に見えるように現れて来ているのです。 この樹の苗は、142年前に私達の精神の中に植えられ、 今まで142年間、しっかりと根を張って来ました。 『陽』の文明の中で、すくすく育ってしまったのです。 『孝』こそは、無意識の領域に存在します。 現代の意識(男性)中心の文明に酔ってしまった女達は、 男の作ったその制度の中へ入って行く事が、 男性と= になれる? あはは。 平等になる事だなんて本当に思っているのですか? 男性が、都合よく作った制度の中でなぞ、絶対に、 女は対等にはなれないのに、なれると錯覚をしています。 近代化の意識偏重教育の洗脳を受け、『陰』である事を恥じて、 男と同じ学問や知識を持てば、男女平等になれるなんて、 むなしい幻想を抱いて、 情けない錯覚をしたまま、無理、無理、意識で武装をする女たち。 もう、真の女でもなくなり、まして真の男にもなれない。 可哀想な、憐れな、彼女たち。 『時』を信じて待てずに、先を急いだ人間が、時代の犠牲になるのですよ。 欲をかくとは、負け急ぐ事と、同じです。 『陰』は、だれの役割ですか? 貴女は外で、稼ぎを得たつもりでも、 貴女の家は、盗賊で一杯ですよ。 『孝』を国土から失うとは、こうなるのだ。 と言う事が、苦しみの中で解かる時まで、 全員が住む所を追われるまで、 行き尽くのでしょうか。 次は、無意識の中から、何が意識へ上がって行くのか? 運命の形成についてです。 しかし、だんだん、むずかしい内容になっていきますね~。 だいじょうぶでしょうか。。 。。。 おたのしみに~ どうか、ご無事で、つつがなく、よき一週間を お過ごしください。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |
![]() 2011
05/28 22:35 |
(東洋的教育法) 学問の知識で人生を考えてはいけない 13Category : 運命学と科学
![]() オキザリス トライアングラリス (濃いむらさきの葉) 薄いピンクの花の色が出ていないのが残念です! 花が下を向いて咲いて、撮るのが大変でしたー。 今日で、ひとまず、「学問の知識で人生を考えてはいけない」のシリーズ は、この13で最後になります。 近代化に関しては、これ以降も、 《近代化の影》と言うテーマで、ときどき、記事を書くつもりです。 ときどき? あはは。 そう! 難しい内容になると思うので、ときどきにしようと思っています。 前回の記事に、いただいたコメントを2件、紹介をします。 メールでいただいたコメントから、 ★「孝」を国土から失う。 的確な表現です。時代はひとを蝕んだのです。 そろそろ幕を引いてもよいでしょうか。 そうですねー! ここまでボロが、出て来てしまったのでは、、、、、 津波が、近代化で築き上げた私達の大事な生活すべてを瓦礫にした その風景を見続けています。 家を追われた、まさに難民同然の同胞が、我慢強く耐えている その姿を見ながら、すぐに救い出す事もできずにいます。 春の偏西風が運んで来る放射能が、天から日常的に、降り注ぐと言う 恐怖におびえながら生きています。 今回の東日本大震災で 平川新・東北大教授(日本近世史)が作成した 宮城県名取市、岩沼市の津波浸水図を見ると、 近世に奥州街道だった所と宿場町だった地域は、見事なまでに、 津波の被害を免れているそうです。 つまり「中世」「近世」は津波の被害から残り、「近代」はすべて流された。 これは、象徴的な事です。 同教授は、 「昔の人は、経験に学び、自然に寄り添う形で社会を作っていた事がよく 分かる。今回の復興も歴史を無視して進めれば、 またしっぺ返しを受ける。」と。 読売新聞植田滋「記者ノート」より 近代は、もう、過去にしなければ。 そして、せめて、反省をしたいと思うのですが、、、?? パンダのリーリーやシンシンの国では、 文化大革命が終わって5年後、毛主席の誤りを認めました。 しかし、検証や議論はまだ行われていません。 国家と言うものは、意識の強大な塊です。 国家権力構造そのものが、『陽』の意識の壮大な作品だからです。 国家権力と言う最大意識の権化は、 他国から攻められ倒されない限り、絶対に自己否定はしません。 あは! だから、自国より強い相手国、強大な意識の塊である他国の国家権力に 殺戮と言う『陽』の真骨頂で、滅ぼされるのです。 国家権力があれば、必然的に戦争が起こる。とも言える。。 。 わが国は、どうでしょうか? 近代化の誤りに気づき、認めるでしょうか? わが国は、せまい島国で逃げ場がないからか、 決定的な仲間割れを避けて来ました。 天皇制と言うお盆は、ひっくり返さないでやって来た民族です。 基本は、おらが村の仲間を批判しない流儀です! 単一民族のわが国では、同胞がした事にケチはつけないはずです。 反省? どうにもならない、、、 ならば、国民が反省をして自前でやっていくしかない、国ですね。 おもしろい国です。 その上、 現下の日本は『陰』が衰退し、『陽』を止める力を失っています。 『陽』へのアンチテーゼが、ほぼ崩壊しつつあります。 すべてが、暗闇から暗黒へ葬り去られるでしょう。 真実が葬り去られると言っても、 いくら国家権力と言う最大意識の権化でも、 いやな事を、無意識外へ、この宇宙の外へ、隠す訳にはいかないのです。 おもしろいでしょう? あはは。 あくまでも、この宇宙の暗黒の中、無意識世界の中に隠すのです。 隠した意識や、 誤魔化した心は、 無限に、 大宇宙の無意識界の中に存在します。 決して失われる事はないのですよ。 え! ほほ! 無意識世界へ隠した、そのエネルギーは、 必ず、時間軸上の歴史において、存在を示して来るはずです。 それが、すなわち、因果応報の原理であろうと考える時、 物質の世界に限っての発見である、 アインシュタインの発見、 大宇宙のひだの奥に隠れていた物質の摂理を原子のレベルで表した エネルギーのE=質量のM×光の速度Cの2乗 と言う公式を、 ふと、思い出してしまいました。 ほ! 次のコメントです。 ★★>多少理解できなくても、いいえ! まったく分からないままでも >東洋的教育方法は、進んで行くものです。 教育法に、東洋式と、西洋式があるなんて知りませんでした。 機会がありましたら、お教え願えますか。 あ、いい質問ですね! (笑い) 西洋式の方は、お分かりになりますね! 現在の学校で大学まで続く知識偏重的な弊害が出ている教育方法です。 解ったかどうかテストする。 何点取れたんだ? 100点取れて当たり前、0点? 何も解っていないな! なんて言うような、、、意識して覚えさせて、テストする、、、 東洋的教育方法は、 解る事を初めから要求していないのですね! 西洋的知識とは、深みと幅が違いますから、そう簡単に解る訳がない。 と言う前提です。 あはは。 解かった? とたずねない。 分からない事に拘らない。 分からないまま触れさせておく。 解かる様に教えない。 解かりやすく説明しない。 漢文の素読と言うものがありますが、 習い始めに、先生は、何の説明も解説もしません。 初めは、字面を、眺めて追うだけです。 その内、分かって来る。 そう言う指導法です。 武蔵嵐山の安岡先生の記念館で、 2,3歳位からの子供たちの論語教室があるのですが、 大きな紙に書き出された文を声を出して読み、暗唱するだけです。 家で、毎日声を出して言い、覚えるようにするだけです。 その漢字には、振り仮名も振っていなかったと思います。 大人の読む声やリズムで身に付けていくようです。 決して、文の意味を説明しません。言葉で教えません。 論語の文章を、子供の意識で選別させないまま、無意識に残す。 目と声と耳に触れさせて、聞いた事がある。言った事がある。に止めて、 そっと、記憶に入れるだけです。 暗誦させるだけ、 それだけです。 小学生までが対象なので、 小学生までに熱心に覚えた漢文も、それ以降は忘れるはずです。 では、何のためか? 大人になってからですが、 その論語の意味が、本当に役立つ時、それに合う状況が出て来た時、 無意識の中から、 突然 ヒラメク! (笑い) 湧き上がるように、 一番必要な場面に無意識から意識上へ出て来るのですね。 こう言う体験、ありますでしょう? 子供の頃に、言われたお小言とか、ある場面で聞いた諺とか、 このやり方が、広く深く、応用が利く。 自分が味わっている内実と、文の言葉と音と意味が一致するのです。 ここが、大事な事です! 今の自分を、もっと上の高みから、覗くことができます。 自分を反省することができます。 何が真実か? 何ものにも捕らえられないで、束縛を受けないで、 自分の心が、納得する事ができます。 そして、自分で自分の人間を作り上げていけるのです。 江戸時代まで、子供に対して漢籍の教育はそう言った方法だったと思います。 中途半端な理解の大人の意識で汚れた言葉で解説をしたら、 子供の理解に、変な癖がつくからです。 また、ある年齢になったら判る。と言う前提があるのです。 現代の、西洋式意識教育は、理屈で説明をして、覚えさせる。 それをテストで評価をする。 そう言う教育法とは、まったく違うでしょう? まぁ、現代の知識教育は、学問の基礎と言っても、 教える中身も、東洋と比べれば、根が浅いものですから それでいいと言う部分もありますが、 記憶、覚える事だけが重要視されますね。 あはは。テストの為で、試験に受かれば終わりです。 これは、 意識的に無理やり入れる訳ですから、取り入れる時に癖が付きます。 そして、応用が利かない。 年と共に忘れて行く。 そうしない為には、本来意識偏重の教育こそ、 膨大な体験を必要とするはずですが、テスト、テストでは、 その余裕はないのですね。 もちろん、これに合う子供も確かにいますよ。 (笑い) 東洋的な、年を経るにつれ人格にも影響を与える教育と言うのとは、 根本的に違います。 さぁ、これで、 無意識の中から、何が意識へ上がって行くのか? このシリーズで全てを取り上げる事は、できませんでしたが、 少しは、感じ始めていただけましたか? 意識が、本人ができる事を考えて選び、 何をできないと判断をして無意識へ隠してしまうのか? この選択の癖、いい癖、悪い癖、 それが、このブログの大きなテーマ、 個々人の『運』の分かれ目であろうと思います。 この無意識の深みから湧き上がるあなたの運、 その運は、意識の範囲内でしかない学問などでは、 どうにもなりません。 お読みくださった記事の中から、 あなたが幸せになる為に、何かがお役に立てれば、幸いです。 幸運を祈っております。 長いシリーズ、難しい記事にお付き合い、ありがとうございました。 よき一週間をおすごしくださいね。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |