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    『時が主役3』     審判は、『時』が行います。

    Category : 不滅なもの
    三宮駅前

    JR西日本・神戸三宮(さんのみや)駅前のゴミ箱









    恩人の墓参が目的で、神戸、広島、山口へ

    3泊4日の旅行に行って来ました。

    年に一回は、今までお世話になった方の墓参の旅をしていますが、

    今回は、いろいろな意味で感慨深い旅になりました。

    今日は、その事に触れながら、

    テーマは、『 染まる 』という事に観点を絞って、

    いままでメールをいただいている”恋愛”、”不倫”に関するご質問への

    ご返事にさせていただきます。







    見知らぬ地方の町を、時折訪ねると、

    そこには、自分の日常の時空を離れた物や、人がいて、

    それらを知る事ができるのは本当にたのしい事です。


    恩人の墓参は、血縁者を訪ねてお墓を案内していただくわけですが、

    初めて降り立った町の、印象は行く前の想像を越えていて、楽しみです。


    また、仕事で鑑定を依頼されて訪れる町も、

    時間のある限り、気の向くまま歩いてみたり、

    初めての道や、裏通りの細い辻などを歩いてみたり興味が尽きません。



    地方へ行くと日本は、ある時から共通の変化を遂げた事がわかります。

    おそらくそれは、戦後の高度経済成長期からかと思いますが、

    どこへ行っても駅前通りや、国道沿いに、均一の風景があります。


    ここは、東北? 

    空気の冷たさや目の前の山の形から確かめないと、

    ここは、どこで見た風景だった? 判らなくなっています。



    特に、新幹線の駅は、どこもおなじですねぇ~ (笑い)

    あ、新神戸の駅は違っていましたね!

    画一的ではない、個性を主張した駅だったと思います。



    特に関西において感じることは、

    滋賀も、奈良も、京都など大阪や兵庫もそうですが、

    自分たちの生活や文化、

    受け継がれた精神や歴史、その伝統を、

    ずっと守って来た人々の暮らしの形や思いが、

    あちこちに残っています。


    守られて来た古い物に出会い、それらを見る事ができるというだけでなく、


    長い年月の間、

    外来文化を積極的に取り込んで咀嚼して来たたくましさと、


    裏返せば、自己の文化に対する絶対の自負心を持ち、

    または、直接踏み込んだであろう外来文化に負けずに、染まりながらも、

    よそ者(西欧化)が、侵入するのはここまでにして!(笑い)と、

    戦って瀬戸際で食い止めて来た証しのようなものがあります。




    外来文化に対する、自分の文化への愛着と執着が、

    片鱗として残っている街や風景がそこここに存在します。


    その片鱗が、西洋化された現代のガラクタ狂想曲に混じって、

    その中でうずもれながらも、

    『ここよ! ここよ!』とサインを送ってくれている場所があって、

    そのサインを見つけると、

    どこか胸が締め付けられて、キュンとなるような気持ちにさせられます。

    それが、可愛いと、いう表現がいいのか? どうか、、、 

    それらが、

    伝統も歴史も捨て去った跡にできた現代の合理主義の猥雑物の中で、

    何百年も経って生き抜いている事に元気を貰う事もあるのです。

    私が、関西へ足しげく通うのも、その為かもしれませんね。




    外来文化に染められた日本を意識しながら旅をすると、

    宗教、哲学、道徳、文明、文化、において事にそうだろうと思うのは、

    高きものから、低きものへの流れはあっても、

    低きものが、高きものを染めるということは、ないだろうと思っています。




    文化と文化の関係もそうですが、


    人と人の関係もそうでしょう。




    特に、いろいろな人間関係の中で、真面目であれ、病的であれ?

    いわゆる恋愛においては、

    お互いが染め合うという事を忘れては、、、いけませんね。


    染めるというからには、

    何に染まるかということが重要です。

    染まった結果においては、それ以降の自分が多大な影響を受けます。


    通俗的な”うらない”では、恋愛だけを殊更取り出して

    運命の主題のように扱いますが、、、、

    ご存知ですね? それは営業ですよ。   あはは。 

    人がお金儲けでやっていることです。  

    どうか、、、、、営業されないでくださいね~~ 

    若い人は、大丈夫でしょうか? 



    私たちのこの世間は、いろんなものがあって世間ですから、

    高きも、低きも、あって世間なのですが、 あははっ~

    (世間とは、仏教語で、それぞれの存在に差別相があるという意味です。)




    恋愛が上手くいけば人生、事もなし。 ではありません。


    逆です。 


    人生上手くいけば、恋愛、事もなし。 です。。。

    特別に恋愛だけが重要ではなくて、恋愛をするあなたが重要なのです。




    誰かを好きになるということは、誰かの何かに染まることです。

    ここで問題なのが、

    自分が染まっても惜しくない相手を見つけるという事です。

    主役は、あなたの感情でもなく、欲望でもなく、

    『時』が主役ですから、年が経っても偽物にならないように。



    感情のままに人を次々取り替えて好きになることが、

    『時』を経て、どういったシミが自分に残るのか?

    せっかくの命を天に与えてもらって、最後どんなシミを残すのか?

    今的に西洋二元論で言うと、それが、いいか? わるいか?

    あなたの感情では決められません。

    あなたの意思だって無理なのです!




    審判は、『時』が行います。





    ただ、それを今、あなたの心の中で確かめたかったら、

    自分のなかの、あなたの高き心、

    尊敬と感謝を、あなたが周りの人へ注いでいるかどうか?


    自分のなかで、あなたの低き心、

    軽蔑と無関心の盾を、あなたが周りの人へ立てていないかどうか?


    命の糧を渡してくれる夫への感謝を忘れて、

    誰を好きになったところで、あなたの心は邪鬼に染まっているのです。



    美しい女性のすることではないわ!


    邪鬼が為した事《始》は、そのシミは、必ず、必ず、

    《末》としてあなたの娘に伝わるのよ。

    又は、娘がいなければ、息子の嫁が,あなたのやった行動を再現します。




    それが、物事の始末、《始=末》 始と末が揃って一部始終と言います。

    受け継ぐ命は永遠ですから・・・・・





    『時』は、天は、決して記憶喪失はしないから、、、、、

    このことだけは、あなたの肝に銘じておいてくださいね。



    運命鑑定家からのお願いです。


    この天が与える不思議な繰り返しが、

    人間に道があることを示しています。




    永遠に変わらぬ人としての道徳です。






























    -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 
    記事は無断転用なさいませんように、お願いします。

    [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。

    どうぞ宜しくお願いします。


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    テーマ : 兵庫県
    ジャンル : 地域情報

            

    Comment

    こんばんは!

    墓参旅行とは、どんな意味があるのですか?
    感謝を示すために、ゆかしい行動だということは、判るのですが。

    cosmosさんのいつも記事にお書きになっている精神と行動の一致のような、そういう思いですね。

    関西のお話から、深い運命のお話へ、”染まる”というキーワードが新鮮でした!

    おはようございます!

    >『時』は、天は、決して記憶喪失はしないから、、、、、

    そう考えると、今は過去の記憶の中に種があったということですか=
    それも、世代を通過して時は何かを具現するのですか=
    まさしくこの世の主は時?=
    それも知らず得意慢心になる人間は、かわいい者です=
    それこそ、自分も含めてアハハと笑ってやりたい気持ちです!=

    時間のありがたさ、

    時間の事を、そう言いますね。
    自分の脇にあるようにです。脇役のつもりで、
    でも、教えていただいたように時間が主役と考えると不思議な感じですよ。

    庭の花を毎年繰り返し迎えて、送って、そういえばそうかなと思います。

    日本文化も残っているものの、ほとんどが外来文化に染まっている社会に生きている。
    現在は、温故<知新の社会って感じでしょうか・・・。

    日本文化への愛着と執念、周りの人たちへの感謝を忘れないようにしたいと思いました。

    Re: こんばんは!

    > 墓参旅行とは、どんな意味があるのですか?
    > 感謝を示すために、ゆかしい行動だということは、判るのですが。
    >
    > cosmosさんのいつも記事にお書きになっている精神と行動の一致のような、そういう思いですね。
    >
    > 関西のお話から、深い運命のお話へ、”染まる”というキーワードが新鮮でした!

    ★墓参旅行は、ただただ感謝をしなければ申し訳ないという恩人に向かってお礼の意味でしています。
    心で思うことは体で表していこうという、そう、言われるような気持ちからです。
    どこまでそれが恩人へ通じているのか? 難しいのですが、、、
    それと、その人の育った風土や、ご遺族を知ることからも、大変勉強になります。
    なにより、私が癒されるのかも? (笑い)
    いつも変わらぬ友情、ありがとう! 感謝☆cosmos

    Re: おはようございます!

    > >『時』は、天は、決して記憶喪失はしないから、、、、、
    >
    > そう考えると、今は過去の記憶の中に種があったということですか=
    > それも、世代を通過して時は何かを具現するのですか=
    > まさしくこの世の主は時?=
    > それも知らず得意慢心になる人間は、かわいい者です=
    > それこそ、自分も含めてアハハと笑ってやりたい気持ちです!=

    ★そう! 私も同じ、いっしょにアハハと笑いたくなりますね~
    どこまで私たちは、自己中心になったら気が済むのでしょう? 
    誰が、自分は公平だとか、正しいだとか、言えるのかしら? ね?
    宇宙から野口さんが帰還されましたが、宇宙の重心はどこなのか聞いてみたいです~。
    いつも変わらぬ友情ありがとう! 感謝☆cosmos

    Re: 時間のありがたさ、

    > 時間の事を、そう言いますね。
    > 自分の脇にあるようにです。脇役のつもりで、
    > でも、教えていただいたように時間が主役と考えると不思議な感じですよ。
    >
    > 庭の花を毎年繰り返し迎えて、送って、そういえばそうかなと思います。

    ★お庭の花を見て、花を咲かせているのは誰だろう?
    それは、花追い人さん、そして時が、していることなのね!
    時に調和したとき、花は咲くことができるのですから、その時、花追い人さんも、時と共に主役なのです。
    また、お花をみに行かせていただきます~ありがとう! 感謝☆cosmos

    Re: タイトルなし

    > 日本文化も残っているものの、ほとんどが外来文化に染まっている社会に生きている。
    > 現在は、温故<知新の社会って感じでしょうか・・・。
    >
    > 日本文化への愛着と執念、周りの人たちへの感謝を忘れないようにしたいと思いました。

    ★そうですね~。
    私たちは、まだいいけれど、20歳以下の人たちは、無国籍の文化です、、、
    これからは、本当に歴史の勉強が大事になっていきますね。
    自分のルーツからエネルギーを汲み上げる事ができる人は、強いのですが、国柄というアイデンティティーを持たないこれからの人は、潰れていくしかないのでしょうか。あわれです!
    いつも変わらぬ友情ありがとう! 感謝☆cosmos

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    いつもコメントをありがとう!  感謝☆cosmos
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    Author:寂光ーcosmos
    家系・個人の運命鑑定
    東洋運命学教室を主宰

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