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    コメントへのお返事 14.    (★姓名判断 2 )   名と体、 あるいは主客合一

    Category : 運命学
    吉野山  上千本  高城山展望台からの眺め


    上千本







    如意輪寺から坂道を登って来て、展望台までは12000歩くらい、

    あと、最後、奥千本にある西行庵を目指して金峯神社へ登りました。




    ---------









    今日は、前回からのつづきです。


    コメントへのお返事 14.(★姓名判断 2 ) 名と体、 あるいは主客合一





    今日の記事は、むずかしいかな?

    そんな気がしております。



    現代の常識から見たら想像もできない?!   ほほっ。

    キレイだ! 美味しい! ウザイよ! なんて

    感覚的な反応しかできない意識なんかには到底掴めそうもない実相を、

    今日は、東洋哲学の叡智・深遠なる法理の真骨頂を

    書かざるを得ないかな?  と思っております、、、

    と云う事で、覚悟をしていただいて、よろしくお願いします。







    今日の一つ目のコメントは、前回からのつづき、

    2012年 10月 16日の記事

    ★姓名判断  緊急!  『陰』を無視した名前は付けてはいけません。
    へいただいたコメントからになります。




    まず、いただいたコメントを紹介をします。


    ◯ 今時の子供達の名前については、

    やはり疑問や違和感を感じていました。

    何かがおかしい、こんな名前を付けられた子供は可哀想だ、

    と思っていましたが、何がおかしいのか?

    その理由がはっきりとわかりませんでした。

    「現代の若い人の考えにはついていけない」で片付けていましたが、

    名前と命名に、こんなにも深い意味があった事に驚きました。

    若い人達がおかしい…だけではなく、社会からも、私自身からも、

    日本の文化や陰徳が失われている姿だったのですね。


    >いま、保護者から遺棄され、
    >虐待され、餓死させられる子供たちが沢山生れています。


    とてもショックです。

    命や陰を軽視して無視しているから、こんなことになってしまう…

    どうしても、弱いものが犠牲になってしまう。

    陰を、東洋の叡知を、日本文化を、先人が大切にしてきたものを、

    本当に本気で取り戻さなくてはいけない。





    いつも、よく記事をお読みいただいて咀嚼なさったコメントを

    感謝申し上げます。

    今、生れてくる子供たちは、過去に生まれて来た子供たちよりも

    命式の調和が取れていない確率が高いように思います。

    命式の調和とは、命式内の五行のバランスです。

    めくるめくような? 目がグルグル廻るような名前を付けられて、

    その名にぴったしの運命の特徴を命式で示して生れて来ています。


    名は、その体を表す標(しるし)です。

    体は、その運を現象化した実体、時に応じる運命の舞台です。



    名は体を表わす



    昔の諺にもあるように、名はそのままそのものの実を示します。


    その人の名は、その体(実・本質)をあらわし、

    その人の名は、その体(実・本質)を表わすに等しく付いた題名です。




    又は、名(めい)と実(じつ)は相応じています。

    名前はその物や人の性質や実体をよく表すものだということ。

    名実一体ともいいます。



    それは、そうでしょう。

    名には何らかの想いが込められています。

    個々の想いの差別相が、名に込められて体の差別相です。

    名と体は、その思いの反映の結果でしかありません。

    それゆえ、名を決定する想い(意識)は重要です。


    思想が人を作り、人が自分を述べる事で国が造られる。

    まして、我々の五感を利用するマスコミや国の狙いもあって、

    われわれは、刻々の情報に支配され、操作されています。

    この国がこうだから、それにふさわしい運命の子供が生まれる。

    この国の人びとは、今こう云う風な傾向だから、

    その傾向が積み重ねれば、一つの時代が生れるのです。



    昔は、そこに風土、国土が関わって来ていました。

    風土の影響、自然と一体となった人が居ました。

    自然と一体となった人が集まって国を作る。

    その時、自然と一体となった人が作る国は、自然の秩序を鑑み、

    自然を守りながら国を造って来たのです。

    その頃の子供の名前は、自然に対峙する人の「道」や「理」、

    人のあるべき生き方を表わす漢字が、名前に付けられました。

    それは言いかえると、国に自然の守りが具わる道理だったのです。


    近代合理主義が徹底された現今の子供に付ける名前は、

    無意識(自然)を排除して人間の意識を中心に据えた思想のままに、

    道理や伝統を排除した自分は自由である!と宣言をしたような名前や

    自然とは縁を切った人間、意識で生きる自分のみが輝く?名前や、

    自己存在のみに没した名前になっています。

    これは、近代化の優等生である日本で顕著なのではないかと思います。



    未だに欧米の名前は、Mery や Peter など

    キリスト教史の中で、その名が聖者のだったり、

    あるいは、建国の勇者のだったりと、謂われと由緒を持つ名前です。



    この事から分るのは、


    もうすでに、日本は終わっているのです。




    東洋の叡智は、精神と肉体は一体であると説いています。

    さすれば、西洋の合理主義を取り入れて約150年、

    精神が無意識を排除した思想に慣れ親しみ、完全履修してしまった今は、

    肉体にもそれは侵入し、生命機能を根底から変えているのですよ。


    現今の日本の現象を見ていると、

    精神と肉体は一体であると云う証拠が表われて来ているようです。

    精神の現象は直ぐに現れますが、病気と同様に、

    肉体、物の世界に表われるのには物理的に『時』がかかりますから、、、

    約30年から100年かかるのですね。





    物の世界に現れてしまってからは、もう遅い、、、

    肉体に症状が表われてしまってからでは病気は進行をしています。

    実は、大変な事に、、、心身共の苦に立ち向かわなければいけません。



    まず、新しく生れてくる子供たちの数。

    少子化です。



    次が、その生まれた来た子供たちの心身。

    その証拠が、体をあらわす名前になります。



    同時に、『陰』である女性が『陽』の現場へ狩り出される事。

    国策を挙げて経済の為に女性が働き手として狩り出されようとしています。



    次が、国土。

    自らの命の根源を無視する事は、自らの命の破壊です。

    自らの命を軽く見て、自尊の精神を捨てた人間を、

    他者が重んじる訳は無いのです。

    自らの命の根源『陰』を軽んずる人間のいる国土が安んじられる訳はない。



    国土を守る国境警備の危機が惹起するのは、至極当然なのです。


    これから、ますますこの苦難は厳しいものになって行くでしょう。







    >いま、保護者から遺棄され、
    >虐待され、餓死させられる子供たちが沢山生れています。


    とてもショックです。




    本当にショックです。

    『陰』・命の根源を無視する思想を受け入れてしまった我々は、

    あらゆる次元から命を軽く見てしまう隙を受け入れたのです。

    まず、母が子らを、親が子供を、子供が親を、軽んずる。

    道徳の規範が、ザルから水が漏れるように、抜けていく現象化が進みます。


    経済の為だからと、気楽に考えてはいけないのです。

    政治の道具だからと、便法に走ってはいけないのです。

    根源を失った民は、命が軽んじられる光景を見る苦しみが、

    感覚器官を通して個々の意識の中で疼(うずく)くハメなるのです。




    そして、この『陽』の現象界には、

    人の意識の推移にふさわしい人間が生れて来るのです。

    この国 = 我々です。

    われわれを取り巻く環境 = 我々です。


    『天地』 = 『人』




    今日は、この事をちょっと深く掘り下げてみたいと思います。





    まず、むずかしさの頂点から滑空して行きましょう!   あはは。


    名実一体に似た言葉に、

    名体不二、主客合一、あるいは、境智冥合(きょうちみょうごう)

    と云うものが、東洋哲学にはあります。

    境智冥合は、仏教的な深遠な法理が絡む仏語ですので、

    今日は、簡単に次の二つに絞っていきます。


    名と体、 あるいは主客合一については、

    その内容が、東洋的思想、東洋ならではの哲学になります。

    むずかしい?理由は、

    我々は、東洋の地である日本に生きながら

    西洋近代合理主義の現代を生きている為に東洋思想に疎くなっています。


    特に現代の病理である近代合理主義の

    意識できる事だけが全てと云う思潮を鵜呑みにして生きています。

    それゆえ、

    無意識の領域にある真実の存在を知らぬ間に過ごしています。


    現象界である此の世=意識できる此の世界がすべてだと、、、、、

    見、聞きできない無意識界における実相など、無いと思い込んでいます。




    具体的には、

    現象界におけるこの世では、

    我(主)と環境(客)は、みごとに離れた別々のモノと云う認識です。



    私は人間、足元の大地は物でしょう?      あはは。

    私を取り巻く環境は、私とは関係のない物だわ!   ほほほ。


    これが、意識が行う認識の限界です。 



    近代合理主義と云う

    五感を中心に据えた覚知に重点を置く思潮にだまされて、

    無意識界においては、主(我)と客(環境)が一体である。と云う

    真実、実相をなかなか会得信じる事ができないのですね。



    東洋の仏教においては、

    凡愚の身である我々は、この真実を会得するのは無理!

    大変なんだ! とされて来ました。

    それを真に分っているのは仏なんだと説かれています。

    その位、難解な重要な東洋の智慧を記事にしようとしているのですが、

    さあ、どこまでお伝えする事ができるか?

    これもまた、ムズカシイ事ですね!

    無謀な挑戦をし始めるような? そんな気がしないでもない、、、

    でも、難しいなんて!

    今は、そんな事を言っていられない。

    この西洋の意識文明を有効に使いこなすには、

    東洋の叡智を我々が身に付けて行くしかないのではないか?

    それしか、私たちのサバイバルの方法は無いような気がしています


    ◎◎ まず、諸注意を!    あはは。

    東洋は、「分る」とは、簡単に言ってはいけないのです。

    「理解した。解る」なんてとんでもない!

    「解る」と言うのは、傲慢。

    慢心の謗(そし)りに値する事です。


    ◎◎ 東洋は、頭だけで「解った」を一番軽蔑しますから、

    実行も伴わない解った気分になる事を一番厳戒します。

    それ以上の進歩が無くなる事を戒めるのですね。


    ◎◎ 東洋の叡智が分ったと云う以上は、

    あなたは、聖人、仏、それ同等の人間になったはず、と見なすのですね。   恐いですね。     あはは。


    唯の凡愚な人間の風情で「分った」なんて、恥ずかしくて言えない。

    東洋の会得とは、意識が認識する合理とは全く違うのですよ!   ほほっ。


    ◎◎ 東洋は常に、全生命的な解を求めています。






    ---------- それに比べれば、西洋は簡単です。

    西洋は頭の中だけの合理であればいいのですから、、、


    『陽』・意識が行う認識とは、『陽』・言語を通じた前頭葉の機能です。

    目や耳や手で合理の事項を記憶する ----------。

    それが、( 解った ) --------- つもりになる。


    ---------- 全身的な体感が伴わないまま脳の中だけで、

    前頭葉の中で、新たなシナプスが結びついただけの事です。

    この繰り返しの刷り込みが、学校教育で行われているものです。

    これが、知る事に重点を置く知識教育です。

    いわゆる人間の持つ全脳の能力からしたらほんの一部です。



    この積み重ねの集積が、学問です。

    学問をすれば、真実に到達ができると錯覚をしている現代人。

    学問をすれば、あらゆる矛盾を解き明し、

    人間がしあわせになれると錯覚をしている現代人。


    とんでもない!

    学問がどんなに知識の集積を積み上げようと、

    人間は平等にも自由にも幸せにもなれない 。


    ---------- 矛盾が広がるだけです。


    なぜなら、もっと端的云えば、

    五感と云う狭いセンサーで得た情報で、

    全宇宙・我が生存そのものを規定しようとする傲慢愚行です。

    ~~~が、できる。

    ~~~ができない。

    と、意識の了見だけで人生の重要事項を決定をしてしまう。。。

    実は錯誤の上の決定や傲慢愚行かも知れないのにです。

    そこの傷口、矛盾が広がるだけなのです。

    『陽』・前頭葉が「知る」事は、すべてが分る事ではないのです !   



    新たな「知る」を求めて、ゴミのような知識が、時々刻々生れて来るけれど、

    「知る」事では、人間を本当に幸せにする事はできません。

    「知る」事の大過は、存在の不調和・不幸を舞い起こします。




    ≫≫≫≫≫ 今、現在、

    この世・『陽』の現象界で行われている事は、

    無意識が見えない事をイイ事に、『陰』を無視して捨ててしまった現場で、

    『陰』のバックアップの無い知識ばかりが暴走をしているのです。








    以前、たしか、記事にした事があるのですが、

    安岡正篤先生の記念館の方が言われた言葉、

    「大学教育を受けると『陰』が分らなくなるのです。

    自分の命や存在に関係のない雑学ばかりを学んでいくと、

    自らの命、その存在についての実学が身につかないのです。

    今の大学教育は、『陰』を排除した世界の中で学問と言う。

    何十年、学問と云う雑学をいくら学んだ処で、

    命の原点から、自己の存在の原点から遠くなるのです。

    迷いの中で命を大事にできないのです。」


    この意識の「知る」事へ偏重した教育のせいで、

    なにが自分の生存の源なのか ? 分からなくなるのですね。

    そして、終には、簡単な目先の物欲へ執着をするようになる。

    ---------- これが、現代の病理です。




    この人間のありさまを見て、


    天界の中、第六欲天の魔王、他化自在天が手を叩いて喜んでいるはず。

    人間の物欲へ網を懸けて、

    自在に人を支配できる喜びに打ち震えている事でしょう。

    天下の人間が、皆、俺の配下になった!!!  と。






    よく冷静に考えてみてくださって!




    究極、我々の命は、『陽』・五感が支えているのではないでしょう?!

    『陽』・意識が、『陰』・命の源ではないでしょう?!

    まったく逆さま!

    『陽』・意識は、『陰』・命あればこそ生れるものです。

    その証拠に、目が不自由でも、耳が不自由でも、口がきけなくとも、

    命は長らえる事ができるではありませんか?


    その『陰陽』の関係を逆転をして、

    『陽』意識が、『陰』・生命存在を解明しようとするなんて?!

    -------- それを学問がする。と言っているのよ!


    意識が命を解明する? できるのですか? できるわけがない!

    『陰』から派生した『陽』が、

    どうして命の源『陰』を解明できるのでしょうか?

    学問なんぞにできるわけが無いのです。


    もう、意識の慢心、驕慢としか思えない、、、、、


    いかにも、いかにも、近代合理で自然から隔離された現代人は、

    『陽』・意識でこの世を解明して行くつもりなのでしょうが、

    残念ながら、個々人バラバラの五感が集める = 意識できる領域には、


    ≫≫≫≫≫ 宇宙や自然の真理と結びついた智恵は、ゼンゼン無い。

    無常の現象界には、時に耐えられる真実は無い。  のです。







    この意識中心文明の限界を見極めた上で、

    近代合理の誤謬、大錯誤を踏まえた上で、 よろしいでしょうか?

    先へ進みましょう!




    西洋が指さえ触れる事ができない東洋の深遠なる智恵、

    東洋独自の叡智、

    その一部を抜粋してみましょう、、、


    たとえば、驚かれるかも知れませんが、    


    ◎ 正悪不二。  正と悪は二つではない。正と悪とは一つなのですよ!


    ◎ 色心不二。 ( 色 = 肉体)肉体と精神は二つではない。




    現象界では正と現れ、悪と現れる二つのモノが、

    現象界では肉体と精神とに分けて捉えられる二つのモノが、

    実は無意識界では ------------ 不二である。 

    --------------------------- 一つである。



    この事が、哀しいかな、五感・意識には掴む事ができないのです。

    欲に塗(まみ)れた意識には情けないのですが、、、



    この真実も知らずに、物に固執をしているのが西洋文明です。


    強いて言えば、物を獲得する為に出来上がったのが西洋思想です。


    それはそうです。


    無意識界を知らず、無いと捨て去った思想に、分るわけがない。



    ≪≪≪≪ 依然、西洋は、

    五感の快楽の天界に憧れて真実に迫る事ができないままにあります。






    現代における政治世界の常識のひとつは、

    ≪≪≪≪ 都合よく正と悪とを分けて、

    正義は悪を退治しなければならない。

    相手を倒す為に、自分を正当化する為に、その方が都合がいいのです。

    民主主義は正である。故に、民主主義の敵は悪である。

    その悪を滅ぼす為の戦争は正しいのだ! 、、、だそうです。  あはは。

    過去の戦争を見ても分る事は、

    民主主義の為と言いながら、実はエネルギー、資源の為です。

    そして、

    現在、世界の強大国は、

    兵器を使わない経済戦争をやっているではないですか?

    そのバックに軍事費の増大と、核を見せて脅かしながら、

    我々は、まだ物欲の世界戦争から抜け出してはいないのですよ。


    ≪≪≪≪ 肉体と精神はべつべつである。

    肉体は、心の表われである。とか、

    心の入れ物が、肉体である。とか、

    体は穢れても、心が清ければ正しいのだ。とか、     あはは。


    まさに迷いの中、

    その都度の都合のイイ言い回しでありとあらゆる表現が出回っています -----

    ----- しかし、心と体が不二だなんて、誰も言わない。

    云えば、自分の欲望を抑えなければならなくなり縛りますし、

    まず、自分の欲望に邪魔をされて、そこには及びもついていないのでしょう。




    西洋における人間の真の自由と平等は、偽善、絵空事であります。


    神や天国や正義や悪、悪魔も、人間の観念の造作物でしかありません。





       ------



    では、東洋の叡智が、この苦境をどう啓いていけるのか?

    に移っていきますね。



    ≪≪≪≪≪≪ 東洋の分ると云うのは、

    その事で、自分を取り巻くある局面が啓(ひら)けて来る事です。



    つまり、自分を取り巻く一切が変わって来る。


    ーーー ここが、意識中心の我々には、ものすごく分かりにくい。と思います。




    なぜなら、われわれを取り巻く現代文明の常識 -----------

    ---- キリスト教哲学の自然宇宙観は、

    主(我)と客(環境)はバラバラの関係です。

    いわゆるキリスト教的世界観は、二元論で貫かれています。

    まず、神と人間が、創った神、創られた人間として離れていますね。

    Oh! no! この距離感!!!     あはは。

    どうにもならない! この距離感!   

    どうしたら人間は、神になれるのだ???

    ーーーーーー どうしようもないです! 

    なれません。




    私なら、信仰におけるどんな利得よりも、この一点が納得できないならば、

    キリスト教の神を受け入れる事はないでしょう。

    五感が満足する天国なんぞ、 行った処で飽きるに決まっているからです。

    そんな満足より、神、と同等になれる方途が明かされていない事は、

    致命的であり、ここが欠陥なのに、理解ができません。

    私なら、このGODと人間との関係をまず糺(ただ)さずにはいられないわ、、、   


    なぜ?

    神との格差を認める教理の中で、

    人は、人間同士の間に格差を築き上げるはずだと.....    ほほっ。


    その通り!  西洋は格差どころか、階級社会なのですから、、、

    日本とは全く違う階級社会、契約社会そのものです。

    その西洋史で、人は、神との平等を求めるよりも、

    人間同士の平等を求めて来た惨(むご)さを思わずにはいられません。

    だから、あえて、自由と平等と叫びたかった、手にしたかったのです。

    人間を縛るこの近代合理主義を生み出した母体、神との関係、

    どうしようもなく神へ近づけない宇宙存在観の中で、

    どうして真の人間の自由や平等が実現できるのでしょうか?


    近代合理主義の閉塞感、     ほっーーー


    もう、いい加減にしてほしい、、、

    あ、

    ただ、天国がどこに在るかは、理的に明示されておりません。が?  

    ラッキーなら天国へ召されるそうです。 あはは。




    究極、宗教、思想と云うものは、

    その絶対者との関係性、思想の世界観が、この世に具現するのです。




    この浅はかな主客バラバラ、どこまで行っても神に成れない階級社会、 

    合理主義をやればやるだけ日本も階級社会へ移行をし、

    そして真面目な日本人は、それも完成させるでしょう。



    いろんな各界の識者から、

    これからの労働はピンとキリとに別れていくと云うメッセージが出ています。

    その通りです。

    < おれの意識で、おまえに差をつけてやる!>     あはは。

    これが、近代合理の原理ですもの。。。

    各自の意識、前頭葉のスグレ方の競争に収斂されて行く訳です。

    これからの社会はいよいよそうなる。

    熾烈な前頭葉の競争が激しくなっていくものと思います。

    前頭葉の優秀さ(知識の集積)が合理主義の成功者になっていきます。

    が、それは、『陰』の衰退の現象化を引き起こすでしょう。

    それは、つまり命の継承の断絶です。






    まとめましょう。



    主と客の二元論が、現代の一般常識ですから、

    あらゆる情報、思考、学校教育もそう、

    この二元論の上に成り立っていますから、

    それらに染められている我々は、二元論の時空の中に居るゆえに

    東洋の叡智・主客合一なんて、むずかしくて受け入れられないのです。

    前頭葉のゴミのような知識が邪魔をして.....   ほほほっ。


     



    西洋哲学の愚かしさは、

    キリスト教的西洋哲学の二元論の主体と客体がバラバラな事です。

    私の欲望の満足の喜びの為に、

    私の意識の満足の為に、

    欲に染まった意識主体の自我は、

    欲望を叶えられないのは客体であるあなたが、環境が悪い。

    全ての原因を自分以外の他者、環境のせいにするのですね。

    他者を変える事にヤッキになります。

    これでは、争いや戦争はなくならないでしょう。

    相手が悪いと云うロジック上では、悪を退治する戦争は聖戦になるのです。



    これが、欧米の大国のロジックです。

    彼らは、環境(他国、地球まで)を人間好みに変える事が善なのです。

    彼らの望みは、自分の国家の意識が満足をする事です。

    このロジック上で、今の世界は廻っています。


    意識の満足、快感を求める(天国)

    しかも意識は、過去を向いています。

    五感で感じた結果から脳が反応するのが意識ですから、

    反応がない事は、意識には分らないのです!   あはは。


    感覚器官に引っ掛かった事には、徹底的にリサーチをする。

    しかし、感覚器官に何も感じない事には、見向きもしない。

    目の前にない「未来」には、弱いのが意識です。


    だから、

    『陽』の権化である法律、それを人間の福祉の為に行う行政において

    こうなると想像できる事について、手が打てないのです。

    だれか被害者が出るまでは、、、誰か死亡者がでないと改善しません。

    だから、墓場行政と云われる所以なのですが、、、、、


    現今の世界情勢においても、

    世界を振り回す北朝鮮が悪いのです。----- とこうなります。

    現実の局面を、大国が寄って集(たか)って弱小国家のせいにして、

    アメリカ、中国揃って、呆れるほどの無能ぶりです。    ほほっ。




    これを東洋的に観ますと、主客は一体なのです。

    私が苦しむのは、私が変わらなければいけない証拠である。

    北朝鮮をそうしたのは、我々のロジックが間違っているのだ。

    --------------- こうなります。

    力ある大国が、変わればいいのです。

    客体(他者)を変えるより、主体が変わる方が簡単でしょう?









    国を家系、家族に言い換えますと、


    我々は、主体です。

    我々の家系、家族は、客体です。


    主客合一ですから、

    私は、私に過不足なくふさわしい家系に生まれて来ました。

    あなたも、あなたに丁度の家系に、両親の処に生まれて来ました。

    と云う認識が、真に正しいのです。



    それを覚悟しませんと、先へ進みません。

    そう認識した処からが、リセットです。

    さあ、後は、あなたが、次からどうするかです。

    あれこれ感じ続ける?  (あはは。)意識に振り回されていては

    まだまだ、自分の欲に振り回されている状態です。

    感覚器官が集めた過去の雑多な意識は、捨てる事です。


    運は、<時>が造るものです。

    今と云う新しい<時>を、過去の意識で汚さないようになさって!


    真に今の<時>を自分のモノにするとは、

    そう云う事でございます。



    常に、new!

    それを、now と言います。






    最後にテストです。    あはは。


    西洋は正と悪の対立。   東洋は正悪不二

    西洋は心と体が別々。   東洋は色心不二。 ( 色 = 肉体)


    みなさまへ、

    上の西洋と東洋の違い、どちらが馴染んでいますか?

    西洋と馴染んでいると? それは危険ですわ !?   あはは。

    宇宙の真実はどちらだと?      



    (東洋かな?) とうっすら、、、?   あはは。


    この乖離!  を自覚なさってください。

    この西洋と東洋のはざ間で中途半端にうずくまらないで、

    これを乗り越えていただきたいと切に願っております。




    ゴールデンウィークも最後になりました。


    山ばかりに行って、現実を捨てておりましたが、

    今日位から現身(うつしみ)に戻りつつあります。




    次の更新まで、良い日をお過ごしください。

    次回も続きの記事になります。
































    -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 
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    テーマ : 文明・文化&思想
    ジャンル : 学問・文化・芸術

            

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    No title

    おはようございます~~♪
    如意輪寺から展望台までが12000歩 そして西行庵まで・・・気が遠くなりそうな距離ですね。
    でもこんなに緑に囲まれた中を歩くのって素晴らしいですよね。

    東洋と西洋とのあまりの違いに驚かされています。
    私は今まで完全に西洋思想だったのでしょうね。何も疑問も感じず・・・

    No title

    不順な天気が続いていますね。=
    吉野山はひろい山道を登って行くようですね。=
    奈良を囲む山々が見えて、青い山脈という言葉を思い出しました。=


    今日のお昼のニュースで大気中のCO2の濃度が上昇をしたとかです。=
    地球の自然の危機が起こっているのでしょう。=


    ブログをずっと読んで思うのは、これらを今の思想で解決するのは無理だと思います。=
    意識のおごり、意識の力には限界があって、=
    根本的には現状を変えられないのではないかと心配になっています。=

    おはようございます。

    朝巡りを始めましたわ^^


    夜つらくなったのは年のせい?
    認めたくはないが、


    国土に関して、
    自尊の観念を失った人間の住む国土に安寧はない、
    まったく。

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    Re: No title

           鍵コメントさんへ


        > 仏教の深遠な世界を覗けたような気がします。


         そう、よかったです。
         仏教については、まだその影を追いかけているような程度です。
         慎重に進めていますので、スローですが、
         仏教の最高レベルからの眺めを自分のモノになさってください。


        > 逆のような生き方をしてきた(している)にように感じるのですが...


         それはないでしょう。
         その通りの様に思います。
         命式の観方を深めて行けば納得するのではないでしょうか、、、


             感謝申し上げます☆ e-267 cosmos

    Re: No title

    鍵コメントさんへ


           > 難しいのは言われていた通り、歯が立たないのですが興味深いのです。


           意識で解るはずはないのですから、無理なさらないで! あはは。
           興味があるだけで先へ進めるのですよ。
           さぁ、一緒に生きましょう!


                   感謝申し上げます☆ e-267 cosmos  
     

    Re: No title

           鍵コメントさんへ


        > なんて言いつつ、ぶっちゃけ、脳みそではほとんど理解できてません(笑)
        > でも、頭で無いどこか他の場所?で腑に落ちるような感覚がしているんですよね・・・。


        それで正解なの、そう云うものです。
        肌で知るとか、毛穴からいつの間にか入っていたとか言います。
        理解するより、深く入るのです。
        覚えなくとも一度入ると忘れられなくなります!   あはは。
        東洋学は、頭じゃなくてもっと深く、、、です。

        ついでに言えば、意志で何かをすると云うよりも、
        必ずそうする、必ず!と云う根性ができます。
        どうしてそれが現象化するのか時軸に観えて来るのですね。
        時を懸けた思想ですから、忍力、胆力と言いますか、

                
                 感謝申し上げます☆ e-267 cosmos

    Re: No title

    > おはようございます~~♪
    > 如意輪寺から展望台までが12000歩 そして西行庵まで・・・気が遠くなりそうな距離ですね。
    > でもこんなに緑に囲まれた中を歩くのって素晴らしいですよね。
    >
    > 東洋と西洋とのあまりの違いに驚かされています。
    > 私は今まで完全に西洋思想だったのでしょうね。何も疑問も感じず・・・


    ★ほんとうに、山の中を歩くのは素晴らしいです!
    リンダさんには共感していただけるようで、うれしいわ!
    なかなか女性で、山が好きだなんて人、お会いできないのです、、、
    よく、やる~って目付きで見られちゃいますから、、、ね。   あはは。
    西行庵は、あまりにも寂しいので無理ですが、自然の中は理想です。
    これを機会に東洋的思想へ戻ってきて来てください!
    子孫繁栄を願うならば、歌舞伎界、相撲界、みんな男女の別が伝統的に残っている世界です。
    この世界の奥様は、絶対に男の世界へ出られません。しきたりで守っているのですね。
    そうすれば健全に長男が生れて、後継ぎが継いでいる世界です。
    それが当たり前なんだって、どうして日本人は分らないのかしら?


               感謝申し上げます☆ e-267 cosmos 
     

    Re: No title

    > 不順な天気が続いていますね。=
    > 吉野山はひろい山道を登って行くようですね。=
    > 奈良を囲む山々が見えて、青い山脈という言葉を思い出しました。=
    >
    >
    > 今日のお昼のニュースで大気中のCO2の濃度が上昇をしたとかです。=
    > 地球の自然の危機が起こっているのでしょう。=
    >
    >
    > ブログをずっと読んで思うのは、これらを今の思想で解決するのは無理だと思います。=
    > 意識のおごり、意識の力には限界があって、=
    > 根本的には現状を変えられないのではないかと心配になっています。=


    ★そう、意識は限界まで追い込まれないと、危機が眼前に見える処まで行かないと、ダメですね。
    五感でつかめる処まで現実が落ちないと分らないのです。
    敏感な感性と言いますが、それは五感に響くモノが目の前にあっての事です。
    音楽もそう、芸術もそうでしょう?  
    ピアノと云う楽器があって音が出ないとダメ、あ~あです!  あはは。


              感謝申し上げます☆ e-267 cosmos

    Re: おはようございます。

    > 朝巡りを始めましたわ^^
    >
    >
    > 夜つらくなったのは年のせい?
    > 認めたくはないが、
    >
    >
    > 国土に関して、
    > 自尊の観念を失った人間の住む国土に安寧はない、
    > まったく。


    ★朝型に変身ですか?
    いいことですね、年でなくとも体にはいい事ですね。
    何か、問題があったらその原因を必ず過去に求めるのが意識です。
    過去からしか情報が入って来ないからですわ!
    未来からは情報もデーターも入って来ないですものね!
    自らの反省と云う事も意識はできませんね。
    日本には、賢人が一人もいない! つくづく最近そう思っています。
    共感どうもありがとうございます!  心強く思いました。   あはは。


                感謝申し上げます☆ e-267 cosmos 

    Re: No title

           鍵コメントさんへ


           > 今、憲法、選挙制度、年金、教育もゆとりを止め、
           > 全てがガタついています。


           意識のままに、状況に振り回されて決めたものばかりですね。
           酔っ払いが決めているような、フラフラですね。
           ここ当分、この流れは変わるとは思えませんね。
           自分の運気を矯めて置く期間にしましょう!   

           
                  感謝申し上げます☆ e-267 cosmos

    Re: No title

            鍵コメントさんへ


            今回の記事に引用させていただきました。
            お返事はどうか、そちらへ、、、  ほほっ。


               感謝申し上げます☆ e-267 cosmos

    Re: タイトルなし

           鍵コメントさんへ


    > 現在も、原住民や小数民族が、資源開発などのために酷い目にあい、滅ぼされていますね。
    > 近代合理主義は、風土に根付いて自然に生きる生き方や、先人が大切に守り受け継いできたものを、
    > どうしても搾取して破壊してしまう、恐ろしいものだと感じます。


     個々の処ですが、今日の記事でまえがきの処ですが、
     東アジアの宗教圏とキリスト教理の事を書きました。
     読んでみてくださいね。


    > 難しいですが、東洋の教えは、まだまだ先があるのだと、背中を押していただきました。


     ええ、まだまだ先があります。
     最終的には、東洋の至高性の素晴らしさを味わっていただきたいと願っています。
     歩みはスローですが、少しづつは前へ行っていますでしょう?  ほほっ。
     楽しみにしておいてくださいね!


              感謝申し上げます☆ e-267 cosmos

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    Re: No title

            鍵コメントさんへ


         > イスラム教についてはどのようにお考えでしょうか。


         キリスト教と根は同じですが、徹底的に偶像崇拝を禁止している点は好きですね!
         基本的に、仏教から観ると、これらの宗教は、現世までしか説く力がないのです。
         過去世、現在、未来世に亘る永遠の生命観がありません。
         それらを貫く因果を説き切っていないから、死を解決していない。
         それを踏まえて、仏教では、”外道(げどう)”と言う呼び名をします。
         生命の生死を説き切っていない仏教以外の教えと云う意味です。
         仏教が、”内道(ないどう)”になります。
         現実のこの世をどう生きるかと云う方法論でしかない。
         その点は、確かに逞しいのですが、それで人は救われないでしょうね。
         これに関しては、簡単に記事にしています。
          http://jakkoucosmos.blog103.fc2.com/blog-entry-39.html
          を、お読みになってください。


         > ヨーロッパ原産の野菜ってあまり聞きませんし、、、、、


         この辺りの事は、自然観1/4~4/4の記事に書いています。
         よろしければ、是非お読みになってください。
         http://jakkoucosmos.blog103.fc2.com/blog-entry-30.html
         http://jakkoucosmos.blog103.fc2.com/blog-entry-31.html
         http://jakkoucosmos.blog103.fc2.com/blog-entry-32.html
         http://jakkoucosmos.blog103.fc2.com/blog-entry-35.html


               お尋ねどうもありがとう! e-420 cosmos

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    家系・個人の運命鑑定
    東洋運命学教室を主宰

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