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03/10 21:49 |
( 命の継承と運命 12.) 無意識下の変身 ・・・ 働く女性の脳内の男性化Category : 絶家の家族関係
侘助 (わびすけ)
![]() ![]() 今日のテーマは、 ( 命の継承と運命 12.) 無意識下の ――― 働く女性の脳内の男性化 前の記事の中で、 ”命の継承は、経済力やロジックの上に顕現するのではなく、 『陰』と『陽』の中庸、調和の上にだけ顕現します。 この事は、次回でまた書いてみようと思っています。 ” と書きました。 『陰』と『陽』の中庸、調和の上にだけ ですよ! この調和の上にだけ と云うのは、、『陰』と『陽』のどちらが強い? というような邪念は全くないポジションの事です。 今日は、それに沿っての記事になります。 又、前回の記事の中の質問にお返事をいただきました! みなさまありがとうございます! お礼申し上げます。 これらのコメントの中の御意見を取り入れながらの記事になる予定です。 全部をご紹介する訳にはいきませんが、 その中の一部を、ご紹介させていただきます。 まず、一つ目、 おはようございます~~♪ 雪の中にうっすら富士山。 冬の厳しい寒さの中なのに とっても優しげなお写真ですね。 確かに人間も生物学的には命を次に繋ぐということが第一ですよね。 それがままならなくなってしまった今の時代をどうしたらいいか!? 幼少時代からの教育こそが一番大切と考えている私には こんな風に問題が起こってから考えるのって難しいです。 cosmosさんがこのご家族への 陰と陽の調和をどのように導きだすのか楽しみです。 お答いただいてありがとうございます! >幼少時代からの教育こそが一番大切と考えている そう、そこなのです。 こう言い切れると云うのは、陰徳に恵まれている方ですね。 子供と両親の双方の命式が良くて、相性が良ければ、 さほどの問題は生じません。 両方の命式、その相性に恵まれるのは、本人と先祖からの陰徳です。 若い両親を生み育んだそのご両家の両祖父母、そのまたご両親が、 つまりは、どんなご先祖様がいて、何を一番大切だと生きて来たか、 連綿と続いて来たその受け継がれた陰徳の為せる業、結果なのです。 これは、進学塾をしていた時の経験から書いた2009年 10月 1日の記事、 家庭 2/4 川上から流れてくるものが陰徳と云われるものかもしれません。 にも書きました。よろしけばお読みになってくださいね。 運命学では、時に委ねて、最低三代の家系を観ます。 運命学では、三代と云うのが一つの区切りなのです。 参考までに、 仏教では、上7代の先祖からの善悪の業が我が身に、 我が身の善悪の業は、下7代の子孫へ伝わると言います。 ――― ありがたいと云うのか、考えると恐ろしい事です。 そうしますと、今現在の我々の在りようは、 命の継承での系列で三代前の応報の結果であり、 先祖の七代からの影響を受けているという事になりますか。 ふたつ目です、 時は巡れど海の潮は満ちず 年は取れど人は成熟せず 子を産めど孫を授からず 子育てど嫁を要らぬと言う。 画して国弱り滅びんとす。 私の部下にも40越えて独身なのがいっぱいおります。 なにの理屈よりも成熟をしていないのでしょうな。 脳がおかしいのです。 どうも、いつもありがとうございます! >脳がおかしいのです。 なにやら憂国めいたの言葉の最後、笑いました! あはは。 図星です! おかしいのが脳生理学的に分っています。 後ほど、脳内ホルモンについて説明しますが、 少子化は、陰陽学の陰陽の役割のはき違え、『陰』の無視です。 合理主義の学問の脳生理学・我々の意識の先端がようやく到達した 我々の体の中で、無意識に生命保持の為に働いている自律神経群、 脳が分泌する脳内ホルモン = 我々の中の『陰』・命の営みの問題です。 次は、3つ目です。 こんばんは、答えにはなってませんが。 離婚した夫と、4人の子供たちとの関係は今どうなってるんでしょう? 父親の存在感がまったく感じられないのがちょっと引っかかってます。 このお返事をいただきまして、う~~ん、、、唸りました。 >父親の存在感がまったく感じられない、、、 凄い処にひっかかりましたわね。 あはは。 文章には書いていない処に気が付かれるとは、感心をしました。 父親の存在感の喪失 ―――――― その代わりに何が肥大して来たのか? それについて詳しくは、4つ目のお返事と合わせてします。 おそらく、次回の記事へなるやも知れません。 覚えておいてくださいね! ほほっ。 では、最後、4つ目です。 先祖についての記事は、とても腑に落ちました。 先祖が積み重ねて培ってきた大切なものは次世代へ伝えて、 悪い癖は断ち切っていくような、生き方をしたいです。 とは言っても、まだ全然そのようにできていませんが… もっと無意識と仲良くしよう、と思いました。 SWさんは、女性なのに、 家族の期待を一身に背負って、親の望む通りに、田舎から都会へ出て あらゆる競争を勝って来た方… というところが、気になります。 近代的な生き方が正しくて良い事で、これからは女性もそうすべきだ、 という価値観ですね。 私達が、正しくて良いことだと教えられてきた価値観・近代合理主義は、 一時の表面的な成功者になるためには役立つかもしれないけれど、 人間として本当の幸せを実現できない、生命を阻害する、自然に反するものなのですね。 特に、女性が、世間的な成功を第一にして競争社会を生きることは、 自然ではないのでしょう。 私の母をみても、思い当たることがありますし… SWさんは、子供逹と仲が良いとのことですが、 もしかして、SWさんは、多大なる母なのでは? 親子で仲が良いのは癒着なのではないか?と思いました。 よく、ブログの記事を読み込んでくださっていますね! 近代合理主義の欠点を弁えていますね。 驚くやら、うれしい気持ちになりました。 特に、次の2つの部分は、秀逸です。 >SWさんは、女性なのに、 家族の期待を一身に背負って、親の望む通りに、田舎から都会へ出て あらゆる競争を勝って来た方… というところが、気になります。 >SWさんは、子供逹と仲が良いとのことですが、 もしかして、SWさんは、多大なる母なのでは? 親子で仲が良いのは癒着なのではないか?と思いました。 その通りです! SWさんの多大なる母を見抜きましたね。 これは、私が、ワザと伏せて文章にしなかった部分です。 ほほっ。 3つ目のコメントの父親の存在感の喪失と、多大なる母の影響については、 次回になりますが、詳しく書こうと思っています。 その時までお待ちくださいね。 では、今日のテーマへ、 無意識下の ――― 働く女性の脳内の男性化 働く女性たちが、おじさんのようになる。と言う話題です。 ほほっ。 ◎ 昨年の7,8月頃ですが、カミソリや髭剃りメーカーの貝印が、 全国の男女1,282名にうぶ毛処理に関するアンケートを実施しました。 特徴的なのは、その中で女性は、 「顔のうぶ毛」を処理していると答えた人が最も多く70.6%に上りました。 さらに、「顔のどの部分のうぶ毛を処理しているか」と質問したところ、 「鼻の下」(49.5%)、「口まわり」(35.3%)、「あご」(11.9%)等の いわゆる“ヒゲ”という回答でした。 あは。 濃いヒゲに悩む“髭女・ヒゲジョ”は意外に多いと云う事が判明しました。 その中で、ヒゲの処理をしている女性は、 専業主婦や無職の女性よりも働いている女性に多い事が分ったのです。 当時、この結果が各紙、ネットニュース等へ配信されるや、 " メスのオス化? 毎日髭を剃る女性 " と云うキャッチコピーで 当時、多くのブログが、この話題を取り上げていましたね。 詳しくは、貝印株式会社(Kai Corporation )のH.Pへどうぞ! ◎ もうひとつ、2009年末にNECが行った調査があります。 それは、ズバリ " あなたは、自分が「オス化している」と感じた事がありますか?" によると、25~35歳の未婚女性の6割が、感じると答えました。 3人に1人は「奥さんや秘書が欲しい」と思った事がある、と。 - 日経ウーマンオンライン - このように、働く女性たちがオヤジ化する原因は、 脳の無意識系が統御する女性のホルモンバランスの崩れからです。 髭だけではなく体毛が濃くなる、その代わり頭髪が薄くなるのです、、、 オヤジさんのように頭が禿げて、体臭がきつくなる、、、 ほほっ。 この脳内のメカニズムを、もうひとつ挙げましょう。 満員電車の通勤、仕事のノルマ、目標達成の為の集中力、 営業成績や競争でのイライラ、仕事での気分の高揚や緊張感 ―――――――― まるで原始時代の荒野で獲物を狙っている時の感情にも似た働きは、 脳の大脳辺縁系を刺激します。 その時、男性ホルモンの「テストステロン」が、分泌されます。 生き残りを賭けた激しい生存競争の為の脳内ホルモンです。 普段、この大脳辺縁系がつかさどる原始的な感情の働きは、 大脳皮質の前頭連合野によって抑圧されているのですが、 働く女性が仕事の後、男性と同じように晩酌をしたり、 仲間の飲み会や女子会でお酒をたくさん飲むと、 前頭連合野が大脳辺縁系を抑えている働きが、麻痺してしまい、 闘う「テストステロン」が、又、分泌するようになります。 その結果が、やさしい女性が、肉食系の女子へと変化をします。 付け加えて、 忙しく働くデキル女性にありがちな残業や睡眠不足も ホルモンを調整する脳の視床下部の機能を低下させ、 女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌を低下させてしまう。 男性社会へ適応したメスは、限りなくオス・『陽』へ傾く。 女性の内臓である子宮や卵巣へのホルモン補給が不足すれば、 卵巣からの排卵が無いままの無排卵性月経になります。 これが第一歩、こうして不妊症へ落ちて行くのだと思います。 女性の妊娠出産の体の機能は、意識・心と一体なのです。 たとえば、生理自体を、 ”女に生まれてめんどうだな、、、いやだな、、、”と思えば、 卵巣は排卵を止め、子宮の28日毎の生理は無くなっていきます。 生理不順、20代で更年期のような子宮卵巣になる訳です。 妊娠好適期に激しいスポーツをするのも、そちらへ栄養を取られて、 女性特有の内臓器が、しぼんで痩せて行きます。 みかけは女でも、機能が落ちて役に立たなくなるのですね。 妊娠好適期を過ぎれば、卵巣の中の卵子も古くなる! 具体的には、 クルム伊達公子さんは不妊治療をあきらめてカムバックしましたし、 高橋尚子さんや荒川静香さんも、、、、、もう諦めてるのかな? 浅田真央ちゃんは、そうなるまでに引退をしてほしいですね、、、 これは、母心ですよ。 ほほっ。 また女性の愛情や母性をつかさどるホルモンの「オキシトシン」は、 肌同士が優しく触れ合うスキンシップを行うと増えます。 仕事、仕事で殺伐とした競争社会で毎日を過ごすデキル女性には、 その余裕もなくなるでしょう。 ご夫婦、親子、家族間の自然なスキンシップがあったればこそ 女性の脳内は、「オキシトシン」の分泌が活発になり、 本能的な愛情や母性愛で『陰』の役割を果すのが可能になるのです。 つまり、女性が、男性と同じ行動をすると云う事は、 単に、形態が男女平等的? になるだけではなく、 その置かれる環境と行動で触発される脳内の内分泌も変わる----- 行動と同時に、女性の脳内分泌そのものが、男性の脳内分泌に変化し、 即、全身的な影響を伴う結果として現象化します。 しかも、今の社会は『陰』を踏み潰している合理主義の大嵐、 『陰』そのものを大切にする環境ではありません。 かくして、 このブログでは、4000年の歴史をもつ運命学の立場から、 女性は、『陰』である。 女性が、男性と同じように社会へ出て働くと云う事は、 『陰』の喪失による家系の女系化を進める兆候そのもので、 家庭内で夫や子供を阻害するだけでなく、婚家の家系を絶家に導き、 ひいては社会、国の未来を危うくするものになるだろうと、 叫び続けているのですよ。 声が嗄(か)れるほどにです。。 。 あはは。 これを我々の家庭で見てみれば、 夫が家に帰れば、完全に社会化された立派な妻がいて、 正体はオスである妻が待っている訳ですから、、、 あはは。 意識と意識の殺戮が、、、、、家庭が常在戦場です。 あはは。 家庭が戦場では、気が休まらないはずですね。 かくして、離婚は勝手でしょう!!! 意識が専横する合理主義では、 妻は、子供を連れて家を出ていくマニュアルしかなくて、、、。 子供の『陰』は、完全に無視されています。 語弊があるかもしれませんが、 女は学問ができなくてもいいのよ。偏差値が高くなくても 女性の特質を生かし、『陰』そのものの存在であればそれでよろしい。 偏差値が高くて学問が出来れば、まして留学などすれば、 政権党の党三役の高市、野田女史を挙げるまでもなく、 マスコミに頻繁に登場する女史たちは、 『陽』の現象である権力や地位や名誉は持っているけれど、 婚家の後継ぎの目途がまったく立っていない。 結論から言いますとね、 女は、プリミティブ(primitive・原始的)な方がいいのよ。 近代化された女たちがもてはやされていますが、 これは、時代がおかしいだけではなく、 と云うよりも女系の家系生れの女性が増えているのです。 本来の女は、より原始的、より自然な方が幸せになれます。 女性の体は自然そのもの、無意識の統御を深く受けていますから、、、 従って、女性は、極力、働かない方がいいに決まっている。 極力、そっちの方向へ持って行こうと努力をする。 その為に結婚をする。 ―――――――― それで正しいのですよ。 こうしてみると、 3,4000年も昔に、『陰』と『陽』の本質的な違いや役割について、 正確に捉えていた東洋の叡智の卓越さに驚くばかりです。 そして、21世紀の近代学問の脳科学と云う人間の意識によって、 東洋の陰陽学の正しさが、その深さが、 ようやく証明されつつあるようです。 ここでも、分るのは、 二元論と云うキリスト教哲学に立脚している近代合理主義の科学が 心、体、と言い分ける事すらがウソウソしい、古い感じがします。 どれだけ我々人間を含む自然の実相とずれている事か! 東洋哲学の方が、人間を、自然を、 より自然に沿って受け容れようとしている、、、、、 ただ、ただ、 国家が何を言おうと、企業が何を企てようと、 人間が少なくなっては、どうしようもないではないですか? すべては、家庭の中の『陰』と『陽』の中庸、調和の上だけにしか 命の継承の現象化は、できない。 国家も企業も、経済だって何もかもすべてが、その土台の上の事です。 次のコメントの部分、 >離婚した夫と、4人の子供たちとの関係は今どうなってるんでしょう? 父親の存在感がまったく感じられないのがちょっと引っかかってます。 >SWさんは、子供逹と仲が良いとのことですが、 もしかして、SWさんは、多大なる母なのでは? 親子で仲が良いのは癒着なのではないか?と思いました。 非常に重要な部分なので、次回、かならず詳しく書きます。 最後に、しつこい?ようですが、もう一度言います。 命の継承は、経済力やロジックの上に顕現するのではなく、 『陰』と『陽』の中庸、調和の上にだけ顕現します。 『陽』の現象界のこの世において、 自分に能があると自覚をしている女性が成功をしつつあるのは、 決してめずらしくはありません。 が、 女性がどんなに自分のしあわせの為に働いたとしても、 命の継承の現象化はむずかしい。 本来、運命学ではその家系の三代に亘って観ていくものですが、 マスコミで分る情報の範囲内で、検証、観察をなさってみてください。 すぐに、お分かりになるはずです。 最後までお読みいただきまして感謝です! 次回更新まで、よい毎日をお過ごしくださいね。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |
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03/22 09:00 |
( 命の継承と運命 13.) 長男の本当の居場所は、どこ?Category : 絶家の家族関係
森に囲まれたせせらぎ一面に、水芭蕉 (群馬県片品村)
![]() ![]() ![]() つくづく、今年は五黄土星の年運だなあ、と思います。 幸いにまだ日本で大災害は、起こっていませんし、 日本が巻き込まれる暴動や戦争は、勃発していません。 が、 シリア内戦から2年、 死者7万人、難民は100万人を越えました。 3月15日のEU首脳会議で仏英両国首脳は、アサド政権と戦闘を続ける 反体制派への軍事支援強化に武器供与の措置を決めました。 トルコ難民キャンプは満杯で、国際支援の影は薄い。 「国際社会は私たちを見捨てた。」と異口同音に云う難民ら。 アフリカのマリにおいては、 (シリアで反体制派を軍事支援する)フランス政府は、今度は反対に マリの反体制派がフランス軍の標的になっています。 テロとの戦いでマリ政府を支援する為と云う口実をデッチ挙げて、 国連安保理の了承を得ずに、国際条約に反して、 一方的な自国の権益(マリの地下資源 = ウラン)の為に、 マリに対し軍事介入を行っています。 フランスの欲は、マリの豊富な地下資源から利益を得る事です。 このマリの反体制派グループこそが、 日揮の社員を人質に捕ったアルジェリアの天然ガス施設でのテロの、 武装勢力の最も重要な要求は、フランス軍によるマリへの軍事介入の 停止でした。 原発の世界的企業を国を挙げて支援する経済先進国フランスの繁栄は、 サルコジ前大統領の辞任間際のフランス軍のリビアへの軍事介入、 軍国主義を踏襲しているオランド大統領のマリへの軍事介入と云う ◎ かっての植民地アフリカを収奪する中で築かれているのですね。 自国の意識の満足を最高善とする近代合理主義に基盤を置く 近代化の先進国である経済大国は、 国益を守ると云う独善のロジックで、 後進国から収奪、略奪、搾取の為の戦争を、片時も手放しはしません。 なぜなら、近代国家の奉ずる 意識は、自分の楽だけを求めるからです。 而(しこう)して、 強きものの意識が、弱きものの意識をなぎ倒し、屈服させ、殺傷する、 究極、この世に殺戮の世界を現象化させるのです。 『陰』を無視した『陽』は何でもできる、します! 意識を我々の頭上に掲げる限り、戦争は止まないでしょう。 そのいい例が、日本の武士道、 国家の品格? なのかどうか? はなはだ疑問を持っていますが、 そもそも、あらゆる武士道は、敵を殺す為にこそあったのです。 決して、今のようなスポーツではありませんでした。 その淵源から柔道界の体罰問題も臭って来ているのでしょうが、 人を殺す、それが敵であれば正しい行為とイデオロギー的に正当化した のは、儒教の最高徳目『孝』を引きずりおろした朱子学派のせいです。 このように、 自分に都合のいいロジックを作るのなんか朝飯前! これぞ、『陽』の真骨頂そのものです。 ーーー『陰』を捨てた人間を乗せて、地球は黙って周っているーーー 日本においても、 春一番が吹き荒れ、砂嵐で視界がなくなる程でした。 中国包囲を狙うアメリカのTPPに、戦略的価値をおいて交渉参加を表明、 今後、一部の生協、自然食品などを除くと、 日本で売られる「砂糖」は、すべて外国産になる予定です。 沖縄、那覇から空路360km、人口1434人の南大東島は、 無人島になるかもしれません。 なぜなら、同島の基幹産業はサトウキビ栽培で、 未来の無いサトウキビ農家の後を継ぐ人間がいなくなるからです。 尖閣諸島沖で中国との緊張した国境警備が続いています。 北朝鮮は、朝鮮戦争の休戦協定を破棄すると宣言をしました。 南北朝鮮で軍事衝突が起これば、在韓米軍は出撃します。 なら、日本の米軍基地を含む日本全土は、補給基地になります。 今同時に地球上に起こっているこれらの事を考えると、 さかな君ではありませんが、 ”ぎょ、ぎょ”と云う感じです。 今年は、大変きつい年運になろうと思いますが、 とにかく何があっても無事にサバイバル致しましょう。 前置きが、長くなりました。 ほほっ。 今日の記事は、 ( 命の継承と運命 13.) 長男の本当の居場所は、どこ? 今日は、前回の2つのコメントの続きからでした。 本論に入る前に、 まず、前々回のSWさんの鑑定事例と似ている 新たにKTさんの鑑定事例を紹介したいと思います。 共通点や違う点など比較をしながら参考にしてください。 とにかく、長男がおかしい事例が、ものすごく! 多い。 とにかく多いのです。 ・・・・・ では、KTさんの事例です。 KTさんは50代後半で3人姉妹の三女です。 ( いわゆる女系の末っ子です。) 東京で働いていた時に知り合った男性と結婚をし、一男一女をもうけて 数年後、子供がまだ小さい時に離婚をしています。 東京で母子3人で暮らしていたのですが、数年後、 実父が亡くなって一人暮らしになった実母と同居する為に、 実家へ戻っています。 現在、長男は同居、30代後半で会社員、独身。彼女歴なしだそうです。 長女は、KTさんの家から車で2時間の処に1歳の娘と夫と住んでいます。 KTさんは、明るく飾らない人柄、自宅近くの職場で働いています。 悩みは、長男の結婚。 そして、長女の性格とぎごちない母娘関係です。 長女からは、電話やメールに返事がない。 まったく一方的な性格で、当てにできそうもない。 母娘で打ち解けて話す事がないのだそうです。 それでも、初孫のたった一人の1歳の孫には会いたいので、 手みやげや手料理を持って車で会いに行くそうです。 長女の育児のありさまや生活態度を見ると、手抜きに驚くそうです。 幼稚な自分の気に入った楽な事、やりたい事だけで生活を済ませている ようで、このままでは、離婚へまっしぐら? ではないかと心配をしている。 今の若い人は、本当に狭い自分の中だけで生きているのですね。 外の価値観を取り入れようともしないのに呆れます。 孫も可哀想で、、、とおっしゃる。 私: 娘さんは食事は作っているの? KT:ええ、彼に対して作ってやってる! と云う態度で作ってますね。 夕食のあと片づけ、食器洗いは彼にさせているって威張っています。 そうでないと離婚するって脅かしているんだって、、、 我慢の無い娘を見ていると息子に結婚をしろと言えません! こう云う場合、母親の躾、責任論が出て来るのですが、 そうとばかりも言えないのです。 もちろんKTさんもご自分で反省をしています。 それでも彼女が腑に落ちないのは、命式でみれば理解ができます。 長女の抜きんでた自我レベルが手に負えない、強過ぎるのです。 ほとんどの人が太刀打ちできません。 このKTさんと、前々回のSWさんのケースの似た処は、 自由な結婚の果ての、これまた自由選択の離婚をして、 自立した女性としての社会生活。子育てが終わったと同時に、 自分が老いていく自覚と共に、 自分が死んだ後の事を任せられる子供の家族がいない。。。 長男は、結婚ができるのだろうか? 自分の人生の最後に、未来への芽生え、萌芽が感じられない。 欠乏感 ーーーーーーーー 後継ぎ運のなさ、です。 長男の縁遠い運命です。 それは、どこから来たのか? 今後、多大なる母については、いくらでも書く機会はありますので、 今日は、この点に絞っていきましょう。 もう一度、前回の記事の、ふたつのコメントをご紹介します。 >離婚した夫と、4人の子供たちとの関係は今どうなってるんでしょう? 父親の存在感がまったく感じられないのがちょっと引っかかってます。 これについて、 父親の存在感の喪失 ――― その代わりに何が肥大して来たのか? 沈む父権に、台頭する多大なる肥大した母権、、、 これは、裏を返せば、多大なる母権が父権を駆逐する構図です。 これは、KTさん、SWさんに共通です。 >SWさんは、子供逹と仲が良いとのことですが、 もしかして、SWさんは、多大なる母なのでは? 親子で仲が良いのは癒着なのではないか?と思いました。 これについては、今回のKTさんの娘さんは、 独立心旺盛な命式なので、母の害に飲み込まれる事はないのですが、 逆に、自分が多大なる母になるかも知れない。 家庭の中で完全に夫を支配していますから。 あはは。 問題は、KTさんと同居の長男ですね。 ◎ 次は、SWさんの女系化の発端は? 田舎の高校から、東京へ娘を出す時の家族の期待の根底には、 おそらく、ヒタヒタと寄せて来る物質文明への憧れがあったでしょう。 近代化の嵐が、、、近代的自我の潮流が、、、 過去の道徳規範を守る事を即、古いと退け、それを推進したのです。 そう云う新しい事を機敏にキャッチするセンスに恵まれると云う事も イイ事ばかりではないのです。 しかも、 デキノイイ娘を持つ = それそのものが女系化への序曲でした、、、 またSWさんについては、 決して離婚前の話をしないだけでなく、 結婚の経験と離婚の経験すらも記憶の中から消し去っているようでした。 母子家庭でよく頑張った、と眺められるのも嫌っているようでした。 そう、そんな苦労はみじんも感じさせない宝塚歌劇団の女優のような 華やかさと独特のバイタリティを感じさせる女性です。 本人の命式は、自分大好き、自分を過剰に守る命式です。 時代の空気を自分に取り入れて昇華する力を見事にそなえていました。 経済的に、4人の子供を大学卒にするには、離婚をした夫から かなりの養育費を貰わないとできない事です。 実際、父親は子供への愛情としてそうした訳です、、、が、 近代的自我を全きに履修したSWさんにとっては、 それは子供に保証された権利であり当たり前、 養育費を払うのは、父親の義務である。 子供たちの父親に、報恩感謝する何物も、 仁も、義も、礼も、智も、信も、感じていないようでした。 まったく、『陰』の存在であるはずの女性の中で、 『陰』の徳性がここまで抜け落ちてしまい、 時代の価値観である『陽』の論理に身を委ねていれば、 そこからは無味乾燥的な情緒も何もない人格が出来上がって、 奉仕も感謝も犠牲も仕えると云う事もなくなるのです。 これぞ、『陽』化された女性の完成品! あっは。 子孫を断種する母親の出来上がり! なぜ、女性が時代の濁流に飲まれることが恐いか? 運命学において、 女性が社会の価値観に染まる事を進めないか? お分りになりますか? 女性は頭は良くなくても構わない。 お勉強ができなくてもいい。 けれど、賢くあらねばならないのです。 SWさんのように、成績優秀、頭が良い事を評価されて、 男性と同じように、いや男性より活躍を期待をされたりすると、 反って苦労が多くなり不幸の現象化が進みます。 それも又、真実なのですよ。 ほほっ。 でも、しっかりしたアタマのいい母親としての行動、判断が、 幼い頃の子供たちの頼り、基準だったはずです。 いまだに成人した子供たちに<ママが基準>を通用させている その自信が、彼女の若さを保つ秘密かなとも取れました。 しかし、その自負心が、ぐらつき始めたのが、 我が子の非婚率50%、 不妊率100%の現実でした。 さすがのデキル頭を持ったSWさんでも、 『陰』の本領には手が出せなかったのです。 ここからは、KTさんとも共通する事ですが、 彼女たちは、自分の上に立つ男性性を排除して、 その地位に自分が成り代わり、その支えを子供たちに求めたのです。 子供たちが、それに応えてくれた安心感、、、 ――― その安心感が、 父権を排除した母子家庭の親子には必要だったのだろうと思います。 こう云うご家庭では、娘と母親の一体感だけでなく、 母親は、夫とは築けなかった一体感を息子との間に築いてしまうのです。 仲が良いのは、イイ事ですが、程度の問題ね! あはは。 どの程度が良いのか? やはりそれは中庸です。 >親子で仲が良いのは癒着なのではないか?と思いました。 仲が良い、、、母子の癒着、 現代においては、核家族がほとんどでしょう。 そこでは、かってよりも母と子の距離が密着しているのです。 それが、父親が仕事などで忙しければ尚更です。 まして、父親がいない家庭となれば、その隙間を埋めるのは、、、 この時、長男は、多大なる母の第一の犠牲者になります。 二男は、兄貴を盾に守られていますから適度な母親と距離を保ち、 母親をそこまで取り込んでいませんから割と素直に結婚できます。 女性を受け入れるのに自然で、素直で、前向きです。 ですから、SWさんの家でも長男は非婚ですが、二男は既婚でした。 ◎ この時、長男の中で、何が起こっているのか? についての詳細は長くなりますので省きます。 またいつか、、、別の機会に。 客観的にみれば、 未熟な母と息子、人間的にはまだ成長途上の母と幼い息子、 このありふれたこの風景を、 健全なる自立へとけん引するのが、真の父権の役割なのですが、 家庭に父権が存在しなければ、 独裁的な母権の中で息子は沈むしかない場合もあるのです。 特に、多大なる母は、自分の夫を排除する力が強い。 みずから、息子を沈める地獄を作っているようなものなのです。 これは、離婚をした母親の下で育てられる息子が、 大なり小なり受ける洗礼です。 しかし、 同じ母子家庭でも、父親と死別とか戦死をした場合は、全く違います。 この場合は、残された母親と死別をした父親との間に強い信頼関係や、 尊敬が受け継がれており、男児の男としての核は傷つきません。 自慢する父親像を胸にしっかり抱く事ができるからです。 多くは普通の家庭、母子関係です。 子供と共に成長し続けられる母は健全な親子関係です。 でも、ここが、娘と母親の関係では違います。 特に自我意識の高すぎる独立心の旺盛な娘とは違います。 娘の場合は多大なる母親の上を行くようになろうとします。 同性ですから、、、ライバルなのね。 あはは。 ライバルの云う事など聞く訳がないじゃありませんか? ほほっ。 娘は、思いっきり同性の母親をやっつけますよ! あはは。 物理的に心理的に傷付けてズタズタにして、家を出て行くでしょうね。 なんとか母に勝ちたいのです。 そうしないと、娘は自立できないのです。 家を出て自立をすると云う事は、 娘の力が器を満たしたと云う事ですから、それは大変おめでたい事です。 多大なる母は、自己中心の甘えを断ち切って耐えるしかない。 多大なる母を追い込めるのは、娘やもしれませんね? あはは。 毒には毒で制する。か、、、、、、 あはは。 多大なる強い自己中心的な母親に支配された痕跡を持つ息子は、 すんなり結婚をしようと思わないのです。 オスとしての何かが潰されている。と言っておきましょう。 こう云う場合、多いのは母親のような年上の女性と同棲したりします。 今、年の差婚が多いのは、こう云った内実の表われかも知れませんね。 注意していただきたいのは、 これは、すべての母子家庭で起こると決まっていません。 それぞれの親子が帯びた陰徳、位相は違いますから、 しかし、逆に母子家庭でなく両親が揃っていたとしても、 夫婦としての信頼関係がなければ起こり得ます。 多大なる母は、夫や子供を飲み込む。精気を吸い取ると云うのが、 運命学の命式鑑定です。 お嫁さんにしたくない女性No.1ですね。 あはは。 もうひとつ、重要な事柄があります。 いよいよ、今日のテーマです! 長男の本当の居場所は、どこ? 現在は、離婚をすれば、子供は母親側に引き取られて養育されるのが、 現在の法律の中では多いケースだろうと思います。 子供を引き取った母親側は、姓を母親側に変えます。 戸籍法に則って、それが正しいやり方だと思うのですね。 法的には間違ってはいないのですが、運命学的には間違いです。 そう、どこかで母親側は、知らず知らず、 その子供たちを別れた夫側の人間ではないと思ってしまいます。 そして、離婚をした男の家には近づかない! あはは。 無視をする事が、これ当然のような、、、 これは、『陰』において、とんだ間違いなのですよ。 養子縁組で結婚をした場合は、れっきとした女性側の後継ぎです。 離婚をして、母親側の人間と思っても大丈夫です。 しかし、男性側の籍に入って子を為した場合は、訳が違う。 一般的に、婚家の子孫・一族として生まれて来たと云う意識です。 そして、結婚生活の中では、それを認め納得した事実だったはずです。 離婚する時点になって、 夫婦と云う関係性をーー法的ーーに解消したとしても、 無意識に置ける「縁」による「因」とその「果」、 子供を為したと云う事実を消す事はできません。 いわゆる、業(ごう)としては永遠に消す事はできないのです。 子供たちにとってもそうです。 父親との血縁は紛れもない事実です。 女性側の感情で、それらをすべて無視をするのは大いなる罪です。 特に、長男は婚家の先祖が待ちに待ったお墓守りの役目だった。 無意識の世界を在るとすれば、そう云うスジが見えて来ます。 現在は、世の中自体が、そんなものは無い。と 無視している合理主義が大手を振って流行っておりますから、 そんなものどうだっていいじゃない! で済ましていますね。 そうすればどうなるか? ーーーーーーー これは、婚家のお墓守りを盗んで来た行為になります。 離婚をすれば、女性にとっては婚家は他人の家になります。 しかし、子供にとれば直系の血縁者のいる家です。 婚家の土地から生えたものを、自分のものだと勘違いをして 手にして持って来てしまえば、それで、窃盗罪は成立します。 合理主義下では、ただ、紙切れ一枚の届けさえ出せば、 無意識下の何千万人もいるかもしれないご先祖はどう思っているか 考えた事もないでしょうね。 あはは。 社会を挙げて無意識界を無視して生きる事は、気楽な事です! 長男が結婚をしない、おかしい? 娘が嫁いでも不妊症で子が産めない、おかしい? と? かっての婚家の舅と姑の気持ちが、 必ず、同じように味わえるようになったのです。 おかしい? のは、 無意識を排除し、子供の父親を排除し、 自分の意識の満足だけを貪(むさぼ)っても、 個人の自由と云えば何も言わないお咎めの無い この近代合理主義の思想を疑いもせずに生きている事が おかしいのです。 すべて、近代合理主義の思想の未熟さ、無能さ、欠陥です。 思想の正体も知らずに、 生半可な頭の良さで、身ぶり手ぶりでサル真似のように 自分の欲望達成の為に、いち早く時代を無自覚に受け入れ、 生きる基盤にまで据えてしまった過ちなのです。 思想を信じる事は、さほどに恐ろしいのです。 子供の戸籍を決めるには、 離婚をする婚家の家族との話し合いが必要です。 それらすべてに対する貴女の行動がどうだったのか? 人間性の問題ですが、その身口意の三業が、 貴女の子供の家系の運命を決するのです。 『陰」の本体である女が、母が、 エゴで動けば、その子孫の運が閉じられます。 The end です。 そう自覚をするべきでしょう。 賢明であるべきは女です。 男は、賢明でなくても稼ぐ事が出来れは家は安泰です。 あはは。 もっと恐い事は、 離婚をして、母親が子供を連れて婚家を出る。 その時点で、その母子家庭は女系の家系へ転落します。 なぜなら、女性が生活を背負って働くと云う現象です。 娘は、女系の家の女としての運命が始まり、 息子は、女系の家の男としての運命になります。 自分の人生は、自分だけのモノではありません。 子供も、あなただけの持ち物ではありません。 一つの時代のブームと云う現象に乗って踊らされて生きたなら、 目先の現象だけを追いかけて生きる事になります。 それは、一面、その時代の成功と言われる現象を手に入れられる事かも 知れませんが、長い航海の時軸の上に、 取り返しのつかない嵐を呼び寄せ、永久に難破するやも知れません。 近代国家と云う人間の意識が作った枠組みの中の法律の中には、 真に人間を救う力は具わってはいないのです。 法律に従うだけでは幸せにはなれませんし、 人間の作った法律は、漏れがあり真実の的を得ていないどころか、 旧態以前のままで、自然に合致していないモノも多くあります。 それは、国会議員の思想性が低く、余りにも怠慢だからです。 そう云う人を法律を作る場へ送り込んだ我々が、馬鹿なのです。 あはは。 法律家が、善人とは限らないのと同じですね。 あはは。 父親の存在感の喪失と、多大なる母の影響について、 この二つの気づきは、表現は違いますが本質は同じですね。 『陰陽』の不調和、アンバランスな家庭を生む家系です。 男系の権威を失った家系の末期に出て来る女系の現象です。 絶家の前兆、 家族や家庭の生産力、権威が女性へ移ったと云う標(しるし)です。 もしや、我が家も? と思われたら、ご自分を見つめ直す機会になさってください。 おことわりをしておきますが、 長男の縁遠い運命について、 今日は、父親の存在感の喪失と、多大なる母の影響から 取り上げましたが、 これだけがすべての原因ではありません。 これ以外の原因の鑑定例など、又いつか、、、、、 最後までお読みくださった事に感謝申し上げます。 次の更新まで、どうか、お元気でお過ごしくださいね。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |
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03/31 17:03 |
( 命の継承と運命 14.) 近代的自我の満喫・・・・・長女の結婚の目的Category : 絶家の家族関係
今年はギリギリまで寒い冬でした。
たった4日間で冬から春を感じた日々を振り返って... 2月 19日 午後4時 東名高速足柄サービスエリア ( 静岡県 駿東郡 ) ![]() この4日後 ...春へ 2月23日午後2時 里の春の気配 ( 埼玉県 入間郡 ) ![]() ![]() 自然が四季折々に変化をする事は、間違いがありません。 人間の意識・学問が捉える知識は、間違いがあります。 常に新たに訂正、上書きされます。 故に、真理ではありません。 ーーーーー これまで宇宙の年齢は、 米国が打ち上げた衛星の観測などから、約137億年前 と言われて来ましたが、 3月21日、欧州宇宙機関(ESA)は、「プランク衛星」が観測した 誕生間もない時期の宇宙の精密な温度分布から、 これまでよりもわずかに古い約138億年前と云う研究成果を発表しました。 また、宇宙を膨張させる暗黒エネルギーが宇宙全体に占める割合は、 これまでの観測結果よりも4%程少ない68%との計算結果も発表しました。 今日の記事は、 ( 命の継承と運命 14.) 近代的自我の満喫・・・・・長女の結婚の目的 このシリーズは、今日で一旦、終ります。 いつかまた、続きを... 今回のシリーズ最後と云う事で、 近代合理主義がどれだけ我々の運命を歪め、深く影響をしているか、 そして、又、近代合理主義のその虚構を叩いてみようと思います。 すこし、いつもよりもむずかしいかも? ほほ。 私たちの存在は、良くも悪くも時代の申し子です。 現時点において、近代合理主義に染められていないと、 自信を持って言える人は皆無でしょう。 いいえ! 染められているなんて! そんな事を思いもつかないまま 自分の意識が捉えているこの今の世界観が、 あるロジックのフィルターを通しているなんて思いもしないでしょう。 生れてこの方、こうだったのだから、、、、、、と。 また、自分が近代合理主義に染められている事を 客観的に眺められる人など、そうそういません。 近代合理主義の圏外に、我が身を置かなければ、無理です。 現代人は誰もが、何にも染められずに自分の意志で生きていると... 自分は自分らしく生きていると... 意識(心)で思っています。 あはは。 ( 笑うなんて不謹慎ですね、、、ほほっ。 ) 自分? 自分らしく? そもそも自分さえ、何なのかが分らないまま、 現代人は、 もう、欲しいものはない。と思う位、この物質文明に恵まれて、 ”自分は自由である。”と意識(内心)で思っていますね。 ほほっ。 (あ、また笑っちゃった!!! ) あはは。 なぜ笑ってしまうのか??? あはは。 何にも染められずに、自分の意志で生きているとか、 自分は自由である。と内心で思っている、、、とか、 この思い込みは、まったくの虚構であると云う事が、 東洋的見地に立って近代化のフィルターの存在に気が付けば、 その偏頗な思想性が、偏ったロジックの正体が、透けて見えます。 ◎ 近代化のフィルターは、どう云うものかと言いますと、 近代化とは、 それまでの歴史的な伝統的なあらゆる風習を捨て、 社会を(意識できる範囲内を対象にする)科学的・合理的に改変しました。 宗教や世俗的慣習からの社会制度などを分離独立させ、 資本主義化による産業化、大量生産によるスケールメリットの追及です。 近代国家の特徴は、 (人間の定めた)法の支配による【法治】【自由民主主義】【中央集権】 (人間の定めた)法の下での【自由】【平等】【基本的人権】 人権主義、個人主義化です。 ◎ これをちょっと考えてみてください! この世で、過去に【自由】【平等】】【基本的人権】は、 人間が実現した事も無い、経験した事の無いものです。 それを仮そめにも、 近代合理主義の枠組みの上に成立をした近代国家は、 (人間の定めた)法の下(もと)ではそうしようと 本来、人間が手にした事も無いものを、 近代国家の憲法の統治の中だけで保障すると定めた訳です。 保障するって? 無いものをどうして保障するのか? あはは。 担保があって、 保障すると言った訳ではないでしょう? ポケットに在るからあげよう!と言ったのではない。 ポケットには、入って無いんだけど、、、 あはは。 憲法の中にロジックとして作為するから、、、 それがあるって事にして、さぁ! 役立てて行こう、 そう云う事ですよ。 ほほっ。 これが、憲法に拠って治めると云う事 ---------- 法治国家です。 意識が、前頭葉の中のシナプスで作った壮大なロジック・偽性・虚構です。 ----- 人間の頭の中、に在るものです。 ----- 人間の頭の中、にしか無いものです。 本来、これは、観念の中に在るモノって言うのよ。 実際は存在しないモノ。 人間の意識の中にあって、意識が作ったモノ。 東洋的な言葉で云えば、『陽』の範疇のものです。 ---------- 『陽』の偽性(うそ)そのものなのね! それを、現象化して具現させようって言うのね。 建物の設計図を、その通りに建てようって言うのと同じです。 建物は、物だから、設計図通りに材料を測って切って、 合わせて組み立てて建てる事は可能だけれど、 【自由】【平等】】【基本的人権】は、抽象概念でしょう? それらを、物と同じ様に、現象化できるのかなあ? つい、そう云う疑問を持ってしまいます、、、 そして、それを実現させた処で、 いつまで持つの??? つまり、 これら憲法の保障は、『陽』の無常の範疇ですから、 必ず、滅びる訳ですよ。------- いつかは、、、 おそらく、きっと 日本国が亡びれば、我々は難民となり、 この我々に対する憲法の保障は消滅し無くなります。 人間の観念の中に構築したロジックにしか過ぎません。 ほっ。 人権主義、個人主義化などは、虚構から生まれたそのまたドロジック! (ドロジックは、ひどいロジックと云う意味の私の造語です。) ほほっ。 ★ 東洋の『天地』の道理、自然の摂理等のように、 ----- 人間の頭の外、自然や宇宙へ探し求めたモノとは違います。★ 無いものを、さも在るかのように意識を騙す言葉のマジック。 この言葉のマジックこそ、意識の得意技なのよ! 意識が意識を騙す知識、情報、この果てしない狂騒!!! 以前一度、記事に書いた事があるのですが、 工場に、なぜ「安全第一」と云うスローガンを掲げるのか御存知ですか? と、大手メーカーの工場長をしている方から質問をされて、 教えてもらったのは、次のような内容でした。 まさに、工場には「安全」と云うものが無いからだと、、、 工場に「安全第一」を掲げて守ろうとするのは、 工場は、常に「安全」が脅かされている場である証拠なのであると、 「安全」が本然的に存在する場であれば、 「安全第一」と掲げる必要はないのです。と云う内容でした。 同じく、聖徳太子の十七条憲法の 「和(やわらぎ)を以て貴しとなす、忤(さか)ふること無きを宗とせよ。」とは、 現実的には、忤ふることばかりが多く、和が無かったと読むのですね。 これら近代国家が謳う自由、平等、人権、個人重視、と云う言葉も、 正確には、近代合理主義の科学的・合理的に改変した世界には その内実はありません。 『陰』を捨て去った近代合理主義の世界には内実はありません。無い。 我々の『陰』・徳性がなければ憲法や制度では実現できないのです。 もう一度、確認しますね。 現在の近代国家の憲法が謳う個人の人権と自由と平等は、 ≪法律で国民を扱う場合だけの≫自由と平等論です。 これは、人間の意識が作り上げた産物ですから『陽』です。 近代国家の国民である我々が、大いなる誤解をするのは此処です。 法律上『陽』の概念を、元々存在するもの『陰』として捉える事です。 それは、どうしてかと云うと、 憲法に書かれてある事を真実として受け容れた方が得じゃない? 自分は自由で平等でありたい! 願ったりと思い込むのですね。 まぁ、これも意識の都合よさ、勝手ではあります。 ああは。 意識とは、かようにいい加減、ご都合主義なのですよ。 あはは。 今さら、違うって否定したくない!!! ◎ 以上が、我々の中にある自らを騙す近代化のフィルターです。 この事を、どうか分別してください。 この『陽』の現象世界で、我々が自由である訳はないのです。 一人一人が平等である訳はないのです。 この事実を認識した上での、法の下だけの保障です。 これを分別しなければ、とんでもない錯誤へ陥ってしまいます。 みんなと同じでなければ不幸を感じる。 皆と同じ様になれない事は、不平等だ。 こう云う怨念で、 社会全体が、一つの均質化する方向へ行こうとする訳です。 だれだって現象世界でコボレルのはいやですもの、、、カッコわりー! これも、卑屈な意識の妄想ですが、、、 あはは。 男女平等と同じです。 これでは、誰もが自分の役割と云うものを理解しない幼稚な社会です。 それは、正しくありません。 『陽』・ 人間の意識が作り上げた自然のありのままを排除した空間、 巨大なカプセルのような近代合理主義と云う偽装世界が、 あらゆる大前提にあって、 我々がそれに都合がいいと騙されている限りは、 この偽装世界を補完し補強するロジックを生み出して行く事が「正」になり、 ゆがんだ「正」を正当化する社会、 そのゆがみを正当化するロジックを作り出す頭・前頭葉が、 必要とされ評価を受けるようになります。 その結果は、悪人が栄え、善人が滅びる社会です。 これは、どうしても避けなければいけません。 事実、資本主義社会を生きて行く上では、 人間そのものが組織や機械の一部分のようになっていかざるをえず、 自由、平等と言いながら個々人の人間の尊厳は失われ奪われて行きます。 だけれども、しつこく押し寄せる ~~我々は自由だ~平等なんだ~~と云う安楽な波、 そう思わせようとする近代合理主義的思考の使役力は強くて、 なぎ倒されている方が楽な位です。 波に乗っちゃえ!! 思わず謙虚さと礼儀を忘れそうになるわ ーーー ほほっ。 それだけ 人間のマス‐プロダクション【mass production】大量生産化、均質化が、 進んでいると云う事でしょうね。 近代化が達成したのは、工場での均一化された製品の大量生産化でした。 均質な製品が大量に生産できるーーーその成功は物だけではなく、 人間にも及んでいるのですね! 我々をも、工場製品のように均質化してしまうのです。 そうそう、1936年、今から76年も前に、 その様を、チャップリンが笑いにしたのが「モダンタイムス」でした。 まるでブタの群れのようだと映す通勤する男たちの群れ、 大量生産の工場で、ベルトコンベアーで流れる器具のネジを締める滑稽さ、 その癖で、女性のお尻までネジを締めるようにネジって、 あはは。 よろしければ、YOU TUBEでどうぞ! Charlie Chaplin: Modern Times Part 1/9 . 現代が、------------ 個性を重視しているなんて、ウソっ! (これも、個性を無視しているからこそ、こう言いたくなるのね!) いつのまにか、マス・コミュニケーション【mass communication】 大量伝達によって我々一般大衆は、工場の均一な製品のように、 皆が同じような意識の満足を貪(むさぼ)っています。 りっぱな*全員が餓鬼界の住人!のできあがりです! ここまで我々国民を均一化したら、御上が我々を扱うのは楽です。 *餓鬼界 = 仏法で説く十界の下から2番目の境涯。 欲望に支配された貪(むさぼ)りの意識に支配された人の状態。 意識に、自由だ~平等なんだ~~と吹き込まれて、 その結果、真に自由になったのは、我々一人一人の欲望です。 みんなが自分の欲望をむき出しにする事が日常茶飯事、 その事にみんなが平等に馴れてしまったのです。 我々は、自分の欲望を冠のように頭(かぶり)、身分は欲望の家来です。 欲望と意識とどちらが強いかって言ったら? それは、欲望でしょう。 意識の仕事は、どんな欲望でも正当化できるロジックを作る事です。 意識を信奉すれば、欲望の下僕のそのまた部下になると云う事です。 意識を信奉すればするほど、自由になれますか? 目に見えない徳の力を無視し、権利と義務に置き換えた、 おバカな近代合理主義よ ------- 『時』について少し、、、 そもそも、純粋な今、現在と言う『時』はなく、 太陽光でさえ、地球に届いた時には、8分前の光りと云う事でした。 それが訂正をされていて、もっと衝撃的な事に、 なんと! 100万年 + 8分前だったのです! と云うのは、 太陽中心部で発生した光が、太陽内部を抜け出すのに100万年かかる! と云う事らしいのです。 これは太陽内部が大変高密度であることが原因です。 ほっ。 だから、私たちが今、浴びている太陽光は、ほぼ100万年昔の光です。 私たちは太陽の大過去に守られて命を存(ながら)えておりますの。。。 私たちを、太陽の大過去と少しの過去の光が照らし、 我々を永遠の未来へと導いているのです。 それが、今、と云う『時』の、我々の立ち位置、即我々の運命です。 運のとっても卑近な例えを出しましょう。 昨日出された宿題を、きちんとやって学校へ行くか、やらずに行くかの違い、 今日、学校へ行ってどんな待遇が待っているか? 全ての過去が今と云う『時』に凝縮している、、、運命です。 -------- 結婚についての運命。 人が徳性を失って来れば、結婚の目的すら変わって来ます。 男女の天秤棒が、狂い始めているどころか、 欲望を自分の能力で叶えられると自信を持つ時代の先端に行けば、 狂気の倒錯の完全世界が出来上がっている。ーーーーー 女性が、近代的自我を満喫したらどうなるのか? 本来の一般的な結婚の目的が、ここまで薄められてしまう、、、 こう云う結婚の目的までが堂々と出て来たのか? と云う、、、 今日は、そう云うDKさんの鑑定事例を紹介します。 DKさんは、60代後半の御婦人です。 高校の家庭科教師を辞めてからは、 若い頃から教えていたお琴の教室の指導に専念しています。 御主人は、同じく高校の物理の教師でした。娘が二人います。 こう云うご家庭は、間違いなく子供の教育に熱心です。 DKさんも、名門校を受験できる学区へ引っ越しをし、家を建てて、 知識教育、学校受験、エリートへエリートへと云う親からの強い誘いで子供 たちを育てられて来たそうです。 教育に手厚い環境がこれだけあっても、お勉強が好きではなかった次女は、 年頃に嫁して男女一人づつの子供に恵まれ実家の近隣に住んでいます。 御相談は、この環境を生かすべく能力があった長女の方についてです。 優秀な頭脳を持った長女は東京の大学を出ると、 さる外国の国営放送局へ就職を希望しました。 (能力があると、人は思いもかけない望みを持つのですね! 私なら、日本のNHKでいいじゃないかと思うのですが、、、あはは。) しかし、まずそう簡単にその国の放送局が日本人を採る事はなく、 語学力そのものよりも、それが公用語になっている国に住んでいる事が 採用のテストを受ける条件だと云う事の為に、 22歳で一人でアメリカへ渡り一人暮らしを始めます。 生活は、在米の日本企業でアルバイトをしたり努力をなさったようです。 そこらまでは、ご両親も長女のやる気に応援をしようと思っていたらしいので すが、何度かチャレンジする内に、某国の国営放送局の外国人の採用枠に、 外国人なら既婚者ではないとダメらしいと云う情報が入って来たとか、 それならアメリカで某国人を見つけて結婚をすると云う長女に、 両親は、反対をし説得をしますが聞く訳はありません。 その間に、さっさと某国人と結婚をした報告をして来た長女に、呆れて、 娘の人生は娘の人生だと割り切ろうとするけれど、釈然としない、 DKさんの夫は、今、寝たきりになって長女の住むアメリカへ行く事もできず 親として娘に、せめてまともに子を産む結婚をさせたいと願っているが、 それも無理の様子、夢を追っかけるのもいい加減にさせたいのだが、、、 ここまでして長女の夢は叶うのですか? 子供は生まれないでしょうね。 長女は我が家の教育の成果だと喜んでいたのが、、、 とおっしゃるのです。 本当に、日本は資源の無駄使い、 人間の、男女と云う資源の使い方を誤っているわね! 男女は平等と教え、 近代的自我を行使する事が新しい生き方と煽って、競争をさせて、 欲望を、夢や理想と言い換えて、 それを実現する為に努力をする事が、 人間として正しい生き方だと思い込むように教育の均質化を進め、 そう云う人間の複製を、マス‐プロダクション大量生産化して来た挙句が、 -------- 少子高齢化ではないですか? 2040年推計 高齢化大都市圏で加速 全都道府県30%超 人口減、20年から これらは、最近、目につく新聞の大見出しです。 日本は、資源の少ない国土ですが、人間と云う資源も少なくなるのですね。 この事が、年金、医療費、生活保護、あらゆる国の施策に 今後、影響をして行くのですよ。 それを訂正するには、 いのちの継承と云う自然の領域における命のありのままを排除し、 代わりにその上に積んだ西洋的意識の作った偽のロジックを、 まず、掃き出す事から、その始末をする事からが、先です。 人間の意識の奥深く、五感で掴まえられない『陰』の奥深く、 命の息吹を生み出す『陰』そのもの、 命のタネである『陰』を失った事により、 我々の一番身近な問題、 それが家族の喪失(不妊、離婚、シングルマザー、非婚)の現象を生み、 家族、家庭の否定から、その崩壊を招いていると云うのが、 運命学からの提言であります。 警告です。 『陰』は、本来、地中深くある根に例えられるもので、 意識界での生産性の表出を致しません。 が、意識界での『陽』の生産性の根源が『陰』なのです。 『陰』の創造性が存在する限り、『陽』は栄えます。 『陰』の徳性が欠乏すれば『陽』は萎(しぼ)みます。 この事から、女性は本来の役割に戻ってもらいたいのです。 が、女系の家に生まれた女性は、男以上の力を持って生まれて来ます。 今の世は、目先それを断然! 評価してしまいますから、 本人も、家族も、それがしあわせだなんて勘違いをしてしまうのですね。 どうしても社会へ出て活躍するようになります。 それを、今般、現代の潮流の中で、他人が止める事はできません。 『陰』が後退して、磨滅した人の住む家は、 やがては、命の継承がなくなり、絶家と云う現象が生まれる。 つまり、あまりにも『陽』のみに傾いた家は、滅びるのです。 それは、住む人間の心が『陰』を尊ばずに、 『陽』の現象界のみの価値観に染まった時、 その子孫は、生まれる事ができなくなるのではないか? これを、只今、仮説として提示しておきます。 その絶家と云う結果を積み重ねれば、 国の存亡に係る現実に警告を発して行こうとする記事でした。 後は、真贋は読者の皆さまが無意識との対話を通じて、 感得してください。 長い記事を最後までお読みいただいて、感謝でございます。 次の更新まで、 よき日々をお過ごしになってくださいね。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。 |