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06/05 16:49 |
M町/ ☆ 易学 「小陽」「老陰」、「小陰」「老陽」 仏法の識 西洋の意識Category : 易学
今日から溜まっているコメントへのお返事をさせていただきます。
また、M町の記事を復活します。 正直、ほっと致します。 (笑い) 今日だけは、冒頭になりますが、次回より後半になります。 以前のブログ記事に載せた 代官屋敷の閂(かんぬき)門の写真を紹介します。 ![]() 上の写真は正門部分です。 狭いように見えますが、幅は約5mあります。 その下は、表門の全体図面です。 ![]() 表門は、天保14年(1843)に建てられたものと推定されています。 民家の長屋門としては、左右が55,8mもあり、日本最大のものです。 長屋の間取りは、物見、男部屋、米倉等で、二階建、入母屋造。 代官屋敷そのものの母屋の写真は、残念ながらありませんが、 宝永5年(1708)から享保19年(1734)の間に建てられたものと考えられて います。 間取りの最大の特色は、上手の前面に突出した角屋を持つことで、 その遺例としては最古のものです。 当家は、南北朝時代に南朝方に仕えていた北畠顕家の子孫で、 現在第14世の御当主が、お住まいになっています。 すこしM町の事を復習します。 覚えていらっしゃるかしら? 中国では皇后の為の役所を「私府」と言い、その任にあたる人を「私官」、 実際の仕事をする人々を「私部」と言っていました。 「私」という字は「后」と同じ意味で、「きさき」と読みます。 第30代・敏達天皇当時、 政治の最高の要職にあった大臣(おおおみ)の蘇我馬子と 大連(おおむらじ)の物部守屋は、互いに権勢を争っていました。 敏達天皇の四年、11月に廣姫(ひろひめ)皇后が亡くなられた時、 蘇我馬子は、自分の姪の豊御食炊屋姫(とよみけかしきやのひめ)を新皇后にすることに成功します。 それに対抗する策を考えていた物部守屋は、 敏達天皇が新皇后の御領地として 良い稲作地を求めておられることを知り、 良民で、田も肥沃なM町の地を、天皇へ献上する事を申して、 敏達天皇六年(577年)の二月、詔が宣せられ、 皇后領地になったのです。 その後、敏達天皇が崩御され、 592年に豊御食炊屋姫が、第33代・推古天皇になられたことにより、皇后領田は天皇直属の三宅、又「やまとのみた」と 呼ばれるようになりました。 今でも、近くには、 「官田」という天皇直属の田という意味の地名が残っています。 これだけの由緒ある伝統が息づくM町周辺の事を、 全部知ったのは、ここへ生徒が出来て町の存在を知り、 時々訪れ、数年が経ってからでした。 現代の時空から途絶したような町並みの中で、 静かに生き生きとしている精彩を放って生活をしている人々。 それらは、古い日本の残滓のようで、 現代の新しい物より、よっぽど根っこを持っている古い物。 古いのに、なぜ? と自問自答していました。 当時20代の若さだった私のそれまでの知識が、 一気に崩れて行くような、心地よいショックを受けて、 自分の中のガラクタの新しい物を捨てて、 M町で拾った古い物を、私の感受性のひだに、畳んで仕舞ったのです。 戦後教育の華々しい西洋化のモダニズムを身に着けていることが とっても、恥ずかしかった。 そうです。恥をかいたと言う事なのですね。 恥をかいた時、人は自分の思考や意識をマヒさせるのです。 自分より強いものに出会う事が、必要なのですね。 ほほほ。 何の力だったのか? おそらく私の無意識が、私を、そこへ連れて行ったに違いない。 運命だった。 そう思っています。 どうしようもない相手に対して恥をかいた。 その理由は、どうしようもない深さと豊かさでした。 物質的な ? いいえ! 体の芯から出てくる豊かさです。 凛とした灯火のような、、、、、 人々は、決して奢らない、つつましやかな理屈をしゃべらない人達でした。 豊かさの反対は、貧しさです。 貧すれば鈍する。 小人(しょうじん)窮(きゅう)すれば斯(ここ)に濫(らん)す (論語 衛霊公から) (人は、必ずしも「窮すれば通ず」と、活路を見出すとは限らない。 窮すれば善悪の判断も出来なくなり、逃げる者は良心を捨てて、 道を択ばず、自分の身を守る為なら悪い事をする。) 現代の我々は豊かだから、鈍したり、濫する方ではないと ? どこか自惚れた解釈をしているわね。 あはは! だから、貧しくなる事だけは避けたいと必死になって欲しい物を買う。 ほほ~ 近代化の末の爛熟した物質文明の恩恵を受けて育った私も、 ささやかながら欲しい物は手に入って、浅はかにも豊かだと? あはは。 中産階級のつもりでそっくり返っていたかもしれません。 (爆笑) M町を知れば知るほど、自分が貧しいと、何も持ってはいないと、 何をして来たのだろうかと、惨めな気分を味わいました。 そして、ここで、現代を斬り返す刀を手にしたのです。 あは! 鈍する。濫す。 現代人とは、 そもそも今の世に生きる自分は豊かだと錯覚をして、自惚れて、 鈍する、濫するを他人事のように思い込んでいるのではないのか? と。 現代の醜い豊かさのまがい物を捨てて日本の2000年の昔へ戻ろうと、 しかし、それは東洋への回帰への 第一歩だったのです。 なぜなら、M町は、朝鮮半島からの渡来人が、 神武天皇の命で移り住んだ町だと言う謂われだったからです。 そこから、日本の歴史を辿ると言うよりも、東洋への回帰、 東洋の中への彷徨が、始まったのです。 韓国で「ウリ党」と言う政党がありますが、「我達の党」と言う意味です。 ウリ・ナラというのは我達の・国と言う意味です。 「ナラ」は国を意味し、漢字表記で、「奈良」です。 奈良は、わが国の古代の首都でした。 この事から、どれだけ我が国と朝鮮半島が深い関係だったか... 奈良から発掘された、5世紀頃の木簡製の戸籍を調べると、 90%程度が渡来人の姓であった事がわかります。 孝謙天皇の御世、 道鏡事件を起こした宇佐神宮の周辺の平安時代の戸籍は、 8~90%が渡来人の姓です。 宇佐神宮は、元々は、八幡宮(はちまんぐう)の総本山で、 八幡は、ヤハタとも読み、秦(ハタ)氏のハタと通じる名前から分るように、 宇佐神宮、八幡神社は、渡来系秦氏の神様です。 秦氏とは、桓武天皇が平安京に遷都する時に頼った氏族、 開墾開発していた京都の土地を、都として献上したという氏族です。 渡来人と言うと、私たちが学校で習って来たのは、 朝鮮半島や大陸から、その先端技術をもたらす為に来て貰った、 と言うイメージですが、 8~90%が渡来人だった当時のありさまは、 それらと全く違う認識が必要になるはずです。 焼き物や織物の助っ人的人材の渡来だけではないはずです。 この頃の大陸や朝鮮半島は、春秋時代の動乱が起こっていて、 その中の負け組み氏族、亡命氏族、その領民などが逃げて来た。 稲作と共に日本列島、特に九州、出雲に向かい列島に侵入して来た。 大挙して日本列島に移住を行い、先住民を山に追いやってしまった。 そうでないと、 渡来人の割合が、8~90%と言うのは考えられない。 そして、その子孫が、私達ではないのか? ここにも、今の学校教育で教える内容とのズレがあるのです。 秦氏は、常に海から来て、その地の開発に着手した。 関東では、神奈川の地もそうです。 これは、またの機会に記事に書きたいと思っています。 では、M町の記事は、ここまでで、次回へつづきます。 さぁ、コメントへ行きましょう。 実は、5月7日に、メールでいただいていましたのに、 お返事が遅れました事をお詫び致します。①②③ は私が付けました。 ① 三島由紀夫氏は「人間には自然が残っている」との言葉を残されて おりますが、この自然を無意識と解してもよろしいのでしょうか?? ② 輪廻転生するのは、魂などではなく、意識であるという仏教に一宗派 がありますが、これは成仏できないことを意味するのでしょうか??? これらの疑問が浮かんできました。 ③ 私の書くものはロジックを重視していますから、 批判される対象となるのでしょうね。 確かにロジックによって人に意識を差配したいという気持ちが どこかにあるのだということなのでしょうね。 今までの記事の流れから言いますと、 東洋思想の啓蒙がブログの目的のひとつですので、 なるべく『陰陽』で、お返事を書きたいと思います。 ・東洋的概念の『陰』を分かり易くするのに、 無意識と言う西洋的概念を使い、 ・同じく、『陽』を意識できる現象世界をとして 意識と言う言葉を使いました。 厳密には、その中身の概念は同じと言う訳ではありませんが、 しつこく言いますが、中身は同じものではないのですよ。 便利だからそうしましたが、便利と言うのは、落とし穴がありますから、 思わぬ矛盾と間違いが、先になって出てくる可能性があると言う事です。 ご了承ください~! じゃぁ、先へ行きますね。 『陰』と『陽』は、二つの象です。 この二つは、次の、四象に分かれます。 『陰』が、「小陽」「老陰」に分かれ、 『陽』が、「小陰」「老陽」に分かれます。 よく、陰、陽、の字がどう組み合わさっているか、ご覧になって! 何故、『陰』に少陽が、『陽』に少陰が、あるのかしら? 不思議でしょう? 『陰』に少陰、『陽』に少陽があるべきじゃないの? あはは。 陰は、老陰と少陰である。 と言うように『陰』同士、似たものを一緒にまとめるのなら 分かりやすいですね !! (笑い) しかし、それでは、ただ細分化されるだけでしょう? 西洋の二元論は、そうですが、 陽は陽、陰は陰と、まとめて二つに分けないのが東洋的なの! 東洋は、二者の間を対立させずに、 しかもバラバラにした以上のエネルギーが生じるように 巧みに構成された面白さがあります。 磁石の+-と同じなの。 違うモノ同士が、くっ付き合うのです。 影響をしながら、 それが調和・バランスです。 陰に少陽があって、陽に少陰があることで、 陰陽論は、西洋の二元性論理とは異なっていることがわかります。 少は、若さ、未熟さから次の段階へ変化をしていく状態。 老は、その反対、成熟、成り上がった状態を表しています。 これで、『陽』が、男である。 『陰』が女である。 と言う事から、 あ、女も『小陽』、すなわち未熟な『陽』を持ち、 男も『小陰』、すなわち未熟な『陰』を持っているのが分かります。 そして、もっと面白いのが、 『陽』は、老陽、老陰、と謂う二象になり、 そこに属する「乾(天)」「兌(沢)」「坤(地)」「艮(山)」などは、 余り変化しないものになっています。 『陰』は、老陰、少陽、と謂う二象になり、 そこに属する「離(火)」「震(雷)」「巽(風)」「坎(水)」などは、 変化しやすいものになっています。 ほら! ここでも絶妙でしょう ? 現象である『陽』=男性の方が、変化しない。 本体である『陰』=女性の方が、変化しやすい。 今までのイメージとは、反対の要素が出て来ています。 確かに、男は動じない。 女はフワフワ秋の空です。 あはっは。 しかし、これだけではありません。 西洋的学問体系の中のユング心理学においての アニマ(男性の内面の女性像)、 アニムス(女性の内面の男性像)の概念より、 一段と奥へ入ったこれらは、常に二つに分かれながら、 ある特性で、それぞれを陰陽で分けながら、 その切り口がそれぞれ時系列で異なって行くと言う点において 優れていると思えるのです。 もう、3Dを超えている ! あは! ついでに言いますと、 人類や民族に共有される普遍的無意識・集合無意識 (collective unconscious)を想定したユング心理学は、 かなり仏法の、それも天台仏教に迫ってはいる、志向しているものです。 これも、また、いずれ記事に出来たらと思っています。 ① 三島由紀夫氏の「人間には自然が残っている」との言葉ですが、 特に三島氏は、陽明学を革命哲学として支持していたようです。 日本の近代化=西欧的合理主義の移入 を行った明治初期の政治家たちの軽薄さが、 今もなお、日本の社会の底に潜んでいて、 =それは無意識のうちに朱子学的伝統を引いている事なのだ。 と言っています。 ここは、正しいと思いますが、 氏は、陽明学をニヒリズムとしています。 陽明学の、価値の否定という概念は含まれていない太虚という語を、 (本来は老荘思想のもので唐代に仏教的意味合いが付加され後に 儒学思想の中に取り入れられたものです。 「宇宙の根元」と言う意味です。) ニヒリズムの虚無と同義に見ること等は、 いくら表面上類似している語句だからって、 氏のおっちょこちょい、我見に過ぎないと思います。 ほほ。 これは、誰でもが犯す間違いですが、 私達は、西洋と東洋を理解する時、 言葉の概念をより正しく、そのままの概念で受容するように しないといけない。 だから氏が、自然と言った概念は、真に何だったのか? 厳密に言えば、何とも言えなくなってしまいますが、、、 あは! 創作とは、彼の無意識の井戸からの創造力の水を汲み上げる行為です。 そう言う意味では、おっしゃる通りに近いと思っていいのかしら? ある文明文化の下で歴史や伝統から生まれた概念を持った語句を、 他文明文化の下に移して使う事は、ムズカシイですね。 黒船の来航時、 幕府は江戸時代の幕藩体制のお抱え御用学者たちによって 偏狭な主知主義に陥った朱子学しか持っていなかったのです。 普遍性で負けていた。 その時点で、 すでに思想戦に負けていたのに、 それを何時までも後生大事に日本人は持っている。 偏狭だ! 氏はそう言いたかったのでしょう。 徳川幕府を守護する為の、徳川家が採用した特別注文の思想では、 世界の列強に通用しなかったのですね。 するはずがありません。 徳川家に都合のよい朱子学は、 世界に対して太刀打ちができない代物だったのです。 あたりまえですよ~ しかし、その反省ができていないから、 日本の社会の底に潜んでいる朱子学的伝統を引きずりながら、 21世紀も、わが国は国家経営をしています。 制度をいくら近代化したとしても、思想自体は進歩していないのです。 ははは、うまくいくわけがないわ。 欧米列強を思想において、超える事はできないわ! 日本は近代化で、捨てる所を間違いましたね、、、、、 腐った果肉を残して、種を捨てたのです。 日本は、おかげで臭いのです。。 。 だれか、捨てずに種を持っている人は、いませんか? ② 輪廻転生するのは魂などではなく、 意識であるという仏教の一宗派があります。 これも、①の場合と同様、 西洋的思想の語句と東洋的思想の語句が入り乱れて使用された結果、 言葉が混乱しています。 ・魂=肉体を離れた精神、これは古代の神道から、 そして神をたましいと読む時もあるようですが、 古代ギリシヤの霊魂とか、 仏法では精神と肉体を一つと観るので、 魂が成仏するとは言わないはずです。 意識というのも、西洋的概念の言葉である事が多く、 仏法では、経典の進化によって主観的認識体験の総称として、 意は意根(六根のひとつ)の略、意業の略で使い、 心の働きの中心を識と云うように、 別々の意味で使うのが多いと思います。 これらはそのまま西洋の意識と=ではないと思ってください。 仏教は、釈迦が、もしくは後世の弟子たちが、 その時代や社会や衆生の受容力に応じて タイムリーな教えを説いた部分も含みますから、 100~2000年の時が経ってしまえば、 衆生の受容力の発展や時が その法の効力を無効にしてしまう経典もあるはずです。 つまり過去の残滓にしか過ぎない経典もあるはずです。 たとえば、初期の頃は、 知識人、頭のいい人、悪人、女は成仏が出来なかった。 女は地獄の使いであるなどの教えです。 それを邪義と退け整理したのが中国の天台、日本の伝教です。 この為に、 それぞれ皇帝や天皇の前で、法論対決をした訳です。 両者は、両国の既存の仏教を論破した事になっています。 この時点が、仏教理論が、そのピークに到達した時と思います。 仮にその立場から観ますと、 魂や意識の成仏はないはずです。 仏法にとって精神だけの成仏とは、 西洋の二元論のように 心と体を引きちぎる邪義になるのだろうと思います。 人を片側からしか観ていない邪義です。 天台、伝教の仏法理論上では、三身が説かれています。 このように何百年前に論破された(笑い)御宗旨にしても 現在、信仰としては残っていますが、法理論上は破綻をしています。 当然、正邪の上からは問題があり、なのですが、 庶民はたくましいのですね ? あはは! 事実、 女が成仏を許されない経典をより所の経典としている御宗旨でも、 女性の信徒等は、それらに関係なく信仰の心を維持しています。 なんと申しましょうか? 人の心や、世の中は、いつの時代もですが、 正しい正しくないだけで済まされない領域があるのですね。 あはは。 あらゆる存在の分布は、白から黒へのグラデーションです。 また、極楽往生と言いますが、 極楽が説かれた教典では、女性は極楽にはまだ、行けませんでした。 だから、極楽とは、男しか往生できない。 つまりは、男湯みたいな所なのですが、それを知ってか知らずか? あはは~ 男たちは、修行をして行きたがったのですね。 たのしいです~? 庶民は、今の政治に対してもそうですが、 誰もそれに気がつかない? あはは。 勝手に解釈をしているのですね。 真剣に考えたら笑ってしまう現実があります。(笑い) しかし、真理と云う次元から云うと、深刻な問題なのですね... ③ ロジックを重視しているから批判される対象となると言うのは、 まったく気になさらないでいいと思います。 と言うのは、 男性ですから、『陽』の活動をするのが本分です。 意識を活発に活動させて競争、ロジックの戦い、効率を求めて勝ち抜く。 そういった社会活動性と指導性が『陽』の仕業です。 男性諸氏の役割でございます。 あはは。 それがなければ、社会が気力を失う。意気消沈する。 どうぞ~!がんばって好きなロジックを構築し、 戦うべしです。 あはは、嘘を奨励する訳ではないのですが..... あ、すべては嘘、『陽』は最後は、偽そのものです。 だから、、、、、あはは。 『陽』の世界と言うのは、常に引っ掻き回しておかないと駄目なのですね。 お疲れでしょうが、 世の中を正しい見方でリードする為に言論で雷を落とし、 正しさが弱肉強食で、悪を潰して行けばいいのです。 でも、常にご自身の中の小陰を光らせてください。 でなければ、女性からの支持を失います! ほほっ! しかし、女性の場合ですが、 社会活動性で勝とうとしない方がいい。 なぜなら『陰』の実を失ってしまいます。 それは、 命の栄え=子孫の繁栄、葉の茂り=夫の実力に欠けが出て来るのです。 あくまでも女は、『陰』=根としての役割に徹する事です。 貴女が欲しいと思ったものを、 夫や息子が、求めもしないのに持って帰ってくれます。 自分の欲望で、他人を押し分けて手に入れなくても、です。 それが、天恵、陰徳の報いです。 それが、できるかどうか? 貴女の精進にかかっているわ。 さぁさぁさ~ぁ! 女は、一番しあわせになれる立場なのよ。 あはは。 よくよくお考えになって、女の分を超えないようになさって! あはは。 長い記事にお付き合いくださって 感謝いたします。 よき一週間をお過ごしくださいね。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |
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06/11 22:21 |
いのち(自然と健康)を脅かすもの 1 ○ 遺伝子組み換えCategory : いのち/ふしぎなるもの
![]() 遠くにみえる那須高原・那須岳 今日は、コメントのお返事を続ける予定でしたが、 次のシリーズのテーマ ”いのち(自然と健康)を脅かすもの ” の 1 として、 ○ 遺伝子組み換え を、陰陽学で考えてみようと思います。 と、云うのは、 今、まさに、政府において遺伝子組み換えの綿、ナタネ、トウモロコシの 国内栽培と、食料への使用が承認されようとしているからです ! そのパブリックコメント(国民に広く意見を聞く為)を、 農林水産省が募集中!6月21日までに実施しようとしています! そこで、その期日が迫っておりますので、急遽この記事を挟みました。 ぜひとも、この記事をお読みになってパブリックコメントのご参加を! では、まず、 現状は、アメリカで栽培した遺伝子組み換えの綿、ナタネ、トウモロコシの 輸入を承認しているわけですが、 今度は、日本国内で栽培をするのを認める。と言うわけです。 ( 遺伝子組み換え=GM、農作物=O とします。) アメリカなどの広大な農地ならともかく、 日本のような狭い国土の中で、どうすると言うのでしょう ! ? いくら隔離した圃場(ほば)であっても、 GMO栽培をしたら隣の農地の非GMOの畑に、 花粉が飛び散って自然の生物の生態系・多様性を破壊してしまう! ! ! それに関して、 農林水産省が、GMOの隔離した圃場で栽培する事や、 そこで実ったGMOを、 日本人が食用したり、家畜の飼料に使う為の承認申請 (セイヨウナタネ1件、トウモロコシ2件及びワタ1件)を受けて、 生物多様性影響評価を行いました。 その結果、 ● 学識経験者からは、 生物多様性への影響がある可能性はないとの意見を得ました。 この結果に基づいて、農林水産省では、 生物多様性への影響が生ずるおそれはないと判断しました。 つまり、これは、 “日本が遺伝子組み換え農作物の栽培を承認する”と言う事なのです。 それに関する農林水産省のコメントは、こちらからです! ● 生物多様性の影響もなく、危険性もない。と言うが、 ほんとうなの? もし、そうだとしても遺伝子組み換え表示の完全実施をすべきです。 どうなのでしょうか? 農水省は、これらGMOを承認するに先立って、 国民からの意見を聞く為のパブリックコメントを実施しています。 その実施機関は、 平成23年5月23日(月曜日)から平成23年6月21日(火曜日)までです。 あと、10日しかありません。 今まさに日本が、 未曾有の大震災からの復興や放射性物質の脅威と戦っている時に、 コメント受付期間が、5/23~6/21という、 国民が、十分に内容を理解する時間も与えられずに、 日本の未来にどのような影響をもたらすのかも検討する間もなく、 このような恐ろしい法案を簡単に通してしまう国に対して、 できるだけ意見を述べて行かなければと、思います。 本当に、いいかげんにしてほしい! 国のする事は分かっています。 パブリックコメントに、大した反対もなかったと承認するに決まっています。 地震にも、津波にも、暴動をおこさないおとなしい日本人は、 世界中のマスコミから賞賛されました。 原子力発電所の危険に直面しながらも、必死に生きています。 日本人は、おとなしく律儀に、お行儀よくしていればいいのでしょうか? ● しかし、メディアは何をしているのでしょうか? テレビも新聞も何も言いません。よー。 遺伝子組み換えは、大手企業の利得ですから、 スポンサー企業については、何も言えないのですね。 GMOは、それらを食べる消費者にとってのリスクだけでなく、 栽培をする農家にとっても、大変なリスクがあります。 遺伝子組み換えのタネは高価です。 その種は、世界的多国籍企業の特許ですから、 そこから買うしかないのです。 この企業は、遺伝子組み換え植物の種の世界シェアを90%持つ モンサント社です。数々の疑惑を持つ世界企業です。 くわしくは、こちらへ または、green peaceによるモンサント社 七つの大罪 をどうぞ。 さらにその種は、自家採種ができないので、 実った作物から取る事ができないのです。 農家は毎年、モンサント社から購入しなくてはなりません。 (そう言う仕組みにしているのですね) その借金苦が農村を襲っているのです。 その悲惨な状態(インドの遺伝子組み換え綿花の農家)があります。 ここフェアトレードのブログへどうぞ! 原子力発電所も、安全である。と国を挙げて教えられ、 それを信じて来た私たち。 しかし、今回の事故が起こって、 放射能の数値に関しても、ありのままの数値を知らされていない現実。 国民に知らせるとパニックになるからと、 国はありのままを知らさなかった。 どこまで、この国は、国民をあなどれば気が済むのか? 結局は、私たちは、自分たちが無知であることを知った訳です。 もっとよく知ろうとしていなかった事に気がついたはずです。 また、このGMOの承認の件も、従順な態度で、 おざなりに、国の言う事を、黙って見ていていいのかしら? どれだけ、日本と言う国が、おざなりか! 遺伝子組換え食品の表示は、国によって違っています。 EUでは、全食品(スーパー、レストランのメニューまで)に表示義務あります。 表示方法は、遺伝子組換え作物が使用されていれば「有り」、 無ければと「無し」。 無表示は遺伝子組換え作物が一切使用されていない事を意味します。 EUでは遺伝子組換え作物はほとんど流通していないので、 ほとんどの商品は無表示です。 豚や牛などの家畜類の餌にしか使用されていないのです。 その家畜用の餌にしか使っていないGMOを、 日本では、日本人の主に食べる食品に使っています! 大豆・トウモロコシ・ナタネ・ジャガイモ・綿実の5品種と、 これらの作物を主な原材料とする30種加工食品 (豆腐・納豆・みそ・きな粉・コーンスナック菓子・ポップコーンなど)に 表示義務があります。 ただし、醤油・ダイズ油・コーン油・コーンフレーク・マッシュポテト等は、 検出技術や製造過程によるタンパク分解を理由に表示義務はありません。 その上、表示方法が、紛らわしいのです。 「豆腐」は表示義務がありますから、 無表示の場合は「遺伝子組換えでない」と同じ意味になります。 ところが、「コーン油」は表示義務がありませんから、 無表示の実態は「遺伝子組換え」か「遺伝子組換え不分別」の意味です。 消費者にとって無表示の意味は全く逆になってしまうのです。 また、「遺伝子組換えでない」の表示でも、 重量で5%未満の遺伝子組換え作物の混入は許されている! 実際、米国から輸入される非GMO大豆にも、 約1%GMO大豆の混入があるのが現実です。 命の次元から見ると、いのち殺戮村の住民である私たち ! ほんとうに、気違いの沙汰です。 どうして、わが国はここまでいのちに対していい加減になって来たのでしょうか? このブログを呼んでくださっている貴方や貴女は、 まだ、子供の頃、育ち盛りの頃、 GMOと云う毒を毎日食べていなかったと思います。 しかし、 今の子供たちは、生まれた時からGMOを口にしています。 おやつのスナックや、甘いお菓子の中に、外食のなかに。 このように子供や孫や子孫が、経済の為の犠牲にさせられて、 私たちは、仕方がないとうなずいて、、、いいのでしょうか? あなたの意見を、どうぞ! 国へ伝えてみませんか。 少なくとも、反対と云う意思表示、もしくは、 表示の義務を完全に履行するように伝えるべきだと思っています。 パブリックコメント 記入フォームはこちらです! 先ほどのアメリカの多国籍企業が、 経済戦略として世界の国々を侵略していった事例が、あります。 ブラジルの遺伝子組み換え開国状況はこちらです! ぜひ、お時間のある時にでもお越しくださって、 お読みになってくださいね。 問題は、GMOだけでありません。 日本と言うのは、いろんな意味で大国です。 これは、皮肉ですよ! あはは。 昨年度、日本が食品に入れる添加物を輸入する額が、一兆円を超えました。 海外では、使用を禁止されている化学物質・添加物が、 添加物の使用基準がゆるやかな日本へ輸出されているからです。 一兆円も食品添加物を食べている国、 本当にどうかしている。 なぜ、ここまで日本は、いのちに無防備なのでしょう? 世界の国々が家畜に食べさせているGMOを、人間が食べている。 どこの国が、こんなアホな事をやっていますか? 日本だけですよ! 原子力発電所の安全性においても、 地震や津波の想定に対する地質学者の忠告を、真剣に聞いていなかった。 日本が、ここまでお馬鹿になったのは、 近代化によって、一番の核を失った。種を失ったからです。 『陰』を失ったのです。 『いのち』創造性の本体です。 そんなつもりはない? そんな事をした覚えはない? たしかに、意識ではないでしょう。 しかし、無意識に、やってのけたのです。 だから、その因果応報が、『時』を経て現れて来ている。 徐々に、静かに、無意識に、、、、、 たしかな事象は、いつも、このようにいつの間にか実現をします。 日本の思潮が、いのちに対する悪をチェックする安全弁を失っているからです。 女が『陽』の現象を追いかけ、女の本分を忘れる。 忘れさせる思潮です。 それを、国を挙げて、マスコミが、渦を作って巻き込みます。 そう言う流れに対するアンチテーゼが、 日本の国に流布する思想には見当たらなくなっているのです。 そもそも、日本に、思想と云うものが、あるのかどうか? 我が家の問題として、 命を守る役割の人が、我が家に居なくなってはいませんか? 計算できる効率や、わが身の見栄を求めて外に出かけて行ってしまっては、 守るものも守れないはずです。 いのちと言うものは、 計算や理屈や効率や見栄では守れないのです。 経済性からは、膨大な無駄と思える時間とエネルギーが要ります。 経済効率の下では、いのちは死に絶えます。 無意識に、いのちが死に絶える方を選んでいたら? 意識では、そうしているつもりはない。 しかし、意識がいのちの事を考えるのを、めんどうだと、 いつのまにか無意識の世界の中に隠した積み重ねが、積もり積もって、 その答えを出してくるのですよ。 そう、 いのちが生まれなくなって行きます。 家が絶えて行くのです。 その先は、国が滅びるのですよ。 脅かすわけではありません。 だって、その兆候は、もうすでに現れているでしょう? それは、なぜそうなって行くのか? それを気付かせてくれたのが、M町だったのです。 日本が、近代化によって失ったものが、そのままありました。 大家族で、おじいちゃん、おばあちゃん、ひいおばあちゃん、ひいおじいちゃん、 まご、ひいまご、こどもが庭先で鬼ごっこをしているゆったりとした生活が、 広い敷地の中に、母屋、離れ、隠居と、棟が違う建物に 分かれて暮らしている訳ですが、 ブランドや、海外旅行や、車が、何の自慢にもならない暮らしがありました。 毎日、朝早く、当たり前のようにお墓参りにいくおばあちゃん。 何が一番大事か、母親が教えなくても分かる暮らしです。 だれが一番偉くて、自分はだれを見習ったらいいのか、 おのずと分かってくる暮らしです。 2000年も変わらない大家族の暮らしでした。 次回は、また、コメントへのお返事になります。 不妊治療で科学は、運命を変える事ができるのでしょうか? おたのしみに! よき一週間をおすごしくださいませ。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。
テーマ : いのち(自然と健康)を脅かすもの |
![]() 2011
06/18 11:10 |
(不妊治療と運命 ) コメントへのお返事 ー 科学へのアンチテーゼ ーCategory : 運命学と科学
![]() 今日は、月の光(智慧)を浴びて.....記事をお読みになってください。 最初に、前の記事にいただいたコメントの紹介からです。 >そう言う流れに対するアンチテーゼが、 >日本の国に流布する思想には見当たらなくなっているのです。 外国とくらべると、日本は思想がルーズなのですね。= アンチテーゼとは、アメリカのキリスト教右派のような団体でしょうか、 ドイツのみどりの党とか?= アメリカは中絶も認めないとか、 キリストの神の意志に反するようなことにはきびしいですから。= 欧米は、 日本が捨てた伝統と宗教的なしきたりをまだ堅く守っている社会?= なさけない! 日本は、経済大国になる間に、一番大事なものをなくしたのですね。= 損得以上の価値観をなくして、 信念を貫く軸がない社会を作ってしまったということですね。= それが、いつもcosmosさんの記事にあふれているのが、 やっとわかった感じです。= 私の記事にあふれているものを、 お感じ下さったなんて、ありがとう! ほ! あまりにも『陽』を優先させた結果が、今の日本です。 次のコメントです。 >いのちと言うものは、 >計算や理屈や効率や見栄では守れないのです。 食い止める役割は、本来女性だったのだろうと思います。 マスコミがどうあれ、政治家がどうあれ。 いえ、そうであればあるほど、女性がバランスを取らなければ。 「同じ方向に走ってどうする!」 ・・・そう感じます。 共感いただいてありがとうございます。 こうした正常な良識を持つ事と、 見事なバランスを取る事が、どんなに美しいかを感じています。 さぁ、次は、今日のテーマ(不妊治療)です。 運命学的な観方の深さについて書けたらと思います。 それが、少しでも心に残こるようなものになりますように... ずいぶん前にいただいた拍手コメントを、ご紹介致します。 ① 先日、野田聖子さんがご出産なさいましたよね。 以前にも言ったと思いますが、向井さんの件でも、 私はあまり賛成は出来ないと思っています。 私の主人も、不妊は身体だけの問題じゃない!って言っています。 やはり、御先祖代々遡ってみると、その言ってる意味が良くわかります。 ( 中略 ) ② 今後、我が家は主人の方で、 跡継ぎ問題が大きな問題になりそうです。 主人は4人兄弟の次男なんですが、 義父母と一番上手くいってるのは、ウチだけなので・・・(^ ^; 主人の義姉も出戻りでいますので、ややこしいです。 ①② は、編集で付けました。 じつは、このコメントは、野田聖子さんがご出産・・・とあるように、 その当時、今年の1月16日にいただいたものです。 約5ヶ月前です。 お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。 向井さんについては、そのころ記事にした記憶があります。 ずっと気になりながら、、、、、 ほっ! 賛成は出来ない。 不妊は身体だけの問題じゃない! につきましては、まだ、真正面からお答えをしていませんでした。 ひとつは、どこまで運命学の知見を公開してもいいものか? 誰かを傷つけないか? 考えていたからです。 大切な事を、申し上げますよ。 私たちが生きている この宇宙に取り囲まれた空間=地球上と云う世界は、 人間の意識が作った”この世界 ”と云うような狭い世界ではありません。 真実の ”この世界 ”の姿は、意識だけでは掴み得ないものです。 人間の意識を通じて、”こうだ! ”と思っている世界は、 『陽』の悪弊によってゆがんでいる見かた=意識が作った世界なのです。 と云う事が、無意識などの記事をずっと書いて来まして、 みなさまに少しは、お分かりいただいていると思いますので、 このあたりで、 この件を記事にしてみようと云う手ごたえを感じた結果です。 まず、今日の記事を先へ進めて行くのに、 私の運命学の命式による鑑定の結果を信用していただくのが、 記事の前提になります。 その点をご了承の上、記事をお読みになってください。 そして、まず、不妊治療であれ、なんであれ、 産まれて来た新しい命に対して、 素直に祝福してあげたい気持ちがあります。 それらが大前提です。 よろしくお願いします。 先のコメントをくださった方と同様な感想をお持ちの女性の方が、 多いのではないかと思います。 それは、とくに女性の無意識下の疼き(ウズキ)を伴っています。 理屈にはならないけれど、自然を犯す事が、女性には苦しみを与えます。 女性は、損得を抜きにして、その苦を受け止める事ができます。 そこが、女が要領よくごまかす事ができない部分ですね。 ここが、女性の一番弱い所、こだわりたい部分です。 直感で、なにか、自然への欺瞞(あざむく事)を感じて、 正しくない、許せないと思ってしまうのですね。 私も女ですから、その気持ちは共感をしています。 まして運命学を志す者ですから、 どんな運命でも意味があって、 それを意識で作った科学などでは、 そうそう簡単には変えられるはずがない。 と思っています。 まさか、不妊治療などで子孫繁栄が実現できると云うのであれば、 不妊治療は、多額のお金がかかりますから、経済力で差がつく? あは! 子孫繁栄までもが、経済力で格差が生まれたら? 何にしても経済力が一番と云う事は、ゆるせないわ! こう云う気持ちがある。 あはは。 一瞬で、女の感性は不純性を感じ取ってしまう訳です。 そのあたりを、今日はできるだけ納得の行くようにしましょう! ほほ! 野田聖子さんの件は、そもそもご本人の出生からして、 血の繋がりが無いのに議員だった祖父野田卯一の養女となり、 島家から野田一族になった外孫です。 その野田一族との関係も、いろいろあるようです。 そもそも、聖子という名前は、元々のシヨウコと言う名前が嫌で、 当時名前が売れつつあった松田聖子に習って改名されたようです。 政治家として少子化を危惧する、と云う事と、 体外受精やサロゲートマザーを捜してまで出産する事とは、 おなじレールの上の問題ではありません。 全く別問題です。 大儀名分はありません。 妊娠・出産、という女の生を自らが体験してみたかった ? または、跡取り欲しさ ? どちらにしても、 そこまでの流れは、自然、だれでもが理解をします。 しかし、その為に、 科学というテクニックで、 言い方を変えたら、自然の摂理を利用して、 自分のこうありたいと云う気持ちを追求する。 不妊治療は一種の中毒のようなもの、 子供が欲しくて、一生懸命になれば、 気持ちのコントロールが大変になるようです。 正規の夫婦間の卵子と精子を使う等、そのギリギリを超える等 欲望とその迷いの最中に、 科学の技術があるとなると、 ブレーキが、利かなくなるのでしょう。 まして、近代化の日本には、道徳的アンチテーゼのない現状です。 その上、野田さんは、婚姻届を出さない事実婚です。 きれいに言えば、夫婦別姓ですか、、、、、ほほ。 この夫婦別姓についても、 いろいろな問題が出て来ますね。 三代目で同じ家の中に、3つの姓が混ざる事にもなりかねません。 あるいは、 はじめはそう云うつもりはなくても、 長い人生、生きていく為に、 姓が変わらない事を隠れ蓑に 別姓の制度を利用する離婚や、 婚姻関係があいまいになって、個人情報の秘匿と合わせて、 一般世間に分かりつらい現実が増えて来るでしょう。 未婚の母なのか、どうなのか? 大変です。 そう云う社会規範を飛び越えて、 自分の子供がほしいと云う欲望の為には、手段を選ばない。 日本は法的に婚姻関係にある夫婦のみとなっているはずなのを、 日本の国会議員が、率先して法的にも脱線してしまって、 もう、それを犯した時点で議員失格ではないのか? と云うブーイング。 立法機関の国会議員が法律を守らないのであれば、 誰が国の法律、社会秩序を守るのか? モラルの問題もあって、彼女には、無言の批判が集中したのでしょう。 子供を産むと言う手段にはいろいろあります。 もっと科学が発達すれば、 男性だって、動物にだって、 子供を産ませる時代がくるかもしれません。 考えるだけで身震いがしますが... それは、 犯してはいけない領域だと、感じているからです。 その領域こそが、無意識の領域です。 『天』の領域です。 もしも、 野田さんや向井さんが、恵まれない子供を引き取って養子にした。 という話なら、 日本中の誰もが、とても感心したと思います。 彼女たちの社会的地位の上に、 敬愛される女性として有名になったはずです。 こんなに、ブーイングは起こらなかった。 ほほ。 では、これらを、運命学で観たらどうなのか? 2010.11.21の記事 『不妊症治療と子供運』 で、 ノーベル生理学・医学賞、エドワーズ博士のIVF(体外受精)の 治療の成果、世界で初のIVFによる赤ちゃん、 ルイス ジョイ ブラウンの事を書きました。 ルイスちゃんの年齢が32歳になって、 ほら! あのIVF児が、こんなにも大きく成長をしましたよ。 と云う意味で、彼女の個人情報が、公開をされました。 同時に、 世界中には、IVF児が、何千人~何万人も生まれているのだ。 それを行ったエドワーズ博士のノーベル賞の受賞もあって、 これは、現代の科学が成し遂げたすばらしい成果であるとされたのです。 望まれてあたらしい命が誕生した事は、良い事にはちがいないのです。 しかし、 科学が、運命を変える事はできないはず。 だから、子供が生まれにくい運は不変のまま残るであろう。 これは、数多くの鑑定から体験している事です。 不妊治療と云うのは、 体外受精卵を子宮内に戻すところまでは、人為的な医療行為です。 しかし、それから先は、子宮内に着床するかどうかは、 その母体の自然( 天・自然の摂理 )に委ねられるのです。 自然の審判が行われます。 人間の意識が触れない無意識下の営みなのです。 子宮内に受精卵を戻してから先は、いわゆる授かりものです。 はっきりと自然のゾーン( 天の道・自然の摂理の中 )の側に 委ねる事なのですね。 人為の到達できない領域なのです。 つまりは、 治療をしたからと言って、必ず産めると言う事はないのです。 不妊治療をして、体外受精をしても、着床できなければ妊娠はしません。 この冷厳な事実、 それで、授かると言うわけなのです。 ですから、 不妊治療を何年もして妊娠できない人も多いはずです。 向井さんや野田さんは、いずれの方法を取ったにせよ、 子を授かったと云う事は、 彼女たちに、少なからぬ子供縁があったからです。 しかし、彼女たちの家系が、 絶家に向かう女系化した過程にあると云う事は、 こうした事態から、まぎれもない事実でしょう。 なら、女系化を、不妊治療で変える事ができるのか? 運命は、そんなに浅い所にはありませんから。 運命学においては、 不妊治療で産まれたその子が、 将来、何の障害もなく、 次世代の子供を産む運を獲得して生まれて来たのだろうか? そこまで、気になりながら鑑定しなければなりません。 その不妊治療をして産んだ母が喜ぶだけではなくて、 できうれば、 不妊治療を受けて産まれて来たわが子が、 永遠につづく子孫運を感じさせる兆しを持って生まれて来て欲しい。 子供運を持つ子が生まれて来て、 初めて、母子共のよろこびなのです。 真のしあわせとは、自他ともに、 未来のしあわせの予感が、希望がある事です。 喜びの存在は、過去より現在、 現在より未来です。 だから命式を観察、観てみないと真に運命を克服できたとは言えない。 運命学とは、そこまで追求をします。 きついですね! (笑い) 科学は、目先の人間の欲望を叶える事ができるのでしょうが、 その家系の運命までは、変えられないのではないか ? その証拠に、 体外受精や、不妊治療によって産まれて来た赤ちゃんの 誕生日からの彼らの命式の多くが、 意識『偽』は、自然には通用しない。 『天』は許していない。 と云う事を示しています。 (この事を、はっきり言っていいのだろうかと云う迷いがありました。) 当然とは言え、 この事実を公開する事は、気持ちの上では非常につらいですね。 この事で、科学と云うものの限界が見えて、 同時に、天の摂理のきびしさは、 人の意識が作った技術などが、太刀打ちできるようなものではない。 と、鑑定家の私が、打ちのめされたような気分になります。 この摂理を人間は受け入れるしか、人の繁栄はない。 不妊治療に対しては、そう云う気持ちにたどり着きます。 それは、それで、いいのだろうと思います。 人間が、これ以上、傲慢にならない為にも、、、、、 『天』(無意識)の領域まで、人間の作った科学の手は届いていない。 欲望の手が届くわけがないのです。 『陽』が、その『陰』本体へ手を伸ばせるはずがないのです。 『陰』から生じた『陽』が、 『陽』の偽である知識で、『陰』を弄(いじ)くる。 それこそが、本末転倒の事なのでしょう。 次は、 コメントの②へのお返事です。 簡単ですが、参考になさってください。 家の継承ですが、 あくまでも長男が健在であれば、継ぐべきは長男です。 どんな事情があったとしても、 その判断をするのは、『天』です。 自分たちが、あれこれしない方がいい。 長男の継承の実現に誠意を尽くすべきでしょう。 次男が、その役割になるべき運であれば、そのような事態になります。 そもそも、長男の継承に難のある現象が出てくると云う事態が、 家系の置かれている厳しさですが、 女系化の絶家に向かう家系の衰運にあると思ってください。 どこかで、ご先祖がルール違反をしたハンディです。 その結果であり、ご長男のせいだけではありません。 自分たちの意識で判断をして、 長男以外が継ごうとする事は用心です。 またの機会に、 そう云う事例を記事にする事もあろうかと思います。 そう云う判断は、野田さん的発想、そう、ルール違反です。 それは陰徳を積む反対の行為 =それ以降の子孫が背負う負の遺産 =家系の継承の障害(ハンディ)になります。 家系の子孫の将来のハンディを増やす事になります。 ご主人様にも、そう伝えて、 実家のご長男をお立てになる事が賢明です。 よろしいでしょうか? 最後にM町のことを少し。 まず、M町を知るきっかけになった女子生徒のお家も、おそらく、 跡継ぎが欲しくて、娘3人になるまで子供を作る努力をした訳です。 さすがに、2000年近くも続いた旧家ばかりですから、 男の子を2,3人生んで、安泰である家がほとんどでしたが、 やはり、過去にさかのぼりますと、 親や祖父母の代で養子をもらい娘と結婚をさせて家を継いで行く。 それも、普通に行われていたように思います。 男の子が産まれないと、3人目までは年が離れてもお産みになる。 そんな事どうでもいいのよ~! と蹴飛ばして平気な顔をしている近代化以降の 合理的、個人主義的、根無し草人種たちとは違っていたように思います。 まじめに家の継承を考えて、生きていらしたように思います。 昔の人たちは、意識できない事柄も、ない。とは決め付けずに いろんな配慮をして暮らしていました。 当然の事として、、、 過去の大勢の先祖たちの事、 目に見えない膨大な微生物の事、 日々に触れて、心に入れて、感謝して生活をしていました。 それらを失わずに受け継いで生きると云う事が、 継承と云う事です。 ただ、単に、 男の子を産む事ではないのですよ。 近代化以降の根無し草的濁流を、どこまで止め得るのか? です。 最後に、 あくまでも『天』は、バランスを取っています。 バランスを取る為に、 この冷厳なる自然の決定(運)は起こります。 揺るぎないものです。 ごまかしはできません。 それとくらべると、 現代科学の衝撃は、どれほどのものか? あさはかな情報に、右往左往なさらないように! 絶対に目の前の楽に、浮かれてはいけません、ぞ! あはは。 大事な事は、『陰』の回復と、『陽』との均衡(バランス)です。 自分の中における『中庸』の実現です。 人としての生き方の問い直しです。 まだまだ学ばなければいけないですね。 長い記事にお付き合いくださって、 感謝申し上げます。 よき一週間をおすごしください。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |
![]() 2011
06/26 11:08 |
(継承のハンディ と運命 1 ) 長男の重要性 / コメントへのお返事Category : 絶家の家族関係
![]() 那須にてチューリップ畑 今回も、コメントのお返事をさせていただきます。 メールでいただいたコメントです。 ① 改めて、野田聖子さんの件は、今回の記事を読ませて頂き、 今までの記事とも合わせて、運命学についても、 納得出来る事がたくさんありました。 色々な意味で、考えさせられる事が多いです。 そして運命についても、生まれて来た子供の事を思うと、 やはり人間が人工的にする事には全て、 良くも悪くも天からのお裁きが下るのですね。 野田聖子さん、 実は、3~4日前の事ですが、お昼のTVを観てたら 野田聖子さんの特集をしていました。 彼女は不妊治療を10年間の続けてきたそうです。 1度、妊娠はされた様ですが、 選挙で大変な時期と重なって流産したそうです。 そして、今回2度目で出産までに至った様ですが、 生まれて来る前から重度の障害がある事がわかっていながら、 出産に踏み切ったと。 生まれながらにして大変な手術を何度も受けなければいけないようです。 小さな体が切り刻まれる姿を見て、 母として私なら居た堪れないだろう・・・。 それに、自分の手で肌身離さず育てるコトが出来ないコトに、 子供を持つ意味があるのだろうか? と疑問に思ってしまいました。 子供が生まれてからご主人と入籍されたようです。 自分の子供を自分の手で育てず、 今後も議員は続けられる様ですね・・・。やはり、理解はできません。 ② 今の世の中、跡継ぎの問題も簡単に考えがちですが、 今自分がある事の意味を大切にしないといけませんね。 ③ 私の方も、跡継ぎ問題をちゃんと考えなければいけません。 今の時代、死んだ後はどうなってもいいや~って 思ってる人が多いのかもしれません。 長男だからとか、そんな事に拘らない親も子も多いです。 ④ 子供がたくさん居ても、親子でも性格の違いから、 自分に都合のいい子供を跡継ぎにしたい・・・と 思ってる親も多いと思います。 世の中・・・天は・・・・そんなに甘くはないんですよね・・・。 自己中心的な考えや利己ばかりを考えてると、良くないと言う事。 それが、今の世の中蔓延してる様で怖いです。 今後も記事、楽しみにしています。 ①②③は、編集でつけました。 ほんとうに、いつも記事を読んでいただき、ありがとうございます。 ばっちりですね! 感謝申し上げます! ① の野田さんの件、 入籍された新しい状況が分かって、皆さんにお伝えできてよかった。 気の強い負けず嫌いの野田さんも、少しは反省をしたのかしら?... ほ! 彼女の生き方から、国会議員=『陽』的に偏っていますから、 『陰』がおろそかになっているはずです。 自己の社会化で、子供縁を潰していますから、 今後、子供さんにはご苦労をなさるでしょう。 でも、彼女の場合は自覚して意識的に、言い方を変えれば、 無理やりに子供を産もうと行動した訳ですから、 すべては、納得づくと思います。 女は、子供を持って、初めて自分の姿が見えるようになります。 母としての苦労から、 今後、彼女は玉として磨かれるはずです。 たのしみです。 やはり人間が人工的にする事には全て、 良くも悪くも天からのお裁きが下るのですね。 いい表現ですね! あはは。 その通りです。 自己中心的な考えや利己ばかりを考えてると、良くないと言う事。 それが、今の世の中蔓延してる様で怖いです。 ここが、その怖い事を伝えて行かなければと言う動機で、 このブログを書いている私の気持ちをご理解して下さったようで、 とてもうれしいです ! この怖いと云う事なのですが、 少し、前の記事のフォローを致します。 体外受精や、不妊治療によって産まれて来た赤ちゃんの誕生日からの 彼らの命式の多くが、 意識=『偽』は、自然には通用しないのだ。 『天』は許しはしない。 と云う事を示しています。 きびしいーーものです。 この事で、科学と云うものの限界が見えて、 同時に、天の摂理のきびしさは、 人の意識が作った技術などが、太刀打ちできるようなものではない。 当然とは言え、 気持ちの上では非常につらいもので、 鑑定家の私が、打ちのめされたような気分になる。 と、書きました。 ここで、ひとつ加えておかないといけないと思いましたのは、 鑑定家として、 子供運の弱い両親に産まれて来る子は、その子自体が、 子孫運の衰弱した命式である事は、すでに覚悟ができています。 その事だけだったら、、、、、 打ちのめされたような気分にはならないでしょう。 しかし、 もっと、諸処の問題が、命式には浮かび上がっています.....。 その事を、考えると頭が重たくなります。 この突き抜けたように明るい青空を見上げますと、、、 その闇のような暗さがある事が、 同時に真実である。 その間で、 人は、どう生きたらいいのか考えるのです。。 。 どう云う事が、あるのか? えぇ、 それは、決して文字や文章では表す事はできないですね。 皆様のご想像にお任せするしかありません。 『陽』の科学のテクニックで、 人間の根本的な命題を支配できるとする人の迷妄(めいもう)さ、 蒙(もう=道理をわきまえず、愚かなこと。無知なこと。)の暗闇の深さ、 都合のいいウワベだけしか見ようとしない人間の強欲さ、 そこまで人間を冗長させたのは現代の下品な西洋発の物質文明です。 それらに対する恐怖が、 ますます、胸の中にある事を、意識させられます。 そして、 気がつかないままにまるでもがく様に、 必死に生きようとする人間、 その本能に驚きと憐れみを感じています。 ずれた観点で努力をすればするだけ、 逆に自分の願いの成就からは遠ざかってしまう... その姿を見てしまうのです。 どうしようもなく立ち尽くしてしまうのです。 自分が感じたままが正しい。 そう思い込んで努力をする事が、かならずしも正しい事ではない。 と言うです。 自分が感じたままと言った処で、 その自分が、 現代の物質文明に汚されている自分であると言う現実、 その現実に、 気が付いて向き合う事を見失っている。 何が正しくて? 何が間違っているのか? 現代人は、分からなくなっているようです。 と言う事で、 ② の部分へ進みましょう。 まず、跡継ぎの事で、どうして昔から”長男 ”に拘ってきたのか? 順番の問題があります。 最初の子です。 そして、兄弟においては年長者です。 その家の継承運を観るには、ひとつのシンボルになります。 長男が、つつがなく、継承運を持っていれば、家運は隆盛です。 その家が女系化し衰運に向かえば、 まず、長男の姿に、その兆しが現れます。 a. ひとつは、そもそも家に長男が産まれない。 b. 産まれても健やかに育たない。 c. 元気に産まれても、事故や病気、いろんな理由で夭折をする。 d. 将来の就職や結婚、家庭を持つ事が困難に思える事が生じる。 (この場合、学業はどうでもいい) e. 健康、学業優秀、就職まではなんとか人並以上でも、結婚をしない。 f. 結婚をしても、子供が生まれない。 g. 生まれても女の子ばかり。 h. 男の子が生まれても、離婚をして跡継ぎを失ってしまう。 などの現象が出て、 a からをぐるぐると繰り返すと云う事になります。 だいたい三代にわたって繰り返しながら、 長男相の家が絶家となって行くものです。 いわゆる本家の絶家です。 またまた、くわしくは、長くなるので後日へ廻します。 ここで、皮相的に眼前の事しか見ようとしない現代人は、 家が栄えるとは、 一番手っ取り早い、学歴をつける、金持ちになる、など、 まるで噴飯ものの(プーっと口からご飯粒を吹き出すような) 価値観を身に着けていればいいと錯覚しているようです。 そのリズムで、周りも見ないで必死に踊っているようです。 悲しいですね~~ 大学を1つどころか、2つも、 中には4つの国内や海外の大学院を卒業したり、 何々の資格を取ったり努力を重ねる事で、 家は、栄えると勘違いしているようです。 なんとか就職までは、親の願った通りになったとしても、 御年50歳になろうと云うのに結婚をしない男性が、なんと多いことか ! 困ったものです! これらは、どうしてかと言いますと、 学歴も就職も、意識の所作の結果です。 『陽』の範疇なのです。 その時々に、移り変わるものは、手に入れやすい。 目新しい直ぐに色あせるものには、人は飛びつくのです。 家は、人は、滅びる前に陽的に華々しく栄えます。 すべて『陽』の現象のみを追いかけた因果応報の姿です。 『陰』、『陰徳』の表出がまったくない。 姿です。 意識の所作には、結婚、子を持つ事は入っておりませんのよ! 永遠は、手に入れる事が難しいのですね! あは。 ご相談のなかに、 会社を経営なさっていて、次は、長男に譲るのが妥当と思っても、 次男の方が、営業力がある、経営センスがある、など どうしたものか? と云う年配のご両親からのが結構あります。 これらも、くわしくはいつか記事にする機会があると思います。 ほ! すべて継承運の障害から出ている現象です。 それから、 どうしても知っておいていただきたい事は、 不妊症のご夫婦の場合、医学的には夫婦のどちらかに原因がある、 そう云う事になるのですが、 じつは、実は、 その家系のご先祖様の継承のルール違反があったればこそ、 次世代の跡継ぎの誕生に支障が出て来ると云う事なのです。 だから、一人お嫁さんを攻めたとしても、それはお門違いと云うものです。 お嫁さんも自分が産めないからと一人で卑下する必要はないのです。 それは、家系全体、一番跡継ぎを望んでいる老両親の責任でもあります。 要は、一番子供がほしい欲望を持ち、悩む人の問題なのです。 不妊は、決して他人のせいにして、 他人を傷つける問題ではないのですよ。 そして、また、若い夫婦が、双方の両親を抜きにして ”ばばーぬき?” あはは。 それで自分たちの幸せが築けると云う甘えた根性が、 さらに、 この問題の解決を難しくさせています。 まず、その勝手な生き方に気がつき反省をしなければ、 正常な強い継承運には、恵まれないでしょう。 道理から云えば、 まさに二人だけの幸せなどというものは、ありえないからです。 二人のために、自分たちのために子供がほしい。 そこから、大きく成長をしてほしいですね~~ そして、大事なことは、 不妊治療を、しない方がいいと言っているのではありません。 してはいけないと、言っているのでもないのです。 しかし、医学だけですべてが解決すると思う観方が甘い。 そう、前回の紹介をしたコメントに書かれていた通り、 不妊は、体の問題じゃないのですね。 啓蒙(けいもう)と云う言葉があります。 啓(けい)とは、ひらく。 蒙(もう)とは、道理をわきまえず、愚かなこと。無知なことです。 ゆえに、啓蒙とは、道理を見つけ、わきまえて行く意味です。 そう云う生き方に、変わって行かなければいけないのです。 自分の蒙を啓いて、『天』=自然の道筋を見つけられますように、 自分のエゴに従うよりも、道理に従って生きる事ができますように、 自分たちのエゴに、他人を巻き込みませんように、 東洋の思想が、 かならずや何かの皆様の今後のお役に立てますように、 祈っております。 ③ ④の部分につきましては、 長くなるようなので、次回へ繰り越します。 お楽しみに。 よき一週間を、おすごしください。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |