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05/17 14:59 |
『時が主役1』 おそらく2020年。『オイル・クランチ』が来るかもしれないCategory : 不滅なもの
![]() 尾瀬のミズバショウ 真ん中の穂芯のような処が花 葉は、夏には背丈ほども伸びます。 今日も、いただいたコメントから始めます。 尾瀬が、東電さんのとは知らなかったよ。 電力や車のエネルギー関連は、今は昔、大変な時代です。 人間は、おっしゃる通り、変わらないと生きていけませんから、 変わりましたね!夜は早く寝るようになりました、時差の恩恵でしょうか。 あははっ~! 人間は、変わらないと生きていけませんから、というフレーズ! 気に入りました~~ 今日は、易の本質、『時』がテーマです。 時と共に全てが移ろう、その変化に私たちは、 積極的にどう係わっていけばいいのか? 今までの常識が覆る、おもしろい時がくるのでしょうか? 尾瀬に行った時に、もともとこの地が、 日本の工業化の為の電力供給の水力発電の水資源地帯として、 今の東電に引き継がれた土地であることを知って驚きました。 これは想像ですが、 もしか、そういう目的で この広大な土地を買い占めていなかったら 中小の観光会社のホテルや旅館が立ち、別荘地帯とて 土地は細切れになって売られたかもしれないと思いました。 工業化という、電力開発のための大規模計画のおかげで、 尾瀬の自然も結果的には守られた? そうなるのではないかと思います。 東電も今更、 尾瀬を水力発電の場所として使おうなどとは思わないでしょう。 現在の尾瀬を守る為に、湿原の木道などを整備したりしているようです。 このように、 物事の目的や、価値観は、時間と共に、移ろって変化をしていきます。 これこそが東洋の易学で一番重んじる縦軸、『時』です。 万物は移り変わる。この事象にどう係わっていくのか? 係わり方の自在の智恵を、自分自身でどう身に付けていくのか? 自在の智恵という中には、 前回までの”主観から客観へ”という自在感も含まれますよ。 今、どういう時代に生きているのか? コメントの中の電力、エネルギーの転換点、そこから記事を書きますね。 こういう時の変遷に関していろいろ考えてみると、 『時』は、無作為の無意識の答えを出してくれる一つの智恵、 であると思います。 私たちの頭脳の及びもつかない答えを出してきます。 すべて主役は、”時”です。 たとえば恋愛、 いくらある人が、主観で、”これ以上の恋愛はない”って 愛していると思っても、周りから客観的に見れば、 ”どうしてあんな人がいいのかしら? 病気だわ!” あはは。 そのくらいに見られて、ちょうどいいのかも? あはは~ 『時』は、名医であり、癒しであり、 『時』は、あらゆるバランスを取ります。 『時』は、あなたの命がバランスを取って保全できる方向へ、 物事を運びます。 時は、あるとき、無残にも全てを打ち切ります。 その理由は、当事者の中に、始まった原因のなかにあるはずです。 大失恋で壊れた恋愛だって、そうなのです! 長い時を経る事ができない恋愛だった。だけです。 ある意味、天の計らいでしょう。 凡愚の身である私たちに、それが悟れないで、 いつまでも悲しむのですね! あはは。 なにであれ、 命が守られる方向へ行っているのは間違いないのだから、、 命の糧を守って行きましょう! 命の糧に感謝しましょう! ”命がバランスを取って保全できる”って? わからない? あは! このブログをお読みいただいていたら、 いつか必ず、お分りになるはずです。 今、生きている、 今、流れている時だって、 人間は、目先の欲で現在を生きるのに精一杯の有様ですが、、、 私達が意図しない、意識もしていない結果に 至るという事は十分にあります。 常々思う事は、 目の前で正しいとマスコミの情報や、軽いノウハウ本などが言う事を、 そのまま正しいと受け留める癖は、もう止めたほうがいいと思って、、、 十数年が経っています。 実際、あまりにもウソが多いのです! ”時”の審判に掛けないとどんなものだか? そう思っています。 あまり時代的な動きには、一番で乗らないように、、、。 エコノミックなコマーシャリズムが仕掛けたものは、 そのうちゴミを残して去っていくような空騒ぎのものばかりです。 生き生きさは無く、時代が疲れていくばかりです。 先日、訪問鑑定でお邪魔したご家庭で、 私がその場で”先生”と呼ばれているので、 その家の4、5歳くらいの御孫さんが、 私の事を、幼稚園の先生とでも思ったからでしょうか? たまたま私と二人だけになった時、 目の前にあるテレビを指差して、 「テレビのなかは、全部本当の事?」と、 つぶやくように訊いてきました。 テレビのなか? 一瞬、意味が判らずに考えましたが、 あ!賢い子なんだ~ ! 「 そうね!そうかも知れないって気がついたのね? えらいわねぇ~ ほんとじゃないって思ったの? 確かめたいのね!」 そう言って、彼の反応を見ますと、 納得したように頷きながら私の顔を見ています。 もっと何か言ってほしいんだなぁ~ 知りたそうです。 「アニメとかは、作り物って分るでしょう?」 肯いています。 「本当に生きていないのね。 ニュースだって、本当にどうなのかは、 自分で行って自分の目で見ないと分らないと思わない? でもいちいち行ってる暇がないから、 こんなのかなぁ~ってほんとうに? と思って見てるのね。 でも、行って見たら全部ウソかもしれないね。」 黙って深く頷いて、 やっぱり、テレビってその程度? という彼なりに得心した様子でした。 全部ウソかもしれないね、という言葉にたじろぐかと思いきや、 彼は、その言葉で、落ち着いておとなしくなりました。 ウソという言葉を私が口にしたのは、 4,5歳の彼が、「全部ウソよ!」と、言ってほしがっていた、、、。 きっと、この子は心の底ではテレビのウソウソしさを、見抜いていて、 私なら、きっとそう言ってくれるとどこかで思って、 訊いて来たのだって、ピーンと来たからなのです。 家族に訊いても、きっと子供だからと、 いい加減に誤魔化した答えしか言ってもらえない ? 彼は、それを知っているかのように、 ずっと、心に抱えていたことを口にしたのです。 この子とのこの会話、この光景が忘れられない~です。 子供は、未来から来る、と言います。 たしかに本当ですね。 今の訳の分からない、グジャグジャな社会を 幼児の時から、眺めて育っているのですものね。 大人より鋭敏な感受性で、ウソと本当を見抜いている。 きっと、この子は、 何が本当か、自分で考えて確かめる賢い大人になるんじゃないかって、、! 未来のそういう大人と会話をした。そう云う感覚が残りました。 幼児と話して、よくある感覚なのですが、 1歳くらいから、 表は幼児、内面に長老、お爺さんを感じることがよくあります。 今日は、心配性なお爺さんと出会った、そういう残象感です。 過去と未来の『時』が幼児の中で出遭っている不思議さでしょうか。 ところで、ピークオイルという言葉をご存知ですか? 「安く豊富な石油文明の終焉(しゅうえん)」の事です。 (石井吉徳・東大名誉教授) これも、一つの過去になろうとしている”時”の名前です。 1956年、米国の地質学者のハバートは、 米国内の石油生産は66年~71年に生産量がピークと予測し、 現在、それは結果的に当たったとされています。 安くて潤沢な原油生産はすでに峠を越したとの認識です。 油田はまだまだ地球上に存在します。 石油資源が全くなくなるのではなく、 低コストで生産できる油井が減り、 生産が峠を越すピークという意味です。 オイルサンドと呼ばれる質の悪い石油資源も大量にあるらしいのですが、 しかし、それらは生産が難しい深い海底や極地にあるので、 ガソリンなどに精製するには大変なコストがかかる。 低コストでの供給は難しい。 結局、石油資源は希少化し価格は上昇する。 高級品になるのですね。 1リットルが1000円!!以上にもなる?と言われています。 オイルピーク論者の間では世界のピークについては、 2010年とする見方が一般的です。 また国際エネルギー機関(IEA)のエコノミストは昨年、 「おそらく2020年。需要の増加次第で2010年以降に 『オイル・クランチ(原油の需給逼迫)』が来るかもしれない」 と注目的な発言をしています ご存知でしたか? もう身近な問題です。 10年以内に、1リットルが1000円以上になるかもしれない。 そうかも知れないと思ったら、いろいろ考えられますね。 私的には、現代文明の中で、一番迷惑だと思っているものが、 化学的な、便利だというフレーズで押し付けられている化学製品群です。 それらが安価で製造できなくなればいいのに~~! あはは。 防◯剤、 ◯◯剤、ばっかり! もう、うんざり~! 一切使う必要のないものを、押して付けて売る、この資本主義の俗化! こんなあきれる文明はもう、終わってほしいと思っています。 不滅な文明は、ないのです。 不滅なものは 『時』そのものです。 安っぽい物質文明も、安い石油もピークアウトしてほしい! あはは。 貴重品として、どうしても要るものに、限定的に使えばいいのです。 今日は、これで、 また次へつづきます。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。
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Comment |
なにか爽やかな気を・・・斬新な5月の風に、触れたような読後感でした=
オイルピーク、オイルクランチも難しい事は、頭で考えられないけれど= (笑) 何も心配しなくていいのよ! 怖くはないわ!= cosmosさんがそう言っているようで、あらゆる変化を受け入れられる?= 寛容さをいただいたようです= 管理人のみ閲覧できますこのコメントは管理人のみ閲覧できます
わが意を得たり・・・化学物質過敏症などの患者の人たちを見ていると、今の文明の罪悪が見えてくるようです。
罪悪と言いながら、その根を絶てないこの文明の貧弱さは、どこからと疑うようになりました。 そのあたりが、東洋的思想と合うのですね。 変化の合理性、自在感、これから来るだろう時代の変化、興味が尽きないです。 最近のブログ2-3題を読んで「人間はいづれ滅びます。自然に逆らっていても、自然に従っていても・・・」
と、私は思っています。 滅びるまでの時間を延ばそうとして、人間がどうあくせくしても、さほどの時間は延びないでしょう。 いや、このまま自然に逆らって、科学とか経済とかに頼っていたら、人間が滅びる時間は急速に縮まる様に思えてなりません。 人間が増え続けないと立たない経済、人間が増え続けるると壊れる地球の自然、これを科学の力では解決出来るとは思えませんから・・・ それよりも、人間が滅びる前に、人間の精神が滅びるのではないでしょうか、それは、思っているより意外に早く訪れるのかも知れません。 最近の人間社会は、はその兆候が見えてるのではないかと思う事が有りますが、そんな事は無いのなら良いのですが・・・。 つづく 最近のブログ2-3題を読んで 2「人間が滅びる前に人間精神の滅び」、これならだいぶ先に伸ばす事が出来るかも知れません、それは方法は自然に学ぶ事です。
人間が地球に生存を始めてから、ついこの間まで人間が学んで実行して来た事ですから、出来ない事は有りません、きっと出来るはずです、人間の精神を持った人間なら・・・ 科学も経済も無くしろと言うのではありません、使うポイント(観点と言うのでしょうか)を間違えない様に、と言う事ではないでしょうか。 人間が便利に生きていくためではなく、人間も他の生き物も、安心して生きて行くためにです。 と言う事で、このところのブログ2-3題を読んで感じました。 的外れでは有るでしょうが、全くの方向違いでもなかろうと思ってる次第です。 ただ、私だけの事を考えるに、地球・人間などと言う大きな話はさておき、愛妻様と些細な事で喧嘩した後、何時どの様に関係修復し、普通の生活を続けるか・・・で有りますけどね(*^^*) 後残った生存期間、長くて20年、その内、元気で過ごせるのはわずかですから、安心して生きたいものです。 Re: なにか爽やかな気を・・・> 斬新な5月の風に、触れたような読後感でした=
> オイルピーク、オイルクランチも難しい事は、頭で考えられないけれど= (笑) > 何も心配しなくていいのよ! 怖くはないわ!= > cosmosさんがそう言っているようで、あらゆる変化を受け入れられる?= > 寛容さをいただいたようです= ★ほんとうに、一年で一番いい季節かもしれない時に当たっているのでしょうね。 さわやかな風が、吹いています。horinoriさんのところと同じ風です。 あらゆる変化を受け入れられる柔軟性こそが、生き延びる智恵ですね! 何も怖がらなくていいのです。天の下、地の上で起こることです。 いつも変わらぬ友情、ありがとう! 感謝☆cosmos 鍵コメントさんへいつもありがとう! 感謝☆cosmos
![]() Re: わが意を得たり・・・> 化学物質過敏症などの患者の人たちを見ていると、今の文明の罪悪が見えてくるようです。
> 罪悪と言いながら、その根を絶てないこの文明の貧弱さは、どこからと疑うようになりました。 > そのあたりが、東洋的思想と合うのですね。 > > 変化の合理性、自在感、これから来るだろう時代の変化、興味が尽きないです。 ★変化の合理性ですか。。。? 自在感、これこそが、主観と客観性の溶け合ったなかで出てくるものですよ。 化学物質嫌いですね! ほんとうに大嫌いなの! あはは~ いつも変わらぬ友情ありがとう! 感謝☆cosmos Re: 最近のブログ2-3題を読んで> 「人間はいづれ滅びます。自然に逆らっていても、自然に従っていても・・・」
> と、私は思っています。 ★私もそう思います。時間的な長さはそれぞれですが、、、。 > 滅びるまでの時間を延ばそうとして、人間がどうあくせくしても、さほどの時間は延びないでしょう。 > いや、このまま自然に逆らって、科学とか経済とかに頼っていたら、人間が滅びる時間は急速に縮まる様に思えてなりません。 ★人間は、滅びるまでの時間を延ばそうとしているのか、どうか今現在、疑わしいですね。 > 人間が増え続けないと立たない経済、人間が増え続けるると壊れる地球の自然、これを科学の力では解決出来るとは思えませんから・・・ ★平気でこういう事を言う今の知識人たちは、賢いとは思えないです。 やっている事が、本気なのか? 単に本質のない見栄っぱりなのか? (笑い)> それよりも、人間が滅びる前に、人間の精神が滅びるのではないでしょうか、それは、思っているより意外に早く訪れるのかも知れません。 > 最近の人間社会は、はその兆候が見えてるのではないかと思う事が有りますが、そんな事は無いのなら良いのですが・・・。 > > つづく ★もう、はっきり言って精神的には壊れていますね。 困らない。苦しまない。問題を突き詰めて考える事ができなくなっていると感じています。 同じようにそれが、肉体にも出ています。 一般にはそれが、今の時代的なもの、価値観の多様性、という解釈をしているのですが、、、 Re: 最近のブログ2-3題を読んで 2> 「人間が滅びる前に人間精神の滅び」、これならだいぶ先に伸ばす事が出来るかも知れません、それは方法は自然に学ぶ事です。
> 人間が地球に生存を始めてから、ついこの間まで人間が学んで実行して来た事ですから、出来ない事は有りません、きっと出来るはずです、人間の精神を持った人間なら・・・ ★そのとおりです! 中国の『呂氏春秋』には、そればかりが書かれています。 自然を天という言い方ですが、天に従うことが生きることであると、それを順生と言うと。 本来、人は、自然の中で住み、自然に学んで生きなければいけないのですね。 > 科学も経済も無くしろと言うのではありません、使うポイント(観点と言うのでしょうか)を間違えない様に、と言う事ではないでしょうか。 > 人間が便利に生きていくためではなく、人間も他の生き物も、安心して生きて行くためにです。 > > と言う事で、このところのブログ2-3題を読んで感じました。 > 的外れでは有るでしょうが、全くの方向違いでもなかろうと思ってる次第です。 ★ブログの記事の内容を、本当にご理解いただいてうれしいです。> ただ、私だけの事を考えるに、地球・人間などと言う大きな話はさておき、愛妻様と些細な事で喧嘩した後、何時どの様に関係修復し、普通の生活を続けるか・・・で有りますけどね(*^^*) > 後残った生存期間、長くて20年、その内、元気で過ごせるのはわずかですから、安心して生きたいものです。 ★あはは~、それは簡単ですよ! 女性は、少し抑えられるのは快適なのですが、なにかと強く縛られたらダメなのです~ 男性は自由で! 等言いますが、女性もフワフワと自由が好きな生物なのです! 勝手な事を言いますと、些細なことには目を瞑り、彼女をできるだけ放し飼いにする。 男性は外で放し飼いですから、、、あははっ~! たまには、誘い出して外でお食事などを、家事から解放されて喜ばれると思います。 ご夫婦でそろってお元気なうちが、しあわせですね! いついつまでもお元気で、祈っています。 感謝☆cosmos 管理人のみ閲覧できますこのコメントは管理人のみ閲覧できます
石油生産のアメリカのピークは1970年代、ロシアは今がピーク、
そして中東は2015年くらいまでがピークといわれていますが、 それに代わるものとして「藻」が注目されているようです。 実用化までには10年ほどかかるそうで、 リッター1000円になるかならないかくらいでしょうか・・・。 バイオエタノールは、大々的にやってズッコケていますから、 「藻」に期待したいところです。 子どもたち・・・本当に鋭いことを言ってくることがありますので、気が抜けません。 鍵コメントさんへコメントありがとうございます!
![]() Re: タイトルなし> 石油生産のアメリカのピークは1970年代、ロシアは今がピーク、
> そして中東は2015年くらいまでがピークといわれていますが、 > それに代わるものとして「藻」が注目されているようです。 > 実用化までには10年ほどかかるそうで、 > リッター1000円になるかならないかくらいでしょうか・・・。 > バイオエタノールは、大々的にやってズッコケていますから、 > 「藻」に期待したいところです。 > > 子どもたち・・・本当に鋭いことを言ってくることがありますので、気が抜けません。 ★何もなくても生きていける力を付けなければ、ダメでしょうね~ どういう状況も受け入れられる柔軟性こそ、創造力でしょうね。 いつもありがとう! 感謝☆cosmos |