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04/01 19:16 |
.。.:*:.。..。 思い出の 「大地」 .。.:*:.。..。.: 五行学の土の徳は、『信』Category : 東洋思想
![]() 万里の長城が続く中國の大地 中国の古代からの考え方に、 陰陽学と同じ位に古く重要なものが『五行学』です。 今日は、五行の中のひとつ、土の徳・『信』についてです。 土・大地の景色の思い出の中から記事を始めたいと思います。 写真は、万里の長城を取り上げました。 ある頃から、 無性に、中国や韓国へ行こうと云う気になりました。 東洋思想の発祥は、中国大陸からかも知れませんが、 体は、朝鮮半島の左端あたり、昔、百済だったあたり、 その辺が、ルーツなのではないかと勝手に感じています。 あはは。 前に記事に書いた事もありますが、 飛鳥時代の前後の戸籍を書きつけた木簡から解る事は、 中国、朝鮮半島からの渡来人が、戸籍の80~90%を占めるとか。 その血が、我々日本人の体の中も巡っているのでは? あはは。 10~20代にいいと思ったヨーロッパとは、 求めるものが違っているのですね。 景色や、風物は、綺麗さを求めるなら欧米諸国かもしれない。 しかし、ある時から、それはどうでもいいことになりました。 初めて中国へ行った頃の私の中では、西洋文明の影響は、 遠い彼方のチリの様な程度にしか残っていなくなっていました。 東アジアの思想空間が好きですね。 その東端である日本、ここから、西欧を超える新たな何かが、 生まれるはずだと、、、 無意識が、チラッと教えてくれています、、、 ほほ。 何もないウネウネと続く中国の山々を見て満足。 あは。 中国へ行き始めた頃は、ちょうど東洋思想へ傾き初めて、 訳が分かった後でしたので、余計ですね。 あるいは、韓国の多島海(タドヘ)も。 普通は、だれも訪問しない多島海(タドヘ)へ行って、 その景色を知った事は、幸せでした。 いつか、多島海(タドヘ)も紹介しましょう。 万里の長城のある大地を眺めて、 どこまでも広い大地、 何をしても微動だにしない大地。 間違いなく、『人』は、『天』を仰ぎ、『地』を信じるしかなく、 『天空』の運行に行動を支えられ、 大地こそを当てにして、『人』は生きて来たのですね。 むかし、『人』は、本当に『地』の上に立っていたのですね。 欲や願いや恐れの為に、命を懸けて、この『地』を駈けたのです。 それに比べると、 現代人は自然と触れて、自然に学ぶ機会が減っています。 自己意識の中の幻想的なシゼンの中をウロウロしている? ほっ。 万里の長城からの景色を眺めながら、 その想像を抱いた時、 現代が、昔よりも進んで、いい時代だなんて思えなかったな。 確かに、便利にはなりましたよ! でも、不便だった古代人は不幸だった? 現代人は、しあわせ? そうは、言えないでしょう。 これが、今に至る、 近代路線を突っ走る先進国への懐疑です。 明治維新で、近代国家へと舵を切った我が国への懐疑です。 「民衆」「市民」という幻想のひとくくりで表される私達。 みんなが、均質で、同じと云う幻想。 近代的自我を付与されて、『地』から浮き上がった私達。 知識と意識で捉えた幻想のシゼンの中にいて、 どこから付与されたのか? 六法全書に書かれてはいる、(これも大事ですが、) ほ。 その出所もわからない幻想の自由を本然的自由とはき違えて、 自然を自由にシゼンへ変える権利がある! あはは。 垢のようなウソの積み重ねを経て、 いったい、どこへ足を踏ん張ればいいのかさえ解らない位、 自己の足場を、自己意識を失っている。 意識で捉えたシゼンが、我々の周りをすっかり取り巻いて、 それで生きているのだと倒錯している現代人の我々。 はっきりと、これは偽善です。 この偽善のシゼンの中で、子を産み、育てる事は、苦だと、 『地』・母性は、もうすでに傷つき、嘆き悲しんで泣いているはず。 偽善を綺麗さに隠して、世界中に宣教して回ったのが西洋です。 もう、止めてほしいと、願っています。 それを打ち消すだけの自然があるのだろうか? 汚れた空気の北京中心部からバスで北東約70km。 万里の長城の最も観光的に有名な「八達嶺」があります。 紀元前221年、秦の始皇帝が中国を統一した後、 各地にあった防壁、土塁を繋ぎ補強をし、長城の原型ができます。 現存している「万里の長城」の大部分は明代に作られたものです。 『陽』の作為、長城は、無常の彼方に消えないようにするには、 ずっと、補強、メンテナンスが要るのですね。 これが、『陽』の宿命です。 今日、注目してほしいのは、この万里の長城ではなく、 万里の長城が建てられた舞台、中国の大地です。 古代の中国人が、『信』の徳性を見た大地、『土』です。 古代の中国人の無意識と、 『土』の大自然の底に横たわる無意識が結びついた時、 『土』への感謝を込めて付与した『信』と云う徳性。 (これこそが、『人』と自然が一体であると云う東洋的な自然観が、 前提になっています!) それは、『人』が『地』の『理』を正しいと受け入れたと言う事です。 これは、その時、古代人が幸せになれたと云う証拠です。 その喜びの感謝で観た智恵が、『信』の『陰徳』です。 果して私たちは、古代人のように、 自分の住む土地へ『信』の感謝をしていますか? 車や電化製品に、感謝をしている人は多いでしょうが、 あはは。 『土』、大地へ、ね――? まっ! それだけ自然から遠ざかってしまっているのですね。 あなたは、テレビや雑誌が知識で説明して与えるイメージを、 本当の自然と思ってはいませんか? それは、自然のイメージ、あなたの中の幻想のシゼンですよ。 もしか、そうだとしたら、 『土』の無意識が、我々を守らなくなっているはずですね。 信徳は、 仁義礼智の他の4つの徳の中央に位置し、 他の徳性をすべて兼ね備えているとされています。 一番むずかしいのですね。 これは! あっは。 『人』が大地の上に立つように、 『人』の振る舞いが、『信』の上に立ってこそ、 仁義礼智の他の4つの徳が成立すると云うのですね。 仁も、義も、礼も、智も、身についていない現代人にとっては、 耳が、痛いですね! あはは。 『信』なくば、何も立つべからず。 『信』もないのに、何を決められる、と言うの? 立ち往生している民主主義は、もっと不信感を増幅するわ。 古代人の距離感では、広いと云うよりも、果てしがない大地。 『地』の徳、それは、土台としての絶対の安定感と、 行き詰る事のない無辺の広がり、大地からの豊饒な実りでした。 長城からは、『天』と『地』しか見えないのです。 日本は、本州の東端、山口県の下関あたりから東北へ歩いたとして、 山からすぐ海へ川が流れ下る地形を考えれば、 日本は、どこでも、土地が途絶えて海に落ちますか? あはは。 長城は、登ってみると大変な急な勾配の部分もあって、 狭い石畳の階段を這うように登った記憶があります。 その高所から眺める景色は、 360度、うっすらと生えた木しかない山々が、 地平線まで続いてあるだけでした。 じっと目を凝らしても、山以外、何も見えない。 ここを遊牧民が旅をして、騎馬民族がこの山を越えて攻めて来たの? 途方もない――距離を。 紫禁城もそうですね。 天安門を通って紫禁城の中へ入れば、 ![]() その出口は、 写真のような〇〇殿と書かれた巨大な建物群を幾重も越えた向こう! 天安門の反対側、ずーっと向こう側まで歩くしかありません! どこまで広いの? 木陰もない広く固い石畳やホコリっぽい地面が延々と続く紫禁城内を、 ただ出口に向かって歩いたような気がします。 ほほ。 そして、 水の気配がありません。 ここが、どこへ行っても水があふれている日本とは違うわね。 出口近くに、珍姫が身を投げたと云う井戸がありましたっけ。 ペットボトルの水が、ほんとうに貴重品でしたね。 見渡しても、広い『地』と『天』しかない。 最後に、東洋の叡智とも云うべき自然と人間観についてです。 『人』と、万里の長城と、中国の大地、 この3つを、西洋、東洋のそれぞれの自然観は、どう扱うのか? まず、西洋近代合理主義的、資本主義的では、こうです。 周りの外敵を防ぐ為に中国の人は、万里の長城を造った。 これだけの山地に防塁としての長城を作った人間の技術は、 自然の困難さを克服し、自然を凌駕できた建物なのだ。 例えば東京スカイツリーは、工費は、何百億円。 そこから生まれる経済効果は、何千億円。 ほほほっ。 たしかに、その通りです、、、が、 主・客(人間と自然)の結びつきは無く、各々、バラバラの対極に置き、 人間中心、人間の五感を通じる意識を中心に置く視点です。 そして、対峙する対象を、人にとって幾らの得? 得なら善だよ! 正義なんだよ! あはは。 そうささやくのが、西洋近代合理主義、物質文明の功利主義です。 東洋的自然観、世界観においては、 そんな薄っぺらな意識が造ったロジックは生まれません。 大地は、自然。『陰』そのもの。 長城は人工物。 『人』の意識が造った物、『陽』です。 『人』の意識が、本当に自然・『地』に勝ったのでしょうか? ★ ここは、東洋思想の神髄にあたる、重要な部分です。 今の万里の長城の存在、形ができた大元は、『人』の意識、 『人』の支配欲、技術力の賜物と思いますか? 西洋的な正解は、そうかもしれない。 これは、一応(いちおう)の正解。 見える世界での、意識が捉える世界での正解です。 が、東洋的思考の、もっと奥では、正解ではありません。 再応(さいおう)では正解にはならないのです。 どう云う事かと云いますと、 『人』をして、長城を建設しようと思わせたもの、 五感の感じた=外敵に襲われる、のを避ける為に、 意識に、長城を造ろうと、判断させたものは何か? 分かりにくければ、次のように考えてみてください。 この大地が、今と違った形、たとえばヒマラヤのような山なら、 『人』は、長城を建てようと思ったかしら? それは、思っても建てられなかったはずです。 冷厳な気候、急峻な威容、気温、など、、、 まず、人が近づけない環境条件の中で、、、 ヒマラヤのような山であれば、それ自体が要塞になるので、 長城など、必要がなかった。 意識は、そう云う判断をしたでしょうね。 つまり、長城は建設されなかったでしょう。 と、云う事は、どう云う事になるのかな? 中国の大地においては、 外からの外敵、騎馬民族が越えられそうな山の形が、 『人』の意識に長城の必要を感じさせ、判断をさせた。 その山の形が、地形が、『人』の意識に長城を造らせたのです。 では、 その領土を守る欲望の為に、 長城の完成まで『人』の力を引き出したものは? 『人』の支配欲と、『天』である気候の諸条件、 長城が建つ中国大陸の大『地』の様相、ありさまでしょう。 『人』と、『天・土』が、長城を作ったのです。 『人』がいなければ、長城はなく、 この『地』でなければ、長城は建設されなかった。 『天・地』と『人』が一体で、長城が存在すると観るのですね。 『天』の時、 『地』の理、 『人』の徳、 です。 この3つが整って、物事が成就する。 物事が成就するとは、エネルギー保存の法則のように、 あるエネルギーが、ある場所へ集中移動して事が起こるのです。 それは、『人』だけでなく、『天・地』だけでなく、 『天・人・地』が、揃って、事が起こると云う観方です。 これは、先の記事で取り上げた災害の外因と内因の関係に 通じるものです。 東洋の叡智の深さは、自然・『天・地』と『人』を、 バラバラには、観ないのですね。 そこから、敷衍すれば、我 = 宇宙 です。 我を主体に観れば、 我を苦しめる環境も、 我を守り恵む環境も、すべて我から出ている。とします。 我から出て来るとは、言葉が、そうですね。 現代人の言葉の重みが無くなっていると言われます。 言葉の重みが無くなるとは、『信』が失われる事です。 『信』とは、『土』の徳ですから、、、 大地は、何があっても動じない安定感、信頼感を失い、 命を受け止め育む豊穣さが、大地から消えると云う事です。 『人』の集まりである社会に『信』の徳がなくなれば、 それを支えている『土』大地自体が、不信の的となり、 『人』が不安を醸成すれば、その社会を見放すと言うのです。 その大地が動きます。 まさに、首都圏直下型とか、 東海、東南海とか、地震の予想が、不安を醸成しています。 それらの意識と知識が作り出す情報は、情報です。 防災の準備は怠らずに、 無駄な不安を膨らませないようにしましょう。 不安が実現してしまったら、困るわ。 あはは。 心に『信』を、『地』への感謝をもって、 大地が驚くほどの ! ほほっ。 我が家の中に『信』の大地を築いてくださいね。 あなたのご家族の依って立つ大地の徳によって、 あなたの大事なご家族が守られますように... 祈っております。 よき一週間をお過ごしください。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |
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04/08 11:47 |
女性の生き方 ・ 『陰』について ③ - 苦を引き受ける - (コメントのお返事)Category : 陰と陽〈女性の生き方〉
![]() 新宿御苑 ヨコハマヒザクラ(イギリス庭園) 今日は、女性の生き方 ・『陰』について ③ - 苦を引き受ける - ( 命の継承と運命 8.)シリーズの 功利と近代的自我の残骸 3. / 肥大した少陽 の記事に 3月1日にいただいたコメントへのお返事です。 本来は、鍵コメントなので秘密を希望されているのですが、 わたしの勝手な判断で公開させていただきます。 ひとつは、ご質問へお答えしますのに、答だけの記事では何が何やら 読者の方にも、ご本人も、分らないのではないかと! どうか、ご了承くださいね。 ”いつものように今回の記事も何度も読みました。 今日ふっと思ったのは、 私は、(近代的)自我を通すよりも、 陰徳を積むような生き方の方が心地よいと感じるということでした。 運命学を信じる・信じないという以前に、 そう生きる方が意識上でもしっくり来るし、 何よりも 魂 が喜ぶ感じがするのです。 そして、そうすることで実際に困難も乗り越えて来たし、 周りには有り難いことが起こるし、 家族全員が上手く行くようになってきたんですね。 それで疑問に思ったのですが、 個人の命式と、その人の人生の選択とを照らし合わせて見る時、 近代的自我にまみれた(?)命式の女性が、 自分の欲を押さえて家庭を支えるような生き方を選択することは、 「その人自身の運命に逆らう」ということにはならないのでしょうか...? ” これは、かなり高度なご質問ですよ! あはっは。 と云うのは、 このブログをよく読んで下さらないとできない質問だわ! ほっ。 前半の部分ですが、 いつも記事を何度も読んでくださって感謝致します。 さすが、ですね! 何度も読み込んで、無意識で深くお分かりいただいた証拠です。 このブログは、記事をなるべく、理論的に書いていません。 わざと、理論で解るようにしていないつもりなのですが、 そうは云っても、なかなかそれはむずかしい、、、です! 理想は、言葉に頼らずに、無意識へ流す。 そして力だけを伝播する。 それが理想です! 理論は意識です。 束の間の正義を強情に言い張ります。 意識で解った事は、すぐに忘れますし、、、 あは。 作ろうとすれば理論・ロジックは、無数に作れます。 「理」は、ほんの一面の事しか掴まえられませんし、、、 ロジックと云うものは、その時の利害で変節します。 意識の作為したロジックは、ウソつきなの! 理論・ロジックは人を騙します。 意識が産んだものですから仕方ないのですね! しかし、「理」は、有効な道具ではあります。 できるだけ理論的な説明は排除したいなぁ――。 しかし、直感的に分かる事や、 文字に書き表さない=意識化しない=無意識下に伝えるものは、 無形ですが、あなたの心の中で芽を出します。 読者が、心の中で育てる物です。 確実に、真実として自分のものとして分るようになります。 それを期待して記事を書いています。 (育ちにくい場合もあるわ、 あっ。 原因は命式です。) 願っているのは、あなたの自立です。 (どこやらのタレントと占い師? とは違います。 ほほっ。) そう云う意味で、 『陰』の意味が、意識の上でも掴めるようになってらした。と、 それは喜ばしい限りですね。 私の狙い通りですね! あはっ。 それは、不幸の淵から離れた。しあわせの軌道に乗った。 そう云う事ですよ。 体験をされたらよくお分かりになるでしょうが、 バランスの調れた生き方になって、不思議なのですが、 意識が欲しいと思ってもいない事が、身近で起こります。 全部自分の周りを守る出来事としてです。 私事になりますが、 そう云った体験を運命学の教室で、よく生徒さんへ話をします。 守られているんですねー。 ごほうびみたいなものですねー。 と感想を持たれるようです。 2年前にも、「わらしべ長者」のような体験をしました。 あ、私が大した長者になったと云う事でもないのよ。 あはは。 今昔物語集と宇治拾遺物語に入っているむかしばなし、御存知ですね。 あれは、単なる話しだけではない。 たしかに、そうなる事もあると云う事実を教えたんだな、と思いました。 言葉では表せないが、こう云う事があるんだ、と云う事が分るのです。 底流には智恵が流れ、無意識の世界が流れ出ているのね。 むかしばなしは、皆そうです。 だから、人の心を伝って千年を越えて人の心を捉えるのです。 ”家族全員が上手く行くようになってきたんですね。” 貴女の『陰』がしっかり根付けば、御主人の『陽』が潤い、 『陰・陽』の中庸の(調和した)両親の下では、 子供さんたちも生まれて来てよかったと、命が喜ぶのです。 家庭が、天の軌道に乗って、うまく回って行くと思います。 あぁ、それと比べたら、この際だから言いますが、 あはは。 ジェンダーフリーだ、夫婦別姓、男女共同参画社会が男女同権だ。 と云う狭い自我意識の器のなかで争う事など、なんてちいさいこと! あはは。 あ、 でも、誰でもそうですが、 人には、その人の持ち場、役割がありますから、 ジェンダーフリーを云う人もいれば、フェミニズムに賭ける人もいる。 いろんな境涯の、いろんな欲を持っている人がいます。それはそれ。 この世、現象世界を、仏教では『世間・せけん』と云います。 さまざまの差別相を以って生まれて来ている世界だと云う意味です。 さまざまな差別相と云う事こそが、あらゆる現象が具現している世界だと 現象世界と云う証拠です。 自分も現象のひとつであるなら、向こう様も現象に違いない。 ほ。 過去に自分が積んだ良い、悪い生き方の総決算を背負った姿をして生ま れている存在が、我々であると仏教は云うのです。 その違い=相、姿、立場に現れている差別相が、『世間』と云う意味です。 その世間の中で、いろいろな差異はあるけれど、 なにが基本か、本質をつかむ事が必要です。 結婚はするけれど、子供はいらない。と断言する人や、 そう生きる人が居るかもしれないが、それが基本になったら大変です。 あくまでも基本を大事にするべきです。 そう云う意味で、保守と云うものが全ての基本でしょうね。 その見本、『天』と『地』は変わりません。 あなたが、気づかれた『陰』の世界は、 ジェンダーフリーやフェミニズムより、徳性の世界です。 貴女は、意識を生み出す無意識の主=『陰』を自覚した女性です。 ジェンダーフリーやフェミニズムは、近代意識の範疇でしかない。 本質は、『陽』の闘争の世界。 競争、比較、他より勝ちたいのです。 つまり、男に勝ちたいのね。 あはっは。 そう云う命式を持ってお生まれになった人の立場だと解釈しています。 近代意識にはたどり着いたけれど、まだ無意識を知らない。 東洋の叡智に出会っていないのでしょう。 故に、偽の女性解放です。 では、後半の疑問、ご質問に行きましょうね。 ”近代的自我にまみれた(?)命式の女性が、” たしかに近代は、”まみれる!!” と云う表現がぴったりです。 近代と云う現代の人間の特徴は、 メディアの価値観に合わせてじぶんの人生を理解しようとします。 人気、お金、人目、それらに合わせる事が生きる事になっています。 ある意味、明治の人間の方が、芯がおありになった。尊敬できます。 なぜか? 近代化以降、人の価値観は、 五感に偏向していますから、感覚から入って来る情報が羅針盤なのね。 あわれ、情報で知った他人が味わった感覚の快感を、 わが身にも! わたしも欲しい! 同じように味わいたい!! と云う欲望で生きるようになるのです。 まして、皆、自由、平等と思い込んでいますから、 欲望を持てば、皆と同じように快感が自分のモノになると!?! ひとつの近代市民感覚意識中心宗教のようなものです。 この新興宗教の教義は、 みんな平等な市民、みんな自由、強く欲望すれば手に入る。でしょうか? 欲望が強く、それに合わせた努力をすれば手に入る。でしょうか? この教義は、根本的に、間違っています。 私達は、仏教の云う世間の差別相のまま、変わっていませんよ。 そして、自分の立場や役割に文句を云う市民ばかりになりました。 運命学でも、はっきり言える事は、 いくら欲しくても、命式にないものは、あるようにはなりません。 だれ一人、おなじ運命の人は、いない。 それだけ、立場や役割が違う、唯一の存在だと云う事なのです。 唯一の存在であると云う重みに耐えられないのかな? まして、まして、 たとえ作り物であったとしても、 フランス革命の自由や平等は、私達市民の為でした。 それが、いつのまにか、 法治国家が保障する自由、平等、人権の厚い保護のおかげで、 のーてんきにも自分を見つめ自分を知る事を放棄してしまったが為に、 のーてんきにもそれを自前の自由と平等だと自惚れてしまったが為に、 今や、物質文明の魔王に利用されて、 「 お前たちは皆自由で平等なのだ。 自由に欲望を持て! それを叶えろ! 平等に五感の満足を得てしあわせになれ! さぁ、自由に欲しいものを! 望むがままの物を欲しがって買え! 手に入れると目が耳が舌が、五感の満足でしあわせになれるのだ!」 あはは。 私たちを物質欲で均質化し、ついに私達を柵の中のヒツジの群れにした 欲望の原理を繰り出す魔王に気が付いてくださいね。 ほほっ。 誰もが群がる価値観=人気がある、お金になる、苦を捨てて楽になる、 それをあおって社会、経済が成り立っています。 近代化から142年、それから約4世代目の子供達が生まれています。 今の子供たちは、この空気にまみれて育っていきます。 大人だって、迷いながら、この教義にまみれて生きています。 そう云う” 近代的自我にまみれた(?)命式の女性が、 自分の欲を押さえて家庭を支えるような生き方を選択することは、” そうできれば、柵の中のヒツジを卒業したことになりますね! 臆病にも、あらゆる苦から逃げようと、 楽を求めて魔王の軍門へ下った柵の中から出る事です。 あらゆる苦を受け止めようと莞爾(にこっと笑って)として、 あはっは。 本当の現実へ立ち向かう根性ができたのですね。 おめでとうございます! 立派な成熟をした女性になられたのよ。 これこそが、自由。 誰から守られなくても、誰からも犯されない自由です。 自らが自覚して、自由に選び取った立場ではありませんか? 誰から言われた訳ではなく、貴女の役割に徹してください。 その中にこそ、『陰徳』があり、永遠が見えます。 まさに、 ”自分の欲を押さえて家庭を支える” 何かの為に自分の欲を押える=それ自体が、陰徳を積む事です。 誰かの為に、自分が苦を引き受ける。=積善=徳力を信じるからこそ =徳性がなければできない事です。 まして、永遠につながる命の継承の為に家庭を支える。 『陰』の存在である女性としての最高の自覚ではありませんか。。 じつは、『陰徳』とはこうなのよ、と説明できたかもしれませんが、 云えば、それは貴女へ届く単なる知識でしかありません。 知識としてお伝えするよりも、自覚で自立をしてほしかったので、 記事では書かないでおこうと思っておりましたの。 ほっ。 感動的ね! ここまで、私の記事をお読みいただいて、感謝です。 以下に書く事も、いつか記事に書こうかと思っておりましたが、 今日、言っておきましょうね。 貴女が為そうと思っているものは、『孝』に通じるものです。 孔子の儒教の最高目的は、『孝』です。 自分の親に親孝行、と云う狭いものではありません。 また、くわしくは、またの機会に書きます。 孔子の目的は、武士道で云う『義』や『忠』ではないわ。 ”「その人自身の運命に逆らう」ということにはならないのでしょうか...?” そう生きれると云うのは、貴女にとっての自然です。 命式の中に、そう云うものを持っているからこそ、 私のブログへお越しになり、何度も読んでみようと思われたのです。 それが、今? なぜか? ですが、 それは、貴女の命式の運行の『時』です。 運命学は、もっとも『時』を重視します。 全ては、『天』の運行から生じていますでしょう? 命は、動物、植物共に、『時』を経て生まれ、芽を出します。 私達は、物理的な時間を意識して時刻を計ります。 その時刻を経ないものは、この地上にありませんから、 貴女の種(命式)にとっての今こそが、その『時』だったのでしょう。 だから、物質文明の欲望さえ持てばと云うのは、ウソですね。 『時』こそ大事です。 欲望が、いかに強かろうと、『時』に違えば思い通りになりません。 どんな努力も、無駄になる。どころか反動になります。 それを、『時』が運んで来る『運』と言います。 運命学を、もう一度繰り返しますね。 命式にないものは、望んでも現象として出て来ないのが普通です。 だれもが、同じようになると云うのは、ナンセンスです。 すべてを均質化し、並べてしまう近代化の誤謬にだまされないように。 近代化の法治国家で人権を尊重すると云って、 法律で人の最低の生活保障を実現しようとしますが、 生活保護で人は、皆が同じようにしあわせにはなれません。 法律で保護をすれば、その保護を受ける中で、差異が現れる。 それが、『世間』の意味の本質です。 また、それが、『陽』の現象世界の本質です。 まずは、 個々の役割、立場を知る事こそが、しあわせの一歩だと思います。 近代化にまみれた我々が、ここへ行くには、かなりの段差だわ。 今日は、めったに記事にしないはずの事を書きました。 解らない方は、読み飛ばしておいてください。 また、いつか、 ウーマンリブ運動、フェミニズム、ジェンダー、バックラッシュに ついては、書こうと思っています。 今日の記事が、 女性にも男性にも、お役にたちますように、、、 よき、一週間をお過ごしください。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |
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04/15 23:00 |
《近代化の影 6.》 ー 永遠の生命観の欠如 ① ー / 米国の研究からCategory : 運命学と近代化
![]() 薄紫のカタクリの花 今日は、今年初めての《 近代化の影 7.》の記事です。 今年の年頭に、1月23日の記事で、 昨年から、メールや拍手でいただいたコメントへ、 未だにお返事をしていないものが多くあると書きました。 今年の6月位までは、そのお返事の記事にしたいと思っている とも、書きました。 でも、もう4月の半ば? あは。 大丈夫なのかな? と思いつつ...。 実は、一年以上も抱えているのもあるのですよ。 ほっ。 投稿者の方には、気長にお待ちいただいている? もう、お忘れではないかと? あはは。 さっさと、進められないのは、 その理由の一つには、私のブログの立ち位置が東洋だからです。 きわめてこれは特殊だと、自覚しております。 ほほ。 東洋のアジアの日本に居て、東洋的なる事が、特殊とは? はは。 この事を、皆様にも思いを馳せてみてください! 東洋的である。 その事が、特殊であると認識をするーーー 今の日本の、不可思議なる現実です...。 そこまで、私達の足元が無くなっている。 どうしても、ブログの中の主張の軸足が、 今の社会の一般的な価値観=西洋合理主義による近代化以降の 考え方と本質的に違います、、、。 これは、やっかいな事なのですよ。 あは。 同じであるならば、お返事は簡単なのですが、、、 今の社会のゴミのような雑多な意識のホコリを押し分けて、 東洋の地面が出るまで掘り下げねばなりません。 しかも、そのゴミだと認識する概念に、多くの日本人はすがっている!! 心地いいものを感じたくて五感でさすらっているのですね!! 心地よくならない対象は間違いだって云う認識すらあるでしょう。 もっと、この傾向は強まって行くでしょうね。 現代は、すなおに率直に、東洋を語る事すらむずかしい? 書きにくい状況が出来上がっています。 母国の伝統である思想が、分かり難くて伝わらないのです。 これは、根本が失われている異常な状況です。 その中で、 東洋の思想体系を復権したいなんて! 思っているものですから、、、 それで、東洋的な香りのするお返事にしたいので、下ごしらえをします。 記事の下ごしらえとは、 東洋的考え方を分かりやすくする為に、 西洋的意識が作り上げた数々のロジック、 二元論だの、合理主義だの、意識の作為した雑多なロジック、 功利主義だの、物質文明だの、の、 現代で当たり前になっている西洋製の人工物のボロをあばく事です。 今は、こう云う雑多なゴミを整理しないと『自然』が出て来ません。 もう、だいぶ壊しましたので、楽になりました! あはは。 今の世で、 私たちが常識だと受け入れている西洋製の理屈を根底から疑い、 西洋思想の意識が造った人工物の矛盾点や浅はかさを暴露して、 ある時は否定し、くつがえす事をやった上で、 これが、東洋の叡智だ! と、 お返事をさせていただきたいと思っています。 近代化で、言論の自由は保障されていますので助かります。 このFC2ブログは、アメリカの会社なのですよ! あっはあ。 この自由に! 乾杯! FC2へ幸あれですね。 では本記事へ、NHKテレビの耳触りな情報からです。 先日、4月13日金曜日の夜7時半、NHKの特報首都圏で 「終活」と題して、人生のエンディングノートなどを取り上げていました。 首都圏にお住まいでない方は、ご覧になっていないかしら? 個人主義化した社会の弊害としての個々バラバラになった生の実態と、 それを補ういろいろな試みを紹介して最後まとめるのかと思いきや! 最後の結論のとんでもないまとめ方に呆れてしまいました。。 最後に大学教授がした話、 「これからは血縁ではなくて、墓友のような他人のつながりへ、、、」 これからは、自分の死後、その葬送すら当てにできるのは血縁ではない、 共同墓を買った者同士のつながりだと、はっきり述べていた事です。 ハカトモ? 耳を疑いました。 いつ、そんな言葉ができたの? 本来、親の追善供養は、血縁者、特に子が為すもの。 これこそが、『孝』の徳性としての行いではないですか? 血縁を頼ろうとする人が、現実は少なくなっている。 その原因は、_______ではないだろうか? と、 ______を追求するのが、学問の役割ではありませんか? 大学教授からして、この現実をこのように問題提起できないのですね。 『孝』の頽廃が、ここまで来ているのかと呆れました! ここで、気持ち悪いと感じた疑問点は、 今の日本のマスコミや知識者は、見事なまでに西洋二元論に染まって 自国の伝統だったかのように使いこなしているのはいいのですが、 墓友を主張するには、血縁を否定するしか方法を知らないのかしら? 血縁も大事だけど墓友と云うつながりが出て来た。と云うように、 基本の上の+1(プラスワン)思考ができないものなの? その上、 どっちが本質なのかを、無視したまま、 『孝』の徳性の結び付きである親子の血縁と、 共同墓の便宜上のつながりを並列させるのですね! 人類が営々と築き上げて来たのは、どっち? 基本はどちらなのか? が、抜け落ちたままの流れでした。 60代と思われる嫁いだ一人娘を前にした80代の老いた母親へ NHKのインタビュアーがした質問は、 どっちが便利? どっちが煩わしくない? 老母は、笑いながらハカトモの方だって答えていました。 ?―――― 登場された母娘さまへは、申し訳ないのですが、 一人娘と云うのは、絶家の基本パターンです。 確かに、絶家と観る運命学からは、 親の最後の形が、こうなる。と云うのは分かっています。 これは、そうなってはいけないパターンなのです。 それが、増えて行っている.....。 絶家の現実の増加が、こう云う葬送の風俗を生んでいるのです。 根本の原因は、そこにあります。 が、この国のマスコミも学者も、それが説明ができないのですね! そして、やっぱり、経済で解決をするのです! 『陽』が、『陰』を排除しています―――― この国では、野辺送りのマニュアルまで企業が進化発展させて、 それをマスコミが協力して社会化をすすめ、優位に強要をするから、 『陽』の効率の物差しを当てた答えが良い答えなのですね! これじゃ三位一体で国民を食い物にしている構図ではありませんか? だれも国民のしあわせを守ろうとは思っていないと云う事ですか? 老母は、老娘に『孝』は必要ないと拒絶しているのと同じです。 それを、マスコミと企業と社会が後押しをするのですね! あきれる構図です。 社会貢献と云う企業理念は内実が、空っぽなんだ!。 これで、我が国の子孫が続くと? 国が栄えるとでも? 恐ろしい事です。 鳥肌が立ってふるえました!! 『陰』は、ブッ飛んでいます――――☆*! (千の風になってぶっ飛んでいったのでしょうか?) あはは。 本質を抜いて、魂を抜き去って、すべてを平等に並べて! 味噌も糞(くそ)も一緒に混ぜて、 そして、決して比べてはいけないものを同列に並べて、 効率を比較して、便利さには変えられない! と、いとも簡単に!!! 時代に都合のいい、楽に迎合した、本質を無視した理論を作り上げる。 それが、常識になる。= 『陽』のうそ。 もう!迷いの中から迷いの中へ、転がり落ちて行っている、、、 この国は、おわってる――――――――――― そう、この国の底は、もう抜けているのかも知れませんよ。 どうしてこう云う風になるのかと云うと、 無意識を排除して、五感の中だけでシャッフルするからです。 小賢しい『陽』の知識が、普遍な『陰』の智恵を駆逐している。 これが、日本の近代化以降の特徴です。 言わずもがな、時代の波間に浮きつ沈みつ、隠れながら出て来る、 相変わらずの女系宮家、女系天皇の議論もそうです。 目の前にあるものだけで全てと判断をして行く意識の愚かさです。 自分の五感で見た聞いた事を基準に対象物を見ていくからです。 それでは、すべての認識が間違って来ます。 つまりは、盤石な基軸を持っていない民族の憐れさなのです。 ★ ここで、ひとつの米国の研究を紹介します。 ミシガン大学のHannah Faye Chua氏らは、 米国人と中国人に同じ写真を見せて眼の動きを観察し、 背景と対象物に対する視線の向け方が異なることを見出した。 これは、認識(判断と記憶)処理における文化的な差が、 最初の段階である目視パターンの差に由来している事を示唆する。 米科学アカデミー紀要(PNAS)誌電子版に2005年8月22日に報告。 西洋人と東洋人では映像の見方や記憶の仕方が異なる。 異なる文化を背景に持つ人は異なる認識の仕方をしている、 文化的に異なる人々は、たとえ環境を共有していても、目の前の現象の 異なる面を見、異なる方法で記憶している可能性がある。 本論文の原題は「Cultural variation in eye movements during scene perception」(大西淳子、医学ジャーナリストによる) 詳しくは、日経メディカルオンラインへどうぞ。 おそらくそうでしょう。 西洋は、現世を注視する時空観でしょうね。 現世の前後を考えていませんね。死んで天国へ行けば、それで終わり。 このキリスト教の上澄みの濁流を飲んで、死者は天国から見守っている、 と、日本の普通の大人たちは云うようになりました。 本当に、信仰から言っているのならばそれなりなのですが、 お葬式は、仏式で行いながら、 この支離滅裂さ。 あは。 仏法の経典には、どこにも天国と云う言葉はありませんよ。 魔の住む天界、と云う言葉はあります。 おそらく哲学的には、天国と天界はタイの場所でしょうね。 天界は、仏界よりも4番目に低いランクに位置しています。 笑うしかない迷いの中の私たち。 そう云えば、一時、流行りましたね。 ”千の風に乗って~~” ”私は、お墓にいません。” あはっは。 はかない歌詞だな、と思い、聴く事ができなかったわ。(墓無い?) とどまる足元の大地を失う、不安定さです。 東洋の叡智、永遠の生命観の欠如の序章の始まりと云う印象でした。 それが、もう、ひたひたと忍び寄って来ているのですね。 もともと、東洋は、現世の前と後を注視する時空観です。 前世、現世、来世、とつながって行く時空です。 我が子、その子、そのまた子、が生きる時空こそが、来世です。 自己の存在を、 現世だけの、自分だけの欲の為だけでなく、 自己の全存在から発する永劫の未来への営みの出発点であると云う 存在観を教えてくれる東洋の叡智の方が、心惹かれるのですが、 いかがでしょうか? わざわざ、不慣れな、 狭い時空観の西洋的観念の中へ入る事もないのです。 東洋には、『久遠』と云う実在があります。 (あえて、言葉とは書きません。) のびのびとした久遠の昔から、永遠の未来に至るまで、 東洋は、広く広大な宇宙そのものです。 東洋人が、西洋人の上辺だけの真似をしていいものだろうか? それで、東洋人として受け継いだ真価が、活かされるのだろうか? 真似をする事で、民族として、幸せになれるのだろうか? 民族とは、とりもなおさず、あなたの家族、子孫の事なのですよ! 永遠なら、為すべき事が変わって来ますね? 永遠でないなら、しなくていい事もあるじゃないですか? 永遠を失う事は、未来を失う事、 未来を信じない処に、子供は生まれたくないでしょうね。 日本の少子化は、そんな処に原因があるはずです。 ちょっと、今日の記事は難しかったかも知れません。 ――永遠の生命観の欠如 ②―― は、 いつか、また、次回の《近代化の影 7.》へ続きます。 ながい記事を、最後までお読みいただいた事に、 感謝申し上げます。 今日の記事が、わが身を西洋文明の時空の切れっぱしにはさまれて、 身動きが取れないようにならない為に、 あはは。 少しでもあなたと、あなたの子孫を守る術(すべ)になれば、 幸甚でございます。 よき、一週間をお過ごしください! -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |
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04/22 23:29 |
いのち(自然と健康)を脅かすもの 3 経口吸収より恐ろしい経皮吸収 1Category : いのち/ふしぎなるもの
![]() 昨日、登った神奈川県箱根町の金時山(1213m)の途中、 金時山の頂上は、静岡県。 ここ、2,3週間の週末は、山登りに精を出しています。 仙石原をまわって今日、帰って来ました。 心地よい筋肉痛を感じながら..... あはは。 相変わらず、登山道は混んでいました! 山には、山の精霊たちがいて、木々には木々の精霊たちがいるようで、 静かでやさしい気がまだ体にまとわり付いているようです。 めずらしく雨にはあわずに下山できました。 今日の記事は、 いのち(自然と健康)を脅かすもの 3 経口吸収より恐ろしい経皮吸収 1 今回は、しっかりと、西洋二元論を憎んでほしい、と願って、 次回と2回に分けて記事にしようと思っています。 実は、こう云う記事も、書かなければと思う理由は、 2つあります。 ひとつは、 あらゆるもののパラダイムの転換が、起こっているのですね。 何かが起これば問題点が見えるのが当たり前でした。 それが、だんだんと、変化が、起源が、見えない処へ、深い処へ、 まるで姿の見えない鬼神の仕業のように、移って行って、 隠れて行われるようになっているのです。 放射能の存在もそれそのものです。 見えない力です。 地震の震源地のように、火山のマグマのように、 誰もが気が付かない間に、 地下何千メートルもの地下で全てが準備されて進行しています、 無意識からのヒントかも知れません。 2つ目は、 思想と云うものの怖さを知ってもらう為です。 我々の社会が陥っている現状のありのままの原因が、 じつは、目の前の政治や経済ではなく、 今、日本に広まって当たり前になっている思想にあるのだと、 具体的な社会現象を掘り下げて、まず、認識してほしいのです。 政治や経済を動かす奥の院、 そこに据えられている思想がそうさせているのだと知る事です。 国が、世界が、基軸にしている思想が、 人間をどう規定し、自然をどう規定し、しあわせをどう規定しているのか? そこに、すべての基があるからです。 それを知らないまま、あるから黙って信じて従う? なんて、もう、止めましょう。 もっと、ひどい目に遭いますよ。 どれだけ思想が重要なものかと云うと、 基軸に据えた思想の容(かたち)に従って法律や制度が作られ、 知識や学問が築かれる訳ですから、 その思想の容が、目がなく、手が長すぎて、足が不自由とするなら、 根本的な命の扱い方、生活万般、個人の衣食住、自己認識に至るまで、 すべてが形を伴った影響として現れて来ます。 これを概念の肉化とか、西洋では云うようですが、、、 受肉などの言葉もありますが、こう云う言葉自体が、 一度バラバラにしたものを無理やりくっつける? あは。 なんだか、気持ち悪くて、認識自体の曖昧さの証明だと感じます。 東洋的には、簡潔明瞭! 色(しき)と心は一体である。とします。 *色は、仏教の語で肉体を云います。 もともと、存在として一体であるものをバラバラに分けて扱う。 そこが、目で見える世界の奥、無意識の世界の認識の仕方を知らない 西洋思想の幼稚さの表れ、とてもキモチ悪いのです。 つまりは、 思想が世の中に広まると云う事は、 世の中全体が、その思想の具現物になる。そう云う事です。 心と体をバラバラに意識する二元論的思考で云えば、 心への影響だけでなく、その体へも影響があるのだと云う事を 十分に認識する事です。 そもそも、心だけへの影響、体だけへの影響と分けるそのものが、 西洋二元論の思想から来ている大いなる誤りなのですから、ね。。 この誤りを見つけられるのは、 命は、心と体が合わさったもの、ひとつのもの。 だから相互に影響があり、一体的に表われると観る 東洋的な視点からでないと見つけられないわ。 だから、 東洋が強くならないと西洋は間違いに気が付き、認めないのです。 東洋、東アジアの日本人、しっかりしましょう!!! あはは。 そして、女は、とかく、こう考えますね。 社会は、そう? 国も、そうかも知れないけど、 わたしには、関係ないわ――。 あはは。 そうはいかないのですよ。 個人のささやかなちいさな幸せを守るには、 社会を取り巻く大きな巨大な悪を見抜き、それに染まらないように、 それに勝たなければ無理なのです。 社会の巨悪に勝って、初めて、自分のちいさなしあわせが守れる。 その事に、女性であっても気が付いてほしい。 そう云う意味で、社会へ目を向けてほしい。 今を取り巻く社会のうねりを俯瞰する智恵を身に付けてほしい。 社会の事も、思想の事も、分からないでは済まないのですよ。 西洋二元論は、人間を男と女に分け、 命を、精神と肉体に分け、 この宇宙を、人間と自然とに分け、 自然を、命の無い「物」と認識をする。 そして対立させる。 原発の事故、災害も、 この西洋二元論の思想の下で、起こった災害です。 そして、今日のテーマ、「経口吸収より恐ろしい経皮吸収」は、 環境と人間は別々のものだからと、 化学物質や毒を平気で自然界へ捨てた図太い神経。 自然は、人間が征服する物だからと好きなように扱う神経。 今や環境ホルモンとなって生態系を脅かす化学物質を、 最終処理の方法も考えずに大量に製造して来た図太い神経。 それらを可能にし、許して来た思想背景は、西洋二元論です。 それと、もうひとつ、 意識の中と云う狭い範囲の中での合理 = 理屈 (ロジック)を 真理探究の唯一の方法とする近代合理主義です。 この二つの近代的思想が人間のいのちを脅かす現実を招いています。 では、本記事へ 経皮吸収は、(皮)膚を(経・へ)て吸収する事です。 経口吸収は、(口)を(経)て吸収する事です。 皮膚(ひふ)からの吸収と、口からの吸収の違いですね! 『天』・自然は、長い歴史の中で、 『人』の命を守る為に口から食物をとる=経口吸収においては、 人間の体に、さまざまな防御システムを作ってきました。 その防御システムとは、 自然界にある毒のある植物とか、命に危険な物が口から入る際に 人間が生きる上で必要なレセプターを感覚器官に作って来たのです。 万が一、 飲み込んでしまっても嘔吐したり下痢したりして排泄するようにです。 この領域は、人間が自分の意識で操作できる能力ではなくて、 『陰』の働きに当たる無意識の領域、生命力の発動性である智恵が、 生命保全の為に働く能力、★防御システムです。 ★ これについては、2011年 4月30日の記事に詳しく書きました。 まず、命を保つ為の食料を口の中に入れる前に、 味覚よりも毒を見分ける方を優先して、 無意識から上がってくる直感智を獲得しながら、 レセプターと云うものを人類は体内に作りながら生きながらえて来た。 その歴史の流れの中で、 毒を見分ける今の我々の体の能力があるのです。 しかし、 恐ろしい事に、そのレセプターで見分けられない人間の作った毒物が、 自然界の中に増えています。 問題は、自然界がおかしくなった、悪くなったと云うのではなく、 自然界へ、人間が、生物の生命活動へ悪影響を与える化学物質を、 当たり構わず捨てるようになったからです。 そうですね、もともと自然界に有るはずのない物を、 人間が造って平気で捨てたりするようになったのです。 いや、もっと言い換えると、人類の為と云いながら、あるいは、 経済のもうけの為に、もともと自然界にない有害な物質を、 効率の為に、経済の為に、 人類の為にと云う大義名分を作って、悪行の言い訳をしながら、 化学合成物質を作って来たのです。 進歩だって? 作って、商品にして、売って、その先、その処理すら分らない物を、 自然界にまき散らしてはいけない物を、 大量生産し、大量消費の為に、経済の為と云いながら作って来たのです。 それを、何も知らない子供がするのならまだしも、 学問を学び、知識者と言われる科学者たちが、 化学や経済の権威者が、その化学物質は安全であると云うお墨付きを、 政治の立法や行政へ、企業に与えて来たのです。 その処理は、工場排水として、すべて川へ流して捨てて来ました。 最後、海と云う大自然界 =『陰』の創造性へ処理を任せて来たのです。 ほら、やっぱり最後は、『陰』を頼らざるを得ない。 まったく、現在の原発と同じ状態です。 つまり、原発で使わなくなったウラン燃料を最後、どうするのか? 放射能の最終処理が解決できていないのに、捨て場のないまま、 原発を全国に作ったのと同じです。 メチル水銀化合物の工場排水を海へ捨てた。 メチル水銀化合物で汚れた海の魚を食べる時に、 人体にこの化学物質が入る。 そこまでの注意を誰もしていなかった。 学者の誰も、警告をしなかったのです! それによって引き起こされたのが、 1956年に、熊本県水俣市で発生が確認された水俣病であり、 環境汚染による食物連鎖により引き起こされた 人類史上最初の病気なのです。 それは、大量生産の化学工業製品が、自然界を還流して、巡って、 再び、人体へ入って来る、命を汚す経路です。 科学者が、誰も危ないとは言わなかった! そして、国が救うと云うのは、何年待てばいいのですか? それから56年、半世紀も経つのに、 未だに、国は被害者救済を終える事すらできていません。 『陽』では、絶対に人間は、救われないのですよ! 経済や科学を信じて頼っていたらダメだと云う事です。 どんな思想を基軸にしている政治や経済なのか? 何に奉仕する学問なのか? その思想背景を持っているのか? と云う事が根幹です。 なにが、真実かを見極める必要があるのです。 ――――――メチル水銀化合物の蓄積された魚を食べても、 人のレセプターは、働きませんでした―――――― なぜ? 自然界にない化学物質が、海や空気中に増えたのが急激だった為に、 旧来の人体が持っている防御反応 = 視覚や嗅覚や食感や味覚の感覚器官に 毒を見分けるレセプターができていない状態――――― ――――――間に合わなかったのです。 そして、その上に、 レセプターをだまし続けられる量、すこしづつ、すこしづつ、、、、、、 多量に口へ入れれば、嘔吐したり下痢したりして排泄をするか、 毒物の反応で、急性の死に至るのでしょうが、 すこしづつ、すこしづつ、、、、、、 レセプターが、仮に体の中で反応していても、 その刺激が、我々の意識が掴むことができない位のレベルの量= すこしづつ、、、の蓄積の害を、学者が認識していなかった。。。 食品添加物でも、体の中で蓄積されたらどうなるのか? と云う危険性を、まったく学者達が、警告をしていませんね!! その位の量なら、人体に安全である。 と学者が推奨する少ない量の化学物質を食品添加物と言う。 不安は、今も、何も解決をされていません。 あぁ、放射能と、まったく同じではないですか! この行政の姿勢を踏襲すると、放射能は推して知るべし。 原発の放射能よりも、それを扱う人間の方の問題です。 どう云う思想を背景に持っている人間なのか? どう云う思想を基軸にして営まれている社会なのか? それでも、なんとか、カントか、生きていられるのは、 われわれの体が、頑張っているからです。 いわゆる意識する働きではなくて、無意識の生体の能力です。 食物と共に、人体に侵入した食品添加物や農薬などは、 肝臓に運ばれ分解され、90%以上が解毒されているからです。 とにかくその大部分は、尿や便によって排泄されます。 これが、経口吸収の実態です。 ところが 経皮吸収の場合は、こうはいきません。 と、申し訳ないのですが、 長くなりすぎたようです。 今日は、ここで終らせていただきます! 次回へ、 あはは。 皮膚を通る。 それこそ目に見えない通り道です。 私達の手におえない。いや、目におえない現場です。 見えないだけに恐怖を感じてしまう。 今の危険は、ウイルスとか、放射能とか、 次元がずっと見えないエリアに移っています。 つい先日も、精子を作るのに成功したとか、、、 まったく目で追えない世界です。 専門家以外には、空想、想像の世界に近いですね。 あはは。 運命が作られる無意識の領域へ近づいたような? ほほっ。 では、また、 次回、経皮吸収の恐さを、記事にしますね! よき一週間をお過ごしください。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |
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04/29 15:34 |
いのち(自然と健康)を脅かすもの 4 経口吸収より恐ろしい経皮吸収 2Category : いのち/ふしぎなるもの
今日の記事は、オスのメス化 ・ 男性の女性化に関してです。
未婚の男性、息子、男児のお孫さん の為にお読みになってください。 ![]() いちご 苺がおいしい季節ですね。 今年は、たっぷり食べましたよ! 今日は、前回のつづき、 いのち(自然と健康)を脅かすもの 4 経口吸収より恐ろしい経皮吸収 2 前回に予告をしました通り 経皮吸収の恐さです! 「経皮毒』とも言います。 特に男性の生殖能力に影響があります。 エストロゲン作用を持つ環境ホルモンは、 動物のオスのメス化を引き起こす事が解かっています。 今日の記事は、おそらく、大変に長くなります。 何度かに分けて、お読みになってください !! 経皮吸収の恐ろしさを通して、 これらを許して来た西洋文明の恐ろしさを垣間見てください。 そこは、まるで悪魔の宮殿を覗いているような、、、? ほほっ。 おぞましい『陽』が『太陰』を脅かし殺戮している現場です。 これなら、大自然界が津波や地震を返して来るのは当たり前! 放射能の恐怖で、原発問題が起こるのは当たり前! もっとひどい目に遭うのじゃないのだろうか? 人間の生殖能力が衰微するのではないか? そう云う不安と恐れを感じながら、記事を書いています。 前回の記事で、こう書きました。 恐ろしい事に、そのレセプターで見分けられない人間の作った毒物が、 自然界『陰』の中に増えています。 これを、東洋学、運命学で説明をしますと、、、 人間の作った化学合成品は、人間の造作物です。 当然、陰陽で分ければ、人の作った物 = 『陽』になります。 西洋二元論の考え方では、 物と心はべつべつ、人間と環境はべつべつ、ですから、 どんなに有害な化学合成物でも、人が口に入れない限りにおいては、 人間にとっては安心、便利なもの。 どんどん捨てればいいのよ ! と、なります。 事実、そう信じて化学製品を作り使っている現実があります。 便利だけれど要らなくなったら、安価だから簡単に捨てる。 どこに? ゴミとして、廃棄場へ、 ちょっと待って! そこは自然の中でしょう? 我々がゴミ捨て場と思っている所は、 我々の人間の命を支える大生命界そのものなのです。 大自然界 = 『太陰界』そのものなのですよ! 『太陰界』、 命を創る処 = 命の故郷です。 そう ! この大自然 = 『太陰界』は、 意識が作って、もうイヤだとゴミにしたものをすべて引き受けます。 ( 以前、似たような記事に書いたわ!) このあたりは、無意識の不思議シリーズをお読みになってください。 ほら! 意識は、自分に都合の悪いものを無意識へ隠すのでした。 それを受け入れた無意識は、ずっとそれを底に溜めて置くのでした。 永遠に消えません。 消えたと思うのは、我々の感覚で捉えられないからです。 そして、かならず、 『時』が経つと、意識のやった事、隠した事を採点して、 なんとか解決しろよ、と意識へ戻して来るのでした。 因果応報と呼ばれる、あれです。 意識へ悩みとして、困った事として、出して来るのです。 ★ それが、我々の命へ押し返された運命の出来事なのです。 だから、運命の原因は、我にあり。なのです、、、。 ★ 無意識にとったら、押し返すのは、心も物も同じです!!! 心も、物も、と表現するのが、まさに西洋二元論的ですが、 あは。 東洋的に云うと、人間がやった事を採点して、なんとかしろよ!と、 問題提起してくるのですね。 あはは。 ここは、大事です。 ★ 無意識にとったら、心と物の区別はないのです!!! 意識が隠したものは、目で捉えられない☆心であれ、☆ゴミ・物であれ、 かならず、捨てたゴミすら命の上に巡り巡って戻って来ます。 人間の為した事は、全部戻って来るのですね。 あはは。 作った有害な化学物質、使った有害な化学物質、全部が、 人間の体に巡って戻って来ます。 それが、寸分の狂いのない因果応報です。 毒を自然の中へ捨てたとしても、それは必ず命へ還流します。 この事を、大前提にして、運命学でもう少し。 自然界とは、『陰』そのもので! 『陰』とは、命を孕み、産み、育てる、この地球の自然です。 大地の上、海の中、木の上、草原の中、川の中、、、、、 地球上のあらゆる『陰』・自然は、生き生きとした命であふれています。 我々の命も、その中の、一つにしか過ぎません。 『陽』・(世の中の治世産業)の目的は、 『陰』(生命活動)の現場の営みを守る生産性の為です。 それが、どこで、どうはき違えたのか? 現代の西洋合理主義に基づくエゴイスティックな意識文明と云う『陽』は、 陰陽の調和を乱して増殖し、肥大して、 『陰』の徳性を物質文明の為に利用し尽くしているかのようです。 欲望の原理の肯定と、生体系の破壊をすすめる、思想の邪悪さ。 目で、意識で捉える範囲では、我々と自然界は別々のものに見えます。 五感で感じる認識を真実と捉える思想の余りの浅はかさです。 これが、西洋二元論の世界です。 その二元論の思想が、近代化以降、地球上で具現されています。 何をされても黙っている我慢強い『陰』を排除しながらです。 無意識の世界を無視しているのですもの..... 現代は、『陰』の排除が繰り広げられている時代です。 決して、女性が幸せになれる時代じゃない。 女性が女性の特質を失う時代なのです。 しかし、 一歩その奥へ入れば、 東洋の叡智は、現前とした摂理を見抜いています。 うかつな意識中心の半端な思想では捉えられないだけ... これが、我と我の環境は、一体であると云う事です。 自分と自分の環境は、密接不可分、一体である。 それは、東洋の我即宇宙、の時空観から出ているものです。 私達の命と環境は、一体である。 二つのものではありません。 人間と環境は一体のものだから、環境を汚してはいけないのです。 お分かりですね? これが、東洋の考え方です。 我々は、人間と自然を別々に扱う西洋二元論を憎むべきなのです。 西洋の時空観と東洋の時空観と、 そのどちらが勝れているかと云うと、 西洋二元論の思想の下に、近代化を推し進め、近代学問の考え方で、 進歩だと思って来た現代が、どのような問題にぶつかっているのか? それを見れば、一目瞭然だと思います。 陰陽の『中庸』を破った『陽』は、害悪にしかならない。 過ぎたる『陽』は、生物にとって異物、毒物、殺戮になります。 それを許す思想を、嫌わなければなりません。 今日の記事で、気が付いていただきたいのは、次の点です。 我々を刻々と汚しているのは、放射能だけではない。 汚され続けているのは、国土だけではない。 原因は、原発の問題だけではない! 近代合理主義下で許された環境を汚す事が、 気がついたらこんなにも、 経皮毒となって我々の命をひどく汚し続けていると云う事です。 放射能や経皮毒を原因とすれば、導かれる最終結果は同一です。 それは、命の継承の阻害です。 邪魔です。 『陰』の抹殺、それが『陽』の本性だからです。 『太陰』の世界が、泣いています。 呻(うめ)き声をあげています。 それは、そのまま、我々が哭(な)き、呻く現場でもあるのです あまりにも、ひどい 今日は、そう云うお話しです。 では、具体的な経皮吸収へ進みます。 合成界面活性剤や溶解剤がキーになります。 これは、自然界に存在しない人類の意識が造った毒です。 まず、皮膚について、 外部からの刺激、有害なウイルスや菌から体を守ってくれる 体の中で一番大きく、重たい臓器と思ってください。 厚さは2ミリ以下。 重さは2.5~4.5kg。 その表面積は大人の場合約1.8㎡ = 畳1枚分 皮膚は上から、①表皮・②真皮・③皮下組織の三層で出来ています。 ①表皮は、最も外側の層で、 液体や水で濡れると、皮脂腺から分泌された油分のワックス状の被膜で、 皮膚の中へ汚水などが浸透しないようにはじきます。 又、常に新しい皮膚細胞が作られて成長しながら 上へ上へと押し上げられて2週間ほどで外側が、●角質層に変わります。 この●角質層は、 ケラチンやセラミド脂質という物質でできた塊(かたまり)で、 水分のない乾いた細胞が、10~15層ほど重なって形成されています。 この●角質層が外からの異物の侵入を防ぐ基本的なバリアーですが、 角質がない皮膚( 鼻、口、性器は粘膜 )はバリアーがありません。 バリアー:(異物を体に侵入させないように遮蔽しているゾーン) ②真皮はコラーゲン線維でできていて 規則正しく並んだ網目のような構造をしています。 皮膚が弾力をもっているのはこの真皮の網目構造によるものです。 ③皮下組織は皮膚と体内の結合を維持する役割をもち、 脂肪を多く含む疎水性の性質を持っています。 この皮下組織に含まれた脂肪に、 皮膚のバリアーを潜り抜けた有害物質が溜まって行くのです。 普段は、此らのバリアーが、外界からの異物の侵入を遮断していますが、 化学物質や精神的ストレスなどがあれば、皮膚はダメージを受けます。 肌が荒れるとか、ガサガサするとか、言いますよね! バリアーが緩んで外界からの刺激や異物の侵入を許してしまうからです。 そして、傷がある時は、汚れた土や、水に触れないように! と言いますね。 あれです。 ①表皮 ~ ③皮下組織を貫通する傷がつけば、バリアーが破られ、 そこからは何でもが侵入できるからです。 それと、私たちの皮膚の細胞膜は、 おもにリン脂質と呼ばれる脂質で構成されているのですが、 溶解剤を使えば、細胞膜を溶かした状態にできます。 この細胞膜が溶ければ、どんな化学物質でも侵入しやすくなる!!! この性質が、 怪我や湿疹などの皮膚病の塗り薬に利用されています。 擦って塗らなくても、皮膚に乗せるように塗るだけでいい薬です。 それで十分、皮膚へ浸透するからです。 このように、医師が処方する外用薬は、緊急処置、一時的、適量の処方 で、許容範囲内の使用で終ります。 しかし、 この医薬品の薬効成分 = (体内へ浸入させる為に開発された溶解剤や合成界面活性剤) が、身近な日用品に使われているのを御存知ですか? たとえば、シャンプー、リンス、コンディショナー、ボディシャンプー、 入浴剤、歯磨き、化粧品、洗濯洗剤、住居洗剤、その他もろもろにです。 これらの日用品の中に合成界面活性剤や溶解剤などを使用しますと まず、皮膚のバリアーがほとんど機能しなくなります。 そして、 有害物質が、簡単に皮膚を通り抜けて体内に侵入します。 シャンプーや歯磨きは、毎日使うものでしょう? しかも、ご丁寧に、口の中にまで入れて、、、 口の中は、粘膜で、角質がないのですよっ。 ほほっ。 ボディシャンプーなどは、わざわざ裸になって、 あ。 全身に擦り付けて泡に浸したりしちゃうでしょう? あはっは。 しかも、40℃に室温を上げたお風呂場で ! お温度が上がれば、皮膚に浸透しやすくなっているのですよ――――! 体を清潔にするつもりが? 有害な物質を全身に浸透させてしまっている! あはは。 角質層が薄い所、ない所(口内、性器などの粘膜)ほど 吸収量が多くなります。 腕の内側の柔らかい部分を吸収率を 1とすると、高い順に、 ・性器 42倍 ・あご 13倍 ・背中 17倍 ・ひたい 6倍 ・わきの下 3.6倍 ・頭 3.5倍 ・手のひら 0.83倍 ・かかと0.14倍 性器が、突出していますね! お風呂では、髪の毛をシャンプーし、体を洗うにせよ、 すべての洗い水は、下半身へ、座っている両足の間へ流れていきます。 特に男の子は、性器は全部が粘膜ですから、不利です。 赤ちゃんも紙おむつは危険です。 たくさんの化学物質が使われていますからね。 口の中も角質層がなく粘膜なので皮膚のバリアーがないのです。 口内洗浄液、歯磨きの成分も点検された方がいいでしょうね。 これらのすこしづつ、すこしづつの有害化学物質は、 「経皮毒」と言って、 経口吸収とは、解毒と代謝のプロセスが全く違うのです。 吸収されて、10日目でも、その10%も排出されません。 経口吸収と違って、肝臓や腎臓が解毒する訳ではなく、 体外へ排出されるのは、わずかの10%!!! 9割は、そのまま皮下組織に滞留する か 徐々に、血液やリンパを通じてして全身へ滞留します。 有害化学物質の性質には、脂溶性(脂に溶けやすい)なのが多く、 皮下脂肪に蓄積される事は、御存知ですね! 一番、恐いのは、ダイエットで減った皮下脂肪の中にあった 行き場を失った有害物質が血液中に吸収されて、静脈に入り、 血行の良くない静脈の毛細血管から滲み出た化学物質で、 皮膚の上に局所的な炎症を起こすのです。 腫れぼったく、熱を持った状態になり、かゆくなります。 人間の脳は、60%が神経細胞膜などの脂肪からできています。 血液脳関門という関所があって、 脳を混乱させるような毒物の侵入を防ぐ役割がありますが、 脂肪に溶け込んだ化学物質は脳内に侵入します。 子宮筋腫や子宮内膜症の増加も、シャンプーやリンス、ボディソープなど の合成界面活性剤の影響が大きいと考えられています。 ・リンス(コンディショナー)に配合されている合成界面活性剤は、 使用感のよさの為に陽イオン系界面活性剤の殺菌剤、帯電防止剤、 柔軟仕上げ剤が配合されているのですが、 これは、合成界面活性剤よりも強力で有害な作用のある化学物質です。 ・シャンプーやリンスには環境ホルモン、エストロゲン作用の可能性があ る化学物質を非常に危ない状態で使用しています。 合成界面活性剤や溶解補助剤などのアレルゲン物質や環境ホルモン、 発がん性物質がふくまれています。 ★ エストロゲン作用を持つ環境ホルモンは、 動物のオスのメス化を引き起こす事が解かっています。★ 女性の生理や妊娠・出産にも影響を与える疑いがあります。 頭皮は角質層が薄く、経皮吸収されやすい場所です。 頭皮に界面活性剤やプロプレングリコールが接触すれば皮膚のバリアー が壊され、他の有害物質までが簡単に浸透してしまいます。 それを毎日毎日繰り返し有害物質を蓄積しつづけているのです。 ・ボディソープや除菌のハンドソープは、 油や汚れを落とす洗浄力を強くするのに、濃度が濃い合成界面活性剤が 使われています。 ・今の石けんは「複合石けん」といって、昔のいわゆる石鹸とは違います。 合成界面活性剤や保湿剤などの化学物質が含まれていて、 成分はボディソープとほとんど同じです。 ・歯磨き粉は、口の中の粘膜には角質層がないのでバリアー機能がほと んどなく経皮吸収の約13倍の吸収率です。 発泡剤として配合されているラウリル硫酸ナトリウムは、合成界面活性剤 の一種で、細胞膜を破壊して細胞を死滅させます。 歯を磨いた後の食事の味が変わってしまうのは、歯磨き粉に含まれる合 成界面活性剤が舌の味を感じる細胞を一時的に壊してしまったからです。 味覚障害も起こしてしまう恐れがあります。 ≪歯磨き剤に含まれるラウリル硫酸ナトリウムの実験≫ 歯磨き後に8回うがいをした後、ラウリル硫酸ナトリウムの残留を調べる と、8回目のうがい水の中の濃度は、4.1ppm だったそうです。 水道水の水質基準は陰イオン系界面活性剤で0.2ppm以下です。 0.45ppmで川魚のアユが半分死んでしまったという調査結果から、 8回うがいをしても、まだかなりの高濃度で残留しています。 ・歯磨き粉にはプロピレングリコールという化学物質の運び役をする成分 もよく配合されていて、有害物質の経皮吸収率を高めてしまいます。 このプロピレングリコールは、心臓発作の際の舌下剤の吸収率を高める 役割として使われている物質です。 この心臓発作の薬は、舌の下に置いてから約13秒で心臓に達するほど 速攻性があります。 又、歯磨き粉には、フッ素や研磨剤、香料、着色料などが使われていて、 子供用の歯磨き粉のイチゴ味などは、さらに香料や人工甘味料が添加さ れているので危険性も高まります。 ・洗濯用洗剤の経皮吸収は、洗濯のすすぎで残された化学物質が、 体に触れて摩擦や汗によって皮膚に付着し、経皮吸収されます。 合成界面活性剤や溶解補助剤等のアレルゲン物質や★環境ホルモン、 発がん性物質がふくまれています。 ・部屋干しの臭い取り洗剤は、 洗濯物の生乾きの臭いは、細菌が、衣類に残っているタンパク質などの 有機物質の汚れを餌にして増殖し、分解したときの産物の臭いが出て来 るのですが、その臭いを消す洗濯用洗剤には、殺菌作用のある化学物質 が添加されています。 ・又、洗った後の衣類を白く見せる為の蛍光増白剤は、 物に移る性質があるので、肌に傷があったり、赤ちゃんのように角質層が 未熟な場合には障害が起こる危険性があります。 通産省ではガーゼ、包帯、乳幼児の肌着、スタイなどの洗濯には蛍光増 白剤の使用を禁止しています。 ・カップ麺やお弁当の容器に使われている発泡スチロールは、 スチレン樹脂(ポリスチレン)という素材からできていますが、 このスチレン樹脂に含まれるスチレンモノマー(単量体)や スチレンダイマー(二量体)は、★環境ホルモンの疑いがあります。 このスチレンは高温で簡単に溶け出す性質があり、 カップ麺にお湯を注いだり、 お弁当を温めるときに溶け出している可能性があります。 この物質が甲状腺の機能を阻害して糖尿病を引き起こす事が、 最近解ってきました。 ・ユニットバスも、 スチレンからつくられたプラスティックが使われており、 スチレンは50度前後で溶け出しますので、 入浴温度でも溶け出ている可能性があります。 ・また学校給食や社員食堂などで使われる食器の素材 ポリカーボネートに含まれるビスフェノールAも エストロゲン作用を持つ★環境ホルモンです。 いわゆる、環境ホルモンの男性生殖機能への阻害です。 ・電子蚊取りには農薬と同じ成分が含まれているそうです。 電子蚊取りの中にはいっている薬剤は、 ピレスロイド系の殺菌剤で除虫菊(シロバナクシヨケギク)の花に含まれる 殺菌剤成分のピレトリン類や化学構造的に類似した合成化学物質によっ てできています。 神経毒の一種で即効的麻痺作用(ノックダウン効果)があるとされ、 締め切った部屋の中で使っている電子蚊取りから揮発される殺虫剤濃度 は野外で散布された農薬よりも高濃度になっているのだそうです。 その結果、眼痛、意識障害、呼吸困難、体温上昇、けいれんなどの障害 を引き起こす危険性があります。 ・また家庭用の殺虫剤も注意が必要です。 ハエ、蚊、ゴキブリなどを退治するスプレー式やくん煙式など種類は、 いろいろありますが、発がん性物質や神経障害、 生殖異常、免疫力低下などをひきおこす成分が含まれています。 とくに乳幼児は、化学物質に対して抵抗力が弱いので殺虫剤が撒かれた 床や畳などで遊びながら直接触ったりする事がないよう注意ください。 皮膚のバリアーを壊して侵入する経皮毒は、 アルツハイマー病や若年性認知症、パーキンソン病、うつ病、 学習障害、多動症、自閉症、適応障害などの脳の病気にも関係している といわれています。 厚生労働省の2002年の調査では、小学生の20人に1人が学習障害、 40人に1人が注意欠陥・多動性障害だと発表されました。 子供たちのこういった行動障害は、脳内のセロトニンやドーパミンなどの 神経伝達物質が減少し、脳内化学物質が正常に分泌されていない事に よるものと考えられています。 子供たちの行動障害が増加している原因として、 農薬や大気汚染、日用品のプラスティックなどの★環境ホルモンの 影響も指摘されています。 最近の目立つ事例をあげましょう。 ・悠香と云う化粧品会社の洗顔石鹸累計5000万個を売り上げたと云う 「茶のしずく」があります。 保湿成分として配合した小麦由来成分が 原因で小麦アレルギーを起こす被害が全国に広がっています。 このように、アレルギーの問題も大変ではありますが、 一番の問題は、有害な化学物質が体内へ入ると、 それが人の生殖能力を阻害する環境ホルモンの働きをする事です。 なぜ、生殖機能がやられるのか? このような経皮毒が、病気を発症していても 原因の物質との因果関係がはっきり立証されないので、 さまざまなものの製品化を止められないのです。 原因の物質との因果関係がはっきり立証されないとは、 我々の意識では統御できない働き = 『陰』の領域に当たる働きです。 たとえば、知らず知らずに、ホルモンバランスを崩したり、 アレルギー、免疫システム自体に異常が起きるなどです。 意識の認識できる実験証明だけで積み上げていく現代科学では、 これらの命の現場を感覚器官で見たり聞いたりできませんから、 因果関係がはっきり立証できないとするのです。 そして、明らかな被害や、命に及ぶ大量の事故が起これば、 それが、証明する事例となって、やっと検証をするのでしょう。 しかし、もうすでに、 過去から開発され、登録された化学物質は、およそ2800万種類。 約10万種類が、使用されています。 合成界面活性剤などは体内に取り込まれると環境ホルモンとなり、 深刻な健康被害をもたらし事が分っています。 特に、 女性ホルモンであるエストロゲンに似た作用を示すものは、 オスをメス化してしまい、生態系を壊す事は分かっています。 河川や海に流れ出た環境ホルモンが、 魚介類の奇形や、受精率の低下を招いているのが、 観察されているからです。 皮膚から、人間の作った物質=『陽』が、体内へ侵入して来る。 『陽』が、破壊する物は『陰』です。 『陰』とは、自然そのもの = 生体系のバランス、 『陰』とは、命を創造する機能 = 生殖機能です。 自然を犯すものは、最終的には生殖機能を破壊します。 そんな事、考えた事も、思った事もなかったでしょう? あはは。 最後に、経皮毒への対策としては、 便利さを云う広告に乗せられて、まず化学合成品を買わない事です。 そして、家庭の浴室や洗面所に、化学合成品を置かないように! ずらっと、並べて使っているご家庭が多いと思いますが、 一度見直されてはいかがですか? 我が家は、浴室にシャンプーもリンスもボディシャンプーもありません。 昔ながらの石鹸と、リンス代わりに使う”りんご酢”。 掃除には、”穀物酢”、”重層”、”クエン酸”を使用しています。 歯磨き剤も、使わないで歯磨きをするか、アメリカ製ですが有害化学物質 を含まない歯磨き剤を使用するか、これはアマゾンで買えますし、 研磨剤や有害物質が入っていそうなものは、たまに使う程度です。 目的に応じて何種類か揃えて、使いまわす事で、一つの歯磨き剤の害を、 薄めるようにできます。 テレビCMのようにハブラシ一杯に、歯磨き粉を搾り出すような事は絶対 にやめるべきです。ほんのちょっとの量で十分磨けるのですから。 洗濯洗剤も、説明にある量を洗濯機に入れてはだめですよ。 大人の普通の汚れでしたら、泡が立たなくてもいいのです。 ある実験で、濯ぎの時の脱水が9分以上でなければ、 洗剤成分が何時までも残るようです。6分程度では、25回すすいでも、 洗剤成分は、すすぎ切れなかったそうです。 そのまま乾かせば、洗剤成分が粉末になって衣類に残ります。 汗をかけば、皮膚からそれを吸収する頻度も上がるでしょう。 洗濯機メーカーは、洗剤成分の残留よりも、脱水の時間を長くすれば、 洋服の生地が痛むクレームの方を恐れています。 それで、自動コースの脱水時間を短く設定しているようです。 自分で、脱水時間を設定するなり、防護法を取る必要ありです。 男児がいるご家庭は、十分ご注意下さい。 化学物質と云う人間の作った『陽』の大過により、 最終的には、『陰』が破壊されると云う結末が待っているのです。 それは、環境ホルモンとして生態系を乱し、生殖機能を阻害します。 つまり、命の継承を断絶するものとして現れて来ています。 自然には見えない法があり、それによってあらゆるバランスを取ります。 故に、自然は、勝手ではありません。 自然は、自然の法に従って動く。 自然には、自然の法が存在する。 これが、東洋式です。 この存在を感じていく、これが、東洋の叡智と云うものです。 ここまで、 長い記事を、最後までお読みいただきまして、、、 感謝申し上げます。 今後の、皆様の何かの参考になれば幸いでございます! よきゴールデンウィークをお過ごしください! 次回より、3回程度ですが、 東洋思想の淵源のような事を記事にしてみたいと、 思っています。 おたのしみに、、、 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |