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11/27 10:46 |
『老子』58章「光而不耀」 意識に囚われない生き方 1 ・ 女性の生き方についてCategory : 孔子・老子・他
![]() 中國山水 ひさしぶりに音楽を~ ユンディ リ / Yundi Li の ショパンNocturne Op. 9 No. 2 です。 『天武天皇系流の天皇の女系化と、系列の断絶化に観る運命学』の インターバル、 今日も、2件のコメントへのお返事です。 いずれも拍手コメントへいただいたものを紹介します。 ★☆“ 息子の方の孫は13年間の不妊の末に女の子を授かりました。 ........... 中略 ............ 家という意識がだんだん薄れてきますね。” そうですね~。 全文を掲載する事は控えさせていただきましたが、 とっても重い何かを、受け取らせていただきました。 すべてを、今、お返しする事は、できませんが。。 。 コメントをありがとうございました。 なにより、 めでたく授かった孫姫さんをお囲みになって、 幸せそうなご長男のご家族の笑顔が浮かんでくるようです。 ひとまず、よかったですね~! もうひとつ、ご紹介をします。 ★☆ ” 独身時代、占いで 「一人で生きていけば社会的には大成功、女性にしては強すぎる」と 言われました。特に姓名判断はそうだったようです。 短大卒業後11年間、幾つかの仕事をし、結婚後は専業主婦です。 (子供は男児が2人。) 今でもふと、自分は外で働く方が向いているんだろうな、と思います。 一人でいる方がきっと“より”自分らしさを発揮できる...そう思うのです。 習い事や社会活動を始めると、必ず人から仕事を勧められ、 時には離婚を勧められたりもします。 そんな私ですが、何故か 「自分の家庭を築きたい、いずれしっかり子育てをしたい」 その思いが子どもの頃から強かった... よくわからないのですが、 「今生のテーマをそう決めて生まれて来たのだろう~」と、 からだの内側からそういう感覚がわき上がるのです。 女性が本当に自分の力を試したいなら、本来裏側に回るべきだと 思います。 今の時代だからこそ。 世の中のことを考えればなおさらに。” いまさらながら、正直なコメントを読ませていただきまして、 女性は全体的であり、本質的であり、没我的である事を思います。 これこそが、無意識から溢れるエネルギーの源、陰の本体の働きです。 (没我=我を忘れること。無私無欲になること) 易しく言いますと、 女は金銭や自己の出世や効率や名誉や利得に価値を置かないのです。 男性の興味とはまったく違うのです。 (男性へ、あら! ごめんなさい~、あは!) だからこそ、 男の競争相手にならないで、妻となって支える立場になれる。 不思議な存在です。 女が、真にこの本質を全うするなら、 且つ、生まれながらの容姿姿態が魅力的なのですから、(あは!) ギリシヤの古人と言わずとも、 女性を美の女神と讃える気持ちは理解できますワ! (笑い) ” 今でもふと、自分は外で働く方が向いているんだろうな、と思います。 一人でいる方がきっと“より”自分らしさを発揮できる... 非常に大事なポイントです。 引く事、隠れる事の賢明さです。 そういう自己を自制しているのは、自己の内面の知恵です。 他人を意識した自己弁護的な理屈ではない。 嘘ではない。 数値化したデーターに影響をされた結論ではない。 つまり自己を相対化した結論ではない。 引く事、隠れる事には大賛成です! (笑い) 自分の生き方に対して、社会的にどうこう評価を求めない。 相対的評価に左右されないからこそ、 自分の産んだ我が子は、どんな子だって可愛いのです。 生命の側の価値観に沿って、 自律的に、自立性を保って生きる事こそが、女性の特権です。 (まぁ、裏返せば、それが極端に出た場合は、男性からはわがままとか、 世間知らずとかいろいろ評価はあるでしょうが、あはは。) このような主張で、女性本来の生き方ができるという事は、 いろんな意味で、恵まれた運を持っていると言う事ですよ。 自分の運と、ご自分の周りへ、どうぞ、感謝をなさってね~! このあたりは、私も自分の身に引き当てて、 非常に良くわかります。 進学塾の経営を止める時、ほぼこういう動機で止めました。 周りは、誰も理解をしませんでしたよ。(笑い) もったいな~い! どうして止めるの? ? 馬鹿だね~! おばか扱い? でした。 あはは。 何ヶ所かの教室と、生徒数がピークでしたから、 社会的な価値は、経営となれば、利益があるのに勿体無い。 そういう物差しで見るわけです。 女性の価値観は、それらとは違う事が、できるのですね。 しかし、受け入れた生徒を途中で放り出す訳には行きませんから、 3年後を目標に、新しい生徒は取らないまま、自然減をしながら、 在籍の生徒の受験の責任を終わらせて、すべての教室を クローズしました。 その時の気持ちは、晴れ晴れとすっきりと、日本晴れでした。 まったく後悔はしておりません。(笑い) ある意味、本当に運があったのです。 実は、 止めようと決めて、初めて回りの他塾の経営の状態を見回すと、 私の所だけが、独占的に繁盛をしていた! 状態でした。 ある地域は、100%の子供が、通って来ていました。 他の塾は、私の塾の煽りで、生徒を奪われていると思われていたらしい。 それには、今思い出しても、申し訳なさを感じます。 恵まれすぎるという事は、知らず知らずに他を犠牲にするのですね。 全体運で見れば良い事ではありません。 周りの経営者は、どんな気持ちだったでしょう。 私が、止めてホッとされたというのが本当だと思っています。 初めから金銭や欲得や順位や名誉や利得といった物の為に、 始めたわけではなかったけれど、結果そうなってしまった事に 賢明ではなかったと反省をしています。 (笑い) 今後も、絶対に“ 金銭や欲望”の原理では仕事はしない。 そう決めています。 でき得れば反対に、“ 金銭や欲望”では解決しない問題を、 運命学をもって解決をする道を究めて広めて行きたいという目的に。 当時設立した会社を役立て利用しようと、今に至っています。 今日の記事は、 『老子』58章「光而不耀」 意識に囚われない生き方 1 ・ 女性の生き方について 『老子』58章に、 「光而不耀」 光あれど耀(かがや)かさず。 というのがあります。 説明をしなくても、大意はご理解いただけると思います。 光耀く力を持っていたら、わざわざこちらから「光れるのよ~!」なんて、 (笑い) 光をキラキラ人前で照らし出す必要はない。 光る(力がある)から、引くと言い、隠れると言うのです。 たとえば、岩穴に隠れた(アマテラスみたい?!)ままでも、 岩穴の戸口から光は、かすかでも必ず真っ直ぐな光となってもれて来るでしょう。 その洩れて来るというのなら、自然です。 自然は、止めようがありません。 光が大きければ、必ずもれます。 その洩れるというのが、必ず、貴女の子供か、お孫さんか、誰か子孫が、 貴女が隠れた分、代わりに正しく評価を受けるという事です。 それが、正しく因果応報です。 すべての真価は、 他人やその時点の社会が決めるわけではありません。 正しくは、『天の道』・『時』の審判に拠ります。 もうひとつ老子を、 先ほどの「光而不耀」の続きに、「禍福倚伏」・かふくいふく とあります。 禍(わざわい)と思って慎んでいたらそれが福の元となり、 福と思って雲の上にいるような気分でいたら、 それが禍の起こる前兆だった。 そのように禍と福とは、お互いの傍に、伏せて寄り添っているものだ。 『天』は、『自然』は、行き過ぎる事を嫌います。 丁度の所で、頃合を見るという事、引くという事も大事です。 自分が恵まれていたら、その伏流水を、次世代へ送る事も賢明です。 息子さんが栄えるには、陰徳が大事になってきます。 そして家系の男系を守る事が必須ですね。 そうすれば、 男系のご家庭で生まれ育ったお相手が、お嫁に来る事にもなります! それも、貴女の生き方の縁です。 同じ陰徳を積んだ母親に育てられたお嫁さんに縁ができるからです。 、、、それが、運を作るとも言えます。 女の子をお持ちの場合ですが、 社会的に目立つ事を、両親が、殊更推奨しない方が、いいでしょう。 特に、母親が手放しで喜ばないように。 両親が、バランス感覚を持ち、いっしょに踊らない事です。 力を誇示しない、つつましやかに、、、難しいですね! あはは。 今日のコメントの底流に流れている、無意識の水流、 伏水流である「家」と言うものについて、 いつか記事のテーマに取り上げなければと思っています。 長くなりますので、これは、また、次の機会に。 次は、『天武天皇系流の天皇の女系化と、系列の断絶化に観る運命学』 へ戻ります。 藤と橘について、 聖武天皇の皇后・光明皇后の両親である 藤原不比等と県犬養三千代(橘三千代)についてです。 おたのしみに。 来るべくして来る『時』を、 感謝しながら、瞬間瞬間、迎え容れたいものです。 よき時を、お過ごしください! -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。
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^^12月もすぐそこですね。なんだか、あわただしい。ユンディ・リさん、大ファンです。
気を張った雰囲気を感じれない、自然な演奏で本当にうっとり。コンサートへ行ってみたいのですね。 女性の本質の記事には目を見張ってしまいました。 それをまっとうできれば、何というしあわせと憧れるという心境です。 それに反して心の中にはかなり男性的な自分もいるような気がして、大丈夫? (笑) 男系と女系の違い、もっと教えてくださいね。 No title紅葉もピアノも心に染みました。
結果的に金銭と欲望の仕事になってしまうかもしれませんが、 ブログだけではなく、是非、本の出版をしてほしいと思いました。 本物の光の強さを期待させていただきます。 こんばんは!日が暮れるのがはやくて夜になってしまいました!=
歴史の記事は頭がわからなくては満足したらいけないのですけれど、= 前回と今回、頭を使うより心を全開にしなくてはいけない内容だったですね。= おもわず、キュンと心がしました。= なにでしょう?= 女の真価を突いていたからかしら、、、、、= あぁ、賢くなりたい・・・・・・= いつもの夜回りで、おお、ノークタンの調べ、
深夜に老子を学びつ、在り難いかな。コスモスさんの寝息?かな。プッ 光あれど輝かない暗きつめたい夜道を歩きおり。おやすみなさい 管理人のみ閲覧できますこのコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: ^^12月もすぐそこですね。なんだか、あわただしい。> ユンディ・リさん、大ファンです。
> 気を張った雰囲気を感じれない、自然な演奏で本当にうっとり。コンサートへ行ってみたいのですね。 > > 女性の本質の記事には目を見張ってしまいました。 > それをまっとうできれば、何というしあわせと憧れるという心境です。 > それに反して心の中にはかなり男性的な自分もいるような気がして、大丈夫? (笑) > 男系と女系の違い、もっと教えてくださいね。 ★そうですか、ファンでしたか、日本にはファンクラブもあるようですね。 東洋的な音色に聴こえますね。 今の世相は、男女が入れ替わっているようです。そう思う女性が、ほとんどではないですか。 男系と女系は、どこまでブログで書けるのか?やってみなければ解からない?(笑い) いつもありがとう! 感謝☆cosmos Re: No title> 紅葉もピアノも心に染みました。
> > 結果的に金銭と欲望の仕事になってしまうかもしれませんが、 > ブログだけではなく、是非、本の出版をしてほしいと思いました。 > > 本物の光の強さを期待させていただきます。 ★あらっ~! ものすごい期待を背負っちゃいました。。あはは。 仰るように、いろいろなディフェンスラインがありますから、難しいのですが、、、 ここFC2は、記事をそのまま本にできるので、その程度の本ならいいかなと、ある程度分量が溜まったら、そうしようか?と思っています。 初めの出会いのmasumienさんの私の目に止まった久高島の写真ですが、明るい陽光が溢れていて、よくよく考えてみると『陽』そのものなの。 反対に、私の暗~い森の奥の出口に、光の中に立つ人影の写真は『陰』そのものなのです。 最近気がついたのですが、不思議な状況の写真ではあります。 いつも ありがとう! 感謝☆cosmos Re: こんばんは!> 日が暮れるのがはやくて夜になってしまいました!=
> 歴史の記事は頭がわからなくては満足したらいけないのですけれど、= > 前回と今回、頭を使うより心を全開にしなくてはいけない内容だったですね。= > > おもわず、キュンと心がしました。= > なにでしょう?= > 女の真価を突いていたからかしら、、、、、= > あぁ、賢くなりたい・・・・・・= ★頭だけを使う思考は、偏っているし、 心だけを使う感情も、偏っているし、本当は、それを超えたところの体が命を見開かすという、そういうのがいいなぁと思っています。 思考だけでは、賢くなれないかも? 思考は、思考をだませますからね! あはは。 感情も、そう。 あと、直感と感覚がほしいなぁ~! いろいろ混ぜて(笑い)しまいましょうか? あはは。 いつも ありがとう! 感謝☆cosmos Re: いつもの夜回りで、> おお、ノークタンの調べ、
> 深夜に老子を学びつ、在り難いかな。コスモスさんの寝息?かな。プッ > 光あれど輝かない暗きつめたい夜道を歩きおり。おやすみなさい ★あ~! 深夜の靴の音は、たまちゃん、あなたさまでしたか! あはは。 ずっと、静かな夜に、ピアノの音は、いかがでしたか? 寒さ厳しき折、お体をご自愛ください。 いつも ありがとう! 感謝☆cosmos Re: No title鍵コメントさんへ
コメントありがとう! 感謝☆cosmos |