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    (知識の限界) 学問の知識で人生を考えてはいけない 7

    Category : 運命学と科学
    オキザリス


    オキザリス corymbosa 

    オキザリス oxalis ギリシャ語で「酸っぱい」の意味です。









    音楽をどうぞ~! 「自律神経にやさしい音楽ー花によせて」




    今日のテーマは、学問の知識で人生を考えてはいけない 7

    (知識の限界)
    です。


    大震災から津波と続いて、一ヶ月、未だになくならない地震に、

    自然の不気味さと底知れぬ恐怖を、日本中が、感じている頃でしょう。

    それにも増して、原発の脅威が、ひしひしと迫っています。




    このテーマの目的は?    

    ターゲットは、”意識”、『陽』を叩く事です。


    だんだんと「意識の正体」を暴いて、追い詰めて行きましょう! 


    意識の正体も知らずして、

    「知る」は最上なりとは、言わせたくありません。


    『陰徳』の軽視、抹殺こそが、”国難”と言われる現状の源なのです。

    知識の暴走、学問の暴走、

    意識最上主義にストップを掛けなければ.....






    鴨長明「方丈記」からです。

    日本中世文学の代表的な随筆です。


    行く河(かわ)の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。

    よどみに浮(うか)ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、

    久しくとどまりたる例(ためし)なし。 
     


    と言う有名な冒頭で、

    移り行くもののはかなさを語った無常観の文学とも言われる中に、

    【元暦の大地震】のありさまを書いた所があります。


    また、同じころかとよ、

    おびたゝしく、大地震(おほなゐ)ふること侍(はんべ)りき。

    そのさま、世の常ならず。

    山は崩れて、河を埋(うづ)み、海は傾(かたぶ)きて、陸地を浸(ひた)せり。

    土裂(さ)けて、水湧(わ)き出で、巌(いはお)割れて、谷に転(まろ)び入る。

    渚(なぎさ)漕(こ)ぐ船は、波に漂(ただよ)ひ、

    道行く馬は、足の立ち所(ど)を惑(まど)はす。
     

    〈現代語訳〉

    また、同じころだったか、ものすごい大地震があったことがある。

    そのさまは尋常ではなかった。

    山は崩れ、その土が河をうずめ、海は津波で陸地を浸水した。

    大地は裂けて水が湧き出し、大きな岩が割れて谷に転がり落ちた。

    波打ち際を漕ぐ船は波の上に漂い、

    道行く馬は足の踏み場に惑っている。


    その最後に、次のようにあります。


    すなはちは、人皆あぢきなきことを述べて、

    いささか心の濁りも薄らぐと見えしか

    ど、月日重なり、年経にしのちは、言葉にかけて言ひ出づる人だになし。 


    〈現代語訳〉

    その直後には、

    だれもかれもがこの世の無常とこの世の生活の無意味さを語り、

    いささか欲望や邪念の心の濁りも薄らいだように思われたが、

    月日が重なり、

    何年か過ぎた後は、そんなことを言葉にする人もいなくなった。
      

    約800年まえ、鎌倉前期、建暦二年、

    1212年に成立した随筆の内容が、

    そのまま今に当てはまる事に驚くと共に、


    いささか心の濁りも薄らぐと見えしかど、


    人間と云うものは、危ないと知りつつ自分の目先の欲と楽の為に、

    「喉もと過ぎれば、暑さ忘れる」、

    「天災は、忘れた頃にやって来る。」  あはは。


    意識に頼った知識と言うものは、役に立たないのですね!  (笑い)


    ★ 意識は、時と共に、都合のいいように忘れるのです。


    時と共に、『偽』になる『陽』そのものです。 


    学問を、頼って信じてはいけません。

    例え照明されたと行っても、所詮が一時の仮説です。

    政治は、もっと落ちます。 


    政治家の言葉は、単なる言葉だけで、

    『偽』で終わる危険も持っていると言う事を、もう認識しなければ!


    学問も政治も、経済も、すべては人間の作ったもの、『陽』なのです。

    それをそうだと覚悟をして、操縦していかなければいけないのです。


    ★ 意識の主張する所の真実は、くるくる変わります。都合次第なのです。




    いい例が、

    国際放射線防護委員会で決められた安全というのは、

    「1年間に1ミリシーベルト」です。 

    参考:武田邦彦教授のブログ

     (武田邦彦教授のプロフィール)  



    今回の事故で、政府は、

    学者に「年間100ミリシーベルトで安全」と言わせています。

    それは学問的な数字ではなく、政治の決めた数字です。


    ★ 意識は、都合がいい方向へ、楽な方へと変わって行きます。




    そうしないと、

    東京までが避難区域になる可能性があって、とても管理できない

    避難数で、パニックになるからとか、

    社会的影響を考えて決めた数字です。

    いわゆる、政治的判断。 


    これは、

    いままでなされた事のない人類初の多人数放射能人体実験です。

    後々このデーターを

    まとめて研究成果として学会で誰かが発表をするはずです。

    世界が、今、日本に注目をしています。






    私も含めてですが、  あはは。

    人間は、学歴をつけたところで立派にはなっていないですね。(笑い)

    知識の集積である学問で、人格はできません。 

    幸せにはなりません。

    すなわち、政治で、人間の幸せを実現する事はできません。

    『孝』を無視している学問や政治は、

    結局は、命を殺傷するでしょう。 

    具体的に言うと、

    何を一番大事と思うのか? 

    その理念と目的ですが、いろいろあって、

    進歩、経済、効率、利益? ですね。


    あはは、誰も、一番が命、孝、だなんて言いません。


    利益第一。

    それを正当化する為に人命も大事だ、とついでに言うだけですね。






    学問の無能さ限界を示す例を、2,3挙げましょう。


    ● 4月2日のY紙2面に、

    日本の原子力研究を担って来た専門家が、

    今の福島原発事故への緊急提言として、同原発1~3号機について、


    「燃料の一部が溶けて、原子力圧力容器下部にたまっている。

    現在の応急的な冷却では、圧力容器の壁を熱で溶かし、

    突き破ってしまう。

    数週間以内に、本格的な冷却システムを稼動させる必要がある。

    3基の原子炉内に残る燃料は、チェルノブイリ原発事故をはるかに上回る

    放射能があり、それをすべて封じ込める必要がある」と


    警告、指摘した記事の中で、

    提言者の一人、松浦祥次・元原子力安全委員長が、

    「原子力工学を最初に専攻した世代として、

    利益が大きいと思って、原子力利用を推進して来た。

    (今回のような事故については)考えを突き詰め、問題解決の方法を

    考えなかった」と陳謝した。とありました。 


    今更、陳謝して、どうなるものですか!


     考えなかった?? 


    せっかくの優秀な頭脳が、一番大事な事を、考えなかった ??

    その程度の判断、行動で、

    一流原子力学者が務まるなんて? なんとお気楽なお仕事でしょう!


    人類の為に、

    日本国民の為に、考えようとは思わなかったのですか? 

    自分の仕事における責任感の問題ですよ!! 


    意識は、めんどうな事は、避ける。

    意識とは、そう言うものです。






    ”原子力は、すばらしい時代をもたらす!!” 

    言いたい事だけ言って...

    後の祭り、とはこう言う事なのでしょう。 しかし、残念です。




    ●● 次は、ちょっとお気楽な話を書きましょうか?   ほほ。

    知り合いの学者です。

    教育ママなら、垂涎もの! 羨望の的! そんなお育ちの学者さま!

    付属小中学から、超難関進学私立高、東大、東大院を出て、

    霞ヶ関の官庁○○省の官僚を20年以上勤め上げ、

    40代で、関東圏の国立大の経済学の教授に天下った人がおります。


    超エリートですが、 お気の毒な方なの!

    彼は、38歳の時、息子が生まれました。

    直後、10歳以上年下の配偶者に逃げられたそうです。

    ある夜、帰宅すると、生後3ヶ月の赤ん坊が置き去りにされて、

    それから、父子家庭で子育てをして10年間、

    その経験が彼に幅を与えたかと思っていたのですが、、、


    大学の経済学部の教授の彼が、ある日、こう言いました。


    「どこの駅前にも、サラ金の看板がいっぱいある。

    なんとかしたいが、

    これは、サラ金で金を借りる人が多いからだ。

    こんなに金利の高い所で借金をするなんて馬鹿なんですね。 

    あきれるほどあほだ!

    銀行に定期をしておけば、それを担保に低利で借金できるのに。」



    ? 貴方はそれで経済学者なの? 

    思わず失礼ですが、そう言いましたよ!  あはは。


    どっちが、わかっちゃいないのか?   

    こう云うのを、私は、「専門ばか」と呼んでいます。  

    努力をしない人が馬鹿になるのは普通だけれど、

    貴方は人並み外れた努力をして、馬鹿になったの! 

    ほんとうに、見事なくらい、

    細い狭い道だけしか、知らない。

    その道だけしか知らない。。。


    銀行に定期で預けるお金がある人なら、

    わざわざサラ金に手を出すわけないのよ。

    定期なんか貯金できない。

    あったら真っ先に下ろして使ってしまう。

    そこまでの貧しい人がいる事を、大学院で研究して来なかったの !


    それで、経済○○省の役人を20数年? ですって。


    あぁー学問や行政のロジックは、立派だけれど一方通行なのです。

    要は、知識は覚えられる。 けれど、知恵はつかないのですね~!




    20年間の学業、知識の詰め込みでは、無理なのです! 

    今の行政は、得手勝手なロジックで済む仕事なのですね~!

    実際の人や社会を救くう事のできないロジックを弄んで、

    それで仕事になるのですね~!!  あはは。

    国民は、馬鹿なんだと、それで片付けるのね? 


    こう言う頭脳の優れた学者の社会性オンチな話は、

    もう、いっぱい、掃いて捨てる程あります。






    もうひとつ、


    ●●● 津波直後、NHK、

    夜の”クローズアップ現代”の番組のなかで、

    ある大学の津波の避難原理を研究していると云う学者が出演して、

    うなだれて、正直に言っていた事は、

    自分の研究は、役に立たなかった。と言う事でした。


    津波が来ると分かっている三陸の町で、

    どう避難をするかという研究をし、地元にも通い、

    かなりな年数を掛けて研究をしていたのでした。


    実は、津波の起こる2,3日前も、

    その教授が指揮をして、現地の住民と一緒に訓練を行った。

    津波の起こる方向を推定して、

    津波の時には、あの建物へ避難するんだと

    ここを歩いてと、実際に逃げる訓練をしたと言うのです。


    それが、津波が起こってみたら、

    その通りに逃げた人は、全員が津波に呑み込まれてしまっていた!

    教授の指示を無視して、

    自分の考えで逃げた住民は、助かった!



    私は、それを聞いて、 しばし、唖然と、しました。。  。

    心底、彼は、

    自分の研究が、間違いないと思っていたのでしょうか? 

    役に立つと云う事を、そんなに単純の思い込んでいたのか?

    他人さまのお役に立つと言う事は、

    実は、とっても、大変にむずかしい事ですよ~


    大学の先生と言う権威で、

    住民が信じて付いていった部分もあるはずです。

    権威や権力を批判しない東北人気質の素直さ、我慢強さ、 

    そう言う住民の心理も分かった上での指揮だったのでしょうか?


    非常に、その罪は重い。

    その学者が、うなだれて下を向いていた姿が残っています。

    人間なら、それが、当然でしょう。


    学問では、現実を変えられない。 


    なぜなら、現実をわかっちゃいないのです。




    なぜ、そうなるのか? 




    習って、記憶して、知識を増やしても、

    無知はなくならないーーーーー。

    知識を詰め込んでも、

    無知から開放はされないのですーーーーー。



    事は、そんなに短絡的に、

    無知は、解決がつくものではないのです。




    なぜなら、意識は、後ろを見ています。

    過去の経験しか見ていないのです。

    過去のデーターの上に学問は成り立っています。 

    学問の未来がわかると云うのは、データーの上での推論です。


    意識で行う研究は過去を見ています。

    過去のデーターです。 バックミラーなのです。


    意識は、「自然」と「未来」をわかっていないのです。 

    現実の人間を、女を、わかっていない。  あはは。

    そして、「未来」のデーターを持っていない!!! 


    意識で認識したものを知識とするなら、

    未来など、解るわけが無いのです。  

    当たり前のことですが、未来は五感では捉えられていないのですから。





    自然は、勝手に動く。 


    学問からしたら、自然は、勝手なのでしょうね。 (笑い)

    この受け取り方こそ、西洋二元論、自然に対決しようとする観点です。



    どう勝手に動くのか? それを知らない今の科学は、

    自然に対して、無知なのです。 


    自分の意識で分かった範囲を、”解った”とする。  

    それが、まだまだ ”分かっていないと言う事”すら、解ってはいない。


    あぁ、この乖離を、どうしたら埋められるのでしょうか?








    ★★★★ 昨日の夕方、何気なく付けたNHKのテレビ、

    避難所の方達が、今、思っている事をスケッチブック風に紙に書いて、

    思っている事を話すと言う番組でした。


    その中で、唖然! 

    としたのが、60代のお二人のご婦人の話した内容です。


    『 海が憎い! あんなにやさしい海なのに、大きらいです。』

    『 今は夢。今、起こっている事は、夢だと思ってます。涙も出ません。』



    お気の毒に! 

    地震、津波によって起こった急激な自分の境遇の変化に、

    感情や気持ちが、付いていっていない、受け止める事もできずに、

    非常に深刻な心の問題を感じました。


    未だに、学問は、自然を分かっていない。

    学問を標榜する我々は、未だに、自然を分かっていない。




    未だにと云うのは、

    このように科学が進歩していると思われている時代に、と云う意味です。  


    方丈記の時代から、なんら人間は、進歩していない。

    意識の想定と、計画と、立派な目的と、利益拡大の為に、

    世界競争に勝つ為には、

    コンピューターのシミュレーションを信じて

    なんでもできると、慢心を起こし、自然をみくびり、侮って来た。


    その結果が、

    政治が道徳を失くし、学問が人格のない単なる専門家集団に、

    なってしまったのではないのですか?


    それは、誰に都合がよかったのか?


    あはは。 それは経済のご都合、個々の人間の欲望です。




    経済を頂点とする似非ユートピアは、一番『陰』を嫌います。

    『陽』に文句を付けて来るのは、『陰』だけですから。

    『陰』から見たら、『陽』の欠点は、よーく見えます。  あはは。


    『陰』の力を弱める為に、

    女を働き手に狩り出そうとしています。

    女を全部『陽』にしてしまえば、文句を言われないからです。 あはは。



    しかし、『自然の摂理』は

    それを断固認めないでしょう。
     


    なぜなら自然の調和が崩れ、命の創造性が枯渇するからです。


    自然には見えない法があり、それによってあらゆるバランスを取ります。 

    故に、自然は、勝手ではありません。 


    自然は、自然の法に従って動く。

    自然には、自然の法が存在する。

    これが、東洋式です。

    この存在を感じていく、これが、東洋の叡智と云うものです。





    今回の3.11の災害の後、

    我々は、失った物と引き換えに、

    失ったもの以上の価値観を、新たに獲得しなければいけません。

    『天』が与えた絶好のチャンスなのよ!




    以前と同じ状態へ戻る事が、決して正しいとは思えない。

    それだけなら、大勢の失った命に対して、申し訳ないでしょう?

    欲望を叶えて、運が強く生き残った人だけが、そのままのやり方で、

    やりすごす事ができるなんて、おかしいでしょう? 


    生き残った我々が、『孝』を捨ててまで手にした近代化の価値観、

    命を犠牲にしてまで築き上げた欲望を守る論理。

    その命より大事だと錯覚したまま抱き続ける価値観を捨ててこそ、

    命を落とした人と同じ目に遭った事になるのではないのか?


    財貨を失った嘆きより、

    過去を失った悲しみを追いかけるよりも、

    目ざめること、反省して、後悔の涙を流すこと。

    新たなる価値観の中へ歩みだす事が、正しいのではないのか?

    これは、日本中に我々に、当てはまる事なのですよ。





    運命を、変えるとは、そう言う事なのです。

    自分の中の悪習を断たずして、未来に、よい運には乗れません。 






    史上最大の地震と津波、

    この破壊は、自然の摂理が、バランスを取った結果です。



    人間と自然が相克しているように見える時には、

    人間が、後ずさりをする番なのです。

    謙虚に、何が正しいのか、

    わが身を飾る虚飾を全部捨てて反省するべきです



    『陰徳』の存在が実感できる所まで、身をかがめる姿勢が必要でしょう。



    そして、まだ、それらの価値観をつづけようとするのか?

    続けるのか?どうするのだ? と、

    原発事故の脅威が、ひしひしと攻めて来ているようです。


    歴史的な価値観の転換が、起こらなければいけないのではないか?



    起こるべきです。




    今のこの地球の現場を救うには、強力な『陰』のパワーが要ります。


    どうか、子供をお育てになっているお母様に申し上げます。 

    次の2点を、わが子に教えてくださるように。


    まず、1点目は、

    最高学府で学び、海外留学して、将来有名な学者になるのもいいが、

    人間の意識と言うものは、限度のあるもの、時を経て『偽』になるもの。と



    そして、その愚かしい人間の意識の外に、

    実は、膨大な無意識の世界が広がり、

    そこには、自然の摂理が存在する。

    人類の意識の造作物は、その摂理に調和するものでなければ、

    人類に、刃を向けるものになる。と言う事を。


    子供が幼い頃から、教え伝えていただきたいとお願い致します。










    さて、さて、2200年、中庸を守って来たM町の事ですが、

    他の地域との一番の違いは、

    自然を利用して快適に生きる知恵があちこちで見うけられました。

    人が生きる事に配慮をして来た、

    生活と調和させる為の自然の取り入れ方は、

    知れば知るほど、今でも、ため息と驚きと羨望的な気持ちになります。
     


    一番大事な生活用水、

    当然、今は、公営の水道が各家に行き渡っていますが、

    井戸が、各家々に、あるだけではなく、

    飲み水としたら、人家の庭先を掘って汲む水よりも、

    汚れていない水を求めて水源地として、

    遠くの山の中腹に共同の大井戸を掘り、

    そこからパイプで各戸へ引き込むようにしてあったようです。 


    広い屋敷の塀と、道との間は、1~2mの幅の堀がめぐらされ、

    その疎水には、遠い山にある滝から引いた水が流れています。

    そこまで流れ来る間には、どうどうと音を立てて流れる大きな川が、

    細い小川になって、その疎水に注ぎ込むように作られた昔の水道です。


    疎水が、家々の周りを巡り行く時、角になる辺りは、その角を切り取って、

    道から水際まで降りて行けるようになった石の階段があります。

    昔は、ここで、女たちが洗濯をしたのだろうか、

    大根や芋を、洗ったのだろうか、と思わせる作りになっています。

    事実、今は、

    子供たちが裸足で水遊びの場として使い、

    同時に、疎水を泳ぐ川魚を食べに来る白鷺が、

    エサを求めて舞い降りる場になっているらしく、

    集落の中を、歩いて近づくと、バタバタッと、飛び立つ白鷺を、

    たびたび見る事がありました。



    入り母屋造りの大屋根が、いくつも並ぶ集落は、

    花崗岩で敷かれた細道が、迷路のように張り巡らされていて、

    集落に、盗賊が入っても、

    盗賊が、道に迷って逃げられないように作られている。


    と聞きました。


    それは、本当で、辻道の角に立って、

    さぁ、どっちに行こうかと思って、こっちかなと思うと必ず行き止まり。

    人の心の常識を逆手に取って、

    違うと思う方が、先へ続く道だったりして。


    車が通ったら、人が立ち止まらなくてはいけない、その位の狭い道です。


    その道の両側は、蔵の白壁、黒の板塀、瓦を乗せた白壁や、

    焼いた黒板塀の壁が相当長く続いています。


    さりとて江戸時代の武家屋敷のようないかめしい感じではなくて、

    さりとて農家の集落? 

    それにしたら裕福すぎる家構えだと感じていました。




    かんぬき門が閉められて、横の屈んで入る戸口をくぐって、

    あるいは、開け放たれたかんぬき門の奥のお庭を拝見しながら、

    時々、散歩のつもりでよく歩き回ったものです。 (笑い)



    たしかに現代ではない時の空間が、存在する町です。




    これから、M町の事を進める前に、このブログの読者の方たちに、

    質問をさせていただいてよろしいでしょうか? (笑い)

    と、言うのは、神武天皇のお気持ちになって、考えてくださいね。


    倭国騒乱からこの国の統一を目指して、

    九州朝廷のあった日向から、大和へ出発した時、

    何のために、神武天皇は、朝鮮半島からの渡来人たちを連れて来て、

    ここに住まわせたのか?




    何の為に? 目的を、考えてみてください!  

    そこに気づかれたら、この町の秘密がすべてが分かります。

    コメント欄に、ちょこっと記入をおねがい致します。


    答えは、次の記事で、、、、、あはは。






    今日の記事では、意識の特徴を書きました!

    気がついていましたか? 

    次回、それを脳の働きから、(意識の学問をお借りして)分解します。




    最後に!



    『陽』の極限においてすら、

    自らの命を顧みる事もなく

    内なる『陰徳』のパワーを持って作業を継続されている原発の方々の

    ご健闘とその成果が必ず現れる事を信じて、祈りましょうね。 




    どうぞ、つつがなく、ほんとうに何事もなく、どうぞご無事で、


    よい一週間をお過ごしくださいませ。


























    -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 
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    石原都知事が、「天罰」という言葉をつかって、

    マスコミに叩かれましたが、あの真意は、被災者の方々に言ったわけではないのですね。=
    親の死後も、年金を取り続けていた人に対して言ったものだとか。=
    「我欲」という言葉も、そうですが、=
    石原都知事が言われた内容と今日の記事から受けた内容は、同じではないかと取りました。=

    石原氏は、 
    「日本人のアイデンティティーは 「我欲」 になった。
    政治もポピュリズムでやっている。 津波をうまく利用してだね、
    我欲を1回洗い落とす必要があるね。
    積年たまった日本人の心のアカをね。 これはやっぱり天罰だと思う」と語り、=
    その後、「被災者の方々はかわいそうですよ」と続けています。=

    「天罰」という言葉が、今回の地震、津波、原発事故には当てはまる気がします。=

    M町のように、そんなよい場所があるのですね!

    答は、国のために役立てようと優れた技術者を集めた。日本人にはいなかったから。=








    No title

    記者会見で「想定外」と言った時点から、バックミラーも片方が壊れているように感じました。
    それか、利益によって曇ってしまい、見えなくなってしまったようです。

    また、年間被曝量限度を1ミリシーベルトから100ミリシーベルトへの変更。 
    今まで問題なく1ミリシーベルトで統一されていたのに、
    ことが起こってから引き上げるなんて、ご都合趣味ミエミエの行動としか思えませんし、
    陳謝の様子を見ていても「それだけ?」って感じの内容で、そのために何人の犠牲者が出たのかわかりません。

    それにしても、枕草子の内容に驚きました。観察力鋭いです。
    そして、神武天皇ですが、南に海、北に山と、故郷に似ているからでしょうか・・・。

    No title

    う~ん、対比をしてしまいます.....
    陽の特徴は、読めば読むほど不幸な気分になって滅入ってしまいます。
    次回の意識の正体どうなのでしょうか、知れば、もっと滅入ってしまうのかもしれません。
    そして、なぜかM町のようすを読み終わってほっとしています。
    現代とどちらがいい? と聞かれたら、間違いなくM町を選んでしまいます。

    戦乱にも巻き込まれず、2200年も途絶えずにつづいた家は、武士階級ではない気がします。
    戦いの戦士として連れてこられたのではないでしょう。
    農業だけでもないようですね。
    何かの技術を持つ集団ですか。土器を焼く、天皇の宮殿を建てる大工たち、それとも、
    織物を作る集団、医術でしょうか。お酒や、なにか醸造の技術を伝える人。

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    夜回り。

    花見の気分なんかどうですか。
    え? 花より放射能、
    しかし、放射能はむつかしい。
    学者にも任せられないとは、 困った。
    何で試されるか解らないブログなんで、困った。
    答えを書けとは、 困るよ。
    答え: 料理を作る、料理人か。

    おはようございます

    お天気模様、下り坂で、ぐずぐずしておりまして今日は雨模様です。

    曇りの日が多く、お花たちにはやさしいのかもしれませんね。

    関西は、今回の災害から外れておりますので申し訳ないくらいしあわせに暮らしておりますが、、、

    記事の中でお書きになっておられるように、M町のような仕組みの町がまだまだ残っておりまして、

    もともと町のつくりが災害に備えてなっておりますの。

    M町の疎水も、火事で隣家に燃え移るのを止めるものなのでしょう。

    >そして、その愚かしい人間の意識の外に、

    >実は、膨大な無意識の世界が広がり、そこには、自然の摂理が存在する。

    >人類の意識の造作物は、その摂理に調和するものでなければ、

    >人類に、刃を向けるものになる。と言う事を。

    あたりまえのことを今の時代は、こう言ってくれる人が身近にいないのでしょうね。

    天罰、天は見ている、よくかんがえなさい。そう言う言葉のなかに込めて子供には言っていたのです。

    今のおかあさんは、お勉強だけだったら子供を哀れな大人にしてしまうでしょう。

    学者やえらい人になろうと、人間としたら哀れです。

    いついつも、何回も読みまして、コメントがおそくなります。 

    Re: No title

    鍵コメントさんへ
      コメントありがとうございました!

    Re: 石原都知事が、「天罰」という言葉をつかって、

    > マスコミに叩かれましたが、あの真意は、被災者の方々に言ったわけではないのですね。=
    > 親の死後も、年金を取り続けていた人に対して言ったものだとか。=
    > 「我欲」という言葉も、そうですが、=
    > 石原都知事が言われた内容と今日の記事から受けた内容は、同じではないかと取りました。=
    >
    > 石原氏は、 
    > 「日本人のアイデンティティーは 「我欲」 になった。
    > 政治もポピュリズムでやっている。 津波をうまく利用してだね、
    > 我欲を1回洗い落とす必要があるね。
    > 積年たまった日本人の心のアカをね。 これはやっぱり天罰だと思う」と語り、=
    > その後、「被災者の方々はかわいそうですよ」と続けています。=
    >
    > 「天罰」という言葉が、今回の地震、津波、原発事故には当てはまる気がします。=
    >
    > M町のように、そんなよい場所があるのですね!
    >
    > 答は、国のために役立てようと優れた技術者を集めた。日本人にはいなかったから。=


    ★石原都知事の発言を詳しく知りたいと思っていました。お教えくださってありがとうございます。
    お考えのように、同感ですわ。
    また、コメントの通り、記事で取り上げさせていただこうと思います。 

    お答え、ありがとう! そして、いつもコメントをいただいて感謝申し上げます。 kokoro☆cosmos

    Re: No title

    > 記者会見で「想定外」と言った時点から、バックミラーも片方が壊れているように感じました。
    > それか、利益によって曇ってしまい、見えなくなってしまったようです。
    >
    > また、年間被曝量限度を1ミリシーベルトから100ミリシーベルトへの変更。 
    > 今まで問題なく1ミリシーベルトで統一されていたのに、
    > ことが起こってから引き上げるなんて、ご都合趣味ミエミエの行動としか思えませんし、
    > 陳謝の様子を見ていても「それだけ?」って感じの内容で、そのために何人の犠牲者が出たのかわかりません。
    >
    > それにしても、枕草子の内容に驚きました。観察力鋭いです。
    > そして、神武天皇ですが、南に海、北に山と、故郷に似ているからでしょうか・・・。


    ★あははっ。 壊れているバックミラー! それが意識の集積の学問の実態でしょうね。
    しかも、経済に指図をされている学問の哀れな現実、資本主義下の学問の成れの果て、、、ですね。
    でも、情報を見ると、日本の原子力専門家は現場に接触していないようですね。アメリカが主導をしてやっているのでしょうか。
    枕草子? 方丈記なのですが、、、あはは。
    慎重居士のmasumienさんらしくないエラーですね。 あはは。


    お答え、ありがとうございます。
    でも、”南に海、北に山”と言うのは、一方は、日向。関西は、どのあたりか?
    どこを想定されているのか、知りたいですぅー。 あはは。
    いつもありがとうございます!  kokoro★cosmos

    Re: No title

    > う~ん、対比をしてしまいます.....
    > 陽の特徴は、読めば読むほど不幸な気分になって滅入ってしまいます。
    > 次回の意識の正体どうなのでしょうか、知れば、もっと滅入ってしまうのかもしれません。
    > そして、なぜかM町のようすを読み終わってほっとしています。
    > 現代とどちらがいい? と聞かれたら、間違いなくM町を選んでしまいます。
    >
    > 戦乱にも巻き込まれず、2200年も途絶えずにつづいた家は、武士階級ではない気がします。
    > 戦いの戦士として連れてこられたのではないでしょう。
    > 農業だけでもないようですね。
    > 何かの技術を持つ集団ですか。土器を焼く、天皇の宮殿を建てる大工たち、それとも、
    > 織物を作る集団、医術でしょうか。お酒や、なにか醸造の技術を伝える人。


    ★>知れば、もっと滅入ってしまうのかもしれません。


    ほほほ。その通りかもしれませんね。国は、国民を滅入らせるのが目的なのか? 
    まったくこまった国です。 祈るより他ないみたいです。

    >武士階級ではない気がします。


    さすが、知性派のコメントだわ!
    あたっている気がしますよ~! 次の記事をごらんあれ!
    いつもコメントをありがとうございます! kokoro☆cosmos


    Re: No title

     鍵コメントさんへ
      コメントありがとうございます。


    Re: 夜回り。

    > 花見の気分なんかどうですか。
    > え? 花より放射能、
    > しかし、放射能はむつかしい。
    > 学者にも任せられないとは、 困った。
    > 何で試されるか解らないブログなんで、困った。
    > 答えを書けとは、 困るよ。
    > 答え: 料理を作る、料理人か。


    ★夜回りご苦労様です!  
    お仕事の方に、いくらか影響が出ているようですね。放射脳も全国的に飛んでいっています。
    お花見は、いかがでしたか?
    今年は、吉野に、通り抜けに行く予定だったのですが、帰宅難民になりそうで、(笑い) 
    なんとなく自粛してしまいました。。  。

    お答え、ありがとうございます! 
    いつもお忙しいにもかかわらず、コメントくださって感謝です。 kokoro☆cosmos

    Re: おはようございます

    > お天気模様、下り坂で、ぐずぐずしておりまして今日は雨模様です。
    >
    > 曇りの日が多く、お花たちにはやさしいのかもしれませんね。
    >
    > 関西は、今回の災害から外れておりますので申し訳ないくらいしあわせに暮らしておりますが、、、
    >
    > 記事の中でお書きになっておられるように、M町のような仕組みの町がまだまだ残っておりまして、
    >
    > もともと町のつくりが災害に備えてなっておりますの。
    >
    > M町の疎水も、火事で隣家に燃え移るのを止めるものなのでしょう。
    >
    > >そして、その愚かしい人間の意識の外に、
    >
    > >実は、膨大な無意識の世界が広がり、そこには、自然の摂理が存在する。
    >
    > >人類の意識の造作物は、その摂理に調和するものでなければ、
    >
    > >人類に、刃を向けるものになる。と言う事を。
    >
    > あたりまえのことを今の時代は、こう言ってくれる人が身近にいないのでしょうね。
    >
    > 天罰、天は見ている、よくかんがえなさい。そう言う言葉のなかに込めて子供には言っていたのです。
    >
    > 今のおかあさんは、お勉強だけだったら子供を哀れな大人にしてしまうでしょう。
    >
    > 学者やえらい人になろうと、人間としたら哀れです。
    >
    > いついつも、何回も読みまして、コメントがおそくなります。 


    ★お花は、いいですねぇ~。
    避難の人たちが家畜やペットを置いていけない気持ち分かりますね。
    世話をしないとかわいそうですから、とても置いては行きたくないですね。


    >あたりまえのことを今の時代は、こう言ってくれる人が身近にいないのでしょうね。
    そうです。今までの教育と、社会の経済優先が、目で見える形として出て来た。
    人格まで影響をしてきた。そう言う事なのでしょう。
    いつも忘れずにコメントくださりあろがとうございます!  kokoro☆cosmos

    No title

    答えを...って...そんな...焦りました。
    「渡来人って何?」って、そこからまず調べましたから(汗)

    下手に答えるのは恥ずかしいですが、最近続けてコメントしているのに、ここに来てパスするのもどうかしらと思って(笑)頑張ってずっと考えてました。

    農業や機織り、漢字、仏教など、新しい文化や技術を持ってきたんですよね。
    文化を根付かせようとした...?
    そこまでだと質問の答えにはならない?ですよね。


    M町の

    >他の地域との一番の違いは、
    自然を利用して快適に生きる知恵があちこちで見うけられました。

    というところで、農業かしら?と思いました。
    自然と共にあります。四季が大切です。
    食を支える。人々の協力も必要。
    ...など、農(作)業の中に、神武天皇が大切にしたいモノが含まれていたのかなと思ったのですが...。
    科学や機械化がますます進む現在、農業の衰退は日本人の危機であるとも思いますし。

    M町のお話の続きと併せて、答えが楽しみです。



    >そして、その愚かしい人間の意識の外に、

    >実は、膨大な無意識の世界が広がり、そこには、自然の摂理が存在する。


    自分も親から伝わってきた自覚があります。
    我が子にも伝えていきたいと思います。

    Re: No title

    > 答えを...って...そんな...焦りました。
    > 「渡来人って何?」って、そこからまず調べましたから(汗)


    ★あ、ほほほ。そうだったのですか!


    > 下手に答えるのは恥ずかしいですが、最近続けてコメントしているのに、ここに来てパスするのもどうかしらと思って(笑)頑張ってずっと考えてました。


    ★そうですね。楽しみにしていますので、パスなさらないでね! (笑い)


    > 農業や機織り、漢字、仏教など、新しい文化や技術を持ってきたんですよね。
    > 文化を根付かせようとした...?
    > そこまでだと質問の答えにはならない?ですよね。


    ★おっ! 正解があるわよー。 あはは。


    > M町の
    >
    > >他の地域との一番の違いは、
    > 自然を利用して快適に生きる知恵があちこちで見うけられました。
    >
    > というところで、農業かしら?と思いました。
    > 自然と共にあります。四季が大切です。
    > 食を支える。人々の協力も必要。
    > ...など、農(作)業の中に、神武天皇が大切にしたいモノが含まれていたのかなと思ったのですが...。
    > 科学や機械化がますます進む現在、農業の衰退は日本人の危機であるとも思いますし。
    >
    > M町のお話の続きと併せて、答えが楽しみです。


    ★農民は年貢米をおさめなければならないと言う江戸時代を通じてそれなりの豊かさがあったと言うのは、やっぱり特殊性があるのですね。 それを想像してほしかったのです。


    > >そして、その愚かしい人間の意識の外に、
    >
    > >実は、膨大な無意識の世界が広がり、そこには、自然の摂理が存在する。
    >
    >
    > 自分も親から伝わってきた自覚があります。
    > 我が子にも伝えていきたいと思います。


    ★OKですね! それそのものが陰徳なのですよ。
    大変ご苦労をしてくださってありがとうございました!
    いつも感謝をしております。  kokoro☆cosmos
    非公開コメント

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    寂光ーcosmos

    Author:寂光ーcosmos
    家系・個人の運命鑑定
    東洋運命学教室を主宰

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