![]() 2010
05/11 22:13 |
悩みの原因3 主観の世界から客観性の世界に羽ばたく翼のちからは?Category : 不幸の原因
![]() 尾瀬の群馬側の入り口、大清水 標高1180m 国立公園のほとんどの土地を東電が所有している。 今日は、もう新しいジャンルで記事を、と思っていましたが、 前回の記事に、さまざまなコメントをいただきました。 それぞれが各々の立場でくださったありがたいコメントですが、 今回ほど、その違いが興味深かった事はありません。 下へご紹介しましょう。 実は、私自身、書きたりなかったかな?と反省する点がありましたので、 今回も、「 悩みの原因 」を続けます。パート3です。 ☆ 今日、cosmosさんのブログを読んでて、益々感じました。 やっぱり、全ては自分なんですよね。 ☆「苦」に直面したときの対処法・・・「自分を見つめて!」ですね。 人生は、心一つの置きどころ!ともいいますが、 現実を直視できる強い心を持ちたいと思います。 ☆ 主観の世界から客観性の世界に羽ばたく= 羽ばたくには、なにか大きな力がいるような気がして= どこから、その力を得るのか、考えてしまいました。= 宇宙と一体になった時に羽ばたける? そう一瞬ひらめいたのですが= ☆ 主観と客観との相違点を見つけられるには、相当冷静に自分を見つめられ ないと、、、 拍手コメントから。 ☆ 言われてみれば、まさに自己欺瞞の世界に生きてますね。 あははっ~! 本当にいつも温かい個性あふれるコメントを、ありがとうございます! この際、少し深掘りをしてみたいと思います~ (笑い) さぁ、うまく水脈に突き当たるか、どうでしょう~~ (笑い) コメントいただいたのを、要約すると、 まさに自己欺瞞の世界に生きているので、 その主観から決別して、反省をする。 自分の責任で冷静な客観性を持って自分を見つめる。 見つめると言っても、単に見つめるだけでは、 あくまでも、観念の遊戯に陥る世界です。 自分流の自我に汚れた見つめ方しかできません。 それを、おそらく、 ☆ 主観の世界から客観性の世界に羽ばたくには、 大きな力を何処から得るのか と、気が付かれたのでしょうね! すばらしい!!! なんと言っていいのか?! そして、主観=客観の合一した世界を目指す。 これですね~ 実にすばらしいと思うのは、いつの間にか、 見つめるだけで、なんとかなるという自己満足的なあきらめを、 脱しようとする皆さんのエネルギーです! それを伝えたくて記事にしたつもりですから、 ここまで理解をしていただいてうれしい限りです! 念の為にパート3の記事を書こうと思ったのは次の点です! 心の思い方だけで、なんとかなると思うのは、 それでは、あまりに唯心的すぎます。 唯心的な低空飛行を超えなければ、 反省や改心が偽善に堕ちてしまうことだってありますからね。 そういう甘えでもって、苦や悩みから解脱をしようと思えば、 今の世間に流布している西洋文明の唯物的思考へ流されるか、 どちらにしろ、低レベルの停滞感しか残らないですから・・・ これらはどちらも、唯心も、唯物も自己欺瞞の一種です。 自己欺瞞は、徳を失くし尽くすスパイラルです。 苦を避けるノウハウや、悩みを避ける対処法は ネットのなかでは、商売になっていますから。 そういった要領を売るセールストークに溢れた今の世の中は、 中身がいかにもあるような欺瞞的な言説が広まっていますから。 キラキラした言葉や、フレーズが先行しています。 自分を見つめる。と言いながら、言葉だけ、 結果的には、忍耐だけを強いる対処法に堕ちてしまいます。 最後は、諦めしかないのですね。 これは、人をだます、古典的な手法です。 むかしは、プロがヤッテいた事を、今は素人がヤッテいます。 その餌食にならないように、、、、、 それだけは、避けなければ、、、、、 自分を見つめると、言っても、簡単ではありませんね! それは揺るぎない、不動の対境があってのことです。 こちらの甘えを許さない確固たる存在があってのことです。 言葉や、本に書いてあるフレーズにだまされないでください。 それらは、あなたの甘えを利用して、あなたを利用したいのです。 揺るぎない、不動の対境とは? 具体的な一つの例を書いてみましょう。 先日、運命学の生徒さん初心者ばかりの皆で、山登りに行った時、 こういう事がありました。 頂上からの下山道で、私のすぐ後ろを歩いていたMさんが、2度も滑って仰向 けに倒れました。 一番、活発で元気、背もすらっと痩せたMさんが、転ぶなんて、、、 それまで楽しく話をしながら歩き進んでいた皆は、びっくり! その時、後ろの別のグループの下山の人の中から、 「 よそ見して、話をして歩いたらだめだ! 」と声が飛んで来ました。 怪我がなくて、よかったけれど、左側は柵のない崖よ! やれやれ、と胸をなでおろしながら、私は、原因を探っていました。 靴? 靴底? 荷物のバランス? 不注意?などなど、、、 帰りの車のなかで、Mさんが私に、質問をして来られました。 Mさん、「 歩くとき、何処を見て歩いていらっしゃるの?」 私、 「足場のない山道だから、次の一歩をどこへ踏もうかと 足元と道ばかり見て、必死になって歩いていたわよ。」 Mさん、「そうなんですね! 私、皆さんがおしゃべりしながら気楽そうに歩い ていると思って、景色がきれいだとか、周りを楽しみながら きょろきょろ見て、歩いていました。」 私、 「えっ~そうだったの? 余裕を感じていたのね 」 Mさん、「 というか、馬鹿なんですね! 楽しみに来てるって勝手に先入観が あって、御気楽に思っていたから。だから、転んじゃったんだって、 よそ見するなと知らない人に言われて、、、。 」 私、 「 そうね、今日の道は、よそ見する余裕はなかったわね。」 Mさん、「 それがいつも私は、そうなんだな、と気が付きました。今まで何か ずっと、御気楽に生きてきたのが判りましたよ~」 私、 「 そこまで考えたの? すごいね。自分の生き方まで反省したんだ!」 Mさん、「そう、いつも注意されて反発してきたけれど、自分が普通の人とそこ が違うんだって、さっき転んで判ったというか、 自分の行動に対する不 注意さに、そう、今日気が付いたわ!」 私、 「 まぁ!すばらしい~ 不動の山が相手だから気が付いたのよ。 自然に対しては人間が変わらなくちゃいけないものね。 自分と同様に移り変わる相手なら、相手が悪いって片付けられるけど。」 Mさん、「 山のぼりや自然が相手って、なにかしら気がつけるのですね。 自分が馬鹿だなって素直に気が付かせてもらえるし、同じことをしても いろんな取り組み方があるし、いい経験、山登りを続けて行こうと思いま した。」 私は、内心、はた目も気にせず素直に心を吐露するMさんを見て、 自然を相手にしたら、どんな人も素直になれるんだなぁ~と感嘆しきり! Mさんは、心なしか、まあるい感じに変わっていました。 ということで、Mさんは自分を見つめるいい結果が出たということです! この気づきは、人生万般へ行き渡ることでしょう。 めでたし! このように、人は、自分の主観の狭さや偏狭さを、 打ち砕いてくれる対境に出遭って、自分の姿に気が付くのですね~ それは何かに打たれたり、失意や感動の中から、 自己の主観を捨てられるのです。 自分を見つめる対境として、自然は、おおいなる師匠なのです。 あなたも、自分の主観を捨ててでも飛び込める客観を見い出して、 自分が対境と調和する桃源郷を、 あなたの周りに、すばらしい時空を実現してくださいね。 それは、 まあるい輪の中へ包まれて、宇宙に浮かんだ浮遊感、 ひとつのリズムで揺れている、そういう幸福境ですよ~~。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。
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おはようございます!毎回来させていただくようになりました=
尾瀬にいかれたのですね= 私も前に、家族で行ったことがあります= 山登りは、どんな仲間と行っても登るのは一人ですから= 自分の心身を鍛えるのには、一番いいのかもしれませんね= 励ましあう仲間と、それぞれの成長を認め合える成果があったらすばらしいと思います= 揺らがない不動の対境があって初めて自分の主観を乗り越えられる= それが、自然とは再認識を致しました= こんばんは!>まあるい輪の中へ包まれて、宇宙に浮かんだ浮遊感、
>ひとつのリズムで揺れている、 これってなぁんだろう? 重力が無くなった状態? 不思議な状態ですね。 二人の心が、ああ、二人でなくてもいいのですが、みんなの心が一つになってという事で、 心が軽く感じられるってことでしょうか? 連帯感かな? 私の仕事は、主観を排してやる作業が多いので、 チームが本当に結び付いた時は、動作が軽やかになるのです。 人との出会いも大切といわれていますが、
有無をもいわせない、絶対存在の自然(対境)に出会う体験によって 自分を見つめ直すことが可能になるのですね。 自然に接することの大切さを再確認したような気がします。 桃源郷はまだ遠そうですが・・・。 おはよっ!仕事で海外を廻って来て、部ログは暫らくぶりで、山登りですか、、、
尾瀬が、東電さんのとは知らなかったよ。 電力や車のエネルギー関連は、今は昔大変な時代です。 人間は、おっしゃる通り、変わらないと生きていけませんから、 変わりましたね!夜は早く寝るようになりました、時差の恩恵でしょうか。 癌の話、大いに参考にします。 管理人のみ閲覧できますこのコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: おはようございます!> 毎回来させていただくようになりました=
> 尾瀬にいかれたのですね= > 私も前に、家族で行ったことがあります= > > 山登りは、どんな仲間と行っても登るのは一人ですから= > 自分の心身を鍛えるのには、一番いいのかもしれませんね= > 励ましあう仲間と、それぞれの成長を認め合える成果があったらすばらしいと思います= > 揺らがない不動の対境があって初めて自分の主観を乗り越えられる= > それが、自然とは再認識を致しました= ★ご家族で尾瀬へ、それは良い思い出ですね。 なにか郷愁のあるところですね・・・ 登山と言えるのか、ハイキング程度なのですが、今後も続けていこうと思っています。 いつもコメントありがとう! 感謝☆cosmos Re: こんばんは!> >まあるい輪の中へ包まれて、宇宙に浮かんだ浮遊感、
> >ひとつのリズムで揺れている、 > > これってなぁんだろう? > 重力が無くなった状態? 不思議な状態ですね。 > 二人の心が、ああ、二人でなくてもいいのですが、みんなの心が一つになってという事で、 > 心が軽く感じられるってことでしょうか? 連帯感かな? > 私の仕事は、主観を排してやる作業が多いので、 > チームが本当に結び付いた時は、動作が軽やかになるのです。 ★”まあるい輪の中へ・・・”ですか? あはは~、私の経験から書きました~ 通常でない感覚でつながった雰囲気が、、、あったのです。又、機会があれば紹介しますね。 たしかに、気持ちがつながったら動作も早く間違いの起こらない、効率的な仕事に打ち込めるのでしょうね。 いつも、コメントをありがとう! 感謝☆cosmos Re: タイトルなし> 人との出会いも大切といわれていますが、
> 有無をもいわせない、絶対存在の自然(対境)に出会う体験によって > 自分を見つめ直すことが可能になるのですね。 > > 自然に接することの大切さを再確認したような気がします。 > 桃源郷はまだ遠そうですが・・・。 ★人と人とは、必ず甘えが出てきます。 それをも認めない厳愛の師匠なら別でしょうが、、、(笑い) さじ加減が、むずかしいのですね~ 山や自然に籠もって修行をすると言うのが、判るような気がしますね。 いつもコメントありがとう! 感謝☆cosmos Re: おはよっ!> 仕事で海外を廻って来て、部ログは暫らくぶりで、山登りですか、、、
> 尾瀬が、東電さんのとは知らなかったよ。 > 電力や車のエネルギー関連は、今は昔大変な時代です。 > 人間は、おっしゃる通り、変わらないと生きていけませんから、 > 変わりましたね!夜は早く寝るようになりました、時差の恩恵でしょうか。 > 癌の話、大いに参考にします。 ★あぁ~海外へ? うらやましいです~、どちらまで? お疲れさまでした~ 日本は、いつのまにか春うららですよ。びっくりなさったでしょうね。 電力、エネルギー、石油、お詳しいのですね。 ひょっとしたら、コメントを次の記事に利用させていただくかもしれません。 よろしくおねがいします。いつもコメントありがとう! 感謝☆cosmos 鍵コメントさんへコメントありがとうございます。
又、よろしくおねがいします。 |