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    『健体康心』 3.癌、わが国の癌医療の立ち遅れが目だってきています。

    Category : 自然の力
    咲きました

    庭の花






    今日は、”癌”の最後になります。


    前回は、むずかしかったでしょうか? あはは!

    今回は、ぐっと現実的に身近な話題で行きたいものです~






    前回のつづき、決定的に違う西洋医学と、東洋医学でしたね!


    西洋医学の病理観は、細菌病理学を中心としたもので、病気の原因を人体

    の外に求めます。



    むかしは、ペストの大流行などがあったわけですから、、、

    そうならざるを得なかったのかもしれません。


    病気は、外からの細菌で起こる。細菌を殺すのが薬だ。

    細菌を殺すのだから毒を使う。

    狭い範囲の病理観。一義的な薬理観です。



    そういう概念です。これも、やはり一部壊さないといけない概念です!

    一度流布した概念は、当たり前となってしまいます・・・


    たしかに、結核、赤痢などの感染症で急性病の死亡率が激減したのは、

    その時の細菌学の学者の功績、勝利でしょう。しかし、ですよ!


    体質的な成人病までも同じように扱い薬漬けにする処に問題があります。

    そのままの流れで行くところに、薬学研究者の単純さ?というのか、

    製薬会社の化合薬の売り上げを維持したかったからか?

    と、疑ってしまいますね~!




    未だに細菌病理学的薬学から脱皮ができていない現実があります。


    そして、西洋医学の薬学は、その基礎が戦争の化学兵器の研究にあります。

    敵を殺すための毒薬がばい菌を殺す毒薬=薬に変わっただけです。

    戦後、日本においても、現在の名だたる大製薬会社を興した人材は、

    軍部の毒薬兵器の権威者や、その研究機関の関係者だったことを知れば、

    今は目的が違うと言っても、なにか身震いをしてしまいそう! (笑い)




    それに比べて、東洋医学は、病因を常に自分の内に求め、重視します。

    漢方薬自体が、草木の薬理成分を煎じて服用するという発想です。

    医食同源という思想が根底にあります。



    これは、人間は自然の一部であるという東洋の自然観からでしょう。



    たとえば、吉益東洞などは、”万病一毒説”血液の汚れ(血毒)のよって万病

    は発すると説いています。





    どの患者の体も同質が前提の、対症療法だけの西洋医学と比べれば、

    個人を体質的に見極めて、分けて、全身的に処置をする中医学は、

    ジョゼフ・ニーダムが、著書で言うように、

    健康を増進させる事や、自然治癒力を発揮させる事については、

    優れているという事は言うまでもありません!



    それは、なぜなのか?


    自然と人間を捉える思想哲学の決定的な違いであり、

    知識として技術を学ぶという事だけでは真似が出来ないものなのです。

    日本は、長い歴史的な関係から、中国の医療を自分のものにできる圏内に

    位置しています。西洋医学を主流にするのではなく中医学を、

    もっと取り入れて治療をするべきでしょうね。





    これは、もう、思想的な選択というよりも、

    今現在は、経済がすべてを牛耳っているまっ逆さまの時代ですから、

    利権や経済の存在を無視して、経済や、政治という意識の作ったロジックに

    がんじがらめの状況下では、学問からの変革は望めません。


    それぞれが、自己の既得権益を守っているのですから、、、



    もう、ひとりひとりが縛りのない個人が動くしかない世の中です。

    だれを責めても、無理です。

    頼れるのは、自分です。



    そう思って、お読みくださいね。 究極の自立です。あははっ~





    だいたい、症状の部分だけを捕らえて全身を診ない西洋医学においては、

    いまだに癌が何なのか解っていないのに、がん細胞=悪玉だから、それを

    取り除こうとするのが、癌治療における唯一の方法です。



    悪玉や原因を他者に求める西洋二元論の真骨頂です!
     

    相手を攻める、相手と闘うのです。

    西洋二元論の相手を潰す論理性が、ここにも!!


    生きている人間の体の中の癌細胞を、敵にみなして、、、やっつける。

    この方法が、命にとって、野蛮とは、思わないのでしょうか?





    その癌細胞を、

    取り除くために行うのが手術ですが、

    この外科手術をしないで、

    体内にあるがん細胞を毒薬で殺そうとするのが、抗ガン剤


    抗ガン剤は体の中のガン細胞を攻撃・破壊して死滅させるためのものです。

    がん細胞を毒薬で死滅させる代わりに放射能で死滅させるのが放射線治療



    その中でも、特に抗ガン剤は、ほとんどのガン治療で使われます。

    ただ抗ガン剤の欠点として、ガン細胞だけでなく、

    ガンを失くしてくれる細胞まで殺してしまいます。


    これで体の免疫力が低下し、癌細胞を抑える事ができなくなり、

    更に転移や再発を招くという悪循環です。




    抗ガン剤の効果は、何パーセントかご存知でしょうか?


         
    たった、20%ですって!


    抗ガン剤を使用すれば、2割りの人に効果がありますよ。という・・・

    これが、今の抗ガン剤治療の現状です。

    この状況を癌の専門医は知ってますから

    「自分が癌になっても、抗ガン剤治療は絶対にしたくない!」とか。




    しかし、わが国では、いまだにこの癌の三大療法が主流です。

    そして、わが国の癌医療の立ち遅れが目だってきています。



    それについては詳しい記事がたくさん載っている

    koukisinboyさんのブログを再度ご紹介したいと思います。



    そして、次は、癌発見の検査自体が、危険なこともあるのです。

    このページを!



    化学療法の危険性です。

    koukisinboyさんのブログ




    わが国の癌治療が変わらないのには、

    いろいろな現状があります。

    製薬会社や、輸入薬の利権、経済の都合などなど、です。


    それと、今までの癌の治療を正しいと主張して来た権威者たちです。


    あとは、どうぞ、koukisinboyさんのブログを、(一覧〉から、

    他のページもご覧になってください。

    癌に関する情報は、一番巾広いのでお薦めです!




    では、最後に私の個人的な癌に対する態度を書きましょう。

    自分に、癌は関係ない。と確信をしております。




    え? どうして? (笑い) 


    簡単です。どうして癌になるのかというカラクリを知っていますので、

    癌の原因になることをしていないからです。


    それは、20代の頃から、幸運にも 『森下自然医学』 (クリックを!)

    の御茶ノ水クリニック院長の森下啓一医師の本と出合った事です。


    血液学のドクターで、本の題名は、『肉食亡国論』です。

    森下先生の考えを実践してどうすればいいか自信を持って来ましたので、

    癌を恐いと思ってはいません。



    今でこそ、西洋医学の化学合成薬を処方しない先生方が増えていますが、

    その頃、森下先生の本は、珍しい? びっくりする本の題名と内容でした。


    現在は、私が知っているだけで、臨床環境医 三好基晴氏

    鶴見クリニック院長の鶴見隆史氏

    などなど、、、(氏名をクリックするとそれぞれのH.Pへ飛びます)




    少し紹介をしますと、


    森下先生は、血液を研究している時に、赤血球が体細胞へ変化し、

    または、体細胞が赤血球に戻っていく過程を撮影に成功されています。 


    また、消化された食べ物が小腸の柔毛突起から吸収される時に

    血液になるという腸管造血論者です。



    また、私たちは血液を調べると言うと、

    中性脂肪は?GOTは?という数値だけを気にしますが、

    御茶ノ水クリニックで血液生態写真というのを撮りますと、

    血液中に流れて浮いている?巨大老廃物の結晶や菌などが見れます。



    すべて私たちの鼻で吸い込み、手で食べた食品からの不純物なのです。


    化学合成物はそのまま血液の中を浮いて、

    血液成分の流れを邪魔しているようです。

    これらを見せられると、どんな生活をしているか解かっちゃう?

    こわいなぁ~と身が引き締まるほどですよ。


    治療の基本は無農薬玄米菜食で、お薬や注射はありません。


    患者の方は、300回咀嚼するように指示された食事で、

    血液のなかに汚れた不純物がなくなると、『癌の自然退縮』で癌が消えます。



    また、興味深いのが、

    動脈・静脈の毛細血管は全部開放端になっているそうで、

    その末梢血液空間で血流が停止して新陳代謝が行われている、らしい。

    非常に、難しい血液学が具体的に説明されて解かりやすい。



    ずっと、先生の主張は一貫して変わっていません。

    しかし、脊髄造血論が主流の学会は、これらを学問としては認めていない

    らしい、、、まったく学問の世界は、、、わからないです。


    このように、人間の本質は、むかしから何も変わっていません。が、

    西洋医学の云う所の、癌の情報は、くるくる時代と共に変化しています。


    まさに、陰陽の陽です。今の知識が何時変わるか? 偽になるか?





    この先生方の血が滲むような治癒体験や結果を、

    本から中身だけ盗んで、経験者談というネット情報として

    金銭に換えようというビジネスをしている輩が増えています。 


    決して、こういう嘘つき情報へは乗らないように~


    直接この先生方やクリニックへお問い合わせをなさるとか、御確認を!

    道徳も思想もない商行為が横行していますので気をつけてくださいね。





    私たちの命は、体は、いつも必死に生きようとしています。

    本人に関係なくです!よ!~ これが、幸いですね~

    その邪魔をしているのが本人の欲望です。

    口では、長生きがしたいと言い、癌も恐いと言う。

    しかし、やっている事は、癌になる準備でしょう? あはっ~


    癌になりたければ、化学合成物質、添加物を気にしないで体に取り入れ、

    不規則な生活をし、心を低い概念や雑な情報で汚しつづければ、

    数年後には、免疫力が命を守るのをギブアップして、癌になれます!


    まさに、『呂氏春秋』の世界ですね!


    長生久視(ちょうせいきゅうし)を欲せざるなし。

    而(しか)るに日に其の生に逆らう。






    今栄えている西洋文明の特質は、知識を集めるだけ集めるという欲望です。

    目的もなく、支配欲や到達欲のために知識を集積します。

    多くは、所有欲の為であり、勝他(他に勝ちたい)の欲の為でもあります。



    知識は、陽です。陽炎、カゲロウです。何時かは、消えます。

    陽を幾ら集積しても、陽は陽です。偽の集積になります。 



    知識だけでは、それが幾らあったって、命や人間の幸せに貢献しなければ、

    それは、どんなに分厚い本を書いたとしても雑学でしかありません。

    『神』を失った科学は、哲学を失った知識は、、、、、

    人間のしあわせに役立たない知識は、悪魔の奴隷でしかありませんでしょ?



    ここなのです! 高学歴と人格が比例しないのは・・・





    東洋学は、地球上における最高の実学です。

    西洋的学問の膨大な知識を役立てるには、この後ろ盾が絶対に必要です。



    癌を、異物として、攻撃するという発想しかない現在の西洋医学の限界は、

    やはり、中国4000年の歴史の医学を、取り入れて発達してほしいと

    願っています。

    また、機会があれば病気のことは書くつもりです。



    命にとって大事な事は、

    じっくりと構え、あきらめないということです。

    本質を知るまであきらめない。

    本質をじっくりと追いかけてください。


    そうすれば必ず天は、教えてくれます。


    陽だけを追いかける事は、

    わが身が、

    空しさから 仕返しされるだけです。



    よき週末をおすごしくださいね。 


















    -----------------------------------------*・・+"*☆★☆." 
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    一部、版権]がございます。権利は放棄しておりません。

    どうぞ宜しくお願いします。


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    Comment

    やはり、そうでしたか。。。

    いつも、専門的に深く記事を書いていらっしゃるので、何かあると思っていました。
    私の専門でもある医学に関して、驚くような記事で、納得できるものでした。

    事実、今では癌患者さんに乳製品を禁止する治療法も増えてきています。
    体質的な病気には、食べ物が深く関係していますので、これからは、そういった方向へ進んでいくものと思います。

    私も、紹介されている先生方の著書を読んでみようという気になっています。

    今回の記事も、化学兵器と製薬会社の関係は少しは知っていましたが、
    目からウロコの内容がてんこ盛りです!

    「知識は命や人間の幸せに貢献しなければ、ただの雑学」、
    「人間の幸せに役立たない知識は、悪魔の奴隷でしかない」
    ・・・これが高学歴と人格が比例しない理由。
    オウム事件を思い出してしまいました。
    いくら頭が良くても、その方向がしっかりしていなければいけませんよね。

    何事にもじっくり構えて、本質知るまであきらめないよう心がけたいと思います。



    春らしい日でした=

    今日は久々に出かけてゆっくりどころか、疲れてコテッと眠てしまいました・・・
    もうすぐ5月、さわやかな季節がもうそこまでです=

    癌の最終回を読ませていただきました=
    関心のある内容で楽しみました~=
    世間的には、こうした情報があまり広まっていませんね=
    私も、癌はやはり恐い物という、間違った概念(笑い)を持っていますので=
    自分がそこから脱皮する事、それが一番必要な事だと=
    それが自立するなのでしょうか=
    低い概念からの自立?

    natyuruさんへ Re: やはり、そうでしたか。。。

    > いつも、専門的に深く記事を書いていらっしゃるので、何かあると思っていました。
    > 私の専門でもある医学に関して、驚くような記事で、納得できるものでした。
    >
    > 事実、今では癌患者さんに乳製品を禁止する治療法も増えてきています。
    > 体質的な病気には、食べ物が深く関係していますので、これからは、そういった方向へ進んでいくものと思います。
    >
    > 私も、紹介されている先生方の著書を読んでみようという気になっています。

    ★そうですね。
    いろいろ出会いには恵まれて来ましたから、いろんなことを学びました!
    これからもそうです、、、
    いっしょに学んでいきたいものです。よろしく!
    いつも変わらぬ友情、ありがとうございます。  感謝☆cosmos

    masumienさんへ Re: タイトルなし

    > 今回の記事も、化学兵器と製薬会社の関係は少しは知っていましたが、
    > 目からウロコの内容がてんこ盛りです!
    >
    > 「知識は命や人間の幸せに貢献しなければ、ただの雑学」、
    > 「人間の幸せに役立たない知識は、悪魔の奴隷でしかない」
    > ・・・これが高学歴と人格が比例しない理由。
    > オウム事件を思い出してしまいました。
    > いくら頭が良くても、その方向がしっかりしていなければいけませんよね。

    ★オウム事件は極端ですが、
    悪魔の奴隷になる素地は、ひとりひとりの心の中にもともと具わってあると、
    仏教には説かれています。それが人間であると、、、。
    敵は、本能寺にあり~、ではなくて、敵は自分のココロの中にあり、でしょうか?

    > 何事にもじっくり構えて、本質知るまであきらめないよう心がけたいと思います。

    ★そう、社会における世間体では、権威も外形も重んじなくてはいけない状況も”あり”でしょうが、自分の生きる事の価値観は、そういったウワベのものとは違う次元でそれぞれが考えるもので~
    西洋思想でも、キリスト教神学側も、ベーコンやニーチェの側でも、そこはトコトン苦しんで悩み抜いています。
    日本はそのあたりを”都合よく避けて”西洋文明を取り入れていますね。
    そこが、ものすご~くケイハクなの!
    実際は、西洋カブレに過ぎないのね! あはは。
    変わらぬ友情いつもありがとうございます。 感謝☆cosmos

    horinoriさんへ  Re: 春らしい日でした=

    > 今日は久々に出かけてゆっくりどころか、疲れてコテッと眠てしまいました・・・
    > もうすぐ5月、さわやかな季節がもうそこまでです=
    >
    > 癌の最終回を読ませていただきました=
    > 関心のある内容で楽しみました~=
    > 世間的には、こうした情報があまり広まっていませんね=
    > 私も、癌はやはり恐い物という、間違った概念(笑い)を持っていますので=
    > 自分がそこから脱皮する事、それが一番必要な事だと=
    > それが自立するなのでしょうか=
    > 低い概念からの自立?

    ★そうですね!
    人間は、大きな不安を持っていると考えや判断がゆがんで来ますでしょう? あは。
    それを利用して、つけ込む輩がおります。
    迷ったりして、時間をつぶしたり、それは、膨大な無駄だと思うの。
    普段から、何がいい事なのか判断をしておく事は、絶対にいりますね!
    それには、東洋的思考を身に付けることです。だって、有史以来変わらぬ価値観ですから、、、。いつもお忙しいのにありがとうございます。  感謝☆cosmos
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    寂光ーcosmos

    Author:寂光ーcosmos
    家系・個人の運命鑑定
    東洋運命学教室を主宰

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