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    ある近代化 ・ ブータン王国  - ワンチュク国王の国会演説から ー

    Category : 運命学と近代化
    ブータン国王国会演説




    今月の15日から20日までの間の、

    日本に滞在中、

    現王朝の5代目、ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻が

    残して行かれた爽やかなオーラ。




    連日の報道で拝見をさせていただいた

    久々に心温まるニュースでした。



    その表情の平安さ、存在感、

    それについて少し書いておきたいと思います。


    ちょうど我が国の近代化について苦々しい記事を書いている時期に、

    内心救われたような心を持つ事ができました。





    普段から、このブログをお読みになっていただいている時に、

    東洋と運命が、どう関係あるの?

    まして、国の近代化と自分の運命が、どう関係あるって云うの?


    と、疑問に思われていたのではないかと...  ほほっ!





    今回は、それに対してのよいお答えになると思います。






    国が、自分の歴史や伝統を、どう扱い、どうしたのか?

    それは、どう云う思想を以ってしたのか?

    国がして来た事が、

    我々を、自分を、どう扱い、どう遇して来たのか?

    その思想の何が、我々をここへ押し込んでいるのか?

    それが、人間一人の運命を、どうねじ曲げるのか?


    我が、巻き込まれると云う事は、

    我が子が、巻き込まれると云う事です。

    ここにこそ、運がいい、運がよくない、

    その差が存在するのですよ。

    それ故にこそ、努力が活きるのか?

    努力が活きないのか?


    自分の運命と、国が我々をどう扱うのか?

    は、密接不可分です。



    逆も言えます。


    我々が、自分の運命をどう扱うのか? が、

    国が思想をどう選び、変え、我々を守るのか? 守らないのか?

    密接不可分なのです。



    要は、この国には、運の悪い人ばかりが生まれ集まるのか?

    運のよい人間が集まり来て生まれ出るのか?    


    そう云う事になりましょう。







    そして、

    ブータン国王に関するコメントや、

    ブータン国の近代化についてもコメントをいただきました。

    ご紹介をします。

    文章は、編集で短くしています。  ご了承くださいね。



    『 今日の記事は何度も書かれた今までのまとめのような気が致します。

    日本はいまのままではいけないという注意と取りました。

    昔のよさを大事にしないといけません。伝統です。

    今回の日本を訪問していただいたブータンの王様は、

    着ているお着物といい、しぐさといい、 他と比べられない

    しっかりと伝統が感じられて信頼感を残されましたね。』





    もうひとつ、


    『 >近代化には、正義も、真実も、なかった。    ほ。

    >ただあったのは、飢餓感。


    自分でもえらそうなことは言えなくて恥ずかしいのですが、

    このくらいの反省がなされないといけないのかも知れませんね。



    >自己の感覚や感情に溺れる人は、騙されるのです。


    そうですね。 戦後の日本は自分がどう感じているのか、

    どうしたいのか、という個人を尊重する 風潮はたしかにありました。

    ここで大事なのは、どういう自分なのかということが、

    おざなりになっているのですね。


    もう、目覚めてもいい時期なのでしょう。  日本人よ、目覚めよ!  

    このままでは自惚れた日本人ばかりになってしまいそうです。

    今回のブータン国王の来日で、こう云う近代化もあるのか

    と驚いています。

    真に自分を見失わない国の尊厳性をみた感じがしています。』







    今日の記事は、


    ある近代化 ・ ブータン王国  ワンチュク国王の国会演説からです。


    ある近代化、日本とは違う近代化です。

    近代化と云うも、こうもあり方が違うのか?

    それを、ご自分で比べてみてくださいね。




    ブータン王国、Bhutanと云う国名は、

    昔のインド人が、チベット地方を呼んでいた呼び名です。

    ブータン王国の国語であるゾンカ語では、

    ドゥク・ユル(Druk Yul) 。

    ドゥクは龍ですから、龍の国 と云う意味です。






    若きブータン国王夫妻の爽やかさは、

    日本のきものに似ている地味で質素に見える民族衣装にも表れていました。


    黄金やダイヤモンド、たくさんの勲章を身に付ける訳でもなく、

    日本の紬のような、、、紬は、どんなに高級でも普段着です。

    博多織のような、沖縄の紅型? 織物のような

    なんとなく普段着に近いような見た目のお衣裳は、

    親近感を抱かせるものでした!


    その民族衣装を身に着けた国王の御振舞と佇まいは

    自己を何によっても飾らずに、堂々とされる事自体、

    内面に自信と信念をお持ちなのだと、

    説明をされなくても誰もが納得させられてしまう威厳がありました。

    謙虚でありながら、堂々と威厳に満ちているそのお姿は、

    すがすがしくありましたね。


    歴史を、見てみますと、

    チベット仏教国同士として、

    チベット・ダライラマ政権とは、仲がいいのかと思いきや、

    1617年~1714年 の約100年間に、

    チベット・ダライラマ政権から、10回以上の攻撃を受けています。


    1864年 イギリスとの戦争が勃発し、敗北。領土を喪失。

    1907年 現王朝のワンチュク家が支配権を確立。ブータン王国の成立。

    1910年~1949年までイギリス保護下。

    1971年 128番目の加盟国として国連へ。

    1972年 現国王の父、ジグミ・シンゲ・ワンチュクが第4代国王に。

    1999年 国内テレビ放送開始。インターネットの利用を許可。

    2006年 第5代現国王が、即位。

    2007年 初の普通国政選挙を実施。

    2008年 新憲法を公布。



    民主的な憲法を公布されてから、まだ3年なのですね!



    この緩やかな近代化には、

    日本の近代化から30~60年遅く進んだ理由がありました。

    急速な欧米化を推し進める事によって起こる弊害から、

    国としてのアイデンティティーを守る事が優先されたのです。





    強大な国王の権限を縮小する民主化政策の推進として、

    絶対君主制から立憲君主制への移行、

    普通国政選挙の実施、新憲法の公布、

    といった革新的な政策を進める一方で、


    国際社会への参画の推進を進めながら、
     
    急速な近代化で失われる自国のアイデンティティを憂えて、


    農業政策と水力発電の強化、森林資源や自然環境の保護の

    政策を行いながらも、


    「急ぎ過ぎない開発」をあくまでも主眼として、

    国の伝統的礼儀作法を失わない為に、国民に対して、その順守と

    男性は「ゴ」、女性は「キラ」と呼ばれる民族衣装着用の義務付け、

    ゾンカ語の国語化などを計ったのです。




    来日された国王のお父様に当たられる第4代国王は、

    僅か16歳の若さで即位され、

    その後約34年の在位期間中に現在のブータン王国の礎を

    築き上げたと称えられる名君です。

    1972年に、GNH(国民総幸福量)と云う概念を提唱されました。


    GNH(国民総幸福量)

    「国民全体の幸福度」を示す尺度。

    我が国などがGNPと云って示す国民総生産のような経済尺度で、

    金銭的・物質的豊かさを目指すやり方ではなく、

    精神的な豊かさ=国民の心の幸福を目指すべきだ。と云う考え方。



    ブータン政府は、国民一人一人に面接をして、

    1.心理的幸福  2.健康  3.教育  4.文化  5.環境 

    6.コミュニティー 7.良い統治 8.生活水準 9.自分の時間の使い方、

    の満足度を調査する。






    あぁ、ここまで読むと、いわゆる先進国の欧米、日本と、

    ブータンのどっちが本当の先進国か?

    考えてしまいますね!      あはは。








    この前国王の素敵なエピソードを紹介しましょう。


    昭和天皇の「大喪の礼」で来日された時、

    2月の寒い雨の日、宮内庁の職員がコート着用を勧めると

    前国王は、「天皇陛下に失礼ですから」と辞退をされた。


    式典の後、

    世界各国の首脳が、日本からの経済援助を求める弔問外交を繰り広げる中、

    直ぐに帰国される国王に、新聞記者が尋ねると、

    「天皇への弔意を示しに来たのであって、金の無心の為ではありません」と

    お答えになり、帰国後には、一か月間の喪に服された。




    ブータン王国国旗







    少し長いのですが、国会での現国王のスピーチを全文載せます。







    天皇皇后両陛下、日本国民と皆さまに深い敬意を表しますとともに、

    この度、日本国国会で演説する機会を賜りました事を、

    謹んでお受けします。

    衆議院議長閣下、参議院議長閣下、内閣総理大臣閣下、国会議員の皆様、

    ご列席の皆様。

    世界史においてかくも傑出し、重要性を持つ機関である日本国国会の中で、

    私は偉大なる叡智、経験および功績を持つ皆様の前に、

    ひとりの若者として立っております。

    皆様のお役に立てるような事を

    私の口から多くを申し上げられるとは思いません。

    それどころか、

    この歴史的瞬間から多くを得ようとしているのは私の方です。

    この事に対し、感謝致します。 

    妻ヅェチェンと私は、結婚のわずか1ヶ月後に日本にお招きいただき、

    ご厚情を賜りました事に心から感謝申しあげます。

    ありがとうございます。



    これは両国間の長年の友情を支える皆さまの、寛大な精神の表れであり、

    特別のおもてなしであると認識しております。

     ご列席の皆様、演説を進める前に、

    先代の国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク陛下およびブータン政府および

    ブータン国民からの皆様への祈りと祝福の言葉を

    お伝えしなければなりません。

    ブータン国民は常に日本に強い愛着の心を持ち、

    何十年もの間、偉大な日本の成功を心情的に分かちあって参りました。


    3月の壊滅的な地震と津波の後、

    ブータンの至る所で大勢のブータン人が寺院や僧院を訪れ、

    日本国民に慰めと支えを与えようと、供養のための灯明を捧げつつ、

    ささやかながらも心の籠った勤めを行うのを目にし、

    私は深く心を動かされました。

     私自身は押し寄せる津波のニュースを為すすべもなく見つめていた事を

    憶えております。

    その時からずっと、私は愛する人々を失くした家族の痛みと苦しみ、

    生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、

    そして、大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い

    同情を、直接お伝えできる日を待ち望んで参りました。


    いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。

    しかし、仮にこのような不幸から、

    より強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、

    それは日本と日本国民であります。 私はそう確信しています。
     


    皆様が生活を再建し復興に向け歩まれるなかで、

    我々ブータン人は皆様と共にあります。

    我々の物質的支援はつましいものですが、我々の友情、連帯、思いやりは

    心からの真実味のあるものです。

    ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は、

    常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると考えてまいりました。

    両国民を結びつけるものは家族、誠実さ、そして名誉を守り、

    個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、

    また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。

    2011年は両国の国交樹立25周年にあたる特別な年であります。

    しかしブータン国民は常に、

    公式な関係を超えた特別な愛着を日本に対し抱いて参りました。

    私は、若き父とその世代の者が何十年も前から、

    日本がアジアを近代化に導くのを誇らしく見ていたのを知っています。

    すなわち、

    日本は、当時開発途上地域であったアジアに

    自信と進むべき道の自覚をもたらし、

    以降、日本の後について世界経済の最先端に躍り出た数々の国々に

    希望を与えてきました。

    日本は過去にも、そして現代もリーダーであり続けます。

     このグローバル化した世界において、

    日本は技術と確信の力、勤勉さと責任、強固な伝統的価値における模範で

    あり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです。

    世界は常に日本の事を大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、

    歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、

    そして秀でる事へ願望を持って何事にも取り組む国民。

    知行合一、兄弟愛や友人との揺るぎない強さと気丈さを併せ持つ国民

    であると認識してまいりました。

    これは神話ではなく現実であると謹んで申し上げたいと思います。

    それは近年の不幸な経済不況や、

    3月の自然災害への皆様の対応にも示されています。

     皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。

    他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして

    悲嘆をもたらしたであろう事態に、

    日本国民の皆様は、最悪の状況下でさえ、

    静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。

    文化、伝統および価値に、しっかりと根付いた

    このような卓越した資質の組み合わせは、

    我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。

    すべての国がそうありたいと切望しますが、

    これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。

    このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、

    何世紀もの歴史から生まれて来たものなのです。

    それは、数年、数十年で失われる事はありません。

    そうした力を備えた日本には、

    非常に素晴らしい未来が待っている事でしょう。

    この力を通じて日本はあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、

    世界で最も成功した国の一つとして地位を築いて来ました。

    さらに注目に値すべきは、

    日本がためらう事なく世界中の人々と自国の成功を

    常に分かち合って来たと云う事です。


    ご列席の皆様、

    私は、全てのブータン人に代わり、心から今、お話をしています。

    私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くl

    ごく普通の人間に過ぎません。

    その私が申し上げたいのは、

    世界は日本から大きな恩恵を受けるであろうという事です。

    卓越性や技術革新がなんたるかを体現する日本。

    偉大な決断と業績を成し遂げつつも、

    静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民。

    他の国々の模範となるこの国から、世界は大きな恩恵を受けるでしょう。

    日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が、

    日本国民の偉大な業績と歴史を反映するにつけ、

    ブータンは皆様を応援し支持して参ります。

    ブータンは国連安全保障理事会の議席拡大の必要性だけでなく、

    日本がそのなかで主導的な役割を果たさなければならないと

    確認しております。

    日本はブータンの全面的な約束と支持を得ております。


     ご列席の皆様、ブータンは人口約70万人の小さなヒマラヤの国です。

    国の魅力的な外形的特徴と、豊かで人の心を捉えて離さない歴史が、

    ブータン人の人格や性質を形作っています。

    ブータンは美しい国であり、

    面積が小さいながらも国土全体に拡がるさまざまな異なる地形に

    数々の寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を

    反映しています。

    手付かずの自然が残されており、

    我々の文化と伝統は今も強靭に活気を保っています。

    ブータン人は何世紀も続けて来たように、

    人々の間に、深い調和の精神を持ち、質素で謙虚な生活を続けています。 

     今日のめまぐるしく変化する世界において、

    国民が何よりも調和を重んじる社会、若者が優れた才能、勇気や品位を持ち、

    先祖の価値観によって導かれる社会。

    そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、

    私は最も誇りに思います。

    我が国は有能な若きブータン人の手のなかに委ねられています。

    我々は歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。

    小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。




    それゆえブータンの成長と開発における日本の役割は大変特別なものです。

    我々が独自の願望を満たすべく努力するなかで、

    日本からは、貴重な援助や支援だけでなく、

    力強い励ましをいただいて来ました。

    ブータン国民の寛大さ、両国民の間を結ぶ、より次元の高い

    大きな自然の絆。

    言葉には言い表せない非常に深い精神的な絆によって

    ブータンは常に日本の友人であり続けます。

    日本はかねてよりブータンの最も重大な開発パートナーのひとつです。

    それ故に、日本政府、およびブータンで暮らし、我々と共に働いて来て

    くれた日本人の方々の、ブータン国民のゆるぎない支援と善意に対し、

    感謝の意を伝える事ができて大変嬉しく思います。

    私はここに、両国民の間の絆をより強め深める為に

    不断の努力を行う事を誓います。

     改めてここで、ブータン国民からの祈りと祝福をお伝えします。

    ご列席の皆様、簡単ではありますが、

    (英語ではなく)ゾンカ語、国の言葉でお話したいと思います。


    「(ゾンカ語での祈りが捧げられる)」

     ご列席の皆様。いま私は祈りを捧げました。

    小さな祈りですけれど、

    日本そして日本国民が常に平和と安定、調和を経験し

    そして、これからも繁栄を享受されますようにと云う祈りです。

    ありがとうございました。





    ブータン国王






    謙虚であること、


    誠実であること、感謝すること...

    常に合掌をし、頭を下げ、感謝の言葉を...

    相手の心を対等に見て尊重される。



    それを、仏教徒らしく身口意の三業で為さるその姿、

    自己の全存在を賭けて行う、その意(識)の中にこそ、

    無意識の存在をわきまえたお振る舞いが覗(うかが)える。

    そこに、崩れない幸せがあるのだ、と言われているようです。


    国王は、すばらしい、『少陰』の輝いた男性でしたね。   ほ。




    そして、人の意識では掴めないけれど、

    その先にこそ、よろこびがあるのだ、と言われているようです。

    人の尊さを実践されているのを目の前にした感動でした。




    日本の事を、あれ程までに尊重をしていただきましたが、

    振り返れば、

    物質文明のチリと汚濁の中で、

    捨てても捨ててもゴミが出て来る生活、

    無駄なものが溢れ返る生活、

    そろばん勘定を抜きに生きる事ができそうもない日本にいて、

    日本のやって来た近代化の後始末さえできない現実に、

    茫然と暮らしている、、、

    その同じ地球で、

    人の幸福度を国の指標にする人の暮らしがあると思う事は、

    私たちに大きな支えとなって、励ましになったように思います。


    ヒマラヤの秘境と呼ばれる処の小さな国ーーーブータン。






    やっぱり、アジアだ。


    そう、西洋ではなかった。     あはは。



    『陰徳』


    自分の行動の感謝も見返りも求めないで、他者の幸せを願う善行であると、



    見返り、

    本当の誇りを持っていれば、そう云うものは、なくてもいいのでしょう。

    家族の歴史=先祖への尊崇。

    守られて来たものへの敬愛。




    本当に、大事なものを、大事だと、

    心から、大事にしましょう。




    ひさしぶりにM町の事を思い出しました。






    よき、一週間をお過ごしくださいね。






























    -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 
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    [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。

    どうぞ宜しくお願いします。

       
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    ジャンル : 学問・文化・芸術

            

    Comment

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    No title

    最近にない爽やかさ好感度の高いニュースで、
    マスコミの露出も多かった。

    cosmosさんは思想と言われるが、
    人物によるとも言えるじゃろが?
    見返り、
    これも物質的な言葉じゃけん、
    日本の世の闇は深いけんの。

    そう、どこの方言だったか思い出せんが、
    今日は、こういう方言を話す機会があったもんで、
    癖がのこっとります。
    いなか? 私のいなかではありません。

    No title

    本当に大事なものは、次世代に送り続けることができてこそ「本物」。
    世間や社会の価値観が変わったと言って手放すのだとしたら、それは最初から受け継がれてはいなかったのだと思います。
    本当に大事なものは絶対に消えたりはしません。
    近代化が揺らぐ今こそ、自分が受け継いだものを生かす時だと思っています。

    その為に必要なのが「誇り」。そう思いました。
    日本人は、大事なものを見失うというよりも、誇りを失いかけているのではないかと感じました。


    以前の記事「(継承のハンディ と運命 4 )  陽の成果は陰徳に反比例 / コメントへのお返事」(2011.7.16)にコメントを送り、
    cosmosさんから
     
     >★初志貫徹というよりも、もっと深い所のご自分の気持ちに目覚めれば、どうでもよいことに なるのかもしれませんね。
      
     >もっと大きな目的の為には、自分の小さい欲は、我慢ができると云う事ですね。

    とお返事を頂きました。
    4ヶ月経った今も、最初に読んだ時の感激が全く薄れていないのですよー。

    大事なものは大事にしたいから、捨てられるものは捨てて構わない。
    「根」を守り続ける為なら自分は変化していけばいい、と思っています。

    本当に大事なものを心から大事にする為に、争いは必要ないし、周囲から孤立することもないです。
    ブータン国王のようなお話を聞くこともできる。cosmosさんのように大事なお話を書き続けて下さる人もいるー。
    大きなものに支えられている、と思えるから何も怖くないです。

    No title

    マスコミも、とても注目度が高かったように思います。
    国王だけでなく、王妃にも多くの注目が集まっていたようです。
    お振る舞いがとても好感を持てましたね。
    今回の国王夫妻の訪問は日本の人々の心に響きました。 沢山のものを残してくれました。


    陰徳について、
    >自分の行動の感謝も見返りも求めないで、他者の幸せを願う善行であると、


    見返りについて、
    >本当の誇りを持っていれば、そう云うものは、なくてもいいのでしょう。


    日本人の私たちが忘れてしまった物を思い出させてくれたように思いました。
    また、近代化、運命、無意識、陰などが複雑に結びついて来たようにも思います。

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    No title

    やはり、この記事を取り上げていただいて、よかった。。=
    心は、皆おなじですね。=
    きっと日本中の日本人が、胸を突かれたのだと思います。=
    ブータンよ、祝福あれ! ブータン国王よ、永遠あれ! と祈っております。=

    時代を離れて運命を考えることはできないのでした。=
    もっと深く知ろうとすることも必要です。=
    近代化も身近に捉える事が出来ました。=
    我々の先人が為さったことですが、それを踏まえて生きていこうとする心構え、=
    それを反省を踏まえて要求なさっているのだと思いました。=
    また、次回の記事を何だろうかと楽しみです。=

    Re: No title

            鍵コメントさんへ
               コメントありがとうございます!

    Re: No title

    > 最近にない爽やかさ好感度の高いニュースで、
    > マスコミの露出も多かった。
    >
    > cosmosさんは思想と言われるが、
    > 人物によるとも言えるじゃろが?
    > 見返り、
    > これも物質的な言葉じゃけん、
    > 日本の世の闇は深いけんの。
    >
    > そう、どこの方言だったか思い出せんが、
    > 今日は、こういう方言を話す機会があったもんで、
    > 癖がのこっとります。
    > いなか? 私のいなかではありません。


    ★たまちゃんは、なかなか芝居っ気がおありなのね。  あはは。
    そうじゃけん、笑ろうてしまったわー。

    さすがに、炯眼!
    思想ですが、 やっぱり人物です。
    最後は、人なのですよ!

    それに比べて、見返り は、劣る言葉です。
    たしかに物質的。  今日は、教えられてばかりでした。 ありがとうございます! 感謝☆cosmos

    Re: No title

    > 本当に大事なものは、次世代に送り続けることができてこそ「本物」。
    > 世間や社会の価値観が変わったと言って手放すのだとしたら、それは最初から受け継がれてはいなかったのだと思います。
    > 本当に大事なものは絶対に消えたりはしません。
    > 近代化が揺らぐ今こそ、自分が受け継いだものを生かす時だと思っています。
    >
    > その為に必要なのが「誇り」。そう思いました。
    > 日本人は、大事なものを見失うというよりも、誇りを失いかけているのではないかと感じました。
    >
    >
    ★ あぁ、まったくそうですーー。 
    本物は、そうそう見世物のようにそこいら辺に、出て来ません。
    本物は、奥に、隠れています。 屏風の影とか、天の雲の中とか、、、本物は見えない。
    今の日本は、本物でないものが、世の中の大通りに並んで出て来る、スポットライトを浴びるのですね。
    それに幻惑されて、偽物を手に入れてしまう。それに気が付くと、人は、自分にがっかりするのですよ。
    それが、今の日本人の状態ではないかと思います。 ガラクタばかりを身の回りに集めて、、、ね。
    いずれゴミになるものばかりです。ゴミを周りに置かない。それが誇りでしょうね。  ほほ。



    > 以前の記事「(継承のハンディ と運命 4 )  陽の成果は陰徳に反比例 / コメントへのお返事」(2011.7.16)にコメントを送り、
    > cosmosさんから
    >  
    >  >★初志貫徹というよりも、もっと深い所のご自分の気持ちに目覚めれば、どうでもよいことに なるのかもしれませんね。
    >   
    >  >もっと大きな目的の為には、自分の小さい欲は、我慢ができると云う事ですね。
    >
    > とお返事を頂きました。
    > 4ヶ月経った今も、最初に読んだ時の感激が全く薄れていないのですよー。
    >
    > 大事なものは大事にしたいから、捨てられるものは捨てて構わない。
    > 「根」を守り続ける為なら自分は変化していけばいい、と思っています。
    >
    > 本当に大事なものを心から大事にする為に、争いは必要ないし、周囲から孤立することもないです。
    > ブータン国王のようなお話を聞くこともできる。cosmosさんのように大事なお話を書き続けて下さる人もいるー。
    > 大きなものに支えられている、と思えるから何も怖くないです。


    ★そうです! ゴミを集めている自分に気が付くことですね。
    ゴミを集めた元は、自分の欲ですから、、、
    ゴミは集めない。 ゴミは、すぐに捨てる!   あはは。
    いつも、きれいに変化をして、いつもお風呂上がりのように、さわやかにー です。
    寒くなりました。風邪など引かないようになさってください。  感謝☆cosmos

    Re: No title

    > マスコミも、とても注目度が高かったように思います。
    > 国王だけでなく、王妃にも多くの注目が集まっていたようです。
    > お振る舞いがとても好感を持てましたね。
    > 今回の国王夫妻の訪問は日本の人々の心に響きました。 沢山のものを残してくれました。
    >
    >
    ★ほんとうにそうでした。共感できてよかったです。


    > 陰徳について、
    > >自分の行動の感謝も見返りも求めないで、他者の幸せを願う善行であると、
    >
    >
    > 見返りについて、
    > >本当の誇りを持っていれば、そう云うものは、なくてもいいのでしょう。
    >
    >
    > 日本人の私たちが忘れてしまった物を思い出させてくれたように思いました。
    > また、近代化、運命、無意識、陰などが複雑に結びついて来たようにも思います。


    ★それらの言葉が、結びついて心の中で生き物のようになってくれば大したものです。
    大事なものは、目には見えないのです。言葉で書き表せないものですね。
    もちろん目で見える美しさもあります。 でも、それは必ず変化をします。
    目の前の現象の中には、本物はない可能性がある。そう気が付く事が肉眼以外の目で見ることになります。
    寒さに負けずにお仕事に励んでください。  感謝☆cosmos

    Re: No title

           鍵コメントさんへ
               コメントありがとうございます!

    Re: No title

    > やはり、この記事を取り上げていただいて、よかった。。=
    > 心は、皆おなじですね。=
    > きっと日本中の日本人が、胸を突かれたのだと思います。=
    > ブータンよ、祝福あれ! ブータン国王よ、永遠あれ! と祈っております。=
    >
    > 時代を離れて運命を考えることはできないのでした。=
    > もっと深く知ろうとすることも必要です。=
    > 近代化も身近に捉える事が出来ました。=
    > 我々の先人が為さったことですが、それを踏まえて生きていこうとする心構え、=
    > それを反省を踏まえて要求なさっているのだと思いました。=
    > また、次回の記事を何だろうかと楽しみです。=


    ★少しづつですが、運命が解ってくださったようですね。
    運命は、決まってあるのですが、あきらめる物ではないのです。  しかし、無視はできません。
    網がどこにかかってあるのか? 知る事は、必要ですね。
    運命は、自分の中にだけあるものではない。外の運命とも結びついているのです。
    すこしづつ書いていきますから、またお読みになってください。
    寒さが、本格的になってきましたね。お風邪をひかぬように、、、 感謝☆cosmos
    非公開コメント

    プロフィール

    寂光ーcosmos

    Author:寂光ーcosmos
    家系・個人の運命鑑定
    東洋運命学教室を主宰

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