![]() 2012
04/22 23:29 |
いのち(自然と健康)を脅かすもの 3 経口吸収より恐ろしい経皮吸収 1Category : いのち/ふしぎなるもの
![]() 昨日、登った神奈川県箱根町の金時山(1213m)の途中、 金時山の頂上は、静岡県。 ここ、2,3週間の週末は、山登りに精を出しています。 仙石原をまわって今日、帰って来ました。 心地よい筋肉痛を感じながら..... あはは。 相変わらず、登山道は混んでいました! 山には、山の精霊たちがいて、木々には木々の精霊たちがいるようで、 静かでやさしい気がまだ体にまとわり付いているようです。 めずらしく雨にはあわずに下山できました。 今日の記事は、 いのち(自然と健康)を脅かすもの 3 経口吸収より恐ろしい経皮吸収 1 今回は、しっかりと、西洋二元論を憎んでほしい、と願って、 次回と2回に分けて記事にしようと思っています。 実は、こう云う記事も、書かなければと思う理由は、 2つあります。 ひとつは、 あらゆるもののパラダイムの転換が、起こっているのですね。 何かが起これば問題点が見えるのが当たり前でした。 それが、だんだんと、変化が、起源が、見えない処へ、深い処へ、 まるで姿の見えない鬼神の仕業のように、移って行って、 隠れて行われるようになっているのです。 放射能の存在もそれそのものです。 見えない力です。 地震の震源地のように、火山のマグマのように、 誰もが気が付かない間に、 地下何千メートルもの地下で全てが準備されて進行しています、 無意識からのヒントかも知れません。 2つ目は、 思想と云うものの怖さを知ってもらう為です。 我々の社会が陥っている現状のありのままの原因が、 じつは、目の前の政治や経済ではなく、 今、日本に広まって当たり前になっている思想にあるのだと、 具体的な社会現象を掘り下げて、まず、認識してほしいのです。 政治や経済を動かす奥の院、 そこに据えられている思想がそうさせているのだと知る事です。 国が、世界が、基軸にしている思想が、 人間をどう規定し、自然をどう規定し、しあわせをどう規定しているのか? そこに、すべての基があるからです。 それを知らないまま、あるから黙って信じて従う? なんて、もう、止めましょう。 もっと、ひどい目に遭いますよ。 どれだけ思想が重要なものかと云うと、 基軸に据えた思想の容(かたち)に従って法律や制度が作られ、 知識や学問が築かれる訳ですから、 その思想の容が、目がなく、手が長すぎて、足が不自由とするなら、 根本的な命の扱い方、生活万般、個人の衣食住、自己認識に至るまで、 すべてが形を伴った影響として現れて来ます。 これを概念の肉化とか、西洋では云うようですが、、、 受肉などの言葉もありますが、こう云う言葉自体が、 一度バラバラにしたものを無理やりくっつける? あは。 なんだか、気持ち悪くて、認識自体の曖昧さの証明だと感じます。 東洋的には、簡潔明瞭! 色(しき)と心は一体である。とします。 *色は、仏教の語で肉体を云います。 もともと、存在として一体であるものをバラバラに分けて扱う。 そこが、目で見える世界の奥、無意識の世界の認識の仕方を知らない 西洋思想の幼稚さの表れ、とてもキモチ悪いのです。 つまりは、 思想が世の中に広まると云う事は、 世の中全体が、その思想の具現物になる。そう云う事です。 心と体をバラバラに意識する二元論的思考で云えば、 心への影響だけでなく、その体へも影響があるのだと云う事を 十分に認識する事です。 そもそも、心だけへの影響、体だけへの影響と分けるそのものが、 西洋二元論の思想から来ている大いなる誤りなのですから、ね。。 この誤りを見つけられるのは、 命は、心と体が合わさったもの、ひとつのもの。 だから相互に影響があり、一体的に表われると観る 東洋的な視点からでないと見つけられないわ。 だから、 東洋が強くならないと西洋は間違いに気が付き、認めないのです。 東洋、東アジアの日本人、しっかりしましょう!!! あはは。 そして、女は、とかく、こう考えますね。 社会は、そう? 国も、そうかも知れないけど、 わたしには、関係ないわ――。 あはは。 そうはいかないのですよ。 個人のささやかなちいさな幸せを守るには、 社会を取り巻く大きな巨大な悪を見抜き、それに染まらないように、 それに勝たなければ無理なのです。 社会の巨悪に勝って、初めて、自分のちいさなしあわせが守れる。 その事に、女性であっても気が付いてほしい。 そう云う意味で、社会へ目を向けてほしい。 今を取り巻く社会のうねりを俯瞰する智恵を身に付けてほしい。 社会の事も、思想の事も、分からないでは済まないのですよ。 西洋二元論は、人間を男と女に分け、 命を、精神と肉体に分け、 この宇宙を、人間と自然とに分け、 自然を、命の無い「物」と認識をする。 そして対立させる。 原発の事故、災害も、 この西洋二元論の思想の下で、起こった災害です。 そして、今日のテーマ、「経口吸収より恐ろしい経皮吸収」は、 環境と人間は別々のものだからと、 化学物質や毒を平気で自然界へ捨てた図太い神経。 自然は、人間が征服する物だからと好きなように扱う神経。 今や環境ホルモンとなって生態系を脅かす化学物質を、 最終処理の方法も考えずに大量に製造して来た図太い神経。 それらを可能にし、許して来た思想背景は、西洋二元論です。 それと、もうひとつ、 意識の中と云う狭い範囲の中での合理 = 理屈 (ロジック)を 真理探究の唯一の方法とする近代合理主義です。 この二つの近代的思想が人間のいのちを脅かす現実を招いています。 では、本記事へ 経皮吸収は、(皮)膚を(経・へ)て吸収する事です。 経口吸収は、(口)を(経)て吸収する事です。 皮膚(ひふ)からの吸収と、口からの吸収の違いですね! 『天』・自然は、長い歴史の中で、 『人』の命を守る為に口から食物をとる=経口吸収においては、 人間の体に、さまざまな防御システムを作ってきました。 その防御システムとは、 自然界にある毒のある植物とか、命に危険な物が口から入る際に 人間が生きる上で必要なレセプターを感覚器官に作って来たのです。 万が一、 飲み込んでしまっても嘔吐したり下痢したりして排泄するようにです。 この領域は、人間が自分の意識で操作できる能力ではなくて、 『陰』の働きに当たる無意識の領域、生命力の発動性である智恵が、 生命保全の為に働く能力、★防御システムです。 ★ これについては、2011年 4月30日の記事に詳しく書きました。 まず、命を保つ為の食料を口の中に入れる前に、 味覚よりも毒を見分ける方を優先して、 無意識から上がってくる直感智を獲得しながら、 レセプターと云うものを人類は体内に作りながら生きながらえて来た。 その歴史の流れの中で、 毒を見分ける今の我々の体の能力があるのです。 しかし、 恐ろしい事に、そのレセプターで見分けられない人間の作った毒物が、 自然界の中に増えています。 問題は、自然界がおかしくなった、悪くなったと云うのではなく、 自然界へ、人間が、生物の生命活動へ悪影響を与える化学物質を、 当たり構わず捨てるようになったからです。 そうですね、もともと自然界に有るはずのない物を、 人間が造って平気で捨てたりするようになったのです。 いや、もっと言い換えると、人類の為と云いながら、あるいは、 経済のもうけの為に、もともと自然界にない有害な物質を、 効率の為に、経済の為に、 人類の為にと云う大義名分を作って、悪行の言い訳をしながら、 化学合成物質を作って来たのです。 進歩だって? 作って、商品にして、売って、その先、その処理すら分らない物を、 自然界にまき散らしてはいけない物を、 大量生産し、大量消費の為に、経済の為と云いながら作って来たのです。 それを、何も知らない子供がするのならまだしも、 学問を学び、知識者と言われる科学者たちが、 化学や経済の権威者が、その化学物質は安全であると云うお墨付きを、 政治の立法や行政へ、企業に与えて来たのです。 その処理は、工場排水として、すべて川へ流して捨てて来ました。 最後、海と云う大自然界 =『陰』の創造性へ処理を任せて来たのです。 ほら、やっぱり最後は、『陰』を頼らざるを得ない。 まったく、現在の原発と同じ状態です。 つまり、原発で使わなくなったウラン燃料を最後、どうするのか? 放射能の最終処理が解決できていないのに、捨て場のないまま、 原発を全国に作ったのと同じです。 メチル水銀化合物の工場排水を海へ捨てた。 メチル水銀化合物で汚れた海の魚を食べる時に、 人体にこの化学物質が入る。 そこまでの注意を誰もしていなかった。 学者の誰も、警告をしなかったのです! それによって引き起こされたのが、 1956年に、熊本県水俣市で発生が確認された水俣病であり、 環境汚染による食物連鎖により引き起こされた 人類史上最初の病気なのです。 それは、大量生産の化学工業製品が、自然界を還流して、巡って、 再び、人体へ入って来る、命を汚す経路です。 科学者が、誰も危ないとは言わなかった! そして、国が救うと云うのは、何年待てばいいのですか? それから56年、半世紀も経つのに、 未だに、国は被害者救済を終える事すらできていません。 『陽』では、絶対に人間は、救われないのですよ! 経済や科学を信じて頼っていたらダメだと云う事です。 どんな思想を基軸にしている政治や経済なのか? 何に奉仕する学問なのか? その思想背景を持っているのか? と云う事が根幹です。 なにが、真実かを見極める必要があるのです。 ――――――メチル水銀化合物の蓄積された魚を食べても、 人のレセプターは、働きませんでした―――――― なぜ? 自然界にない化学物質が、海や空気中に増えたのが急激だった為に、 旧来の人体が持っている防御反応 = 視覚や嗅覚や食感や味覚の感覚器官に 毒を見分けるレセプターができていない状態――――― ――――――間に合わなかったのです。 そして、その上に、 レセプターをだまし続けられる量、すこしづつ、すこしづつ、、、、、、 多量に口へ入れれば、嘔吐したり下痢したりして排泄をするか、 毒物の反応で、急性の死に至るのでしょうが、 すこしづつ、すこしづつ、、、、、、 レセプターが、仮に体の中で反応していても、 その刺激が、我々の意識が掴むことができない位のレベルの量= すこしづつ、、、の蓄積の害を、学者が認識していなかった。。。 食品添加物でも、体の中で蓄積されたらどうなるのか? と云う危険性を、まったく学者達が、警告をしていませんね!! その位の量なら、人体に安全である。 と学者が推奨する少ない量の化学物質を食品添加物と言う。 不安は、今も、何も解決をされていません。 あぁ、放射能と、まったく同じではないですか! この行政の姿勢を踏襲すると、放射能は推して知るべし。 原発の放射能よりも、それを扱う人間の方の問題です。 どう云う思想を背景に持っている人間なのか? どう云う思想を基軸にして営まれている社会なのか? それでも、なんとか、カントか、生きていられるのは、 われわれの体が、頑張っているからです。 いわゆる意識する働きではなくて、無意識の生体の能力です。 食物と共に、人体に侵入した食品添加物や農薬などは、 肝臓に運ばれ分解され、90%以上が解毒されているからです。 とにかくその大部分は、尿や便によって排泄されます。 これが、経口吸収の実態です。 ところが 経皮吸収の場合は、こうはいきません。 と、申し訳ないのですが、 長くなりすぎたようです。 今日は、ここで終らせていただきます! 次回へ、 あはは。 皮膚を通る。 それこそ目に見えない通り道です。 私達の手におえない。いや、目におえない現場です。 見えないだけに恐怖を感じてしまう。 今の危険は、ウイルスとか、放射能とか、 次元がずっと見えないエリアに移っています。 つい先日も、精子を作るのに成功したとか、、、 まったく目で追えない世界です。 専門家以外には、空想、想像の世界に近いですね。 あはは。 運命が作られる無意識の領域へ近づいたような? ほほっ。 では、また、 次回、経皮吸収の恐さを、記事にしますね! よき一週間をお過ごしください。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。
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No title食べ物の吸収の仕方と思って読みましたが、=
思想の事だとは思いませんでした! これは哲学ではないですか、、、= さすが、東洋を復権するブログですね。= むずかしくもあり、興味もあって、読み返しているうちに何が書かれているのか?= これは西洋と東洋の考え方の違いが命に及んでいる事を気付かせてくれているんですね。= 前回の”永遠の時”も大事な東洋的な考え方ですね。= 命は心と肉体と一体、という考え方ですが、= こうした宝物のような東洋の考え方をもっと身近においておきたいです。= が、すぐに私は子供の事を考えるのですが、= 今の社会や学校の教育は心と肉体はべつべつというのを疑っていません...= それを修正するのはどうすればいいのかとか、また悩みが増えました。= 迷いながら生きる日本は悲しい国かも知れませんね。= 管理人のみ閲覧できますこのコメントは管理人のみ閲覧できます
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No titlecosmosさんの主張がはっきりして
現代の病理が浮き上っているのを突付けたのも、 二元論と合理主義の弊害を言っているのも、 納得できるようです。 Re: No title 鍵コメントさんへ
その通りですね! コメントありがとうございます! Re: No title> 食べ物の吸収の仕方と思って読みましたが、=
> 思想の事だとは思いませんでした! これは哲学ではないですか、、、= > さすが、東洋を復権するブログですね。= > > むずかしくもあり、興味もあって、読み返しているうちに何が書かれているのか?= > これは西洋と東洋の考え方の違いが命に及んでいる事を気付かせてくれているんですね。= > > 前回の”永遠の時”も大事な東洋的な考え方ですね。= > 命は心と肉体と一体、という考え方ですが、= > こうした宝物のような東洋の考え方をもっと身近においておきたいです。= > > が、すぐに私は子供の事を考えるのですが、= > 今の社会や学校の教育は心と肉体はべつべつというのを疑っていません...= > > それを修正するのはどうすればいいのかとか、また悩みが増えました。= > 迷いながら生きる日本は悲しい国かも知れませんね。= ★そうですね、困った時代に生まれたようですね。 よほど、苦なんを乗り越える事が好きな人が、生まれ合わせたのでしょう。 きっと、これも乗り越えられるはずですよ。 悲しいと云う感情は、尊さを知っているから味わえる訳です。 いつもよく読んでくださってありがとうございます。 感謝☆cosmos Re: No title 鍵コメントさんへ
次回も楽しみになさってください。 コメントありがとうございます! Re: No title 鍵コメントさんへ
社会へ目を向ける事を忘れないでくださいね。 コメントありがとうございます! Re: No title> cosmosさんの主張がはっきりして
> 現代の病理が浮き上っているのを突付けたのも、 > 二元論と合理主義の弊害を言っているのも、 > 納得できるようです。 ★あー、真面目に受け取っていただきありがとうございます。 今日は、直球ですね! あはは。 いつもお心に掛けていただきましてありがとうございます。 感謝☆cosmos |
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