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06/22 18:24 |
コメントへのお返事 17. <近代化の奈落 3.> 見事な大根は「種」を残せないCategory : 生活哲学
濃いガスに包まれる至仏山(しぶつさん)登山道
![]() 頂上をカモフラージュする岩場 (写真をクリックしてください!) ------ 至仏山登山の前記事からのつづき 上の写真のように、 頂上をカモフラージュする崖が、遠くから見れば頂上に見えて! あれが、頂上、、、、、 近づけば濃いガスのせいで騙されたんだって、、、がっかり。 こう云う事が何度あったでしょうか。。 。。。 あはは。 、、、黙々と足場を確認しながら登って行く背後を、 下方からガスを吹き上げて来る強風が、強く背中を押して来ます。 何の遮るもののない稜線に出ると、 ものすごい風で我が身が吹き飛ばされそうです。 みんな、黙って、 濃霧の中、強風によろめかないように気を張って、 最悪の事態になる前にリタイアすべきじゃない? とか、 いや、まだ前に進めるのか? (まったくわからない!) 山では、恐い! と云う言葉が禁句なので誰も言いませんが、 平らな岩盤の上で滑ったりすると、 どんな景色かさえも、まったく見えない崖下への恐怖が? あは! ちらっと、かすんで消えたり、 自分自身を含む大自然と戦っていたのです、、、、、、、ほっ。 全く同じ経験を、あの、3.11(東日本大震災)の時、 午後2時46分、つくば山に居て、震災に遭った下山道で感じました。 その時の詳しい状況は、 ⇒⇒⇒ その時の記事 人間は、自然の one of them です、一部ですから、 全体である自然には、究極、部分でしかない人間は逆らえません。 西洋二元論において、 人間は、自然を支配する、とか、 自然と共生する、とか、 自然に逆らう、とか、 自然と人間とが、いかにも対等であるかのような近代合理の言説は、 まったく*詭弁でしかなく、 どういった場合でも、自分の欲望を正当化したい人間の増上慢を 満足させるこじつけでしかありません。 *詭弁(きべん)--- 道理に合わないことを強引に正当化しようとする弁論。 それらは、単なる愚か者の劣等感の裏返しの思い上がり、 大自然に対する無礼、イジメの行為にしか過ぎません。 部分が全体を支配するなんてお門違いだし、 部分が全体と対等に共生するなんて、 部分が全体に逆らえば、全体からはじき出されるのがオチです。 だから、ほら! 今、 人間は自然からはじき出されているではありませんか。。。 でも、 自然の為すがまま、あきらめて従えと云うのではありません。 それでは、臆病な自分の意識に、唯、囚われている事になってしまう。 〝現在”と〝自分”に固執する意識に従って、今あるものを守るだけなら、 それに徹すれば徹する程、一生懸命になればなる程、 命・心身は次第に衰えます。 (運命学では、自分の欲望の為の 努力や一生懸命が、必ずしもいいことだって言えないのです!) 現在を守ると云った処で、『天』の運行、時は進む、と云う事を考えれば、 現状維持なんてありえないのです! 現在を守りながら古くなる。老いていくのです。 つまり、 現在を守ると云う事は、衰退を意味します。 真の意味で、「今」を守ろうとすれば、 「今」を捨てて、 未来へ、限界を超えて進まざるを得ないのです。 自然は、自己を助ける者を助けます。 自己の限界に置いて、生への執着とあきらめない欲を持ち、 目標を持ってまだ見えぬ未来にベストを尽くす人だけへ、 その大きな胸を与え、抱き上げ、腕(かいな)の中へ入れてくれるのです。 「天」と「地」の間にふさわしい「人」として、引き上げてくれるのです。 (こう云う欲望こそ思いっきり強く持つべきなのね) あはは。 登山では、その事を素直に学べます。 これらは、自然の寒暖を遮断して空調で快適にしつらえられた室内で、 自然の写真を見ながら、自然の美しさを歌う音楽を聴き、 ひねらないでも出て来る水道の蛇口で手を洗い、 ナチュラルだ、ヘルシーだとラベルに書いてある食物を食べた処で、 そのような五感の満足の追及では、真の進化は得られないんだって事、 それどころか、五感の満足の追及は、退化を意味するんだって事、 命の退化へと堕ちて行く事になるんだって事、 我々の祖先が進化を遂げた起爆は、そんな処にあったのではないかと、、、 大自然の腕に抱かれて、そのぬくもりから分っていくのです。 大自然の懐に抱かれながら、自分の中から力を引き出してもらう、、、 自然の中では、人間は元気になり強くなっていきます。 天の自然のありようを、見習って、学ぶ姿勢が根本です。 現代の危機は、天の自然を感じられない住・食生活環境です。 便利さを求めて、私たちから、自然の姿が見えなくなっている事です。 天とは、自然の摂理です。 自然のルールから外れれば、動植物は死んでいきます。 温度ひとつ、水分ひとつ、日照時間ひとつ、不足しても 『陽』の現象界からの撤退を余儀なくされる、 消える。 五感では掴めなくなりますが、なくなるのではありません! それが、死です。 いわゆる、自然淘汰です。 人間だって同じです。 植物と違って、手足と意識を自在に使える人間は、 天に、自ら逆らう事によって、生のリズムに乗れない。 ルールを外した処で、いくら努力をしたってダメです。 生命力が衰弱して、種の保存のための生命活動ができなくなるのです。 オスがオスでなくなり、 メスがメスの機能を失って、 メスっぽいオスや、オスっぽいメスだったり、 ほほっ。 自然にあるべき役割の摂理の中から外れる現象化が起きます。 ここで大事な事は、滅びるようになる原因は自己にあります。 天に逆らう事によって自分のなかの生の灯火を、消してしまうからです。 天を無視して無理をする事が成功への秘訣だなんて!?? とんでもない! この事を、現代の人間は忘れていますね。 至仏山頂上 ![]() 写真をクリックすると大きく見れます。 やっと本当の頂上が、目の前に現れた頃には、 もう、霧も風も、ヤル気満満!だったのが、幾分和らぎ、 『天』の繰りだす天候のオン・パレードの次は? 今度は、雪? それとも槍でも降って来るのかしら? あはは。 冗談を言う余裕が出て来ていました。 では、この続きは、次回へ -------- 今日の記事は、 見事な大根、だいこんについてです! あはは。 コメントへのお返事 17. <近代化の奈落 3.> 見事な大根は、「種」を残せない この〝大根”については、 過去の記事、カテゴリ「絶家の家族関係」の 家庭1/4 ベルレーヌの詩を思い出して言ってみたくなります に書いているものです。 全体の記事が長くなるように思います。 次までの更新に余裕がありますので、読み疲れなさらないよう、 ゆっくり何回かに分けて お読みいただければうれしいです。 ほっほ。 では、一つ目のコメントから紹介をします。 拍手コメントへいただいたものです。 拍手コメント、いつも、ありがとうございます! ◎ 「今までの大人は、若者の見本にはなれません。」 私もこう思っていました。 そして今までの大人(自分も含めて)には 間違いなくツケがまわってくるでしょう。 共感をしてくださり、感謝もうしあげます。 そう、もうすでにそのツケが廻って来ているのではないでしょうか、、、、、 あらゆる低級な思想に染まった人間の行為の結果である現象面は、 最終的には、生命の衰弱へ堕ちていくものと思います。 過っては、自然からの脅威、気候変動、氷河期など、 人類や生物の生存が脅かされた時期はありましたが、 今ほど、生物としての人間が、自分から危機的な状況を作り出し、 それらに自らをさらしている時はないのです。 その状況を、それを作り出した科学者、識者は分析できても、 それを、今は、どうする事もできない状況にいる、、、 、、、、、、その事は、間違いのない事実でしょう。 放射能なら、その危険性は周知徹底が為されていて、直ぐに除染を行うが、 放射能よりも怖いのが、 その危険性が、広報されていなくて、安全なものと云う商品に混ざって 我々の生活の隅々にまで便利で効率がいい商品として売られている物です。 具体的には、日々の歯磨きやシャンプー、ボディシャンプーを通して、 しかもそれには、いい香りと云う人工の化学的芳香剤もご丁寧に添加をされて、 (人工の化学的芳香剤こそが、 鼻の粘膜から吸収される環境ホルモンを多く含む! ) 男性の生殖機能に影響を及ぼすと指摘されている環境ホルモンです。 詳しくは、過去記事の、カテゴリ・いのち/ふしぎなるもの いのち(自然と健康)を脅かすもの 3 経口吸収より恐ろしい経皮吸収 1 いのち(自然と健康)を脅かすもの 4 経口吸収より恐ろしい経皮吸収 2 をご覧になってください。 どうしてだか? 特に、生殖機能のカギを握る男性がターゲットになっている。。 。 としか思えない現象ばかりが目立ちます、、、、、 それはそうでしょう。 男性からオスらしさが無くなれば、子供は作れない。 もう一つの例が、牛乳です。 牛のメスホルモンが、毎日の学校給食の牛乳を通して、 育ち盛りのこれから男としての性徴を顕す男児の体の中へ吸収されています。 女性は、牛のメスホルモンを追加されても、女としての性徴が早くなる、 女らしい体に早く成熟すると云う位の事でしょうが、 ほっ。 男児が、牛のメスホルモンを毎日与え続けられると、 男性としての性徴が妨げられ = 女々しくなる、草食系男子になる、 ほっ。。 ニューヨーク市の学校給食など、ごくごく少数を除いては、 業界などの圧力団体の力が強いからか、 日本においては、誰も学校給食から牛乳を止めさせようとはしません。 それどころか、 たばこの様に健康被害が具体的に実証されていないと云う認識から、 牛乳自体の健康被害を広報する方向性は、まったく見えません。 詳しくは、過去記事のカテゴリ・いのち/ふしぎなるもの いのち(自然と健康)を脅かすもの 6 牛乳 (癌とオスのメス化 ) を、ご覧になってください! これらの現実は、誰が作ったのか? これらの悪魔の粉を命の営みである人間の生活圏へ入れたのは誰だ? すべて、人間自身です。 ただ飢餓から逃れたい -------- から次は効率を求めて、 人の欲望である、楽に、便利になりたい。 楽になるなら、少しは毒が混じる位、いいじゃない。ですって、 あはは。 私たちの眼前に在る市場経済は、そう云う経済です。 人間の欲望を肯定して、その欲望の邪魔になる道徳を遠ざけた経済です。 真ん中に通してある表向きの筋は、<消費者主義>です。 あはは。 表向きの奥に在る本音の筋は? 言わずもがなです。。。 消費者は王様! そう云う事です。 ほっ。 でも、私が王様だから、私の為に良い商品を作ってくれるはず、 それが、民主主義、消費者主義なんだわ! って喜ばないでください。 あちら様から褒められる時は、 あちら様の主導した舞台の上だっていう事です。 まずまず、王様にふさわしい品物が、手に入るなんてないはずです。 しかし、 この市場経済は、消費者が望むモノは何でも作ります! ほ。 売れれば、開発担当者が社長に怒られなくて済みますもの、、、あはは。 ここが偽善的、政治のポピュリズムと一緒ですね。 そうそう、今に残る本物の物を作った昔の職人は、 消費者の為だなんて言って物を作ってはいなかった。 作り手側のプロの集団があって、その中で競争をして、 いかに良いものを作って認められようかと、他の集団よりも 自分の集団の価値を高めようと作っていたのです。 自分の限界に挑戦して無意識とつながっていたのです。 「私たちの明るい未来」を作る為に、 「科学技術の進歩」を信じて来たはずだったのではないのか? 私たちは、思い描いていた明るい未来にいますか? まだ、大人はいい、今の子供達は、可哀想です。 価値観が倒錯した、まがい物が本物と置き換えられている空間を この世と受け入れていくのです。 近代化がまだ達成されていない後進国の子供達に、負けるでしょう。 なぜなら、彼らの方が、真の自然を五感で知って大きくなっているからです。 とても、我々は子供たちの見本にはなれません。 真の自然を近代合理で隠し、本物に接する邪魔しているのですから... 日本だけでなく、世界を見ても、 近代合理主義の行く付く処、『陰』・無意識を排除した生命の衰退です。 今年の5月子供の日に、総務省が発表した15歳未満の子供の推計人口は、 前年比12万減の1665万人です。 統計がある1950年以降、 子供の数の減少は、31年連続です。統計以来、最少も記録しています。 総人口(1億2765万人)に占める子供の割合も、38年間連続で低下し、 たったの13%に減っています。 これは、運命学による私見ですが、 近代国家である先進国は、近代化が遅れている後進国に比較すると、 人口割合は減っているであろうと、勢いは劣勢になるであろうと、 具体的には、地球上では後進国が栄えていくであろうと、 欧米では白人の人口割合が減って行くであろうと推測しています。 それに関しては、 アメリカの国勢調査局が発表した人口推計が出て、次の事が分りました。 アメリカ国内の1歳未満の乳幼児の人種別割合で、 白人の乳幼児の割合が、初めて半数を割った。 白人の乳幼児が、全体の50%を切りました。 多い順に、 白人 ----- 49,6 (%) ヒスパニック ----- 26,2 アフリカ系黒人 ----- 15,3 アジア ----- 4,6 と云う事は、2042年(この子供たちが29歳になる)には、 白人以外の人種がアメリカ国民の大半になると云う事です。 アメリカの国内事情も変化をしてくるはずです。 これは、運命学からの私見ですが、 近代化を成し遂げた先進国の人口は衰退をして行くはずです。 『陰』自体を遮蔽していない現在の後進国は、 それだけ自然に近いと云う事です。 自然に近いと云う事は、進化を遂げる潜在力がまだあるのです。 では、二つ目のコメントです。 鍵コメントですが、公開をします。ご了承ください! ◎ 書かれている事は、その通りですが、 アジア太平洋地域の資源利用量は、今のままでは、40年後に3倍になります。 そうなのですか、、、お知らせくださってありがとう! インドも25歳以下に爆発的な人口を持っていますし、 シンガポールも、インドネシアも経済的に伸びて来ます。 ベトナムもそうですね。 日本は、いろんな意味で小さい部分になっていくのではないかと、 生き残る方途は、ピリリと辛い山椒の実のような存在になっていく。 それと、東洋的な思想をバックボーンに据えて行くようになるでしょう。 かって、笑い話みたいに、今まで記事に書いた事もあるのですが、 中国国民13億人が、日本人と同じようにトイレットペーパーを使うようになっ たら、地球上の森林資源は、見る間に無くなるでしょう。 そうならなくするには、日本人が自分たちの生活水準を下げて、 その分を譲るしかないのではないか、、、その覚悟ですね。 日本は、全国土に自然エネルギーを作ったとしても、 その表面積で発電できる量に限度があります。 日本の国力を保つ為には、一にも二にも、エネルギーです。 その時、原子力発電をどうしていくのかと云う問題がありますね。 co2の排出を考えると原子力しかないのかも知れません。 私個人は、どうもイヤだなと思いますが、 これは、次世代の人が、考えるべき事柄です。 40年後、生きていたとしても活動期を過ぎる人間が、 ほほっ。 どうこう言える事柄、立場ではないように思います! 若い方が、結論を出すべきですね、、、 まだ、大根の話が出て来ないでしょう? あはは。 三つ目のコメントを紹介します。 これも鍵コメントですが、公開します。 ご了承ください! ◎ >有用性の追求も程々にしなければ、いい加減にしなければ、 >不合理な無用性を切り捨てて計算し尽した社会など、 >希望も喜びも、歓びも、悦びもない社会になるでしょうに... 有用性の追求をしていくと、 人間として大切なものが失われていく、生命が失われていく… 近代合理主義の社会は、必ず格差を作りますね。 全てをビジネス化して、格差や貧困層を作り、 弱者から奪うやり方は、まさに弱肉強食の社会です。 自然界の弱肉強食は調和していますが、 人間社会の弱肉強食は、暴力的で破壊的で、調和とは正反対のモノですね。 現代の社会は、自然との調和を失った人間の欲望が暴走した姿なのでしょう。 >これでいいのか? 日本人? >1000年の後、日本列島に日本人は住んでいるのか? >日本人は、命懸けでここに住み続ける思想を持っているのか? 悲しいことですが、 日本人は、命懸けでここに住み続ける思想を、失ってしまったのでしょうね。 例えば、ちゃんとした思想があれば、 原発や核施設を、こんなにたくさん作ることはできなかったはずです。 現実に、フクイチの事故が起きてしまい、それを解決することも出来ず、 原発から出る核廃棄物がいっぱいで処分場も無いのに、 まだ原発推進をする、 さらに、外国に原発を売り付けて、 我が国の総理大臣が嬉しそうに、その経済効果を力説する… そんな安倍さんを持ち上げるマスコミを見ていると、 絶望的な気持ちになります。 将来、日本の美しい国土が、核廃棄物のゴミ捨て場になりそうな (もうそうなっている?)…私の杞憂だったら良いのですが。 核廃棄物という、嫌なもの、見たくないもの、厄介なゴミが、 次世代に引き継がれて苦しめていくのですね。 心理的な面でも、 自分が見たくない嫌なもの、厄介なものを無意識に追いやっていくと、 上手に隠して忘れたつもりでも、 それが両親から子供へ、子孫へと受け継がれてしまいますよね。 次世代に悪いものを受け継がせない生き方が、大切だと思います。 難しい事ですが…現実は理想のようには、なかなか出来ないですね。 これを解決するには、 やはり、東洋の教えを深く体感することしかないのでは… と感じています。 下 線 は、編集で付けました。 う~~ン 大事なテーマを出されましたね。 ここです。 次世代に引き継がれて苦しめていくのですね。 次世代に悪いものを受け継がせない生き方が、大切だと思います。 それを、守って行こうとすると、 守らざるを得ないと思う何かが、必要ですね。 えぇ、もちろん、それを教えられなくても、 生れながらに徳性を身に付けておられる方もいる。 しかし、大抵の人は、まず、自分、自分の満足を第一に考えるでしょう。 ★ 今日は、その事で、大根のお話をしたかったのです。 ほほっ。 前記事のコメントで紹介しましたトクヴィルの言葉、 「 民主主義社会では、人々の関心は、 どうしても〝現在”と〝自分”に集中する。」 民主主義下では選挙で、我々の代議士が選ばれます。 総理もその中から選挙で選ぶ以上は、多数決の論理です。 多くの賛同・数を得ようと思えば、直ぐの目の前のお互いのリスクを避けて、 今、現在、そこに居る自分達にとっての共通の利益を図る事が、 一番の争点になり、それが説得力を持つのですね。 具体的には、国民の為と云うよりも、経済団体や役人の省益の優先です。 先々、自分に関わりがない自分の死後における未来のメリットや、 自分以外の他人の得る利益は無視をする事ができる、 そう云う人間心理を見抜いたトクヴィルの卓見なのですね。 まさに、人間は、他人の為の利益どころか、 自分の身内である子供や孫の利益よりも、 自己の今現在の利得を優先する動物なのだという事を 思い知らされるような次のような記事が、先日、新聞に載っていました。 (以下の記事は、 決して世代間対立を煽ろうとする目論見からではありません。) 政府の社会保障制度改革国民会議(会長、清家篤慶応義塾長)が 会合を開き、現在65歳へ引き上げが決まっている 厚生年金の支給開始年齢を、 将来は、さらなる引き上げを検討すべきだという認識で一致した。と 又、支給する年金額を、保険料などで賄える範囲内に抑える為に、 (マクロ経済スライド)と云う仕組みを 早期に機能させる必要性でも一致とありました。 これでは、あまりにも、 現在の老人たちが受けている年金制度の恩恵を守る為に、 今の制度自体の矛盾から生まれて来る損害・「苦」を 将来の子や孫の世代へ先送りをして、そこで帳尻を合わそうとするやり方だと、 あきれて物が言えない内容だと憤りを超えて悲しい思いがしました。 現在の老人の受給者は、60歳、もしくは65歳からの支給開始です。 そして、支給されている年金の原資には税金が投入されています。 今の老人たちが長寿で、これから20~30年近く長生きした場合、 その年金を支えるのは今の40代以下の人たちです。 しかし、その人たちが年金を受け取られるのは70歳以上 になる!!! なんと云う不公平でしょうか?! しかも、これからの子供は生れて直ぐに保育園に預けられて、 母親も働けと云う社会です。 夫婦が、揃って70歳位まで働かなければいけないのに、 その世代が年金を受け取る時点になれば、 支給する年金額は、保険料などで賄える範囲内に抑えられる!?? なんと云う不公平でしょうか?! しかも、70歳からの支給で、年金はそれから何年間もらえるのでしょう? 国家の税金の為に女性まで動員をされて働かされて、 ips細胞で、医学が進歩して目や手や足や、 ブタの体の中で作られた内臓を取り出して作り替えて、 所得税を払う為に長生きせよと??? あはは。 いやあ、ブラックジョークの世界です! 一番憐れなのは、現在選挙権のない10代の世代、 また10歳未満の幼児達は、彼らこそが、 30年後、今ある原子炉の廃炉の費用の負担を強いられる世代です! なんと云う、なんと云う厚かましさでしょう! それが、分っているのだから、今の内からどうして 今の大人たちが、生活をささやかにしてでも、その費用を出さないの? その子たちが何も分からない今の内に、 その子達の将来、老後の事まで、 今の老政治家達が、決めてしまっていいのですか? これが、自由、平等、人権を謳う民主主義を目指し、できあがった社会です。 なら、子供達の人権は? 子供達がいやだ!と云う自由は? 現老政治家と10歳未満の子供達は平等ではないのですか? 10歳未満の国民と老政治家の格差のすごさ! 老政治家の 老政治家による、 老政治家の現在の「楽」の為の、 老政治家の「苦」の先送りの政治の為の民主主義社会の実現です。 ほっ。。 これこそが、『陽』に偏った繁栄の虚偽性です。 意識の自己実現の貪欲があまりにも強い為に、子孫を害する構図なのです。 世に出て、成功を欲しいだけ手に入れた男性には、跡取りができない。 よ~く、世間を見渡してみてください! 自己実現した有名人、成功者には、命の継承が恵まれないのです。 自分から、二代目、三代目は女の孫ばかり、もしくは結婚しない長男です。 これは、悪態ではありません。 これは、運命学の絶家の一つのパターンです。 これを日本は、国を挙げて名を成したご立派な方がやっているから、 --------------- 絶国ですね。 跡取りが生れる訳がない。 少子化なのです。 大根を農作物として売るには、見事な太い根にしなければ売れません。 しかし、根に栄養が行った大根はからは、種は採れません。 貧弱な、種しか採れないのだそうです。 見事な根を成した大根は、自分全体に栄養が足りていると満足をして、 次への命の準備を疎かにするのだそうです。 翌年、立派な大根になる種を採ろうとすると、もともと育て方が違うのです。 根に栄養が行かないように、全体が栄養が十分に行き渡らないようにします。 丁度の飢餓状態にするのですね! あはは。 そうすると、大根が、根を立派にする事ができないなら、 次世代へ生き延びる事へ目的を変えて、必死になる。 次はいい根が成るようにと、種に乏しい栄養を集めると云うのです。 成り上がった親は、自分の立場を守る事に汲々としているので、 (親が子供の運気までも吸い取りますから) とぼしい種が成り、 まずしい親からは、自分に賭けても仕方がないと、 捨て身の愛情を子供へ与えて次世代へ芽吹く種が成るのです。 動物も植物も、生物は、精一杯生きようとしています。 その生きる精気が、どこへ現れるのか? 今、自分なのか? 未来、子孫なのか? すべて、その覚悟で決まって来るのです。 さぁ、あなたはどちらの親でしょうか? 自分の自己実現が欲しいのか、自分の栄誉が欲しいのか、 それらは、全部、現在の自分の世の為ですね。 現在の自分に生きるとは、 自分が、 子孫が、 家系が、 国が、 人類が、衰亡へ向かうと云う事です。 しかし、近代合理主義は、人々を、現在の自分に釘付けにします。 西洋の思想には、時軸がない。 未来の為に作られた思想ではないからです。 死後の永遠の生命が、まったく説かれていない。 天国で終わりですから... 自分の五感が捉える事ができるのが、現在の自分しかないからです。 さあ、困りました! あはは。 未来に生きるとは、どうする事なのか? どうか、お考えになってみてくださいね。 長い記事を、最後までお読みいただきまして、 深く感謝申し上げます。 次の更新まで、よき日々をお過ごしください。 -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 記事は無断転用なさいませんように、お願いします。 [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。 どうぞ宜しくお願いします。
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No titleこんなガスの中、途中で止めないで頂上まで登られたのは驚きました。=
その達成感は、すばらしかったでしょうね= 今回の記事にあるように、現在の社会は、若い人達を大事にしていないような気がします。= 外国でも、若い人に雇用がないとか、先進国は同じ状況のようです。= 年金も原発も問題だらけです。= 原発は、近代化に飼いならされている私達の問題です。= 以前の記事に、原発こそ、近代化の優等生だと、書かれていましたね。= 原発をNOと云うのなら、他の近代化の恩恵もなくなる覚悟を持たなければいけないと、、、= そのときは、なるほどと思いましたが、= 電気を使わないようにする生活をどこまで我慢できるか?= 車や便利さもなくなるとすると、= さぁ、どれだけの人がそういう生活に戻れるかと云う問題がありますね。= 口で云うのは簡単ですが、実際にどんな生活に戻るのかという覚悟を決めなければ= そう、そう簡単にイヤだと言って変わることはできないでしょう。= 管理人のみ閲覧できますこのコメントは管理人のみ閲覧できます
No titlecosmosさん、
前のコメントにもらった返事ですが、 誤変換のようで、 >政治も勝手を痛酢道具の様に成り下がっていますしね とあります。 せっかくの返事、分らないままでは惜しい、 痛い所に酢をかけたら、そりゃ痛い! 痛いほど辛い風に政治が成り下がっていると解釈してもいいのか? 意味深い。 息子が伸びるのか 我の成功か、か、 そりゃ我より息子と思っているつもりなんですが、 息子も思い通りに伸びやしません 雅 (派手ではなく上品で優美なこと)>先々、自分に関わりがない自分の死後における未来のメリットや、
>自分以外の他人の得る利益は無視をする事ができる、 >そう云う人間心理を見抜いたトクヴィルの卓見なのですね。 死後における未来のメリットは、捉えにくそうです。 でも私が生れる99年も前にいかれたトクヴィルさんは 150年も後の現在に孕む歪みを指摘したんですね。 >それが、分っているのだから、今の内からどうして >今の大人たちが、生活をささやかにしてでも、その費用を出さないの? 大賛成です(^O^) 食べ物もエネルギーも今の30%に落としてもいいや! でもそうなるには、経済も小さくなって、失業者もたくさん出てという 過渡期を乗り越えなければなりませんね! それ以前に、誰も質素倹約なんてする気もないだろうな~ 良い見本が家の女房と娘だから良く分かる。 こんなに生きるに質素で雅な見本が傍にいるのに・・^^; でも今の子供やこれから生れてくる子たちは、 今の大人たちよりずっと賢くて賢明で思いやりがあるように思います。 大人が残す卑しい遺産を吸収して尚 より良い未来を創造してゆくような気がしています。 運命学からは突飛もない事なのでしょうが、 このブログや雅な読者様方がいるのだから、可能かなと思います。 厚かましくも質問ですが、 地球の、日本国の運命学的な判断は出来るのでしょうか?! トクヴィルさんのように150年後を! (答はブログを読みこなせば自ずと分かる事でしょうが・^^;) 前回の記事でコメントを取り上げて頂きありがとうございました。 どこが雅やねんと、反省しきり です。m(__)m No titleおはようございます~~♪
私はビビりなので視界が悪くなるとすぐやめたくなります。 山は天気が変わるのが早いのでお天気がよく登山しても 思わぬ濃霧に視界をさえぎられたりすることありますよね。 悪天候での頂上制覇は感慨深いものがありますね。 311の時は筑波山だったのですね。 私 出身が茨城県の水戸市なので小学校の頃の遠足やらなにやかやで筑波山は馴染みの山です。 あんな奇岩の大きな岩のあるところでの地震は大変でしたね。余震も大きく沢山ありましたものね。 私は立派な種を残せる大根になりたいけど・・・果たして??? でもこれをずっとやっていくと我が家系には立派な大根になる人は出ないのでしょうね(。^p〇q^。)プッ 管理人のみ閲覧できますこのコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: No title 鍵コメントさんへ
> 心って、自分の欲を我慢しなくちゃならない時には、 都合が悪い事は認めたくないのさ、 そうですね、その通りです。 悪いとか良いとか、そう云う事ではなくて、 意識の特徴として見て行かなければいけない事ですね。 あはは。 暑い日が続きます。お体を大切に! ![]() Re: No title 鍵コメントさんへ
> 核に関しては絶対反対の立場ですので、原発再稼働の動きには懸念してますよ! そうですね! 地元の方も、気になりますね。 これは、日本だけでは決められないようです。 なぜなら、日本の原発を作る技術を残しておきたい国があるようです。 次回の記事で、散り上げようかと思っています。 暑い日が続きます。お体を大切に! ![]() Re: No title> こんなガスの中、途中で止めないで頂上まで登られたのは驚きました。=
> その達成感は、すばらしかったでしょうね= > > > 今回の記事にあるように、現在の社会は、若い人達を大事にしていないような気がします。= > 外国でも、若い人に雇用がないとか、先進国は同じ状況のようです。= > 年金も原発も問題だらけです。= > > 原発は、近代化に飼いならされている私達の問題です。= > 以前の記事に、原発こそ、近代化の優等生だと、書かれていましたね。= > 原発をNOと云うのなら、他の近代化の恩恵もなくなる覚悟を持たなければいけないと、、、= > そのときは、なるほどと思いましたが、= > 電気を使わないようにする生活をどこまで我慢できるか?= > 車や便利さもなくなるとすると、= > さぁ、どれだけの人がそういう生活に戻れるかと云う問題がありますね。= > 口で云うのは簡単ですが、実際にどんな生活に戻るのかという覚悟を決めなければ= > そう、そう簡単にイヤだと言って変わることはできないでしょう。= ★達成感と云う特別なものはないのですよ。 ただ、ほっとします。 もう登らなくてもいいんだと思って、、、ほほっ。 そもそも、原発を止めると行った処で、廃炉の技術がないのです。 これから研究すると云う段階です。 いろんな事が、中途半端、どうなる事かと心配です。 本当に、近代合理主義の社会は行き詰まっていますから、、、 ああは。 暑い日が続きます。お体を大切に! ![]() Re: No title 鍵コメントさんへ
> 大抵の場合は「時間」に洗い流してもらい解決したと そう、お馬鹿な意識は忘れてしまいますからね。 あはは。 忘却は、ある種の薬であると、言った人がおりましたね、、、 でも、無意識界では永遠に残ります。 > 、、、仕事や経済に守られて、、、不自由ない生活が出来ると、 仕事も経済も『陽』の範疇のものです。 これは、守られているのではなく、『陽』の成果を強く求めるあまり、 先祖代々から積み上がった陰徳を、すべて使い果たしている構図です。 一見、栄えているようで、実質は『陰』の力が潰えているのです。 滅びの前は、栄えます。 倒れる前に花を狂い咲かせる根の腐った樹と同じです。 絶家のパターンです。芸能人、スポーツ選手、有名人に多いですね。 『陽』の成果、物質的には、不自由のないようですが、肝心の実が結びません。 『陰』の成果は不自由です。命の継承が無くなりますから。 目先だけを捉えては、分らないものです。 > 特に女性の顔つきが随分変わってしまったと。。 それは、傷官や比肩を持つ女性が生れて来る確率が増えたのです。 興味があれば、調べてみたら面白いですよ! ほほっ。 暑い日が続きます。お体を大切に! ![]() Re: No title> cosmosさん、
> 前のコメントにもらった返事ですが、 > 誤変換のようで、 > >政治も勝手を痛酢道具の様に成り下がっていますしね > とあります。 > せっかくの返事、分らないままでは惜しい、 > 痛い所に酢をかけたら、そりゃ痛い! > 痛いほど辛い風に政治が成り下がっていると解釈してもいいのか? > 意味深い。 > > 息子が伸びるのか > 我の成功か、か、 > そりゃ我より息子と思っているつもりなんですが、 > 息子も思い通りに伸びやしません ★やっぱり! あはは。 >>政治も勝手を痛酢道具の様に成り下がっていますしね この痛酢は、通す なのです。 あはは。 傑作な解釈をしていただいて、感心をしました。 >> 痛い所に酢をかけたら、そりゃ痛い! ここ、思わず笑い転げてしまいましたわ~ 痛い! そりゃ痛い って。 あはは。 有名になる事は、しあわせな事ではないのです。 これは、いつか又、書きますが、、、有名無実。 コメント、いつも楽しませていただいております。 暑い日が続きます。お体を大切に! ![]() Re: 雅 (派手ではなく上品で優美なこと)> >先々、自分に関わりがない自分の死後における未来のメリットや、
> >自分以外の他人の得る利益は無視をする事ができる、 > >そう云う人間心理を見抜いたトクヴィルの卓見なのですね。 > > 死後における未来のメリットは、捉えにくそうです。 > でも私が生れる99年も前にいかれたトクヴィルさんは > 150年も後の現在に孕む歪みを指摘したんですね。 > > >それが、分っているのだから、今の内からどうして > >今の大人たちが、生活をささやかにしてでも、その費用を出さないの? > > 大賛成です(^O^) 食べ物もエネルギーも今の30%に落としてもいいや! > でもそうなるには、経済も小さくなって、失業者もたくさん出てという > 過渡期を乗り越えなければなりませんね! > それ以前に、誰も質素倹約なんてする気もないだろうな~ > 良い見本が家の女房と娘だから良く分かる。 > こんなに生きるに質素で雅な見本が傍にいるのに・・^^; > > でも今の子供やこれから生れてくる子たちは、 > 今の大人たちよりずっと賢くて賢明で思いやりがあるように思います。 > 大人が残す卑しい遺産を吸収して尚 > より良い未来を創造してゆくような気がしています。 > 運命学からは突飛もない事なのでしょうが、 > このブログや雅な読者様方がいるのだから、可能かなと思います。 > > 厚かましくも質問ですが、 > 地球の、日本国の運命学的な判断は出来るのでしょうか?! > トクヴィルさんのように150年後を! > (答はブログを読みこなせば自ずと分かる事でしょうが・^^;) > > 前回の記事でコメントを取り上げて頂きありがとうございました。 > > > どこが雅やねんと、反省しきり です。m(__)m ★おお、色つきで下さったのね! 分りやすくていいですね。 >> 過渡期を乗り越えなければなりませんね! ここのヒント、今日アップした記事に、書いてみましたが、どうでしょうか? 日本は恵まれていて、今は余裕があり過ぎるから、 誰も、必死になれないようです。 コメントの中のお尋ね、又、いつか必ずお返事するようにします。 お待ちになってくれはる? あはは。 おおきに~ 暑い日が続きます。お体を大切に! cosmos Re: No title> おはようございます~~♪
> 私はビビりなので視界が悪くなるとすぐやめたくなります。 > 山は天気が変わるのが早いのでお天気がよく登山しても > 思わぬ濃霧に視界をさえぎられたりすることありますよね。 > 悪天候での頂上制覇は感慨深いものがありますね。 > 311の時は筑波山だったのですね。 > 私 出身が茨城県の水戸市なので小学校の頃の遠足やらなにやかやで筑波山は馴染みの山です。 > あんな奇岩の大きな岩のあるところでの地震は大変でしたね。余震も大きく沢山ありましたものね。 > 私は立派な種を残せる大根になりたいけど・・・果たして??? > でもこれをずっとやっていくと我が家系には立派な大根になる人は出ないのでしょうね(。^p〇q^。)プッ ★りんだはんは、水戸だったのですか! それは、歴史や伝統があって、お上品な街並みの中でお育ちになられたのね。 ご本人も、さぞかしそうなんでしょうね! ほほっ。 茨城は、鹿島神宮、藤原鎌足の出身地ですね。古い歴史があるのですね。 藤原さんは、それから京の都へ来て、貴族の藤原氏へなりはった、、、 不思議な土地柄ですねーー なにやら歴史を復習してしまったわ! あはは。 見事な大根は、家系の終わりと云う印なのですよ。 ひばりさんや裕次郎さん、イチローさんも、長嶋さんも王さんもそう、 子孫がいなかったり、孫が女児、子が娘ばかりになっています。 また、記事にする機会があると思いますが、、、 ピリオドの印に、見事な大根みたいな人間が出て来るのです。 運が良い人は、普通の人で、普通の生活ができる人なのです。 安心して! あはは。 暑い日が続きます。お体を大切に! ![]() Re: No title 鍵コメントさんへ
> 現代人は、誤解をしていますね。 そうなのです! なんでも意識で解決しようとするから、そうなるのです。 困ったことです。 ほほっ。 それには、今の学校教育の内容も問題があるでしょうね。 これで、進んでいったら、どうなると思いますか? こわいですよね~! 暑い日が続きます。お体を大切に! ![]() |
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