![]() 2009
10/07 21:35 |
家庭 3/4 命の継承の川上から流れてくる陰徳を捨てると云う事は負けです。Category : 家族関係
![]() 秋が深まってまいりました。 ご訪問ありがとうございます。---+"*☆★ 自律神経にやさしい音楽・・・風 (7分55) をどうぞ! 今日は、 いつものご相談鑑定の中で感じることの多い、ご夫婦の問題を 綴って見たいと思います。 内容的には前回の道徳性にかぶってきます。 実は、子育てにおける中心軸で、一番重要なことかもしれません。 長くなると思いますので、 そのときは次回に分けて書きましょう。 子供に及ぶ祖父母から親までの『 道徳性 』の流れでしたね。 当~然!その出発は、若い親になる男女の結婚ですね。 じつは、ここからもう、どういう子供に恵まれるか分るのです~ 結婚というのは、 本来道徳的には、深い意味のあるものですが、 それは又の機会にするとして、 ここでは、簡単に、一組の男女が夫婦になれば、 当然「運命共同体」をつくりながら、「一体化」と言うか、 「夫婦」という同一化を形成するものであるという 観点だけに絞りましょう。 理想も現実も、本来、 結婚は陰陽の合体ですから一枚岩でなければならない、 そう努力するのが普通なのですが、 現在、この前提が崩れてきている現象が多いと感じています。 これに失敗する女性の悩みが増えていますね。 例えば「夫婦」という同一化に失敗するタイプの女性をWとします。 Wの特徴は、自分で結婚しておきながら、 結婚した自分の配偶者、夫を、 我が子の父親を、 受け入れることができません。 受け入れるのが苦しくて、その苦をなんとしても避けようとするのです。 ある種、楽だけを求める ” 女のユートピア病 ” と 私は呼んでいます。 その理由は? 「私の夫は、もっと知的で高貴で、財力のある人でなくてはならない」 ( あはは! ごめんなさい~ あ、少し、笑ってしまうわね~ 失礼!) このおとぎ話をひたすら信じ、心の奥に抱きしめて、 目の前の苦を忘れる為にますます肥大化させ、 その為の努力努力を惜しみません。 ある意味、健気というか、それを守るためには頑張り通します。 その努力のひとつが仕事だったり、不倫だったり、 もう、目も当てられない惨状まで行きつくパワーもあります。 そのように彼女は家庭にいながら、 結婚の形を利用して、心は夫から家族から遊離をしています。 生活は夫である男に依存しながら、 「この夫とは違う」と思ってしまう。 ある意味、 彼女はそう空想しなければ耐えられない位、 現実的に訓練されていない、幼いのかもしれません。 物質文明やバブルの中で育てられて幼い頃から、 お抱え運転手(父親)に仕えられ、 実家はいつでも出戻りウエルカム!ですからね~ (笑い) 常に桧舞台に立たせられ、甘えれば許される女の子、 男女平等の御旗の下、男の子と対等に競って勝って誉められ、 負けて可愛がられ、縁の下の立場、人の陰の苦労、忍耐、 人生の苦を受け入れた経験がないのです。 その結果として、心から夫を尊敬できなくなるどころか、 子どもの前で、父親(夫)を平気でけなしたり、 わざと無視をして夫が居ないという前提の行動を取るようになります。 当然、この孤独のストレスは苦しいですから、 耐えられなくて悩みを打ち明けに、 夫のグチを聞いてほしい気持ちから来られるのでしょう、、、、、 「自分の夫や妻のことがどこか恥ずかしい」と思うようであれば、すでに 夫婦の同一化は崩壊しているとみていいでしょう。 反対に、自慢をする場合も、同様です。 陰陽の立場でうまくいっている夫婦なら、 そんなことは他人には言いません。 言う必要がないのです。 自分の心を偽って、そう言わずにいられない現実だから、 そういう言葉を口にするのです。 彼女、彼の他人を利用した息抜きですね。 そうして、この遊離するWたちが、 今度は、そのはけ口として自力で社会生活の中へ出て行こうと、 夫に頼らずに自分の力でユートピアを自己実現をしようと 働きに出るというパターンも増えてきています。 実際に、社会全体がそれを後押しして、Wに順風が吹いています。 社会に出て働くと云う事が、社会の善になっています。 これは、危険ですね! これでは陰の大過(命の衰微)を社会が推し進めているようなものです。 自分の命が誰のおかげで生まれ育ち、 誰のおかげで成り立っているかと云う事が実感で分っていない。 根をおろしていない。 命が生きている現実感がないのです。 究極、自分の命が、 尊敬できずに分け隔てた扱いをしている夫に養われている事を 当たり前と思い込み、まるで夫が親に代わったかのように受け入れ、 それを 「夫に申し訳ない」とも思っていないのですね。 感謝という礼儀さえもない・・・。 幼少時から、自分が周りの人の犠牲の上に可愛がられてきた事に 気が付いていないからですよ。 この帰結として、Wは夫を避けます。 なら、どうして一緒に暮すのか? 相手の夫が、実に可哀相と言うか、今の男は大変です。 あわれ、女の欺瞞性に巻き込まれて生きています。 これでは、形の家庭があったとしても、『 陰 』 の創造力の喪失です。 これでは、家庭教育そのものは崩壊して、跡形もありません。 家庭という廃墟に孤人孤人が住んでいるだけという恐ろしい世界です。 これは、心理学でいう「三角関係」と呼ぶ家族関係です。 両親と子供という関係ではなく、 父と子、母と子、夫と妻の三つです。 一度夫婦の間に亀裂が入ると、 幼い内はともかく、それ以降、 子供は親の云う事を聞かなくなります。 学力なんてとんでもない、、、 子供は、素直に前方を向けなくなり、上方へ進まなくなります。 両親の心がバラバラで、母親が夫を尊敬せず、 父親の労働に感謝もしない母親の思いのままに 子供が育つと思っているの? 子供が両親の元に生まれてきた事に、満足できると思うの? 自らの命の継承の川上から流れてくる信念を捨てる事は負けです。 負けは死を意味します。 会社なら経営理念の中味を失えば、 社会に存在する意義がなくなると云う事です。 社会に貢献することができず、 社会が必要としなければ、その会社は倒産、整理されて行きます。 人も同じ、家系も同じ、民族も同じでしょう。 絶家が増えています。 これからもっと増えていくと思っています。 日本が西洋文明の上澄みを取り入れて、荒波に洗われて141年です。 日本人は、何を失い、何を手に入れたと言うのでしょう。 キリスト教文明という物質文明の有頂天で、 道徳を捨てましたね。 アメリカのペリーは日本国民を救いに来たのではないですよ。 彼らは家族や自分の子孫を守るために日本へ来たのです。 その後、どうでもいいことですが、 ペリーの子孫はアメリカのあらゆる財閥の閨閥へ入っています。 ほら、あの有名な銀行にも、、、、 これは、兵器を使わない戦いです。 これは、思想戦なのですよ。 結果が出るのに100~200年です。 どうか、最終決戦の前に、日本人たち、目覚めてください! 目覚めた日本人は、絶家にならずに生き残れると思っています。 (次回へつづきます。) インフルエンザの流行の折、 お体を大切にされますように、、、、、、、 精魂傾け過ぎて、お疲れなきよう、、、、、、 そして、 それぞれの分野での 活躍をお祈り申し上げます。 よき夜をお過ごしください。 ------------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。
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新しいFC2のブログ、楽しみです!昨日、お休みで余りにも気持ちのいい天気だったものですから、お昼寝をしました。そうしたら余りにも今朝、早く目が覚めてしまいました。(笑)
おはようございます。そして小鳥の鳴き声、目覚めにぴったりの音楽でした。 私も、女性としてWの気持ち判らないではないですね。 何もかもに楽を奨励している世の中で、道徳的な躾もなく、すべてが甘いアバウトな中で、放っておけばこうなるという、自分の事しか考えなくなる、そして、積み重ねれば、子や孫に影響がでるという、究極は絶家になるという、恐いお話。 普段、そこまで考えて生きていませんから・・・考えさせられました。 真実、東洋的な規律が復興するといいなぁと、思いました。 Re: 新しいFC2のブログ、楽しみです!早いお目覚め、よかったですね~
人間も自然の一部、自然の因果応報からは逃れられないのですよ。 書き込みありがとう。★-----------------:*・+☆+"*☆★☆ 心地よい音楽ですね=
毎日でも聞きたいと思います= 東洋的価値観への信頼を、熱く感じます= 今年の運命学教室の日程も、あと少しです= 有意義に学ばせていただきたいと思います= Re: タイトルなし> 心地よい音楽ですね=
> 毎日でも聞きたいと思います= ★ほんとうに! (笑い) -------------------------------------:*・+☆+"*☆★☆ > 東洋的価値観への信頼を、熱く感じます= > 今年の運命学教室の日程も、あと少しです= > 有意義に学ばせていただきたいと思います= ★そう、東洋的価値観への共感を少しでもたくさんの人と共有できたらいいな、と思います。 ありがとう。★-------------------------------------:*・+☆+"*☆★☆ |