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    運命鑑定日記 3 . 23歳の離婚、Pさんのご相談から・・・・・

    Category : 運命鑑定日記
    ニゲル 《マリア》

    クリスマス・ローズのニゲルマリアの花が咲きました。











    シューマンのトロイメライを、どうぞ!







    今日は、運命鑑定相談室の日記からです。


    昨年暮に、Pさんという女性が相談室を訪れて来られました。

    若くてチャーミングなPさんの顔と雰囲気から、”恋愛の相談”?と

    思ったのですが、”離婚の相談”でした。 



    すこし意外!


    Pさんは、23歳ですよ!


    22歳の時に、10歳年上の職場の上司と結婚し、

    半年弱で自己中心性の強い夫と別れようと家を出たPさんは、

    一人で働きながら生活をしています。 

    現在、新しい恋人ができて、

    その人と将来結婚をするために、

    別居中の夫との離婚を成立させたいと思っています。

    しかし、別居中の夫から離婚の同意が得られないので、

    これからどう動けばいいのか?

    というご相談でした。




    命式の鑑定から、

    離婚したいという状況は手に取るように解かります。

    結婚という形式事体が、継続しない間柄です。

    結婚をするべき相手ではなかったということです。 

    両者ともです。




    子供がいないのが、救いですが、

    私の心を憂鬱にさせたのは、

    現在の恋人も、まったく同じタイプの相手ということです。

    (ココで言うタイプとは、

    一般にいうタイプと同じ意味ではなく、

    おそらく普通の見た目や感じる範囲では、分らないものです)




    表には表れませんが、運命の本質は同じタイプの男性です。


    Pさんが、今の彼を気に入っている点が、

    なにか前より一層厳しく、根が深い問題に思われました。



    わたしの相談室は、誰かのご紹介で来られた人ばかりのはず、

    身元はそれなりにしっかりした方だとお見受けしたのですが、、、



    慣れているとはいえ、

    何度経験しても、こういう鑑定結果には鳥肌が立ちます。

    運命の見えないところでの整合性、

    条理性、誤魔化す事の出来ない因果関係のような存在を

    強く感じる瞬間です。





    先日の相談者の女性も、

    夫と不倫相手が、まったく同質のタイプでした。

    これは、当事者本人に、そういう異性にたどり着く”くせ”があるのです。


    悩む本人側に、受容体というのか、レセプターがあるのですね。

    そのレセプターにぴったり合う異性と出会うと、

    "好き”だとか、”感じがいい”だとか、”気安い人”と

    感じる間柄になるのです。

    レセプターが引き寄せるので、

    当人には不安感がないのですね。




    馴れた感じで、

    それが、感情には”好き”と認識されるのでしょうか?  

    相手も同じ病でしょう。

    仮にこの恋愛に反対する人がいても、

    『すきなの!』の一点張りで、

    だれの云う事も訊かないでしょうね~~

    好きとは何なのだろう? あはは、考えちゃいますね!



    一度不幸になった経験があるのなら、

    ”好き”、

    ”彼しかいない”、

    ”私にはぴったりの人”等の

    恋愛中の主観の世界が、

    このままずっと客観性や社会性にも通用するのか?

    誰から見ても微笑ましい ”幸せ”になるのか?

    と一度考えてみる。


    そして誰か信用できる第三者に彼を会わせてみる。

    感想を聞いてみる。

    結婚するのならそれくらいの余裕をもってほしいと

    願わざるを得ない現実です。


    ”自分の感情のほとばしりのままに生きる事が、正しい事”

    ”愛と自由の敵は、道徳”

    と言ってはばからない世代が増えている世の中で、

    誰もが自分を基準にして、

    これがフツーだと思っている人がほとんどなのでしょうが、

    誰だって違う癖があって、全員がバラバラなのよ。


    自身のレセプターがどんなゆがみを、持っているのか?

    それは、どこから来ているのか? 

    見つめてから相手を探してみたらどうでしょうか?





    自己過信、自惚れたりして、

    あまり自分の感情を信用しない方がいいわ。 



    (自分を信用して間違いない人もいますよ!)


    自分の思い込みを当てしない方がいいわ。 


    (自分を信じてほぼ間違いない人も確かにいますよ!)



    簡単に自分を信じて、間違いないわ! 

    とは申し上げられません。

    運命学という羅針盤に照らしてみないと、

    何とも言えませんね。




    結婚で失敗するたびに、

    あたかもコートを脱ぎ捨てるように、

    結婚相手を変えるわけにはいかないからです。



    実は、”あたかもコートを脱ぎ捨てるように”とは、

    先日、娘さんの同棲で悩まれている母親から聞いた表現です。



    その母親は、大学生の娘さんのことを、

    ”あたかもコートを脱ぎ捨てるように同棲相手を変えている”

    こう表現していました。


    あ~、そこまで現実は行っているのですね~~ 



    現実こそが、師匠である。

    とは私の座右の銘なのですが、

    現実から学ぶとは、つらく悲しい事が多くあり過ぎます。


    女性が漂流している・・・ 

    そう思わざるを得ない現実が、あまりにも多いのです。



    ”女性が漂流している”

    これに関しては、

    また、次ぎの機会に数回に分けて、

    書きたいと思っています。






    ★ 運命学に関する記事の中で、

    運命学の詳細は書かない場合があります。

    理由は、運命学の理解が不十分なままに、

    自分流の解釈でご自分を傷つけたりなさらないように、

    また記事の中で、

    知らない間に誰かに失礼な事を言ってしまう結果を避ける為です。

    もし記事に関しまして、

    もっとお知りになりたい場合は、

    右のメールフォームから、直接ご質問をください。

    お返事に少しお時間をいただくかもしれませんが・・・・・

    個人的にお答え致しますね。
































    -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 
    記事は無断転用なさいませんように、お願いします。

    [一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。

    どうぞ宜しくお願いします。
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    テーマ : ◆恋愛相談◆恋愛について
    ジャンル : 恋愛

            

    Comment

    こんばんはー 寒い夜ですよーー
    それに何かさむざむしい現実が、あきらかにされブルブルっときましたョ。
    寂光コスモスさん、社会や教育が間違っていたら、取り返しのつかない頃に結果が来るって本当だね。何か足りない。今の世相を現しているのかもしれないと思った次第です。

    夜勤明けの日曜日の朝です。オハヨ~ございます~
    もう、新年から10日経ちましたね。
    明日は、お休みなので吾妻山へ富士と菜の花を見に行ってきます。
    ”女性が漂流、、、”なにか気になります。

    無明を覚悟する。

    なにか、「女性は、配偶者を、自身の父に似た人を選ぶ」とか「自身の父との関係に左右される」ということも思い出します。

    「幸せになりたい」と選んだ優しい男性でも、同時に生活力が無い男性でやたら苦労したり。
    あるいは「家」から逃げ出すために・あるいは追い出されるように、早くに結婚して、深刻に航海の臍をかむ。
    ということも多いようです。


    父親との関係・母親との関係を心理学的に見たら重要になります。
    また自身の在り様・内心を考察しないと、同じドツボに嵌るようです。

    難しいですね・・・。

    愚生などまだ就労できないし、結婚もしてないですが、このような例をみると、妙に身が引き締まります。

    再見!

    曲を聴いて心を落ち着かせながら読ませていただきました。
    人間は同質タイプの異性を好きになる・・・聞いたことがあるような気がします。
    それが不幸へつながることが多々あるのですね。
    自分を信じることは大切だと思いますが、
    他の人の意見も聞き入れられるだけの器を用意できるようにしたいと思いました。

    別件ですが、アパターのお辞儀をするスピードは調節できないものでしょうか。
    あのスピードは、寂光-cosmosさんの雰囲気と合わないような気がいたします。

    Re: タイトルなし

    > こんばんはー 寒い夜ですよーー
    > それに何かさむざむしい現実が、あきらかにされブルブルっときましたョ。
    > 寂光コスモスさん、社会や教育が間違っていたら、取り返しのつかない頃に結果が来るって本当だね。何か足りない。今の世相を現しているのかもしれないと思った次第です。

    ★寒いですね~。お正月からいいお天気が続いていましたが、昨日あたりから曇りです。
    雪国は、いつもこういう空かなぁ~と空を見あげています。
    晴れている日は、富士山が見えますよ~
    気持ちだけでも明るくね~~ありがとう~お~おおお。あはは。

    Re: タイトルなし

    > 夜勤明けの日曜日の朝です。オハヨ~ございます~
    > もう、新年から10日経ちましたね。
    > 明日は、お休みなので吾妻山へ富士と菜の花を見に行ってきます。
    > ”女性が漂流、、、”なにか気になります。

    ★今日は、吾妻山へ行っているのでしょうか?
    見晴らしはどう?だった? 
    神奈川は、晴れでしたか? いい景色と菜の花、春ですね!!
    ありがとう~お~おおお。あはは。

    Re: 無明を覚悟する。

    Re: 無明を覚悟する。
    > なにか、「女性は、配偶者を、自身の父に似た人を選ぶ」とか「自身の父との関係に左右される」ということも思い出します。

    ★そう、心理学ではそうなっていますね。でも、経験から言うと、半々かな?と思います。
    本人が元々影響されやすい感受性があれば、イヤだと言いながら父親に似ている人と結婚してしまうようですが、中途半端じゃなく本当に父を否定している娘は、その反対のタイプの人を選んでいます。双子の例があって、それぞれが違うタイプと結婚しています。
    ...。..。..................................................。....。..。。..*☆゜

    > 「幸せになりたい」と選んだ優しい男性でも、同時に生活力が無い男性でやたら苦労したり。
    > あるいは「家」から逃げ出すために・あるいは追い出されるように、早くに結婚して、深刻に航海の臍をかむ。
    > ということも多いようです。
    > 父親との関係・母親との関係を心理学的に見たら重要になります。
    > また自身の在り様・内心を考察しないと、同じドツボに嵌るようです。
    >
    > 難しいですね・・・。

    ★そう、心理学の理論的な例とすると、父親に似た相手を選ぶというよりも、自分が母親の人生をそっくりに生きると云う方が普遍性があります。
    ...。..。..................................................。....。..。。..*☆゜

    > 愚生などまだ就労できないし、結婚もしてないですが、このような例をみると、妙に身が引き締まります。
    >
    > 再見!

    ★あ、天と地の間には、いろんな生があってそれぞれですよ。
    人の生としたら皆その役割を担っているのだと思います。他者と比べる必要はまったくないはずです。
    そういう生きる形はどうであれ、”他者のため”と云う心を失わないで、どこまで自分の生の中に取り入れて行けるか、その点だけが無明を克服できる、外せない重要なポイントだと思っているのですが、どうでしょうか?
    ありがとう~お~おおお。あはは~

    Re: タイトルなし

    > 曲を聴いて心を落ち着かせながら読ませていただきました。
    > 人間は同質タイプの異性を好きになる・・・聞いたことがあるような気がします。

    ★自分の歪みと、相手の歪みが、凹凸で嵌まってしまうのですね。
    それが、命式からは観えます。
    それを克服するには、自分の歪みを客観視できるようにならないと、それが運命学の目的の一つです。
    。....。..。..................................................。....。..。。..*☆゜

    > それが不幸へつながることが多々あるのですね。
    > 自分を信じることは大切だと思いますが、
    > 他の人の意見も聞き入れられるだけの器を用意できるようにしたいと思いました。

    ★そう、どういうレベルの自分を信じるかという今度は自分のクオリティ? に係わる問題になるのですね。
    どういう自分を信じたかによって、その結果もそのレベルでしかないはずです。
    俗に”自分を信じろ、、、”と言う時には、励ましですが、
    それも、どのような自分をという主体に左右されるという処が、抜け落ちてしまっているのですね。
    。....。..。..................................................。....。..。。..*☆゜

    > 別件ですが、アパターのお辞儀をするスピードは調節できないものでしょうか。
    > あのスピードは、寂光-cosmosさんの雰囲気と合わないような気がいたします。

    ★あは、そうなの~、(笑い)
    まったく、コントロール不能なの! 
    着物を着たら突然に、お辞儀をし出すという機能しかないみたい。
    あの~、自分でも違和感を感じて、つい笑っていますよ~。
    ありがとう~お~おおお~。あはは~

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    プロフィール

    寂光ーcosmos

    Author:寂光ーcosmos
    家系・個人の運命鑑定
    東洋運命学教室を主宰

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